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植生は相生山と似ていました けれど・・・

相生山から出かける会 ①猪高 こちら ②小幡 こちら ③牧野ヶ池 こちら
4回目は 東山の平和公園南区域 へ行きました
公園地IMG_0595 (800x533) 里山の家IMG_0035 (800x533)
都心に近いのに広々とした緑地公園  立派な「里山の家」施設前からスタート
案内人のJさん「今日歩くところの植生は相生山にスゴク似てると思う」
アベマキ並木IMG_0603 (800x533)
「アベマキ(棈)の人工林みたい。こんなに密生する?」「樹林の中を切り開いて広い道をつくったから、そう見えるんやないの?」
相生山と比べるために 今回は植生の記録をとることにしました
同定IMG_0617 (800x533) 観察IMG_0633 (800x533)
「ネジキ(捻木)多いなあ」「なんでウバメガシ(姥目樫)こんなに?」
「アセビ(馬酔木)やマテバシイ(馬刀葉椎)は植えたものかなあ?」
「生えてる場所からすると植えたっぽいね」「道に沿って、等間隔・・」
ハンノキIMG_0622 (800x533) 謎の湿地IMG_0625 (800x533)
ハンノキ(榛の木)に雄花序 この子は相生山には生育してません
底にコンクリートと鉄製の排水口(?)が見えました 謎の湿地?
常緑低木の尾根道IMG_0624 (800x533)
北の尾根道には 相生山とそっくりの景色もありました 
高木層はコナラ(小楢)が優先 
その下に ヒサカキ(姫榊) シャシャンボ(小小坊) タカノツメ(鷹の爪)
「シイ(椎)は無いねえ」「そこはこれまでの緑地との違いかな」
「地質は全く一緒に見えるけど」「遷移が遅れてる?」「どうして?」

野鳥を寄せるためと思われる 水場と餌場がありました 
「鳥は自然だけど、人が集めるのはどうなの?」「半自然!」
鳥寄せ場①IMG_0629 (800x533) 鳥寄せ場②IMG_0630 (800x533)
「相生山でも最近、ミカンさしてる人たち居るでしょう こちら」「良いことしてるつもりなんでしょうね」「どうだろ?あんまり考えずに、自分がやりたいことやってんじゃないの?」「鳥にとってはどうなのか、全然考えてないよ」
南の尾根道に上がる途中に伐開地 伊吹・養老・霊仙が望めました
伐採地IMG_0609 (800x533)
「伐る前は良い雑木林だったんだよ」「こんなとこ誰が伐るの?」「名古屋市じゃない?」「でも『切らないで』って、名古屋市の看板あるよ」「???」
「見晴らし求めて伐りたがる人いるよね」「そう。あっちこっちに。日本人そういうの好きだね」
元耕作地IMG_0602 (800x533)
雑木林の裾に広がる斜面 人工の段差・法面が残っていて
「あの辺りは昔の耕作地、里山の景観を維持する活動してる人たちもいるよ」
「相生山には敷地の真ん中に、現役の『生産緑地』!モノスゴ貴重やね」

3時間の散策で 私たちが確認できた樹種は 58種でした
顔ぶれは ほとんど相生山と一緒
でも 大違いは 人のかかわり方の規模と量
そこをどう見るかが これからの「相生山緑地計画」の基本だと思います

    by  R.62+Oak.

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三寒四温

相生山緑地 谷筋の稲田口
久しぶりに リョウブ(令法)を訪ねました
リョウブ②IMG_0418 (800x533)
ここは 未だ冷んやりの遅い春
去年たくさんの花が 果実になって残っています
冬芽は? 
リョウブ①IMG_0418 (3) (800x601)
陣笠かぶって ヤジロベエみたいに 枝先に・・・・
それでも この季節になると 半数くらいは
くるっと芽鱗を脱ぎ捨てて 裸芽になった子も居ました 
リョウブ③IMG_0419 (800x533)
暖かくなったり 寒さが戻ったりの時節です
一度脱ぎ捨てたら もう戻らないよ・・・・でも
覚悟のリョウブ冬芽 産毛 光らせて
健気に春の日を待ちます

