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「ここは山!」

快晴の朝 9:30 相生山緑地 現地見学会
「相生山の四季を歩く会」から参加した仲間たちからのレポート
歩きながら聞きとめた声と それぞれが撮った画像
開会IMG_3962 (640x427)
「一緒に現場を体験し、いいところや大切にしたいところを記録し、今後の検討会に活かしましょう」主催者の名古屋市緑地事業課から
緑地住民もDSC_6217 (640x360) 南部住宅地①IMG_3965 (640x427)
南部の住宅地では「事業化の買い取りで1割くらい更地になった。ずっとここに住み続けたい」町内の役員さん
「立ち入り禁止って看板が立ってるけど、せっかく耕してきた畑地を荒らさない方がいいのでは」と参加者
南部住宅地②IMG_3967 (640x427) 谷沿い園路IMG_3968 (640x427)
「竹薮の整備はした方がいいよね」
「いろんな活動がやられているようだが、きちんとした指導や方針のもとにやられているのか。充分な検討がされているのかが大事な問題だよ」
「自然の遷移のしくみと人的改変とを、分けて理解していくことが今後の課題と思った」
伐開地DSC_6218 (640x340) コナラ樹林IMG_3970 (640x427)
「他所の緑地へ行くと、どこも公園のようだけど、ここは山へ来たって感じれるのよ」
展望地DSC_6220 (640x360)
あんなに止まって 眺めたり 話したりしていたのに
予定通り12時過ぎ シンボルコナラ到着
各自アンケートに ビッシリ書いて
「お疲れさまでした」「ありがとうございました」と
きょう初めて会話した人とも あいさつを交わして解散
解散地IMG_3972 (640x427)
エピソード1 このブログの熱心な読者のAさんが「誰でも参加できると思って」来てしまいました。書き方反省。「一番後ろから付いてきてもOK」になって「ご迷惑をおかけしました。今まで行ったことの無い所を歩けて良かった」
エピソード2 この検討会で話をするようになった地元の方から
「今日はありがとう。相生山の知らなかったところを知れた。ありがとう、またね」主催者ではないのに、お礼を言われて恐縮しました。

    by アイ+3

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相生山緑地 現地見学会に向けて

明日30日(土) 名古屋市の相生山緑地 緑地計画検討会の現地見学会が実施されます。以下は、その案内とコース地図。(部分コピー,クリックすれば拡大して見えます)
現地見学会 見学コース
先日、「相生山の四季を歩く会」を代表して参加するメンバーと仲間で、事前に歩いてみました。 こちら 途中で雨が本降りになったため、いつも歩いている辺りはショートカットしました。それで、気づかないところがあってはいけないと思い、後日もう一度歩いてきました。
 下見①IMG_3892 (427x640) 下見②IMG_3894 (640x427)
慣れない人にはハードと思える当初コースが修正されて、南部住宅地の尾根道から徳林寺周辺が削られました。修正後のコース前半、出発点から相生口までのようすは最近の記事にありました。参照:こちら
相生山緑地でも大きな比重を占める、相生口近くの生産緑地(市が2018年12月提案した「構想」では「ふれあいの広場」とした核心部分)が除かれているなど、もの足りない部分もあります。参照:こちら
生産緑地IMG_3917 (2) (640x360)
しかし、「相生山の道路」の工事着手部分・未着手部分の側を通ることで、あらためて≪相生山の課題≫を考えることが出来そうです。参照:こちら
また、このブログでも再三取り上げている「森づくり」の現場の真ん中を歩くので、≪自然と人≫について参加者の認識を深めるきっかけになるかと期待しています。参照:こちら
道路用地IMG_3889 (640x427) 伐採地IMG_3912 (640x427)
樹林の中を行くコースは、野生生物との遭遇も必須です。かれらの≪生態系にオジャマする≫心構えが求められると思います。であれば、オオスズメバチと出会っても、お互いに不幸な結果を招かずに済むでしょう。参照:こちら
  要注意!コナラ根方IMG_3904 (3) (480x640) スズメバチIMG_3903 (640x427)
樹林を抜けた「展望地」、よく晴れていれば、伊吹も関が原も望めます。気を配れば、「展望のために伐採」された樹木の跡形も分るでしょう。「気持ちいい」「すごいね」だけでなく、自然に対して人の要求がぶつかる前線現場としても、とらえたいものです。
展望地IMG_3913 (640x427)
相生山の秋は、来月中旬以降のコナラの黄葉をもって最高潮を迎えます。今は、先行するサクラやハゼノキやヌルデなどが色づき始めています。太陽と風と水と森と、見えないいのちも、相生山の歴史も、歩きながら感じられるといいなと思います。
コナラの谷①IMG_3911 (640x427) コナラの谷②IMG_3909 (640x427)
そして、参加する人びとの意識や意見は、それぞれ違っていても、相生山を歩く楽しさをそれぞれ体感できれば、きっとそこから始まるだろうと思っています。参照:こちら

