復活に向かう現場
ブナ科の枯損木から発生する シイサルノコシカケ(椎猿の腰掛)
サルノコシカケの仲間ではあるのですが 棚状の傘は持たず
背着生で 宿主の枯れた樹木にベタッと張り付いて
「まるでモルタルで修復した後みたい」な灰白色の表面から胞子を散布します

その子が 数個着いていた枯れたコナラが ついに倒れていました
変わった形状のキノコで 目立って しかも分かりやすい名前なので
「相生山の四季を歩く会」でも人気者 画像は7月のキノコグループ こちら

さて 宿主が倒れたシイサルノコシカケは どうなっていくのでしょう?
ここに私たちが見つけてから 2年以上経っているので
次世代の胞子は充分散布したのではないのかナ?
これまで見上げていましたが きょうは足もとなので じっくり見て来ました
樹皮にがっちり固定された着生部 白い表面は美しく
夏の北アルプス渓谷の 雫をにじませる雪のよう
表面をごしごし 指に付いた匂いは 美味しいキノコのものでした

園路横で うつ伏せになっていたので ひっくり返して見やすくしてきましたが
知らない人は「何だこれ?」「こんなのが付いたから枯れたんじゃない?」
などと思うかしら それとも気づかず通り過ぎる・・・・
ここで今 森の分解者が 次の生産者が育つ 土を準備しているんだけどな
寿命尽きたコナラが シイサルノコシカケによって 復活に向かう現場だけどね
by Oak.+ツッチー



サルノコシカケの仲間ではあるのですが 棚状の傘は持たず
背着生で 宿主の枯れた樹木にベタッと張り付いて
「まるでモルタルで修復した後みたい」な灰白色の表面から胞子を散布します


その子が 数個着いていた枯れたコナラが ついに倒れていました
変わった形状のキノコで 目立って しかも分かりやすい名前なので
「相生山の四季を歩く会」でも人気者 画像は7月のキノコグループ こちら


さて 宿主が倒れたシイサルノコシカケは どうなっていくのでしょう?
ここに私たちが見つけてから 2年以上経っているので
次世代の胞子は充分散布したのではないのかナ?
これまで見上げていましたが きょうは足もとなので じっくり見て来ました
樹皮にがっちり固定された着生部 白い表面は美しく
夏の北アルプス渓谷の 雫をにじませる雪のよう
表面をごしごし 指に付いた匂いは 美味しいキノコのものでした


園路横で うつ伏せになっていたので ひっくり返して見やすくしてきましたが
知らない人は「何だこれ?」「こんなのが付いたから枯れたんじゃない?」
などと思うかしら それとも気づかず通り過ぎる・・・・
ここで今 森の分解者が 次の生産者が育つ 土を準備しているんだけどな
寿命尽きたコナラが シイサルノコシカケによって 復活に向かう現場だけどね
by Oak.+ツッチー




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