6月の始めに思うこと
相生山緑地のヒメボタルの時節が終わって
雨の季節を迎えます 湿気も多く 森の中は虫も増える
「自然が好き」といいながら 「この季節は苦手・・・」な人も

私たちが 「自然を好き」と語るとき
それは 自然の一部分 自分の気に入った事象だけを捉えて
そう思いこんでいませんか?
例えば 地震・津波 台風 暴風雨 火山の噴火
それも 自然の現れ方
例えば 「毒虫」「害獣」「害鳥」
彼らも 自然のいのち

公園に植えられた樹木や街路樹
さらには 自宅の庭に植えた草花
それらを「自然」と 思いこんだりしてはいませんか?
私たちが 「自然」 と言うとき
それは 何を指しているのか
ふりかえって 考えてみる必要があるように思います

私たちを 生み出した自然
私たちが生きていくための エネルギーを供給してくれる自然
そして 場合によっては 私たちの生命活動を制限できる自然
身近な樹木や鳥や虫 生命体の集合であるような地球 そして宇宙
まるごとの自然のなかで 私たちは どう生きることが許されているのか
感じていることの 表現に 途惑いながら
伝えることの 難しさを思いながら
6月の森を 歩いていました
by アイ

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