伐られる木 伐る人
相生山緑地内の もともとの散策路ではないところに
「勝手な踏み跡」が増えていることを 以前書きました
『歩いて欲しくない道』と教えてくれたのは 管理している市職員の方でした
相生山の四季を歩く会11月の前 コース下見に歩いた時
その「踏み跡」入口の向こうに ビックリする景色がありました

ここは 太平洋戦争のとき 米軍機が落した「爆弾跡」と聞きました
大きな窪地の 縁も斜面も底も
まあ キレイに伐ったこと 刈ったこと

これまで 多くは常緑樹の小低木が被害に会っていましたが
今回は 若いコナラ(小楢)までも・・・
入ってはいけない 通ってはいけない筈の
「踏み跡」に入っていく時しか ジャマにならない木も

一網打尽にされていました
まさか 米軍の無差別爆撃の祟り ではないでしょうね?
歩く会のとき みなさんにも 見てもらいました

「なんで こんなことしたんだろう?」「誰がやってんの?」
「あちこちの木伐ってる人と一緒だね 伐り方 片づけ方が同じ」
「森のなかにパッチワークみたいに更地が出来ていく」
「何年もしないうち 萌芽更新して もじゃもじゃになるのに
そしたら また伐りに来るのかしら 限りないね」
この場所は 最近の相生山情報で書いた伐採地の隣り
そして 伐った人は こちら
「散策路歩くのにジャマ」でも 「松やツツジを再生する所」でも
「雑木林を維持する」でも 「ゴミ処理一斉清掃」でもない

特に考えなく 何かやらないといけないから伐ったの?
林床に何か生えてるより何もない方が 気持ちいいから伐ったの?
「戦跡」として後世に伝える計画ができたのでしょうか?
相生山の森にとって どんな良いことがあると思って
歩く人たちの どんな思いに応えようとして 伐ったのでしょうね
森の生き物たちと一緒に 一度ゆっくり聞いてみたいと思っているのですが
by Oak.

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