みんなが笑顔で歩けますように。笑顔で帰途につけますように。相生山の自然の力に託します。

    by  Oak+アイ

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真っ青な秋

今朝の月 青空に 
真っ青IMG_3927 (640x427) クサギの青IMG_3899 (2)
朝の陽 はね返す クサギ(臭木)の青い果実
相生山の秋の青は サワフタギ(沢蓋木)
サワフタギ①IMG_3884 (2) (640x426)
でも ことしも希少果実です
夏の記事 こちら で書いたように
花は こんな に 咲いていたのに
サワフタギ②IMG_3883 (3) (640x427) サワフタギ③IMG_3885 (480x640)
いま果実で残っているのは ほんの少し
食べちゃう子がいるのかしら? 日照不足で熟せない? 株の高齢化?  
サワフタギIMG_3908 (640x427)
少ないがゆえに 真っ青が染みます サワフタギの秋

     by  アイ

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リンゴ酸カルシウム溶液

相生山の紅葉では 早く進む一群に属する ヌルデ(白膠木)
日照を受ける 林縁部ほど色鮮やかに変化しています
ヌルデ①IMG_3855 (640x427)
生産緑地沿いの雌株に 果実がびっしり
ヌルデ②IMG_3851 (640x427) ヌルデ③IMG_3849 (640x427)
ことしも鳥たちの冬の食事は 用意されているようです
ヌルデの果実と言えば 塩ッつぱい!!!
漬かりきってない梅干しみたい 想うだけで唾が湧いてきます
塩辛さの成分は リンゴ酸カルシウム
化学にはからっきし弱いので 検索していたら こんな記事を見つけました こちら
ヌルデ④IMG_3850 (640x640)
接写していた時に 果実の表皮に結晶を被う
涙の一滴のような 液体を認めました
これぞ リンゴ酸カルシウムの溶液
充分 塩っ辛くて 美味しかったです

   by  アイ

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相生山は千客万来

秋の相生山には 千客万来
この週末から 週明けの数ショット
土曜日の朝 相生山の駐車場は10時過ぎ ほぼ満杯 
駐車場IMG_3864 (640x427) ペアIMG_3890 (427x640)
ペアで歩く男女が多かったです あちこちで道を聞かれました

雨の月曜日 実習中の大学生に会いました
「虫に喰われやすい樹種、そうでない樹種を調べている」んですって
学生IMG_3891 (2) (640x427) 下見IMG_3893 (640x427)
私たちは今週末の「相生山緑地計画検討会 現地見学会」に向けて 
人数制限で当日は参加できない「相生山の四季を歩く会」のなかまも一緒に
集合場所・時間通りに コースを歩いてみました ≪また稿を改めて≫
「相生山の自然に包まれる心地良さが、みんなに感じてもらえるといいね」

