FC2ブログ

農業による犠牲林が「里山」

相生山緑地を 名古屋都心部を背に 西方面から望みました
西から②PC302816 (2) (640x385) 西から①PC302814 (2) (640x387)
樹林地の際まで 住宅地になってしまいましたが
下山畑(しもやまはた)付近には 果樹や野菜の畑が残っています
下山畑P2263586 (640x360)
山麓から 菅田(すげた)集落 遠くに都心の北東部が広がります
菅田集落P2263593 (640x480)
小さく残っている「貴重な」田んぼ 半反(≒50㎡)にも満たない
田んぼ—双子池P2263589 (640x480)
表題は「里山」という概念を現代的に提起した 
森林生態学の四手井(しでい)綱英先生(1911~2009)の著書から
「わが国で広く行われてきた農業では、里山からカリ肥料を採るとともに、近くの町から人糞尿を集めて窒素肥料とすることによって、農地の肥沃度を維持しながら、固定した土地で連作稲作や蔬菜栽培を続けてきた。その結果できた農業による犠牲林が『里山』だったのだ。」 (「グリーン・パワー」2004.8)
農地が広がっていたころの相生山 航空写真はこちら
化学肥料と化石燃料の普及で 山林からの収奪が激減し
利用価値の無くなった山地は 住宅地などに「開発」されました 
その頃の画像 こちら

遺った山林ともいえる 相生山緑地の樹林地の現在
樹林地IMG_2656 (640x427)
人によって抑制されてきた 植生遷移が進んだ段階です
ところが いままた「里山の景観」を復活させるため
名古屋市は市民団体をつかって 「森づくり」に熱心です
森づくり19_2 P2263581 (640x480)
菅田地区の上に位置する尾根 「手入れされた公園」化が急速に進みます

人間からは「利用」「活用」 そして「当たり前」のことが
自然の側から見れば 「収奪」「犠牲」
本来の自然が復活してきた 相生山などの都市近郊の山林と 
どう付き合うのがいいのか もっと真剣に考えないと 
「世界のAIOIYAMA」にはならないと思います

    by  Oak.

関連記事

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line
line

comment

管理者にだけ表示を許可する

line
line

line
プロフィール

森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
人と自然の関わりについて ときに思いを述べます ご意見コメントいただければ嬉しいです
 
ブログランキングに参加しています クリックで応援よろしくお願いします
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村 科学ブログ 自然科学へにほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 名古屋情報へ


ときどき ご訪問くださいね 

line
訪問者
line
最新記事
line
検索フォーム
line
カテゴリ
line
最新コメント
line
リンク
line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
QRコード
QR
line
RSSリンクの表示
line
最新トラックバック
line
月別アーカイブ
line
sub_line