タカノツメ(鷹の爪)
相生山の この時期のスター タカノツメ
過去画像を交えながら 紹介します

森で仰ぐと 高木(こうぼく)層に コナラの黄褐色
低木層から亜高木層には あざやか黄色の タカノツメ
タカノツメ? 唐辛子?って 思ってしまいますよね

3月下旬 葉が展開し始めます
名前のいわれは この少し前の冬芽の様子から
葉芽は大きく がっしりと タカ(鷹)の爪のよう
5月始め開花 雌雄異株です これは雄花の方

6月結実 3枚複葉の大きな葉

ウコギ科特有の 打ち上げ花火型の 果実のつき方はこちら
そして 秋 森を明るくする黄葉

稲田口近くのギャップにて 向こうに「道路」橋梁
タカノツメの魅力は もう一つ

この時期の森に漂う キャラメルの甘い匂い
タカノツメの落ち葉の発酵した匂い
カツラ(桂)の香醋(こうず)には 敵わないまでも
初冬の森の 目線から林床 散策路では
色と匂いと靴底の感触 タカノツメの独壇場
by Oak.

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