火曜日は秋晴れ 小さな子どもたちが賑やかでした
幼児IMG_3897 (427x640) 母娘IMG_3898 (640x427)
母娘らしい(?)二人連れ 追いついたら昔からの顔なじみでした
緑地内にお住まいの方たち 数年ぶりに四方山話をしました  
道路のこと 緑地計画のこと 立ち退き 自然観察 ・・・ 選挙のこと etc

シンボル-コナラ(小楢)のところまで来たら 
いつもの読書人と 業務中らしい数人の集団
業務IMG_3916 (640x427)
いろんな人が それぞれに
相生山の秋に包まれていました
 
    by  Oak.

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「森づくり」ではなく「森壊し」

昨日、相生山緑地のいつもの園路を歩いていたら、景色が一変した場所ができていました。コナラ(小楢)の樹林の林床が広い範囲で露わになっていました。そのあたり一帯に育っていた常緑低木が一せいに伐られていました。
柴刈り①IMG_3875 (640x360)
誰の仕業かは直ぐ察しがつきました。木を伐る高さ、伐った木の処理の仕方は見覚えがあります。果たして、ここから少し行った所にある名古屋市の掲示板に、活動団体の予定が貼られていて「柴刈り体験」とありました。
柴刈り④IMG_3878 (640x427) 柴刈り⑦IMG_3881 (640x427)
燃料や肥料にするため、「柴刈り」として山の木を伐っていた時代がありました。現代はその必要はなくなっています。なのに、なぜ「柴刈り」?
「人が山に入って木を伐って使わなくなったので、森は暗くなって荒れ、生物多様性は損なわれ、里山の景観は失われた。それを取り戻すために森の手入れをする」というのが、その理由のようです。
でも、人が木を伐らなくなったから荒れた?・・・・そうではなくて、人が伐らなくなったから、自然が戻ろうとしているのでないのですか!
柴刈り③IMG_3877 (640x427) 柴刈り⑥IMG_3880 (427x640)
自然が人の干渉を受けなくなって、本来の姿を示しているのに、いかにも「自然のために人が良いことをしている」というのは根本から間違っていると思います。人が生きていく為に、自然からいただく・・・食料や資源として、・・・現代ではリクレーション効果の為に「公園として整備させていただく」というのも含まれるかもしれません。それなら、科学的な根拠を示し、必要最低限、計画的に進めることや市民の合意形成が求められます。
柴刈り⑤IMG_3879 (640x427)
ここに生きている植物や動物や菌類たちも互いに関連しあって、大きな循環の中で生きています。その時、その場限り、人の好みで、伐られたり残されたりでは堪ったものではものではないでしょう。これだけ裸地に近い状態になれば、一時的にせよ乾燥の影響は避けられないと思います。残されたものも生きていけるとは限りません。
「広い道がある」と踏み込む人によって、樹林地が減らされていきます。「新型コロナ」以降、初めて相生山を訪れる人びとは増え、森歩きの「初心者」、道迷いの人を多く見かけます。「森づくり」と言いながら、その対策は一切とられていません。
柴刈り②IMG_3876 (640x427)
私は地肌が見える樹林は異常だと感じます。自然現象で裸地が現れるとしたら、火山の噴火や大雨などによる地崩れや洪水などでしかないでしょう。そこから自然はリセットされることを繰り返してきたと習いました。
伐り払うことで、きれいさっぱりして気持ちいい、と感じる人もいるかもしれません。一番多く伐られている常緑広葉樹のアラカシ(粗樫)やヒサカキ(姫榊)は、萌芽更新して数年すれば不自然な不格好な樹形に茂ります。返って「荒れた」景観を呼ぶでしょう。しかも、そうなるのが分かっていて、伐り続ける。その範囲をどんどん広げている。そのことを、私は異常だと思います。
伐られたら、いっそうのエネルギーで甦ろうとする、光合成で生き続けようとする、それが植物の自然な姿です。「景観」や「生物多様性」のためとして伐採に手を付けるなら、未来永劫ずっと続けていく覚悟と計画が要りましょう。
シンボルコナラ前IMG_3865 (640x427)
シンボルコナラの前の草地、私たちが昆虫や草本の自然観察をしていた区域、を更地にしている人が、昨日は樹林との境界の竹を伐っていました。どうも団体の活動とは別に進めているようです。
思い出しました。歩き始めてすぐ入り口付近で、何本か切った竹を持ち出そうとしていた数人に「ここで活動されている方ですか?」と声を掛けたら、最初は「はい」しかし慌てて「いや」と否定しました。不自然な「後ろめたさ」を態度から感じました。竹藪の持ち主でもない。ここで伐った竹を運んでいたのか、と思いました。だとしたら明らかなルール違反です。『持ち込まない、持ち出さない』はずですから。
もし公に咎められたら、「伐った竹を利用する」、新しい「里山づくり」とでも主張しますか。

