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自然観察と「森づくり」は共存しない?

相生山で「森づくり」活動があった後、違和感いっぱいの樹林地。
「キレイに」なりすぎて、自然が損なわれた感がします。
「ここは自宅の庭ではないんだけどなあ」「住みにくくなる生きもののことは考えないのかなあ」
現場③IMG_5384 (640x427)
自分たち(人間)の好みを優先して、伐採・整備した樹林を歓迎するのは自分たち(人間)だけ。例えば、森の分解者である菌類は乾燥が苦手、菌類が衰退すれば他の生物たちの遺体や排泄物を処理する森の力が弱まります。水や太陽や大気と同様に大切な、土壌の形成が衰えます。そんなことも考えての上での「森づくり」活動なのでしょうか。
現場①IMG_5377 (640x427) 伐採枝IMG_5382 (640x427)
名古屋市の管理部署に意見を述べたとき、「市が確認した計画に沿って行われているので、問題ないと考えています」との回答でした。問題は計画通りかどうかではなく、その計画自体なんですけど。
野鳥の食糧や隠れ場を刈りとって奪い、一方で「不必要かつ過剰」な数の巣箱の設置など納得いくものではありません。参考記事:こちら
巣箱IMG_5387 (640x427)
私たちは誰かが壊した後の自然の復活を観て喜んでいる存在ではありません。人間によって「これでもか!」と自然破壊し尽くして成立した都会の中に、わずかに残った生きものたちの根拠地を大事にし、(できれば)広げたいと願っています。そう考える人びとが広がることを目指しています。参考記事:こちら
現場②IMG_5378 (640x427)
相生山の四季を歩く会」の2月例会のテーマは「樹木の冬芽と葉痕の観察」を通して、「みんなが注目する花や果実、を準備する植物のしくみを学ぶ」ことでした。「キレイに」刈り払われてしまった冬芽たち。「森づくり」の手の及ばない区画を探して、自然観察するって、これはもう自然観察ではないと残念でなりません。

   by Oak.

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地下鉄出口に春模様

名古屋市の都心 丸の内や名古屋駅と 相生山緑地を結ぶ
地下鉄桜通線が 市の南東部に位置する天白区に入ってスグの
野並駅の出口を上がると 東海橋通りの街路樹は モクレン(木蓮)
モクレン①IMG_5362 (640x427) モクレン②IMG_5360 (480x640)
もこもこの花芽が目立ってきました 春の近づきを知らせる姿

次の鳴子北駅と相生山駅を上がると
同じくモクレン科の シデコブシ(四手辛夷) 
妹分みたいに少し小振りだけど もこもこ具合は負けていません 
交差点の電線五線譜に 大きな四分音符になって 春の音ポーーン
シデコブシ①IMG_5411 (640x480) シデコブシ②IMG_5410 (635x476)
もう 今週中に 節分・立春を迎えます
そして 彼女たちの花の頃は こちら

   by  アイ

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黙々と逞しく

小さな冬芽が 堅く今年も見えました
人目が無いとき見計って 素早く写してきました
クロミノニシゴリ①IMG_5371 (640x480)
「何撮ってるんですか?」なんて聞かれたら 返答が難しいですもの
相手が信頼できる人か しっかりした自然への認識をお持ちかどうか

園路脇の この子は もう何度となく 枝だけでなく主幹までも
折られ伐られて もう充分な樹齢のはずなのに 未だ花を見たことがありません
それでも ことしも黙々と 堅く冬芽を付けました
春になったら 新しい葉の展開が見られます!
クロミノニシゴリ②IMG_5372 (640x480)
ハイノキ科 クロミノニシゴリ(黒実の錦織) 東海丘陵要素
名古屋市レッドリスト2020 準絶滅危惧(NT)

  by  Oak.

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鳥たちは何処に?

相生山緑地に 野鳥の姿が見えません
日にちや時間を変えても にぎやかなのはカラス(鴉)だけ
他の鳥たちは どこへ行ったのでしょう?
「コロナ禍」で いつもの行き場を失くした人間が 相生山に増えたから?
それとも ・・・・ ?

