相生山緑地の読売記事 After~1
8月18日の当ブログ記事 こちら へ
ご紹介したコメント以外に メールも何通か届きました
先日の新聞報道
頂いたご意見に沿いながら 私たちの思いを3回に分けて記したいと思います
最初は 全般的な感想など
次回は 特にご意見の多かった記事最後の長谷川さんのコメントに関して
そして 私たちの考えていること 少し時間置きます ご意見お寄せください
(画像は直接関係なく これまでのファイルから選びます)
相生口
記事の問題提起、タイトルでもある「緑地整備計画2年半進まず」について。
庁内での会議や各部署の作業は進んでいるのでしょうが、私たちには見えてきません。そこが問題なのだと思います。
相生山緑地や近隣の住民、道路問題に取り組んできた市民、先行きを案じる相生山に集う人々、たちへの説明が未だ一回もないのです。これは行政の怠慢と言っても過言でないと思います。
そうした意味で、今回の記事はたいへん意味のあるものととらえる方が多いようです。私たちもそう思います。
私たちの仲間のコメントが紹介されました。
「公園整備については生態系を壊す可能性がある。相生山のありのままの姿を後世に残す工夫こそ必要」・・・・限られた字数の中で、一番大事なことをきちんと紹介していると高評価。
シンボルコナラの下で
経緯の記述では、事業費の説明や中止の理由に正確性を欠く。
総額36億円の事業費には調査費や用地買収費用18億円が含まれています。道路建設予算は18億円(36-18=18)。これまでの道路建設執行分は11億円(29-18=11)。11÷18≒0.6、使われたお金で見ると、建設済み道路は6割。これは現地の実感とも一致します。「残り2割」というのは正確ではありません。
また、道路建設の理由とされた「交通渋滞」や「緊急車両通過」について、市長は「問題は解消されている」と公言されています。道路建設課を中心としたチームがこの証明のための調査に取り組んでいると聞いています。道路計画が60年も前のもの、その後の状況変化を考案して「道路網」の見直しが進んでいると受け止めています。
森の中の道路遺構
前にも書きましたが、人びとに事実を知らせる側が現地に足を運び足りない、と感じています。「実際から出発する」ことは何においても基本であると痛感してきました。自己の思考・他者の思惑・狭い利害などにとらわれると、百年の計を誤ると怖れます。マスコミに限らず行政の方々にも、この点ではお願いしたいところです。
相生山に何度も足を運ぶことなくして、相生山のことを語らないでほしい。森の中に入れば、答えが導かれる。
相生山の未来についての構想・計画が進まないのは、名古屋市の行政や市民も含めて、相生山緑地を知らないからではないか、と思えてなりません。
今回の記事を受けて、ある識者の方から「記事に至らぬ点はあろう。人それぞれに意見の違いはあろう。この記事がきっかけになって今一度、相生山について考える機会になれば幸い」と言われました。 <次回に続きます>
by Oak
ご紹介したコメント以外に メールも何通か届きました

頂いたご意見に沿いながら 私たちの思いを3回に分けて記したいと思います
最初は 全般的な感想など
次回は 特にご意見の多かった記事最後の長谷川さんのコメントに関して
そして 私たちの考えていること 少し時間置きます ご意見お寄せください
(画像は直接関係なく これまでのファイルから選びます)

記事の問題提起、タイトルでもある「緑地整備計画2年半進まず」について。
庁内での会議や各部署の作業は進んでいるのでしょうが、私たちには見えてきません。そこが問題なのだと思います。
相生山緑地や近隣の住民、道路問題に取り組んできた市民、先行きを案じる相生山に集う人々、たちへの説明が未だ一回もないのです。これは行政の怠慢と言っても過言でないと思います。
そうした意味で、今回の記事はたいへん意味のあるものととらえる方が多いようです。私たちもそう思います。
私たちの仲間のコメントが紹介されました。
「公園整備については生態系を壊す可能性がある。相生山のありのままの姿を後世に残す工夫こそ必要」・・・・限られた字数の中で、一番大事なことをきちんと紹介していると高評価。

経緯の記述では、事業費の説明や中止の理由に正確性を欠く。
総額36億円の事業費には調査費や用地買収費用18億円が含まれています。道路建設予算は18億円(36-18=18)。これまでの道路建設執行分は11億円(29-18=11)。11÷18≒0.6、使われたお金で見ると、建設済み道路は6割。これは現地の実感とも一致します。「残り2割」というのは正確ではありません。
また、道路建設の理由とされた「交通渋滞」や「緊急車両通過」について、市長は「問題は解消されている」と公言されています。道路建設課を中心としたチームがこの証明のための調査に取り組んでいると聞いています。道路計画が60年も前のもの、その後の状況変化を考案して「道路網」の見直しが進んでいると受け止めています。

前にも書きましたが、人びとに事実を知らせる側が現地に足を運び足りない、と感じています。「実際から出発する」ことは何においても基本であると痛感してきました。自己の思考・他者の思惑・狭い利害などにとらわれると、百年の計を誤ると怖れます。マスコミに限らず行政の方々にも、この点ではお願いしたいところです。
相生山に何度も足を運ぶことなくして、相生山のことを語らないでほしい。森の中に入れば、答えが導かれる。
相生山の未来についての構想・計画が進まないのは、名古屋市の行政や市民も含めて、相生山緑地を知らないからではないか、と思えてなりません。
今回の記事を受けて、ある識者の方から「記事に至らぬ点はあろう。人それぞれに意見の違いはあろう。この記事がきっかけになって今一度、相生山について考える機会になれば幸い」と言われました。 <次回に続きます>
by Oak

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