相生山緑地で、自然と人はどう付き合っていけばいいのか。相生山緑地計画検討会は答えを出せるでしょうか。
「森づくり」といいながら、実は「森壊し」を、名古屋市は容認しているようにしか見えません。

    by  R.62

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モズに会う

キーーッツ と甲高い声
モズ①IMG_3871 (427x640) モズ②IMG_3872 (2) (640x640)
生産緑地の真ん中から樹林に入る 樹高10mのアベマキ(棈)の梢に
モズ(百舌鳥)を見ました
モズ③IMG_3870 (477x640)
zoomで 狙って  さらにトリミング
モズ④IMG_3867 (640x427)
キキッ キーッ  鳴いた瞬間が撮れていました
モズ⑤IMG_3867 (3) (640x480)
秋曇りで 逆光にならず
図鑑に載ってそうな キレイな姿が残りました (・・・・自画自賛)
モズ⑥IMG_3868 (480x640) モズ⑦IMG_3868 (2) (640x480)
声を聞いて 姿を見つけて 飛び去るまで 5分余り
相生山緑地に 野鳥の季節が巡ってきたようです

   by  アイ

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霜降の花

晩秋の花 グミ(茱萸)の花
グミ③IMG_3832 (640x480)
白い筒型花弁に お洒落な点々は鱗状毛
陽を浴びて 金色に輝いて見えます
葉裏の金属光沢は 銀色に
小型だけれど ちょっと豪華なシャンデリア
グミ②IMG_3833 (427x640)
枝が 蔓のように下がります
相生山のグミは ツルグミ(蔓茱萸)
グミ①IMG_3831 (640x427)
風が揺れると 匂います
キンモクセイ(金木犀)ほど強くはない
この季節に似合いの 落ち着いた甘い匂い

   by  アイ

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明日から霜降

奥山の山林 林道に風が吹き込む
少し前までと違ってしまった 冷たい風
高木のスギ(杉)やヒノキ(桧)の梢が ざわざわ揺れて
エゴノキの半分黄色くなった葉が 斜めに飛んできました
明日から霜降DSC_6171 (640x360)
チャ(茶)の花が咲いています 顔を寄せなくても香わしい
茶の花DSC_6175 (640x427) ウメモドキDSC_6176 (640x427)
ウメモドキ(梅擬)は 艶に赤い
林内に崩落の跡 大きく掘り返されています
イノシシ跡①DSC_6170 (640x427) イノシシ跡②DSC_6173 (360x640)
急斜面を駆け下りて来て 獲物を探したイノシシ(猪)の痕跡
野生動物たちは いのちを産み育て 越冬準備にも必死です
クリ(栗)は弾けて実を落とした毬だけを わずかに残して
クリ終了DSC_6177 (640x427) 吊るし柿DSC_6178 (640x426)
渋柿を色ずんだ順に 少し吊るしました 薪棚の空間に竹を渡して
ストーブに火を入れました 昨年より2日遅い
ストーブDSC_6194 (640x427)
明日から 霜降 もう晩秋

   by  R.62

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秋の豆 冬の実

秋の樹林では 冬を迎える前に 
夏の光合成で蓄えたエネルギーを 次の世代に渡す準備
ハギ豆①IMG_3848 (640x427)
いつの間にか豆果が揃って 種子の形がくっきりと
サヤ豌豆と言われたら 信じてしまいそう
ハギ豆②IMG_3847 (640x427)
ヤマハギ(山萩)だったでしょうか 花 こちら が終わると同定困難

