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植生は相生山と似ていました けれど・・・

相生山から出かける会 ①猪高 こちら ②小幡 こちら ③牧野ヶ池 こちら
4回目は 東山の平和公園南区域 へ行きました
公園地IMG_0595 (800x533) 里山の家IMG_0035 (800x533)
都心に近いのに広々とした緑地公園  立派な「里山の家」施設前からスタート
案内人のJさん「今日歩くところの植生は相生山にスゴク似てると思う」
アベマキ並木IMG_0603 (800x533)
「アベマキ(棈)の人工林みたい。こんなに密生する?」「樹林の中を切り開いて広い道をつくったから、そう見えるんやないの?」
相生山と比べるために 今回は植生の記録をとることにしました
同定IMG_0617 (800x533) 観察IMG_0633 (800x533)
「ネジキ(捻木)多いなあ」「なんでウバメガシ(姥目樫)こんなに?」
「アセビ(馬酔木)やマテバシイ(馬刀葉椎)は植えたものかなあ?」
「生えてる場所からすると植えたっぽいね」「道に沿って、等間隔・・」
ハンノキIMG_0622 (800x533) 謎の湿地IMG_0625 (800x533)
ハンノキ(榛の木)に雄花序 この子は相生山には生育してません
底にコンクリートと鉄製の排水口(?)が見えました 謎の湿地?
常緑低木の尾根道IMG_0624 (800x533)
北の尾根道には 相生山とそっくりの景色もありました 
高木層はコナラ(小楢)が優先 
その下に ヒサカキ(姫榊) シャシャンボ(小小坊) タカノツメ(鷹の爪)
「シイ(椎)は無いねえ」「そこはこれまでの緑地との違いかな」
「地質は全く一緒に見えるけど」「遷移が遅れてる?」「どうして?」

野鳥を寄せるためと思われる 水場と餌場がありました 
「鳥は自然だけど、人が集めるのはどうなの?」「半自然!」
鳥寄せ場①IMG_0629 (800x533) 鳥寄せ場②IMG_0630 (800x533)
「相生山でも最近、ミカンさしてる人たち居るでしょう こちら」「良いことしてるつもりなんでしょうね」「どうだろ?あんまり考えずに、自分がやりたいことやってんじゃないの?」「鳥にとってはどうなのか、全然考えてないよ」
南の尾根道に上がる途中に伐開地 伊吹・養老・霊仙が望めました
伐採地IMG_0609 (800x533)
「伐る前は良い雑木林だったんだよ」「こんなとこ誰が伐るの?」「名古屋市じゃない?」「でも『切らないで』って、名古屋市の看板あるよ」「???」
「見晴らし求めて伐りたがる人いるよね」「そう。あっちこっちに。日本人そういうの好きだね」
元耕作地IMG_0602 (800x533)
雑木林の裾に広がる斜面 人工の段差・法面が残っていて
「あの辺りは昔の耕作地、里山の景観を維持する活動してる人たちもいるよ」
「相生山には敷地の真ん中に、現役の『生産緑地』!モノスゴ貴重やね」

3時間の散策で 私たちが確認できた樹種は 58種でした
顔ぶれは ほとんど相生山と一緒
でも 大違いは 人のかかわり方の規模と量
そこをどう見るかが これからの「相生山緑地計画」の基本だと思います

    by  R.62+Oak.

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三寒四温

相生山緑地 谷筋の稲田口
久しぶりに リョウブ(令法)を訪ねました
リョウブ②IMG_0418 (800x533)
ここは 未だ冷んやりの遅い春
去年たくさんの花が 果実になって残っています
冬芽は? 
リョウブ①IMG_0418 (3) (800x601)
陣笠かぶって ヤジロベエみたいに 枝先に・・・・
それでも この季節になると 半数くらいは
くるっと芽鱗を脱ぎ捨てて 裸芽になった子も居ました 
リョウブ③IMG_0419 (800x533)
暖かくなったり 寒さが戻ったりの時節です
一度脱ぎ捨てたら もう戻らないよ・・・・でも
覚悟のリョウブ冬芽 産毛 光らせて
健気に春の日を待ちます

   by  アイ

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余寒の冬芽

お天気が崩れて 寒さが戻って
アオハダ(青肌)の短枝は 身をすくめていました
アオハダ②IMG_0022 (800x600)
雲が去った空には また春が近づくかしら
アオハダ③IMG_0592 (800x533)
1、2、、3、、、4  春に向かって行進再開
アオハダ①IMG_0021 (800x600)
日当たりのよい 低いところの枝 
冬芽の先端に ちょっぴり 緑が見えました