   by  アイ

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余寒の冬芽

お天気が崩れて 寒さが戻って
アオハダ(青肌)の短枝は 身をすくめていました
アオハダ②IMG_0022 (800x600)
雲が去った空には また春が近づくかしら
アオハダ③IMG_0592 (800x533)
1、2、、3、、、4  春に向かって行進再開
アオハダ①IMG_0021 (800x600)
日当たりのよい 低いところの枝 
冬芽の先端に ちょっぴり 緑が見えました

   by  アイ

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ヒサカキの始まるとき

相生山緑地に入ったのは 夕方に近い頃
温もりが 樹林の中 充分に残っていました
速足の園路 すれ違った 森の春の匂い
ヒサカキ開花IMG_0049 (800x533) 雄花大IMG_0039 (800x600)
ヒサカキ(姫榊) 未だ微かな でも確かな匂い
雄花IMG_0043 (800x533)
開花の株は少なくて たいていは雄花だけの 雄株
せっかくなので 探すことにしました ・・・・ 十数分後
雌花 雌花IMG_0052 (2) (600x800)
花粉の葯の黄色が無い分 花の中は緑の子房と白い柱頭 粋な彩り
撮った画像の中に たまたま
両性花IMG_0044 (800x600)
両性花も写っていました どの株にあったのか不明です

これから 1ヵ月あまり  去年は こちら
広い緑地のあちこちに ヒサカキの花が あふれる季節の始まりです

   by  Oak.

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シイの森・ため池水辺・ゴルフ場

春本番を想わせる、休日のこの日、牧野ヶ池緑地は大変な人出でした。
公園移設賑わうIMG_0498 (800x533)
「都心に近いからかな」「近くに集合住宅も多いですし」「相生山の四季を歩く会のメンバーより若い世代だね」「チョットだけね(笑)」
相生山から出て他の緑地公園を訪問、いつもの気楽なメンバー7+1。
園路IMG_0500 (800x533) 遊歩道IMG_0523 (800x533)
ファミリーで大にぎわいな公園施設から外れ、植生やや貧弱な感じがする樹林地へ。やがて大きな牧野ヶ池の畔。
水辺IMG_0510 (800x533)
開発によって水脈を絶たれてしまった相生山から来ると、水鳥たちの生息する場は珍しく、羨ましい。
水鳥IMG_0516 (2) (800x427) 水辺観察IMG_0537 (800x533)
「ミコアイサがいるよ」「エッ、どこどこ」「ずうっと遠く一番奥」「神子秋沙って何でだろ?白と黒なのに」「巫女は赤と白だけど、神子は違うのかな」
ミコアイサ①IMG_0528 (2) (800x533) ミコアイサ②IMG_0525 (2) (800x533)
名古屋市の東部丘陵には遠い昔、暖帯性樹林=シイカシ林が広がっていたと推察されています。やがて人が進出し、食料生産するために田畑を耕作し、利水用のため池をつくりました。現在では、その機能よりも自然生態系の維持と人びとのリクレーション要求を満たす目的に移行した思われます。なので「カネもうけ優先」の事業に対しては脆弱で、よほど意識していないと環境破壊の危機に直面しかねません。

神子つながりではないですが、広大な牧野ヶ池緑地の半分を占めるゴルフ場コースを見下ろす尾根の先端に、小さな社がありました。
社IMG_0497 (800x533)
かつてのため池のような、人びとが生きていくための必要性からではなく「需要を作り出し経済発展」を狙ったゴルフ場建設。その過程での稀有な事象に、禍を畏れて祀ったと掲示がありました。
湿地遊歩道IMG_0539 (800x533)
生きもののいのちを感じ、安らぎを覚える湿地。その近くの池の水面へ直接、ゴルフ場施設からと思われる酷い悪臭の白濁した排水が流れ込んでいる箇所がありました。
椎の森IMG_0549 (800x533)
一見、明るさと眩さのあふれる「自然」の裏面に、「人の欲」「見通しナシ行き当たりばったり」「自然軽視」が隠されているのを見ました。

後先になりましたが、シイの森の記事 こちらへと、問題意識は続きます。

   by  Oak.