樹林の入り口に 蔓が伸びて
ペアの花 こちら が果実になっています
スイカズラ①IMG_3853 (480x640)
濃いグリーンが 寒気と共に黒く熟していきます
スイカズラ②IMG_3852 (640x427)
スイカズラ(吸い蔓) 別名:ニンドウ(忍冬)

小さな果実の いまの姿が
愛おし嬉しい 今日の樹林

   by  アイ

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冬青赤く

樹林の道に 赤い果実が 見えました
急に寒くなったから 急いで赤くなったのかと思えるタイミング
ソヨゴ②IMG_3843 (640x427)
離れた場所に育つ株の果実は 赤くなっていく途上
夏の緑から 少しずつ色変わり 今は渋い橙色
いっせいに赤くならず パラパラ 赤が増えていくのは 
日当たりの具合か それぞれの遺伝子の多様性か
ソヨゴ①IMG_3862 (640x480)
その名もソヨゴ(冬青) 
葉身の縁が波打っていて 風に サラサラそよぐことから
漢字表記は 常緑で冬でも青(=緑)だから  
ソヨゴ③IMG_3845 (640x427) 
冬が近づくのを気づかせる ソヨゴの果実
森の中に 小さな赤が 目立つようになっていきます

    by  アイ

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ついに秋

「寒くなりましたね」「急にね・・・」
あいさつを交わして 若い人が樹林の中へ
入口IMG_3854 (640x427) 樹林内IMG_3857 (427x640)
暗いほどの道 向こうに窓が開いて
それでも ここでは 秋は見えない
樹林内IMG_3672 (640x427)
コナラ(小楢)の谷の上まで来たら 今日は青空が見えました
「黄葉までに時間がかかりそう・・・・」
「いや、こんだけ冷えたら進むんじゃない?」
「ほら、いつものヌルデ(白膠木)にムシコブ(=五倍子)が、ことしも」
ゴバイシIMG_3635 (640x427)
林縁に戻ったら 強い黄色が目立っていました
セイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)
林縁IMG_3856 (640x427)
昨夜から朝方 天気は崩れました
降ったり 晴れたり 曇ったり
そうして 相生山でも 秋が深まります

  by  アイ

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秋のキリンソウ

昨日から急に寒くなって あわてて衣替え
きょうは曇り空 ちょっと膚寒い いつもの樹林
アキノキリンソウ④IMG_3840 (427x640)
未だ3時前なのに 薄暗い散策路に
黄色が 飛び込んできました この一点だけ明かるい
アキノキリンソウ②IMG_3842 (427x640) アキノキリンソウ③IMG_3841 (640x640)
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
青空は無いけれど  
相生山の秋を 間違いなく教える
アキノキリンソウ①IMG_3838 (480x640)
樹木の紅葉に先立って
秋を伝える 伝道師

