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「人間が生きていくための自然・・・」でいいのだろうか?

雨で「お花見」が流れた午後。名古屋市の呼びかけによって進められてきた、行政と相生山緑地に関わる市民(地域住民や活動グループ代表など)と専門家による「緑地計画検討会」の会合が開かれ、「相生山の四季を歩く会」の代表として参加しました。
緑地計画検討会⑥IMG_6039 (640x360)
今回のテーマ(案)は「相生山緑地において大切にしたいこと」。昨10月の「現地見学会」、講演「植生遷移と生物多様性」も含めた前回(12月)討議を受けて、その継続とまとめの位置づけでしたが、参加者からの提案意見によって、全般的な意見発表の場ともなりました。
テーマIMG_6034 (640x372)
主催者発言、グループ討議、そのまとめ発表、専門家の所感、どのなかでも多く語られていたのが、「これまで知らなかった者同士が言葉を交わし、意見の一致とまではいかなくても、お互いを認識し合える関係」になれたこと。「相生山の自然を大事にしていきたい」という大前提の共通点に加えられる『成果』だと思います。
緑地計画検討会④IMG_6037 (640x427)
けれども、それぞれが持っている「自然」のイメージ、それへの対応には大きな違いがあることも分ってきました。残念ながら「ヒト優先」「人のためになる自然」という考え方が多いように思われます。それでは、現在起こっている、これから起こってくる「自然と人」との課題に対処できないのではないかと私たちは心配です。
グループ発表②IMG_6045 (640x360)
会合の後、いつものように仲間4人で「感想会」2時間弱。
「名古屋市の人も、進行係の人も最初に比べると変わったよね」「どうしてもまとめたい、って感じが無くなった」「じっくりと時間をかけてでもつくり上げていければいい・・・・みたいな」「大学の先生の『コミュニケーションのプロセスが大事』とか『従来は決めたら走るだったけど、決める過程、戻す勇気』みたいな話、納得できる!」「それでも、参加者の中には姿勢が変われない人も何人かいるみたい」「他の人の話を聞こうとしてないもんね」「置いとくしかないのかなあ」「市の人のまとめ発言で『人間が生きていくうえでの≪自然が大事≫』って表現があったでしょ。やっぱりそうなるのか・・・と、もやもやしてる」「そうだよねえ。なかなか分かってもらえない。うちらは少数派(笑)」
まとめ①IMG_6049 (640x427)
一昨年の秋から始まった会は今回で一区切り。成果と課題は行政に委ねられる形で、今後に引き継がれていくことになるのでしょう。期待しつつ、「いつでも発進」の姿勢で見守ることにいたします。

   by アイ+Oak.

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genre : 地域情報

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Re: 乾いた山

錆ちゃん様
 相生山の現地を歩いて下さったのですね。
 森の乾燥は、その環境を好む一部の生きものにとっては一時的には歓迎されますが
 大多数の生きものにとっては危機的な事態です。
 もっとも、自然は急いで修復を始めます。けれども、昨今相生山で人によって行われていることは
 おっしゃる通り、自然のそれを許さないスピードの感がありますね。
 名前入りの巣箱も、子どもたちに生態系をきちんと説明できないまま
 「人集め」の「それっぽい」イベントの産物です。
 名古屋市政が時代に合った転換をするよう、これからも粘り強く働きかけていきます。
 応援よろしくお願いします。 
 

乾いた山

森がかなり乾燥していると思いました。

ようやく腰の高さまで成長した樹木たちが、あちこちで非常に細かく伐られていて、小鳥の木箱があちこちにかけられていることに気付きました。相生山は、人によって作られる公園のような森になるのでしょうか?
鳥小屋についていえば、西陽のあたるああいった場所に
鳥が営巣することはまずあり得ないと思うんです。
野鳥が営巣するには、限りなく自然の森に戻してやることが一番得策だと思いますが、ああいった素人のアイデアが織り込まれているのを見ると、
やはり公園を目指しているのでしょうか?
だとすればとても残念です。
今後、街中の竹林や森は一層破壊され宅地化が進むと予想されます。

そんな中、一つでも多く自然がそのまま残されるような森を維持することは、市民にとって非常の価値の高いことだと思います。
町の緑化がそういった取り組みとともに進展することを願います。

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森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
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