ナラ枯れ
相生山緑地の樹林地で、葉が枯れ色になっているコナラ(小楢)が何本か見られることは、先に記事に挙げました。こちら
相生口から入った竹薮エリアのコナラは、片方の太い幹の葉が枯れています。緑地南部の徳林寺グラウンド北道路沿いでは、3本のコナラが枯れていました。

名古屋市の関係部署に問い合わせたところ「名東区の緑地でも何本か見つかっている。カシノナガキクイムシ(樫の長木喰い虫)などによるナラ枯れが、また広がり始めたのではないかと思っている。人への安全対策を始めている」とのことでした。
「相生山の四季を歩く会*8月」でも注意喚起し、コースで見られる何本かを観察しました。 こちら 参加者感想 こちら

きょうはいつも歩いている区域とは別の、南部樹林地のようすを調べに行きました。予想以上に枯れた木があります。2時間程度で、40本ほどのコナラを見て回りましたが、その1/5が葉を枯らしていました。

さらに、その倍の木の根元には木くずがこぼれているのを認めました。もしかすると、先日見たコナラの谷の「黄葉色」こちら も、ナラ枯れの始まりの色だったのかもしれません。

「キクイムシが入ったとしても、すべての木が枯れるわけではない。樹齢や生育条件などの違いによって分かれる。『抵抗力』のある木は樹液を出して自分を守る」と聞きました。
ナラ枯れについての資料は こちら p.4 参照
南部の住宅地も含め、緑地の全域を調べたわけではありませんが、散策路沿いの大木が何本も伐採された十数年前のように「被害」が広がっていくのかもしれません。
この稿、次回に続きます。
by Oak.



相生口から入った竹薮エリアのコナラは、片方の太い幹の葉が枯れています。緑地南部の徳林寺グラウンド北道路沿いでは、3本のコナラが枯れていました。


名古屋市の関係部署に問い合わせたところ「名東区の緑地でも何本か見つかっている。カシノナガキクイムシ(樫の長木喰い虫)などによるナラ枯れが、また広がり始めたのではないかと思っている。人への安全対策を始めている」とのことでした。
「相生山の四季を歩く会*8月」でも注意喚起し、コースで見られる何本かを観察しました。 こちら 参加者感想 こちら


きょうはいつも歩いている区域とは別の、南部樹林地のようすを調べに行きました。予想以上に枯れた木があります。2時間程度で、40本ほどのコナラを見て回りましたが、その1/5が葉を枯らしていました。


さらに、その倍の木の根元には木くずがこぼれているのを認めました。もしかすると、先日見たコナラの谷の「黄葉色」こちら も、ナラ枯れの始まりの色だったのかもしれません。


「キクイムシが入ったとしても、すべての木が枯れるわけではない。樹齢や生育条件などの違いによって分かれる。『抵抗力』のある木は樹液を出して自分を守る」と聞きました。
ナラ枯れについての資料は こちら p.4 参照

南部の住宅地も含め、緑地の全域を調べたわけではありませんが、散策路沿いの大木が何本も伐採された十数年前のように「被害」が広がっていくのかもしれません。
この稿、次回に続きます。
by Oak.




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