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選択肢 その二

 相生山緑地の未来についての第一の選択肢は、道路建設か公園にするか、でした。この問題は、どこにでもいる、ほんの一部の「わからず屋」が的外れな議論を吹っ掛け続けているようですが、名古屋市が「市民のみなさんへのていねいな対応」をすると言っているので、時間をかけた説得に期待することにいたしましょう。
ツツジの園IMG_3704 (640x427)
 さて上は、先日の「相生山の四季を歩く会」で歩いた散策路=園路の景色です。芽吹きの樹林地、高木コナラ(小楢)のうす緑の新緑と躑躅(コバノミツバツツジ、ヤマツツジ、モチツツジなど)のピンクが美しい季節です。
ツツジの庭①IMG_3618 (640x427) ツツジの庭②IMG_3621 (640x427)
 でも、見わたすとツツジ以外の樹木の切り株、伐られた枝が生々しく、幹や枝葉が脇にたくさん積まれているのにも気づかされます。「相生山はツツジと松の山だった。春は赤く染まってきれいだった」ので「復活させる」という活動が続いているのです。 【参照こちら
 自然の樹林ではなく、人が「自然」を愛でるための、『自然風の庭』づくりが行われています。
 伐採地IMG_3620 (640x427) 広がる伐採地
 毎年、アマチュアカメラマンが密かにヒメボタルを撮影していた場所。名古屋市の緑政土木局が「環境調査の一環」として「ホタルの飛翔数カウント地点」としていた区域も、「更地」になりました。尾根からの南向き傾斜地ですから、乾燥によって植生の復活には時間が掛かると思われます。仮にもし復活すれば都度、「庭師」たちがまた伐採・剪定をするのでしょうか。

 みなさんはどちらを選ばれますか?
 春から初夏の一時期の人間(全員ではない)が好む景観のために、他の生きものたちの生育・生息を脅かす「公園」づくり。
樹林IMG_3628 (640x427)
 「農用林」として「焚きもの拾いの山」として利用されていたものの、使われなくなって数十年、大都会には珍しい「神社林(=鎮守の森)」が復活しつつあるのを見とどける「公園」。

 名古屋市の「世界のAIOIYAMA」プロジェクトによる公園「素案」に対する意見交換会が、そろそろ第二段階に入ろうとしています。
 庭か樹林か、人の手を入れるのか、(できるだけ)自然に任せるのか。勝手に進めるのでなく、お互いが納得できる意見交換を求めます。決着がつくまでの間は「中断・保留」が筋でしょう。道路工事がそうであったように。
 そして、時間がかかりそうなら、最低限の安全対策(現状では頭上の枯損木、崩れかけた園路など放置か所は多いのです)と生態系維持のためのシステムづくり 【参照こちら】に早急に着手してもらいたいです。
 森が美しいこの時期、相生山の現地を歩いて、確かめてみられることをお勧めします。
 これまでご縁の無かった方も、ひととき考えてみていただきますよう、お願いいたします。

   by  Oak.

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theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

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Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
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