見えないものを見るこころ
相生山緑地 北西部の菅田口から入ってスグ
山根口へ向かう農道の両側
森林の縁を「キレイ」にしたつもりでしょうか

アベマキ(棈)やアラカシ(粗樫)の斜面の
道側の低木がすっかり伐られていました
伐った幹や枝葉は 近くに積まれていました

遷移が進めば この森の次の主人公になるはずの樹種
アラカシの切株 何本も痛々しい
すぐ萌芽更新して 不格好な樹形に「復活」するでしょうね

森の生きものたちにとって 水分・湿度は大事な要素
森の林縁部には 低木や蔓植物が繁ることで
森の中へ風が通って乾燥するのを防いでいる と学びました
私たちが 相生山の道路建設に疑問を呈したのも まさにそのこと
小さな生き物 普段は目につかないいのちを想わない行動が
例えば ヒメボタルの餌の陸貝や地中生物 菌類など微生物
生き物の死骸を土に還す「分解者」たちを 生きていけなくすることで
森の未来を 損なってしまいます
相生山緑地は 名古屋市の土地と民有地が混在しています
所有者の区分を超えて いきもの豊かな森のために
共同できることを 願っています
by Oak.

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