山のタムシバ
奥山の人工林がほとんどの山に 春になると本来の自然植生がスポットで登場します

山仕事現場 間伐すすんで 下呂方面の山並みが望めるようになったら

谷の下方に 白い花の木が見えるようになりました
手入れされなくなった密植ヒノキに負けまいと ヒョロヒョロに伸びた
タムシバ 今年も花をつけたのです

10年程前に 周りは皆伐されたらしいけれど 時すでに遅く
樹高のわりに根が張れなかったのでしょう この谷に残ったのは この一本だけ

山頂近く アカマツやヒメコマツなども残る尾根
ここから少し奥の斜面には

タムシバの高木が 大きく枝を張って 見事に花盛りでした

タムシバの名付けは 《噛む柴》 からと聞きました
樹上の花から 散った花弁から
やや刺激性の爽やか甘い匂い あたり一面起ち込めて

地元の人は「コブシ(辛夷)」と呼びます
そして 「コブシが咲いたで、今年も里芋早よ植えな」
春の農耕の始まりです
by Oak




山仕事現場 間伐すすんで 下呂方面の山並みが望めるようになったら


谷の下方に 白い花の木が見えるようになりました
手入れされなくなった密植ヒノキに負けまいと ヒョロヒョロに伸びた
タムシバ 今年も花をつけたのです


10年程前に 周りは皆伐されたらしいけれど 時すでに遅く
樹高のわりに根が張れなかったのでしょう この谷に残ったのは この一本だけ

山頂近く アカマツやヒメコマツなども残る尾根
ここから少し奥の斜面には

タムシバの高木が 大きく枝を張って 見事に花盛りでした


タムシバの名付けは 《噛む柴》 からと聞きました
樹上の花から 散った花弁から
やや刺激性の爽やか甘い匂い あたり一面起ち込めて


地元の人は「コブシ(辛夷)」と呼びます
そして 「コブシが咲いたで、今年も里芋早よ植えな」
春の農耕の始まりです
by Oak



- 関連記事