ここは谷筋 ヒメボタルたちも集まる 生きものの濃い場所
竹藪の伐採 新しい園路の整備 
園路より橋脚IMG_0032 (640x427) 新園路付近IMG_0033 (640x427)
そんなことが始まって それまで毎年見ていたアオジ(青鵐)の姿が消えました

シンボル-コナラ(小楢)前 梅畑に並ぶ草地が
「きれいな」畑地に すっかり景観が変わりました
畑①IMG_5363 (640x427) 畑②IMG_5366 (640x427)
その替わりに 今年は会えない
通りかかると ツグミ(鶫)やシロハラ(白腹)が草の種などを探していたり
奥の薮で ウグイス(鶯)の地鳴きが聞こえたりしていたのですが    

トラツグミ(虎鶫)が とことこうんしょ 歩いているのが眺められた園路沿い
これだけ伐ってしまえば 彼らが身を隠す場所も
メジロ(目白)たちの食糧のヒサカキ(姫榊)の実も すっかり減らされて
伐採地①IMG_5369 (640x427) 伐採地②IMG_5379 (640x427)
鳥たちが居なくなった要因が 
人間たちの「無配慮な」行為の結果でなければいいのですが

今年は例年になく寒い冬 渡ってきた鳥 下りてくるはずの鳥は
何処で越冬しているのでしょう?
野鳥たちが住みにくくなる場所では 人もまた生存しにくくなるはず
相生山での現象と推察が 「思い過ごし」であることを願っています

    by  Oak.

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梅にジョウ

昨日よりも暖か 花が一つふたつ増えました
でも 薫ってくるまでにならない ちらほら咲き
梅畑①IMG_5367 (640x427) ジョウビタキ②IMG_5365 (640x426)
梅の木の株に 止まった子がいます
あっちこっち しきりに首振り
何とか捉えました ズームの中でこっち向いてくれてます
ジョウビタキ(尉鶲)の雌
ジョウビタキ①IMG_5364 (2) (640x480)
ウメにウグイスならぬ 寒梅に冬鳥
頭の白い“尉”ではなくて ‟嬢”鶲ですね

   by  アイ

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でこっぱち

寒中にしては暖かい日になりました
梅畑の梅の蕾が また一つ開いていました
梅畑②IMG_5368 (640x427)
花の向こうに カラスの影が入りました
「暖かいから野鳥が見れるかも・・・」と出かけましたが
ほとんど出会えませんでした
山根口で 一羽のシジュウカラ(四十雀)二羽のヒヨドリ(鵯)
彼らを追っ払って 居座ったのは
デコッパチIMG_5404 (640x427)
デコッパチの ハシブトガラス(嘴太鴉)
いつものように カラスたちは群れていたのでした

   by  アイ

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ウスノキ春待つ

紅い葉が残っていました
雪にも 風にも
ウスノキ④IMG_0008 (2) (480x640)
ことしの葉芽を育てていました
赤い芽鱗に包んで 微細な短毛まとって 
ウスノキ①IMG_0004 (2) (640x480)
ウスノキ(臼の木) 尾根の日だまりに
順々と 春を待つ

   by  アイ

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予備芽エゴノキ

晴れたら エゴノキの枝が光りました
ぴったりフィット密生する毛 お洒落な帽子
エゴノキ③IMG_0045 (640x480)
縦横無尽に ジグザグに 細く張り出す枝
幹は 独特の 紫帯びた褐色
エゴノキ樹形IMG_0046 (640x427)
小枝の先端に 脇に マッチ棒の先よりも小さい裸芽二つ
主芽の下に張り付くように さらに小さな予備の芽
コナラ(小楢)の側生頂芽とは 違った冬芽のようす 
エゴノキ①IMG_0043 (640x427) エゴノキ②IMG_0044 (640x480)
用心深く たくましい エゴノキ
必ず 予備芽あり

    by  アイ

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「久しぶりに雪が多い」

先週の雪が未だ少し残る山林内
それでも 南西斜面は陽が当たって 絶好の間伐日和の一昨日
伐採準備IMG_5328 (2) (480x640) 晴れIMG_5327 (640x427)
伐採後の整理 今日は日没まで雪は無いはずでしたが
始業前DSC_6392 (800x600)
降ってきました
雪降りDSC_6400 (800x600)
降り始めると 谷間の現場が白くなるのは早い 撤収!
積り始めeDSC_6396 (600x800) 撤収DSC_6399 (800x600)
「今年は 久しぶりに雪が多い」
年明けからの 地元のあいさつです

   by  Oak.