   by  アイ

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ヒサカキの始まるとき

相生山緑地に入ったのは 夕方に近い頃
温もりが 樹林の中 充分に残っていました
速足の園路 すれ違った 森の春の匂い
ヒサカキ開花IMG_0049 (800x533) 雄花大IMG_0039 (800x600)
ヒサカキ(姫榊) 未だ微かな でも確かな匂い
雄花IMG_0043 (800x533)
開花の株は少なくて たいていは雄花だけの 雄株
せっかくなので 探すことにしました ・・・・ 十数分後
雌花 雌花IMG_0052 (2) (600x800)
花粉の葯の黄色が無い分 花の中は緑の子房と白い柱頭 粋な彩り
撮った画像の中に たまたま
両性花IMG_0044 (800x600)
両性花も写っていました どの株にあったのか不明です

これから 1ヵ月あまり  去年は こちら
広い緑地のあちこちに ヒサカキの花が あふれる季節の始まりです

   by  Oak.

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シイの森・ため池水辺・ゴルフ場

春本番を想わせる、休日のこの日、牧野ヶ池緑地は大変な人出でした。
公園移設賑わうIMG_0498 (800x533)
「都心に近いからかな」「近くに集合住宅も多いですし」「相生山の四季を歩く会のメンバーより若い世代だね」「チョットだけね(笑)」
相生山から出て他の緑地公園を訪問、いつもの気楽なメンバー7+1。
園路IMG_0500 (800x533) 遊歩道IMG_0523 (800x533)
ファミリーで大にぎわいな公園施設から外れ、植生やや貧弱な感じがする樹林地へ。やがて大きな牧野ヶ池の畔。
水辺IMG_0510 (800x533)
開発によって水脈を絶たれてしまった相生山から来ると、水鳥たちの生息する場は珍しく、羨ましい。
水鳥IMG_0516 (2) (800x427) 水辺観察IMG_0537 (800x533)
「ミコアイサがいるよ」「エッ、どこどこ」「ずうっと遠く一番奥」「神子秋沙って何でだろ?白と黒なのに」「巫女は赤と白だけど、神子は違うのかな」
ミコアイサ①IMG_0528 (2) (800x533) ミコアイサ②IMG_0525 (2) (800x533)
名古屋市の東部丘陵には遠い昔、暖帯性樹林=シイカシ林が広がっていたと推察されています。やがて人が進出し、食料生産するために田畑を耕作し、利水用のため池をつくりました。現在では、その機能よりも自然生態系の維持と人びとのリクレーション要求を満たす目的に移行した思われます。なので「カネもうけ優先」の事業に対しては脆弱で、よほど意識していないと環境破壊の危機に直面しかねません。

神子つながりではないですが、広大な牧野ヶ池緑地の半分を占めるゴルフ場コースを見下ろす尾根の先端に、小さな社がありました。
社IMG_0497 (800x533)
かつてのため池のような、人びとが生きていくための必要性からではなく「需要を作り出し経済発展」を狙ったゴルフ場建設。その過程での稀有な事象に、禍を畏れて祀ったと掲示がありました。
湿地遊歩道IMG_0539 (800x533)
生きもののいのちを感じ、安らぎを覚える湿地。その近くの池の水面へ直接、ゴルフ場施設からと思われる酷い悪臭の白濁した排水が流れ込んでいる箇所がありました。
椎の森IMG_0549 (800x533)
一見、明るさと眩さのあふれる「自然」の裏面に、「人の欲」「見通しナシ行き当たりばったり」「自然軽視」が隠されているのを見ました。

後先になりましたが、シイの森の記事 こちらへと、問題意識は続きます。

   by  Oak.

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もう少し・・・あと少し・・です

相生山緑地 早春の花
ヒサカキ(姫榊)
ヒサカキ②IMG_0028 (800x533)
蕾 ふくらむ子が出てきました
ヒサカキ③IMG_0031 (800x600) ヒサカキ④IMG_0028 (2) (523x392)
畑に植えられた ウメの花は人と密接につながって
樹林のヒサカキは 人の都合とは関係なしに
ヒサカキ①IMG_0018 (800x600)
相生山に春を告げます 
ことしも もうあと少しで 森の春

   by  アイ
 この記事を書いたあと、相生山の四季を歩く会の仲間から「ヒサカキ開花してたよ」の知らせが届きました。会いに行かねば!

