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山奥への誘(いざな)い

山仕事の根拠地にモモ(桃)の花咲きました。一昨年の秋に植えたもの。昨夏の猛暑日照りに弱りはて、もう枯れてしまったかと半分あきらめていましたが、植物は強いです。元気な花に元気をもらいます。
桃の花IMG_0057 (640x427) タンポポIMG_0058 (640x427)
タンポポ(蒲公英)の一面に輝く。小屋と薪棚から畑へ裏山へと広がる「幸せの黄色い」通路。
タラ芽吹き②IMG_0054 (640x480)
タラ(棫)の芽が出ました。人工林のヒノキを伐採した次の春、一番に目を引いたのがこの子たち。背丈が伸びるにまかせて、花と種子散布の繰り返しを放置したら、ちょっとした群生地になりました。
タラ群生IMG_0062 (640x427) タラの芽IMG_0064 (427x640)
今日の収穫。採りたて天ぷら、栽培物でないタラの芽は山菜の王様!ですね。やっぱり。
天ぷらIMG_0066 (640x427) ワラビIMG_0068 (640x480)
山林に陽が入ると、林縁にはワラビ(蕨)。まだ少しですが、おひたしにはこれで充分。

タンポポと桃とスミレたちが溢れ彩る作業場。「杭材にしたいんやけど、少しもらってもエエかな?」馴染みの大工さん。先週は「薪棚の柱に」と隣部落の友人。ご近所さんの役に立てれば嬉しいこと。
「自粛でストレスたまって。行ってもいい?」知り合いの若者が『何か』求めてやって来るらしい。
仕事場IMG_0060 (640x427)
伐って運び出しても値のつかない「東濃ヒノキ」間伐材。さらに追い打ち、コロナの影響が深刻に出始めたそうです。
「長期化しそうだで。こうなったら田んぼや畑が頼りかも知れん」

資本主義は百姓を農山村から引き離し、労働者に仕立て上げ、消費過剰の世界を創出しました。人びとは「便利で裕福で幸せになって繁栄」としています。でも、新型コロナウイルスの問題ではどうでしょう。いっさいの価値観が問い直されているように思います。闇が暴かれようとしています。
おびえているのは死ぬのが怖いから? いいえ、これまで良いと思ってきたことが覆されるから。
 菫IMG_0139 (640x427)
生きる糧を自然から得たり、水と土と大気に包まれて生産したりできる、山奥の生活へ切り換えすればいいのにさ。なぜしない?
相生山は都会のなかでは自然に恵まれているけれど、本当の山奥には、さらなる真実がありそうで。

     by  Oak.

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名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
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