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ギャップ・橋脚→未着工区域

冬は見えなかったものが見える季節 こちら なので
道路建設のために出来たギャップ こちら から 見渡してみました
G2ギャップ低木樹林IMG_0026 (640x427) G3橋梁端IMG_0021 (640x427)
相生山緑地の西側 下山畑交差点から進められた工事が止まった「橋梁部」
G4第一橋梁IMG_0023 (640x427)
桁を掛ける橋脚との間が 植生のギャップ
K1橋脚IMG_0024 (640x427)
橋脚の向こう東方向は 未着工区域
K3橋脚から未着工部分IMG_0025 (640x427) K4谷より橋脚IMG_0028 (2) (640x427)
園路と谷筋を跨ぐために 桁を載せる橋台が この奥に建設され
K5未着工区域谷部よりIMG_0031 (640x427)
現在 竹藪とヒノキ人工林の中に 「擁壁方式」で繋がれる計画でした
B2未着工区域①IMG_0030 (640x427)
先週開かれた「名古屋市との意見交換会」を前に 相生山緑地を通そうとした
都市計画道路の経過を 60年前に 遡って洗い出し
『環境に配慮した道路』 こちら として計画変更した時の文書も読み返しました
B3未着工区域③IMG_0038 (640x427) A7未着工区域⑤IMG_0041 (640x427)
この未着工部分は「道路の線形変更」 こちら に主な注意がいっていましたが
緑地の核心部分に大きな改変がされる予定だったのですね
地上高 数メートルの橋桁や そこに繋がる路面建設のために
どれほどの重機が入り 人が立ち入り 異質な物質が打ち込まれ
さらに 開通後の樹林分断によって 乾燥や風や音の変化で
どれだけのいのちが奪われることか 生態系が破壊されることか
「専門家」の先生たち 都市計画審議会の委員さんたちは
何を見 どんな感性を お持ちだったのでしょう
A4未着工区域③IMG_0036 (640x427) A1第二橋梁谷部IMG_0042 (640x427)
今また 工事中止10年後の懇談会 こちら では 一部の「学識者」による
通常では理解しがたい論議に交ざって 「折衷案」検討の提言も出ています
「専門家って、どれほど現場・現物・現実を見てきてるのかね?相生山の専門家は私らだよな・・・」 長年 現地で取り組んでみえた先輩が苦笑されてました
A2第二橋梁IMG_0034 (640x427)
机上の推論ではなく 市民の未来を見通す力
それを推進する実行力 政治力が 名古屋市政に求められていると思います

私たちの「意見交換会」の様子、感想は このブログ記事では こちら
ホームページでは こちら
仲間の質問に答えて示された 未着工部分の計画図が解りやすかったそうです
情報公開で提供されたら 追って お報せしたいと思います

    by  アイ

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款冬華

フキノトウ(蕗の薹) 蕾を出す
フキノトウ①IMG_5338 (640x427) (2)
二十四節気 大寒 
初項は数えて第七十候 あと二候で季節は一巡り 
「款冬華」=フキ(蕗)の華咲く
フキノトウ②IMG_5337 (640x427) (2)
思いついて 日だまりを歩いてみたら
数個のフキノトウの蕾が見つかりました
海近くの名古屋市よりは寒く 今朝も氷点下2℃の山里ですが
古来からの自然の示唆は より鋭敏に感じ取れます
フキノトウ③IMG_5340 (640x480) (2)
もう土の中では ほっこり暖かさが宿ったのでしょうか
冷たい大気に 陽光の揺らぎが透るのでしょうか