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タネツケバナの季節

紅梅IMG_0002 (800x533) 白梅IMG_0027 (800x534)
梅の花 華やかに香る 
その根元 畑の土の上 小さいけれど匂わぬけれど
負けず華やかに咲く 
梅樹下IMG_0026 (800x533)
タネツケバナ(種浸け花) 漢字表記すると季節が分かります
タネツケバナ①IMG_0024 (533x800)
イネの苗代 苗床に蒔く種籾を 1ヵ月前には水に浸さなくてはなりません 
この花が咲き出すころには その農作業が始まって
田起こし やがて 一面のレンゲ(蓮花)の春になる
連休から梅雨入りころには あっちもこっちも田植えに忙しい
農家育ちの私には懐かしい ひと昔前の景色です
タネツケバナ②IMG_0025 (800x533)
今は少なくなった米農家のほとんどが 苗は買ってきて植える時代
タネツケバナの名前の由来も 薄れていくのかもしれません

   by  R.62

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PS.冬芽たち

きょうも 4月晩春を思わせるような陽気 誘われて
晩春日IMG_0013 (800x533)
これまで 通り過ぎてきた冬芽たちに ごあいさつ
うっかりすると もう蕾や葉に展開してしまいそう ですもの 
コバミツIMG_0014 (800x533)
相生山緑地を代表する樹木の一つ コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)
ふくらんでいるのは みんな花芽です 3月中旬には咲きそうな勢い 
去年は こちら

「相生山にはゴンズイ無いんですか?」って 先週 こちら 聞かれました
「少ないですけど、ちゃんと居ますよ。時間の都合で今日は行けない」
ゴンズイIMG_0007 (800x600) リョウブIMG_0015 (800x600)
ゴンズイ(権萃)紫の頂芽が対生  リョウブ(令法)は芽鱗落として裸芽に

見逃してしまいそうに 小さな芽たち
ナツハゼ(夏櫨)可愛い花と果実と紅葉 目立つ子も 今はこんなのです
ナツハゼIMG_0019 (800x600) イソノキIMG_0012 (600x800)
隣り合って伸びてた イソノキ(磯の木)の一年枝
去年の葉痕の反対側に 今年の葉芽の産毛が長く光る

予備芽=副芽を持つ代表 エゴノキ 芽が最も小さい仲間
エゴノキピンズレIMG_0030 (800x600) エゴノキ副芽IMG_0029 (800x600)
二つの芽を紹介したいのだけれど ピントが・・・・合わない・・・・

日なたのイボタノキ(水蝋樹)は もう芽吹いていました
イボタノキIMG_0574 (800x600)
半落葉 越冬した昨シーズンの葉と入れ替り もうスグ

銀色に反射する アオハダ(青肌)の幹と枝
イチョウ(銀杏)みたいに 短枝がいっぱい
アオハダIMG_0591 (800x533)
その どれもの先に ぎっしり葉が付くのですが 参考に こちら
鱗芽まだ堅い 少しくらいの暖かさには 用心深い性質みたいです

三寒四温 やがて一気に騒がしくなってくる雑木林
今日は ここまで 近々また来ます

相生山の四季を歩く会のホームページ 更新されました こちら 
2月例会の記事が載っています linkがいっぱい お楽しみください

   by  アイ+R.62

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ヤブツバキ初花

相生口から入って竹藪を過ぎて 木道を渡って 
人工林の手前 道路遺構の見える谷
ヤブツバキ咲く①IMG_0581 (533x800) ヤブツバキ咲く②IMG_0580 (800x533)
春の花 ヤブツバキ(薮椿)の開花
ヤブツバキ花IMG_0579 (800x533)
暖帯植生=照葉樹林 シイ・カシ林の随伴種とされるヤブツバキ
相生山緑地内 民家の庭や生産緑地傍の植栽木とは異なって
自然植生と思われる株は 数少ないのです この子は貴重な一本
ツバキとタケIMG_0003 (800x533)
ただ 年々タケ(竹)の進出繁茂が凄まじく 花が小さく少なく
樹勢が弱っているように見えて 気になっています
「生物多様性」や「生態系保全」を語りながら
自然植生を圧迫してしまう 植えたタケの管理を放棄する人間に

