相生山の森で考えたこと 5月24日

森に大勢の子どもたちが集まり、相生山のヒメボタルの食べ物、
「陸貝」をさがしました。
蛍の幼虫は肉食。2~5mmの貝の中にもぐりこみ、その中身を食べるそうです。
「蛍の数の割には、貝が少ない気がします」と先生。

小さなかたつむりも、小さな蛍の幼虫も、みんな一生懸命生きてます。
相生山の森が少しでも乾燥すれば、乾燥に弱い貝は生きていけません。
小さな植物から大きな植物へ、それを食べる鳥へと被害は及びます。
落ち葉が減り、腐葉土がなくなり、いろいろな生き物に影響が広がります。
森に住むみんな。みんな言葉は交わさないけど、つながっています。
未来を真剣に考えるとき、人はこのつながりを壊さないようにしないといけない
と思いました。
道路ができれば、排気ガスは撒かれます。
温暖化がすすみ、世界中の森が乾き、山火事がおき、
多くの生き物が死んでいます。
もの言わぬ自然や動物に思いやりをもつことは、
人に対して思いやりをもつことと同じ気がします。

夏鳥のキビタキがきれいな声でさえずっていました。
この時期小さな渡り鳥たちが、一生懸命海を越えてこの場所に休みに来ます。
5羽に1羽ぐらいしか、海を渡って来れないと聞いています。
そんな鳥たちのためにも、この森に道路は通したくない。
自然を慈しむ気持ちの無い人が多く住む土地に、
住みやすい町はない気がします。
by ジンジャー

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