山奥への誘(いざな)い
山仕事の根拠地にモモ(桃)の花咲きました。一昨年の秋に植えたもの。昨夏の猛暑日照りに弱りはて、もう枯れてしまったかと半分あきらめていましたが、植物は強いです。元気な花に元気をもらいます。

タンポポ(蒲公英)の一面に輝く。小屋と薪棚から畑へ裏山へと広がる「幸せの黄色い」通路。

タラ(棫)の芽が出ました。人工林のヒノキを伐採した次の春、一番に目を引いたのがこの子たち。背丈が伸びるにまかせて、花と種子散布の繰り返しを放置したら、ちょっとした群生地になりました。

今日の収穫。採りたて天ぷら、栽培物でないタラの芽は山菜の王様!ですね。やっぱり。

山林に陽が入ると、林縁にはワラビ(蕨)。まだ少しですが、おひたしにはこれで充分。
タンポポと桃とスミレたちが溢れ彩る作業場。「杭材にしたいんやけど、少しもらってもエエかな?」馴染みの大工さん。先週は「薪棚の柱に」と隣部落の友人。ご近所さんの役に立てれば嬉しいこと。
「自粛でストレスたまって。行ってもいい?」知り合いの若者が『何か』求めてやって来るらしい。

伐って運び出しても値のつかない「東濃ヒノキ」間伐材。さらに追い打ち、コロナの影響が深刻に出始めたそうです。
「長期化しそうだで。こうなったら田んぼや畑が頼りかも知れん」
資本主義は百姓を農山村から引き離し、労働者に仕立て上げ、消費過剰の世界を創出しました。人びとは「便利で裕福で幸せになって繁栄」としています。でも、新型コロナウイルスの問題ではどうでしょう。いっさいの価値観が問い直されているように思います。闇が暴かれようとしています。
おびえているのは死ぬのが怖いから? いいえ、これまで良いと思ってきたことが覆されるから。

生きる糧を自然から得たり、水と土と大気に包まれて生産したりできる、山奥の生活へ切り換えすればいいのにさ。なぜしない?
相生山は都会のなかでは自然に恵まれているけれど、本当の山奥には、さらなる真実がありそうで。
by Oak.



タンポポ(蒲公英)の一面に輝く。小屋と薪棚から畑へ裏山へと広がる「幸せの黄色い」通路。

タラ(棫)の芽が出ました。人工林のヒノキを伐採した次の春、一番に目を引いたのがこの子たち。背丈が伸びるにまかせて、花と種子散布の繰り返しを放置したら、ちょっとした群生地になりました。


今日の収穫。採りたて天ぷら、栽培物でないタラの芽は山菜の王様!ですね。やっぱり。


山林に陽が入ると、林縁にはワラビ(蕨)。まだ少しですが、おひたしにはこれで充分。
タンポポと桃とスミレたちが溢れ彩る作業場。「杭材にしたいんやけど、少しもらってもエエかな?」馴染みの大工さん。先週は「薪棚の柱に」と隣部落の友人。ご近所さんの役に立てれば嬉しいこと。
「自粛でストレスたまって。行ってもいい?」知り合いの若者が『何か』求めてやって来るらしい。

伐って運び出しても値のつかない「東濃ヒノキ」間伐材。さらに追い打ち、コロナの影響が深刻に出始めたそうです。
「長期化しそうだで。こうなったら田んぼや畑が頼りかも知れん」
資本主義は百姓を農山村から引き離し、労働者に仕立て上げ、消費過剰の世界を創出しました。人びとは「便利で裕福で幸せになって繁栄」としています。でも、新型コロナウイルスの問題ではどうでしょう。いっさいの価値観が問い直されているように思います。闇が暴かれようとしています。
おびえているのは死ぬのが怖いから? いいえ、これまで良いと思ってきたことが覆されるから。

生きる糧を自然から得たり、水と土と大気に包まれて生産したりできる、山奥の生活へ切り換えすればいいのにさ。なぜしない?
相生山は都会のなかでは自然に恵まれているけれど、本当の山奥には、さらなる真実がありそうで。
by Oak.


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