椿一輪 啓発為なり 春2月

   by  アイ

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相生山は大にぎわい

芽吹き
芽吹きIMG_0575 (800x533)
春霞 
春霞IMG_0589 (800x533)
相生山は朝のうちから 大にぎわい
人出④IMG_0409 (800x533) 駐車場IMG_0033 (800x533)
常緑トンネルも 光あふれて
園路IMG_0017 (800x533)
「最近よく来てます」「初めて」「近くなんでね」
人出②IMG_0016 (800x533) 人出③IMG_0582 (800x533)
お昼までに おおよそ200人 もっとかな?
人出①IMG_0023 (800x533)
ヒメボタルの時期を思わすような 人出になっていました

   by  アイ

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スダジイの森に遊ぶ

(仮称)「相生山以外の緑地にも出かける会」のメンバーで 牧野ヶ池へ行きました
ゆっくり3時間コースの最後に 大きなシイ(椎)の木の森
シイの森に遊ぶIMG_0543 (800x533)
誰かが根元に実を探しました ふっくらと長い実 スダジイでした
シイの実拾うIMG_0544 (800x533) スダジイの実IMG_0550 (800x533)
みんなリスになって 1個2個かじりました
「上手くむけない」「久しぶり、シイの実」「炒るともっとおいしいよ」
シイの実食べるIMG_0546 (800x533)
案内してくれた会長さんの葉子さんコメント
「牧野ヶ池緑地は喜んでいただけるか心配でしたが、良かったです。一人で歩いていると、そんなに見るところがないように思っていましたが、皆さんと歩いていると改めて良さを思いました」

こちらは相生山のシイ アラカシ(粗樫)の若木の前に5歳ぐらいかなの幼木
動物たちに果実を供給して子孫を残すには 未だ未だ時間がかかりそう
シイ幼木IMG_0564 (533x800) シイ解説IMG_0438 (800x533)
「相生山の四季を歩く会」のとき 「いつ頃になったら実が出来ますか?」
「あと20年ぐらいは・・・」「ワタシ無理だあ」「大丈夫!長生きしようよ」

自然観察のベテランを自認する人が
「森が暗くなるから、このシイもそのうち伐らなイカン」って
夢も遊びゴコロもない考え方を どこで拾ってきたのかしら

関連:ラブリーアースのホームページから 森のひとり言 こちら一読ください

   by R.62

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林縁は面白い

相生山の四季を歩く会1~2月の恒例 冬芽人気コンテスト
best3までには入らぬものの 根強い人気 
アオギリ(青桐)とハリエンジュ(針槐)
キャプチャ 冬芽コンテスト結果部分
相生山では 相生口の駐車場わき 
道路予定地や住宅地と隣り合って生育しています
彼らは元来 街路樹や公園樹あるいは蜜源植物として 人に植えられたもの 
そして その種子が風や鳥によって 樹林地にまで運ばれてきたと思われます
林縁IMG_0427 (800x533)
みんなが熱心に観察しているのは この子
ハリエンジュ観察IMG_0429 (800x533) ハリエンジュIMG_0338 (4) (600x800)
ハリエンジュ(別名:ニセアカシヤ) 相生山で唯一の隠芽を持ちます
枝の棘と 維管束痕や下に隠れた芽のようすから 『悪魔の顔』
アオギリIMG_0058 (800x600) (2) アオギリ解説IMG_0433 (533x800)
こちらは アオギリ  托葉痕にピントが合って帽子の毛はモサモサ
「あたたかそう」「りっぱ」「力強い」「かわいい」 特に女子から高評価

冬芽のようすも面白いのですが もっと面白いのは
この子たちが樹林の中でなく 林縁部にとどまっていること
森林の「マント」「袖」と言われる 多くは蔓性の植物
~相生山ではフジ(藤)やクズ(葛)やアケビ(木通)~たちによって
樹林の中へ植栽木や外来植物が入り込めなくなっていること
とくに 日照を好む種は林縁部で育つことになります
アオギリIMG_0432 (2) (800x533)
「便利な道路」や「明るく見た目の良い公園」では気づかない
自然の森林の持つ力 自然と人のせめぎ合いが
林縁部の植生に見られることも 面白いと思います