春の兆しは ありがたく 1個づつ夕餉の主役に頂きました

   by  R.61

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寒中暖あり

ギャップにて 西に「道路橋梁部」を望む
G1ギャップ橋梁IMG_0012 (640x427)
65年前に計画された市道 相生山緑地内も18年前に着工
道路建設のため 樹木を大規模に伐採したため 生じた生態系のギャップは
12年前の工事中止によって 急速な回復が進みましたが 低木層が多く
冬の寒い時期でも 日射しが林床にまで届きます

ごつごつ短枝のアオハダ(青肌)には緑の影ないけれど
アオハダ短枝IMG_0016 (640x427) ガマズミ③IMG_0011 (640x480)
コバノガマズミ(小葉の莢蒾)の鱗芽は すんなりと伸びやか
ガマズミ①IMG_0009 (640x427)
春が近いことを思わせるような 嬉しい赤
小さな産毛も光って 幼い芽を守る健気さ

大寒の訪れは 2週間すれば立春が来るという報せ
人が壊して出来たギャップに 春の暖かさが灯ります

   by  アイ

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奥山の大寒日

明け方から今日も雪降り
先週末は15~6㎝積もって まだ融けない上に粉雪うっすら
雪降りIMG_5302 (640x360) 小屋IMG_5305 (640x427)
林道脇の日陰に 誰かの足跡が奥に向かっていました
ウサギかな この寒さの中でも動くのは
足あと②IMG_5307 (427x640) 足あと③IMG_5308 (427x640)
小さなツララ ショウジョウバカマ(猩々袴)のロゼット葉も濡れて
ツララIMG_5316 (427x640) フユイチゴIMG_5313 (640x480)
シャーベットになったフユイチゴ(冬苺)
お昼になって晴れて 日なたの雪は消えました
軽トラIMG_5311 (640x427)
「ご神木」と呼んでいる杉の大樹 山林境界入口にそびえる
ご神木IMG_5315 (427x640) 山林IMG_5310 (640x427)
明日は あの後ろの峪に入って行けそう

帰り道 集落外れで 誰も獲らない柿の木に
賑やかな来客たちが群がっていました カメラを出す前に
小さい子たちが一斉に山の中に逃げ込んで リーダーらしい2頭は悠々と
柿に猿①IMG_5325 (640x427) 柿に猿②IMG_5321 (640x427)
年中で一番寒い この時期でも 生きものたちの息づかい
もちろん 私たちも・・・・・!
元気が取り柄です

もっと山奥の話は こちらから

  by Oak.

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タカの爪

少しの雪と 小降りの雨と 
吸い重ねた落ち葉が 甘く匂って
タカノツメ(鷹の爪)の存在を 気づかせてくれました 
タカノツメ①IMG_0002 (640x427) タカノツメ樹形IMG_0019 (640x427)
幾分膨らんだだろうか冬芽 他の樹種に比べると ずんぐり太め
亜高木に届きそうな樹形に 震えて 真っ黄色だった昨秋の葉が残っていました
タカノツメ③IMG_0022 (640x427)
さらに 目線の上方
その名にふさわしい 小さくも豪快な枝と芽に見とれました
タカノツメ②IMG_0003 (2) (640x427)
地より湧く力 ためて天に 緑の爪鋭く
空あくまで青く透けて 明日は大寒 

   by  アイ

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頂生側芽

雪予報が雨になって お昼には晴れました 
シンボルコナラIMG_0048 (640x427) 頂生側芽①IMG_0018 (640x426)
冬は好き 余分なものが削ぎ落されて
見えなかったものが 見えるから

風の中に 光の中に ズームアップ 
頂生側芽②IMG_0017 (640x480)
コナラ(小楢)の冬芽 頂生側芽(ちょうせいそくが)
てっぺんの頂芽と予備芽の側芽 まとまって天を仰ぐ
跡継ぎを援ける芽たち それとも 競い合って誰かが生き残る仕組み

