植えられた樹木たち
桜の季節 ソメイヨシノの花を見ると
その木を植えた人のことを 想います

3月27日に撮った画像ですが 手前の梅畑(花はもう散っています)
その向こうに 満開のソメイヨシノ 高木の落葉樹はアベマキ(棈)
ここに写っている木は 人が植えたものばかりです
近づいて仰ぎました

アベマキ ブナ科コナラ属の高木になる木
クヌギ(櫟)にそっくりです 薪炭材やキノコのほだ木に利用
あべ=あばた 樹皮はゴワゴワ コルク質が発達しているため
昔はコルク栓としても 使われたそうです

昭和30年の航空写真 天白の歴史展で写してきました
パッチワーク状のところは みな畑地
ちょうど 真ん中やや上あたりが アベマキと桜のポイント
畑の中を通る道沿いに 植えたものと思われます
・・・それから 60年
幼木だったアベマキもソメイヨシノも 10mを超す高木に育ちました
桜は毎年美しく咲き誇り ドングリがたくさん実ります
相生山緑地には 3種類の樹木が育っています
自然の実生から育った樹木
人間が何らかの目的のために植えた樹木
近くの公園や街路樹や人家の庭から鳥が運んできた樹木
ひとからげに 「自然の森」 と言ってしまわずに
きちんと区別してとらえ いろんな面から
見つめ直してみるのも 大切なことに思えます
by Oak.

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