   by  Oak

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相生山の冬芽~「私のお気に入り 」紹介②

前回:こちら からの続きです
お気に入り冬芽 推薦コメント
IMG_0005 (800x566)
〔クリック+Ctrlキー〕で拡大して お読みください
ミヤマガマズミ観察IMG_0439 (800x533) 谷にてタカノツメIMG_0441 (800x533)
誰もが熱心に 目と足を使って 相生山の春と向き合いました
IMG_0006 (800x566)
展開間近の コバノガマズミ(小葉の莢蒾)  たくましい タカノツメ(鷹の爪)
コバガマIMG_0357 (800x600) タカノツメIMG_0028 (600x800)
元気に伸びする ヤマウルシ(山漆)  葉先覗く アズキナシ(小豆梨)
ヤマウルシIMG_0480 (600x800) アズキナシ冬芽IMG_0450 (800x600)
上のコメントにある「踊る冬芽ちゃん」記事は こちら 
覚えていてくれて嬉しかったです ありがとうございます
㉒IMG_0004 (800x566)
裸芽と鱗芽 頂生側芽 副芽(予備芽) 隠芽 花芽や葉芽 ・・・・・
ホームページ更新されたら 資料参考に思い出してみてください
ハギ解説IMG_0473 (800x533) たいらちゃん観察中IMG_0461 (800x533)
2歳のたいちゃんはパパと一緒  どの子を好きになったかな?

    by  アイ+Oak.

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岐阜は雪降り

昨夕からの雪が 未だ降っています
西濃方面は大雪警報ですが こちら東濃は降ったり止んだり
雪降りIMG_0574 (800x533)
咲き始めていた南高梅の花が 閉じ込められてしまいました
梅に雪IMG_0570 (2) (800x533) ふったりIMG_0572 (800x533)
まだもう少し積もるかなあ 
明日も山の仕事は無理だろうか 伐ったら頭から雪かぶりそう

棚にスキ間が大きくなりました 止んだら薪割りです
薪棚IMG_0567 (800x533)
昨冬は一度も雪を見ませんでした
ことしは例年並み(?) にしては 寒暖が激しい
異常気象 天変地異の報せでしょうか

   by  Oak.

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相生山の冬芽~「私のお気に入り 」紹介①

「相生山の四季を歩く会」の冬芽観察の記録
庭②歩くIMG_0479 (800x533) タブノキ観察IMG_0456 (800x533)
参加者の皆さんが残して下さった 「私のお気に入り」投票用紙から
冬芽の特徴 推薦理由を紹介します 〔クリック+Ctrlキー〕で拡大ください
IMG_0002 (800x566)
人気No.2の ザイフリボク(采振木)
ザイフリボクIMG_0041 (800x600)
5種に絞るのに 持ち点の配分に 苦心の跡が見られます
IMG_0003 (800x566)
7位のタブノキ(椨)
タブノキIMG_0457 (800x600)
限られた時間の中で ていねいに記入していただけました
IMG_0004 (800x566)
集計結果(上位一部)は こちら
次回に続きます

   by  Oak.

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人が去った梅畑では

日曜日の相生山の四季を歩く会 畑の隅で冬芽の観察
梅畑混雑IMG_0490 (800x533)
賑やかに 人びとの去った翌日
zoomで おじゃましました 梅畑
梅にメジロ?IMG_0560 (800x533)
雨降りでも関係なし きょうは野鳥たちが賑やか
枝から枝へと 跳ねる メジロ(目白)たちの大きな群れ
シジュウカラIMG_0557 (800x533)
ツイーッツと降り立ったのは シジュウカラ(四十雀)
頭を振り しきりに嘴で何かを選り分け せわしい
人の居ない梅畑IMG_0410 (800x533)
動きが無いように見えても いのちが潜む時空間
人が居ないときが 本当の姿かもしれない 相生山

