森に異質な「戦争遺跡」掲示
昨11月の記事「伐られる木 伐る人」で紹介した場所に
なんと 案内表示が立てられ


掲示板ができました

「戦争遺跡」だそうです
「森づくりの一環」とも書いてあります

森の中央部の立ち木を伐り 「爆弾跡」を公開して
みんなに 何を伝えたいのでしょう
掲示板からは 単なる「名所案内」程度にしか読めませんが・・・
この辺りでは 2~3年前まで
珍しい トラツグミ(虎鶫)の姿が よく見られました
常緑低木や草本が刈り払われ 踏み跡が広がり
森の生態系が 人の手で変えられていきます
こうしたことを承知のうえで 森の「戦争遺跡」を表示されたのでしょうか

戦争の真実は 伝えられなければならないと思います
強い反戦・非戦 二度と過ちを繰り返さない
戦争につながる 小さなことも許さない という 明白なメッセージと共に
森のいのちへの想像力や配慮を欠き その生息場を狭める行為は
現実に為されている戦争や 好戦的行為への 鈍感さと一体のもの
平和を大事にする心とは かけ離れたものではないのかと 懸念します
by アイ

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