大きなコナラの母樹の足もと
紅葉の残る幼木の先端にも
幼木頂生側芽①IMG_0049 (427x640) 幼木頂生側芽②IMG_0050 (640x480)
この子の伸びる源泉 幼い頂生側芽を見つけました

    by  アイ
    ホームページ「相生山の四季を歩く会」更新 こちら しています。


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寒葵は未だ早い

寒の相生山 ヒメカンアオイ(姫寒葵)
カンアオイ②IMG_5294 (427x640) カンアオイ①IMG_5293 (640x480)
そろそろ花の時期 訪ねてみましたが 蕾も見当たりません 
生育地の環境が悪くなってしまったのか 心配・・・・

こちらは 正月3日 海上の森で出会った
スズカカンアオイ(鈴鹿寒葵)
スズカカンアオイIMG_5147 (640x480)
瀬戸の方が山地で寒いはずだけど 斜面の日当たり良かったからかなあ

株元の落ち葉と土を搔き分けてみたら 小さく2個の蕾 
カンアオイ③IMG_5295 (480x640)
別の生育地には 咲きかけの子が やっと1株
カンアオイ⑤IMG_5297 (640x427) カンアオイ④IMG_5296 (427x640)
良かった!
ことしは やっぱり寒いんですね
先日も少し積もりました 明朝も雪らしい
カンアオイと言えども 花には未だ早い

    by  R.61

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小正月の赤

常緑低木林に 赤い一年枝 赤い冬芽
ネジキ①IMG_5284 (640x427) ネジキ②IMG_5285 (640x427)
雪の日が過ぎて 射し込む陽に
ネジキ(捻木)が目立ってくる時
ネジキ③IMG_5300 (480x640) (2)
ていねいに練られた 春呼ぶ赤が
真っ青な冬空に 照っていました
尾根のコナラ(小楢)の小枝に交じって
ネジキ⑤IMG_5299 (640x427) ネジキ④IMG_5301 (427x640)
小寒 きのう小正月

  by  アイ

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「聞き置く」では後顧の憂い

14日金曜日は早朝から雪降り 相生山辺りでは積もっていた雪も
市庁舎に着くころには 樹木の枝葉わずか残る程度で
雪の朝庁舎①IMG_5273 (640x427)
2019年1月から始まった「意見交換会」 名古屋市ホームページ記録は こちら 
「相生山の四季を歩く会」と「ラブリーアース」からは9人が参加。
事前に届いた資料や、私たち以前に終わったグループから聞いた話で「折衷案」について、どう説明されるのかが気になっていました。
開会IMG_5277 (640x427)
開会あいさつの中では「現在は『案』のかけらもない状態」、今回の意見交換会の主旨としては「H30年に示した『素案』は市民の同意を得られないため一旦白紙とする。昨年度以降の『道路はどうあるべきかの検討・調査』『学識者の懇談会 こちら』などの経過と結果説明、および今後について提案し、質疑意見を受けたい」とのことでした。
当局各担当者からの説明を受け、私たちの仲間からは
意見交換会①IMG_5276 (640x322)
「折衷とは何と何の折衷なのか?」「名古屋市はどういう方向へ進もうとしているのか、その中で相生山の位置づけは?」などの質問が出されました。
それに対して「市民の中には様々な価値観があり、それらを近づけ歩み寄れるものがつくりだせないものかと考えている」「2010年ころまでは長期計画といったものがあったが、今は都市計画の中で例えば「道路を整備する」「みどりを守る」といった項目が並列している状態。相生山を特に規定するものはない」といった回答がありました。
「相生山は都市と森がつながっている貴重な所」「60年前の都市計画道路を今になって何故進めなければならないのか、自然が好きで近隣に住んできた者は納得していない」「もし未着工の部分に着手したら、あの辺りはグチャグチャになってしまう、未開通だから保たれている現状は破壊される。「環境に配慮した」などと言えない」「相生山から人は健康や体力や精神に多くの恩恵を受けている、このままの相生山を見守っていこう」 などなど・・・・。
出席した全員が意見を述べました。「コロナ」による制約で30分余り。それでは全く足りない。質したり、さらに意見を交わすなどとても不可能。
意見交換会③IMG_5278 (640x352)
最後に私たちの代表が述べました。「(市長や市議会の意向はともかく)市民に対して責任のとれる仕事をして欲しい。何年も経ってからでも、誇れるように悔いの残らぬように。そうやって頑張ってくれる皆さんを私たち市民は全力で応援する」
市の「皆さまからのご意見を大切にし、来年度1年かけて整理し、今後の方針に活かしていきたい」との発言にも期待し、これからもこれまで通り「相生山の活動」を続けていきたいと思っています。