   by  アイ
   ホームページ こちら 更新できました
   相生山の四季を歩く会*10月 ~この秋は キノコを一つ 覚えよう~


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私の「お気に入り」キノコたち

「相生山の四季を歩く会*10月10日」
テーマは~キノコを一つ覚えよう~ こちら
「相生山にたくさんの種類のキノコがあるのにおどろいた。形、色の美しいのを少しずつ覚えていきたい」(幸子)
オオワライタケ②IMG_3770 (640x427) 採集観察中-木道付近IMG_3748 (640x427)
当日のようすの一部は こちら さらに加えて 
参加されたみなさんの“気になる” キノコを紹介します
シロタマゴテングタケ②資料IMG_3780 (640x427) シロタマゴテングタケIMG_3779 (640x480)
「キノコの名前1つ覚えました。かわいいベニタケ。たくさんのキノコが見られました。ほとんど忘れたけれど」(ひとみ)
ベニタケIMG_3725 (640x480) ベニタケ②IMG_3820 (640x427)
「小さな小さな点にしか見えない赤いポツポツ、鋲の形をしてビョウタケという名がついている!おどろいた!」「倒木を食べるカワラタケ、カワラタケを食べる粘菌、分解のしくみ、すばらしい!!」(ケイコ)
ニセキンカクアカビョウタケIMG_7277 (640x480)
「ヒイロタケ、小さくてきれい」(ひめしゃが)
ヒイロタケIMG_6887 (480x640) クマゼミ+菌類IMG_3827 (640x427)
「午後にクマゼミの死骸に菌類がついていて、冬虫夏草になるのかナと気になりました」(あさチャン)
シロオニタケ①IMG_3776 (640x427)
「採集して観察したので、カサの裏やツボの様子が分かりました。シロオニタケとタマシロオニタケの違いや、テングタケの仲間の特徴が初めて理解できました。ベニタケは広義の赤だと思っていたら違うことも知りました」(F)
ニワタケ②IMG_3721 (640x427) ニワタケ②IMG_3787 (640x426)
「松の庭があったらニワタケ連れて帰って、成長するのを見てみたい」(紀)
ヒビワレキクバナイグチIMG_3745 (640x427) ウスヒラタケIMG_3814 (640x480)
アンケートや後日のメールで届いた“お気に入り”のキノコたち
コメントに合わせて画像を貼りましたが キノコの種名は順に ①オオワライタケ(大笑茸)②カワムラフウセンタケ(川村風船茸)③④シロタマゴテングタケ(白玉子天狗茸)⑤ベニタケ(紅茸)各種 ⑥ニセキンカクアカビョウタケ(偽菌核赤鋲茸)⑦ヒイロタケ(緋色茸)⑧クマゼミ(熊蝉)脚の部分に菌類付着 ⑨シロオニタケ(白鬼茸)⑩⑪ニワタケ(庭茸)⑫ヒビワレキクバナイグチ(皹割れ菊花猪口)⑬ウスヒラタケ(薄平茸) です
午後の部①IMG_3819 (640x427)
たくさんの感想や画像の編集に ホームページ更新が遅れていますので
分担してブログ記事でも紹介しました  by Oak.

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秋の陽浴びて(追加)

秋の陽のパラソル
ヤマハゼ③IMG_3661 (640x427)
紅葉ぱらぱら始まる小葉 広がる羽状複葉
ハゼノキ(櫨の木)よりは ずんぐりとして
ヤマハゼ②IMG_3659 (427x640)
ウルシ(漆)か ハゼ(櫨)か
果皮を見極めようとする眼に 正午の光は眩しく
やっと分かりました 無毛のヤマハゼ(山櫨)
ヤマハゼ①IMG_3660(640x427)
蝋質の果実を 
もうスグ帰って来る 冬鳥たちの食欲に委ねる

   by  Oak.