   by  アイ

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資料が足りなくなったのは初めてです

相生山の四季を歩く会*2月 暖かい春の日
集合場所受け付けは大混雑 参加者40人
集合地IMG_0426 (800x533) 相生山の四季を歩く会2月参加者キャプチャ
12年で初めて 用意した資料が足りなくなってしまいました
登録されてる方には前日までにメール送信 持参いただけるので
今回印刷は35部 「たぶん大丈夫」予測でしたが うれしい誤算 
最後はスタッフの自分用を出して 「ご夫婦には1部」お願いして 何とか・・・
相生口IMG_0431 (800x533)
事務局の反省会
「最近、参加者が増えてるけど、これほどとはね」
「やっぱりコロナで行く所が無くなってる?」
「普段のウイークデイでも、相生山へ初めて来て歩いてる人多い」
「これから花が咲いて陽気が良くなると、もっと増えてくるよ」
参加者経年変化を調べてみました
相生山の四季を歩く会春の参加者キャプチャ
前年末に「道路廃止宣言」された 2015年1月の51人最高記録は別として
春3月から初夏5月は 余程の悪天候時を除いて30~40人 一年のピーク
「対策を考えなくっちゃね」
「参加アンケートにも苦情、要望ありました」
「どうしても列が長くなって後ろの方のケアが・・・」「2班に分ける?」
「人は?」「案内、説明は誰もが出来るわけじゃない」
「スタッフ補充・・・」「役割分担・・・」「前後ろの中継連絡係が要るよ」
シンボルコナラ前IMG_0446 (800x533)
3月定例会までに1ヵ月あります 
対応策を考え中です 
良い知恵 お貸しください

   by  R.62+Oak.

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前線通過

昨日の春の日から 一転して 冷たい雨の朝
雨にネジキIMG_0551 (800x533) ネジキ雨滴IMG_0552 (800x533)
みんなが賑やかだった 園路横のネジキ(捩木)の 
枝も芽鱗も顔出した葉先も 静かに沈んで
雨にシイIMG_0554 (533x800) シイノキ(椎の木)まで来たとき
雨粒が どんどん大きくなりました
風がコナラ(小楢)たちの梢を 激しく揺す振って 
前線通過①IMG_0556 (800x533) 前線通過②IMG_0561 (800x533)
すごい降り びしょ濡れ 
牡丹雪を撮ったような画になりました
前線通過③IMG_0566(800x519)
西の空が まもなく明るくなって
白梅IMG_0563 (800x533) 梅に雨IMG_0558 (800x533)
夕方までに空は回復 けれど
寒くなるんですって 寒冷前線通過だったのかな? お預けの春

    by  アイ

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開票速報!

相生山の四季を歩く会 冬芽観察 
冬芽観察IMG_0447 (800x533) 観察選考中IMG_0466 (800x533)
広い樹林地 全ての冬芽を訪ねることは 不可能に近いのですが
出来るだけ歩き回って ていねいに視るために 「お気に入りコンテスト」
観察→審査(?)→投票  投票参加者は30人
投票中IMG_0495 (800x533)
一人5票まで 持ち点は5点以内 「絞るのがムズカシイ・・・」
さて結果は? excel集計切りとり
キャプチャ  冬芽人気投票
一位は 今年も ウスノキこちら
僅差で ザイフリボク:こちら に勝る
 参考に 昨年の様子と結果は こちら
「冬芽」というよりは 「春芽」との出会い
詳しくは続報 ホームページ更新まで お待ちください

   by  Oak.+R.62

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「バカなことを・・・!」

「何これ!」 異様な景色に呆然 
相生山緑地の北部 一部公園化された「オアシスの森」
〈周回道路〉と名付けられた 「森の手入れ」実施区域 の西端で
ミカン②IMG_0397 (800x533)
立ち止まっていたら 後ろから
最近よく合う ウオーキング中のGさんの声
「ひどいでしょう。鳥を寄せようとして、こんなことやってる人がいるんよ」
「写真撮るため?」
「いいや、ただ鳥に餌やりたいだけみたい」
「知ってる人?」
「時々見かけるジイサン3人連れ」
ミカン①IMG_0398 (800x533)
「自分らが野鳥を集めたくてやってるわけ?」
「そう。こんなことするから、ヒヨドリがやってきて、メジロとか小さい鳥は追っぱらわれるんよ」「それなのに『鳥来るようにしてるのに来ん、来ん』って。『バカじゃないの』って言ってやった」
「自分の事しか考えてないんやねえ」
「そうだよ。あっちにミカンいっぱい置いてるでしょう」
「わー、ひどいね。やりたい放題」
「これまで居た小さい鳥が居れなくなるわ、ミカンの後始末はせんわ、どうしょうもない」
ミカン③IMG_0399 (800x533)
人間が野生動物が住めなくなるような環境破壊をして その「罪滅ぼし」的に
「自然保護」とかの名目つけて 本当に良いことかどうか考えずに
自分勝手に「良い事」をしている例は たくさんありますが

相生山で 今日見つけ聞いたことは それ以下
「自然愛好」を自称する人びとが 生態系を破壊しています 無自覚に

   by  アイ

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森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
人と自然の関わりについて ときに思いを述べます ご意見コメントいただければ嬉しいです
 
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