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もう少し・・・あと少し・・です

相生山緑地 早春の花
ヒサカキ(姫榊)
ヒサカキ②IMG_0028 (800x533)
蕾 ふくらむ子が出てきました
ヒサカキ③IMG_0031 (800x600) ヒサカキ④IMG_0028 (2) (523x392)
畑に植えられた ウメの花は人と密接につながって
樹林のヒサカキは 人の都合とは関係なしに
ヒサカキ①IMG_0018 (800x600)
相生山に春を告げます 
ことしも もうあと少しで 森の春

   by  アイ
 この記事を書いたあと、相生山の四季を歩く会の仲間から「ヒサカキ開花してたよ」の知らせが届きました。会いに行かねば!

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タネツケバナの季節

紅梅IMG_0002 (800x533) 白梅IMG_0027 (800x534)
梅の花 華やかに香る 
その根元 畑の土の上 小さいけれど匂わぬけれど
負けず華やかに咲く 
梅樹下IMG_0026 (800x533)
タネツケバナ(種浸け花) 漢字表記すると季節が分かります
タネツケバナ①IMG_0024 (533x800)
イネの苗代 苗床に蒔く種籾を 1ヵ月前には水に浸さなくてはなりません 
この花が咲き出すころには その農作業が始まって
田起こし やがて 一面のレンゲ(蓮花)の春になる
連休から梅雨入りころには あっちもこっちも田植えに忙しい
農家育ちの私には懐かしい ひと昔前の景色です
タネツケバナ②IMG_0025 (800x533)
今は少なくなった米農家のほとんどが 苗は買ってきて植える時代
タネツケバナの名前の由来も 薄れていくのかもしれません

   by  R.62

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PS.冬芽たち

きょうも 4月晩春を思わせるような陽気 誘われて
晩春日IMG_0013 (800x533)
これまで 通り過ぎてきた冬芽たちに ごあいさつ
うっかりすると もう蕾や葉に展開してしまいそう ですもの 
コバミツIMG_0014 (800x533)
相生山緑地を代表する樹木の一つ コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)
ふくらんでいるのは みんな花芽です 3月中旬には咲きそうな勢い 
去年は こちら

「相生山にはゴンズイ無いんですか?」って 先週 こちら 聞かれました
「少ないですけど、ちゃんと居ますよ。時間の都合で今日は行けない」
ゴンズイIMG_0007 (800x600) リョウブIMG_0015 (800x600)
ゴンズイ(権萃)紫の頂芽が対生  リョウブ(令法)は芽鱗落として裸芽に

見逃してしまいそうに 小さな芽たち
ナツハゼ(夏櫨)可愛い花と果実と紅葉 目立つ子も 今はこんなのです
ナツハゼIMG_0019 (800x600) イソノキIMG_0012 (600x800)
隣り合って伸びてた イソノキ(磯の木)の一年枝
去年の葉痕の反対側に 今年の葉芽の産毛が長く光る

予備芽=副芽を持つ代表 エゴノキ 芽が最も小さい仲間
エゴノキピンズレIMG_0030 (800x600) エゴノキ副芽IMG_0029 (800x600)
二つの芽を紹介したいのだけれど ピントが・・・・合わない・・・・

日なたのイボタノキ(水蝋樹)は もう芽吹いていました
イボタノキIMG_0574 (800x600)
半落葉 越冬した昨シーズンの葉と入れ替り もうスグ

銀色に反射する アオハダ(青肌)の幹と枝
イチョウ(銀杏)みたいに 短枝がいっぱい
アオハダIMG_0591 (800x533)
その どれもの先に ぎっしり葉が付くのですが 参考に こちら
鱗芽まだ堅い 少しくらいの暖かさには 用心深い性質みたいです

三寒四温 やがて一気に騒がしくなってくる雑木林
今日は ここまで 近々また来ます

相生山の四季を歩く会のホームページ 更新されました こちら 
2月例会の記事が載っています linkがいっぱい お楽しみください

   by  アイ+R.62

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プロフィール

森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
人と自然の関わりについて ときに思いを述べます ご意見コメントいただければ嬉しいです
 
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