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秋の陽浴びて(下)

相生山緑地の秋のバラ科 その参はサクラ
コナラ(小楢)の森の出口に オオシマザクラ(大島桜)
オオシマザクラ①IMG_3673 (640x427)
サクラの種名が分かるのは 春の花を見ているから
紅葉具合で判じているのではありません
果実はとっくに終わっています 暑さの夏の始まる頃

黄葉前のコナラと 常緑のヒサカキ(姫榊)の窓から 
重なりの織りなす 微妙な輝き
オオシマザクラ②IMG_3674 (640x427)
澄んだ熱光線に サクラが匂います
暖か甘い 桜葉のクマリンの匂いが
樹上から 地上から 流れています
雑木林特有の 秋の晴れの匂い

    by  アイ

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秋の陽浴びて(中)

秋陽 その弐
ノイバラ②IMG_3648 (640x427)
バラ科の果実 秋空に伸びる
ノイバラ(野茨)
ノイバラ①IMG_3647 (640x427)
いつの間に 花咲いていたのだろう
この時期になって いつも気づく
あんなに大きな実 
ノイバラ③IMG_3639 (640x427)
風が冷たくなる頃に 赤くなる

   by  アイ

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秋の陽浴びて(上)

秋の青空 
ズミ②IMG_3644 (640x427)
ズミ(酢実)の果実に 「夏日」の太陽
ズミ③IMG_3645 (427x640)
黄色くなった ズミの果実
ズミ①IMG_3646 (640x427)
秋のバラ科 その壱

   by  アイ

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出会えた!ティラミス

マクツバコナカブリテングタケ(膜鍔粉被り天狗茸) 
勿体ぶりな予告のままでしたね こちら ・・・・・会えましたよ!
午前の部まとめIMG_3809 (640x427)
日曜日の「相生山の四季を歩く会/10月」こちら 参加者感想アンケートから
*菌類の種類の多いのにびっくりしました。ミカワクロアミアシイグチ、マクツバコナカブリテングタケ(ティラミステングタケ) 2つを覚えました。今度はマツタケの事も知りたい。 (良寛)
発見ティラミスIMG_3765 (640x427)
*ティラミステングタケを見ることができて感激。 (良子)
*きのこの事に関心が持てるようになった。今日はティラミス会えたので、もうそれでいい。 (ひろ子)
マクツバコナカブリテングタケ①IMG_7361 (640x480)
ちょっとしたハプニングありました
実は前日下見で確認できていて 上がその画像ですが
24時間後その場所へ みんなを案内したら 
「あれっ、無い」「古くなかったから、消えるはずないんだけどなあ」
探すこと数分 辺り一帯を見回す仲間たち 常連のT子さんが
「このキノコは何ですか?」「ああ、それです!昨日のとは違う子だけど」
ティラミスに群がるIMG_3767 (640x427)
わざとじゃない「演出」効果で どっと群がる人びと
「実は正式な名称ではありません。未だ確定してないんです。ティラミスっていうのも傘や全体の感じからの通称」
カイトさん提供の [膜・鍔←粉被り=天狗茸]の特徴がわかる 別の画像
マクツバコナカブリテングタケ②IMG_6257 (640x480)
お祭りの花笠みたいですね
相生山はキノコたちの秋祭り 雨が降ったから明日以降が本番!?

     by  Oak.

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ドングリの道 森の中
ドングリIMG_3652 (640x427)
ぽとっ ポコン こつっ 落ちる音しきり

食べごろだね 向うに回れば ヒヨドリ(鵯)が突ついた跡がありそう
アケビIMG_3694 (640x427)
ハリエンジュ(針槐)の高い枝まで 伸び上がった アケビ(木通)

紅い萼が反り返って 碧い珠が目立つようになりました 
クサギIMG_3616 (2) (640x427)
クサギ(臭木)の果実 誰を待つ

秋の蝶は ナミアゲハ(並揚羽) 
ナミアゲハIMG_3640 (2)
イヌザンショウ(犬山椒)の枝を急旋回 産卵位置の見定めか

梅畑向こうの コナラ(小楢)は
コナラIMG_3678 (427x640)
黄葉が一番早い高木 色の移行が始まっていました 

飛びます ススキ(芒)の花 冠毛を光らせて
ススキIMG_3662 (640x427)
中秋深まる 季は寒露

    by  アイ

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プロフィール

森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
人と自然の関わりについて ときに思いを述べます ご意見コメントいただければ嬉しいです
 
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