クスノキ(樟)

相生山の常緑樹のなか 高木層に達する クスノキの冬芽
照葉樹の代表格で 「名古屋市の木」にもなっています

くすのき=薬の木 くすのき=奇の木
「邪気を払う」とされる 芳香を放ちます
ショウノウ(樟脳)の材料としても 昔から尊重された樹

日本書紀によれば
「素戔嗚はその眉毛から樟を生じ この材で船をつくれと宣った」そうな・・・
古代から 日本人には おなじみで 神聖な木だったのでしょう
熱田神宮の 巨大な ご神木はもちろん
小さなお社にも きっと植えられています


5月上旬の可憐な花 9月の果実 晩秋には黒紫に熟します

初夏の光あびて 輝くクスノキ (2015.4.26)

夏になると コナラ・アベマキの森に 埋もれてしまいがちですが
今しばらくは 枯れ木の中の濃い緑で その存在を主張しています
by Oak.

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