音声データは整理中です。関係者の方で訂正など、お気づきのことがありましたら教えて下さい。

   by  アイ

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寒の日射し

寒中 
相生山から望める 伊吹も御嶽も中アも南アも 遠い稜線は白く
樹林の中は 澄んだ日射しが透き通る
寒の日射しIMG_5179 (640x427)
年末に 雪を被ったアズキナシ(小豆梨)の果実
先日の「相生山の四季を歩く会」のとき 誰かが手を伸ばして「甘い・・・」
アズキナシ樹IMG_5181 (640x427) アズキナシ果実IMG_5182 (640x427)
久しぶりに ガマズミ(莢蒾)の道方面に行ってみました
コバノガマズミ(小葉莢蒾)の芽鱗の内側は紅 花芽が育っているように
ガマズミ②IMG_5167 (640x480) ガマズミ果柄IMG_5174 (640x480)
プロペラが飛び出した跡みたいに 果柄だけが残っていました
野鳥たちの食料になっていたら良いな
かたわらにヤマツツジ(山躑躅) 夏の葉は凛として越冬中
ヤマツツジIMG_5175 (640x480)
果実は種子を散布し終えて 次の春に備える安らぎの時
林縁に回りました
パイオニアたちの 先駆けの姿
たっぷりの毛をまとった裸芽 アカメガシワ(赤芽柏)とヌルデ(白膠木)
アカメガシワIMG_5160 (480x640) ヌルデIMG_5164 (480x640)
一週間後には大寒を迎えます
樹木たちは 身を守りながら グンと弾む時を見計います
私たちは 「道路は要らない」「自然を大事に」 名古屋市政に訴えます

    by  アイ
    ホームページの活動報告 更新しています


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「相生山の四季を歩く会」番外編*新年会

「相生山の四季を歩く会」12年の歴史で初めての「新年会」
起ち上げ(2009年12月)以来のメンバーから 昨12月(第145回)初参加の人も
20220109_新年会01(ごちそう) (640x427) 20220109_新年会02(ごちそう) (640x427) 20220109_新年会05(ごちそう) (640x426)
みなさんの持ち寄り品 事務局で準備した品 
「参加できなくてゴメンね」届けてくださった差し入れの品
新年会お品書き 新年会07(ごちそう) (2) (480x640) 1回目RIMG6100 (640x480)
*様々なごちそう、お腹いっぱい頂き、楽しく過ごせました。温かくしてくださったので、おいしさもアップ。良かったです。(千)
*私は牛筋大根が一番のお気に入りでした。夫にも食べさせたいと、少しいただいて帰りました。自分では作ったことがありません。他のお料理も美味しくて、正月太りがいっそう進んでしまいました。ありがとうございました。(B)
飲み物_IMG_5262 (640x427) 新年会06(ごちそう) (640x427) 菓子果物IMG_5260 (640x427)
*新年会とても楽しかったです。(カイト)
*皆さんのごちそうをいただき、一人一人の言葉を聞けたのが嬉しかったです。(ケイコ)
新年会自己紹介IMG_5269 (640x427) 自己紹介③ (640x480)
*今日の新年会、いつもの顔ぶれ+新しい皆さんとお話できて、とても新鮮で楽しかったです。(久)
*女性たち、みんなすごいなあ!!(達ちゃん)
*男が自分からは何かしようとせんだけよ・・・(ナイショ)
*楽しい時間をありがとうございました。(幹事/K)

次回は12年後 2034年(予定)です
みなさん 長生きしましょうねっ❢

   by  アイ

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プロフィール

森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
人と自然の関わりについて ときに思いを述べます ご意見コメントいただければ嬉しいです
 
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