fc2ブログ

タモを持って来れば良かった!

日曜日の「相生山の四季を歩く会」報告 こちら 続編です  
画像と新しい参加者のコメントから 一部紹介します
相生口始まりIMG_0009 (640x427) 雨跡IMG_0010 (640x427)
秋晴れの強い陽射し でも クサギ(臭木)の谷に向かう園路は水たまり

シンボル-コナラ(小楢)南の草地で 虫探し
草地昆虫班IMG_0018 (640x427)
「草が刈られたせいかなあ。植生が去年から変わって、虫の顔触れがずいぶん違ってしまってますね」(講師の内藤さん)
資料結合 今月の資料
1面は「秋の虫」 2面は「ドングリ特集」

・雨あがりの青空で気持ちよかった。虫はちょっとにがて。(かつ子)
そんな人は「相生山のドングリの木を極めよう」
ドングリいろいろIMG_0020 (640x427)
・散策だけでなく、植物生物全般について親切な説明をしていただき、勉強になった。(バンノ)
菅田口樹下IMG_0060 (640x427)
・通りがかって参加。好きな昆虫について学べた。質問しても詳しく教えてくれた。(TaK)
カマキリ観るIMG_0032 (640x427) 昆虫学習①IMG_0064 (640x427)
・楽しかった。また来たい。具体的に教えてもらえました。 (アキ子)

今日のヒロイン! オオカマキリ(大蟷螂)♀ ステージの上に
オオカマキリ②IMG_0076 (640x427)
・お話が分かりやすかったです。タモを持って来ればよかったと思いました。(りょうこ)

ただいまアンケート集約中です 今月は量が多い!
ホームページ更新まで数日お待ちください

    by  アイ+Oak.

にほんブログ村 科学ブログへ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line

台風一過 秋の顔触れ

快晴の朝 下弦の月
下弦IMG‗0003 (640x427)
最初に登場 エンマコオロギ(閻魔蟋蟀)
「虫嫌い」だったはずの人も 「こうやって観るの初めてだわ」
エンマコオロギIMG_0005 (640x427)
秋の虫の代表 キリギリス(螽斯)の仲間
「じょうずにつかまえて、つかんでみせてくれる、おにいさんせんせいすごい」
キリギリスの仲間IMG_0074 (640x427)
林縁の生産緑地にも 秋の色揺れる
カラスウリ(烏瓜) カラスウリIMG_0086 (427x640)
「カラスが食べるから?」「カラスって付くのはニセモノって意味らしいです」
アベマキIMG_0059 (640x427)
アベマキ(棈)のドングリから 早くも発根
「赤とんぼ!」 「アキアカネの仲間ですが同定は難しいんですよ」
赤とんぼIMG_0045 (2) (640x427)
それぞれが「秋さがし」 秋の顔触れ 
ほぼ全員入ったかな33名 初めての人も久しぶりの人も
集合IMG_0039 (640x427)
午後からは 有志でランチしながらミーティング 
18日の相生山緑地の検討会 参照:こちらにむけて 
話しあいに夢中で 撮るのを忘れてしまってました

とりあえずの報告 相生山の四季を歩く会*2020年10月の一日 

     by アイ

にほんブログ村 環境ブログへ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line

雨あがり 秋の窓

相生山の秋の窓
秋の窓IMG_0049 (640x427)
常緑アラカシ(粗樫)の向こう すこし薄くなったコナラ(小楢)の緑
黄み帯びたオオシマザクラ(大島桜) ヤマザクラ(山桜)
挟まれて 雨粒に滲んだ 早い紅葉 カキノキ(柿の木)の朱
秋の窓②IMG_0050 (640x427)
小さなギャップの 今日は冷たい厚い雲
ツツジ科の ウスノキ(臼の木)もナツハゼ(夏櫨)も 待ちかねて
秋の窓④IMG_0045 (640x427)
明日になれば 朝になれば
葉陰に隠れていた鳥たちも 草むらに潜んでいた虫たちも
跳び出してくるでしょう 秋の窓

   by  アイ

にほんブログ村 科学ブログへ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line

秋の虫たち顔ぶれ拝見

晩秋のような 肌寒い日が続いています 
コナラ(小楢)の枝に残る殻斗 ドングリも落ち始めたらしい
大粒の雨水に 揺れて濡れるエビヅル(海老蔓)
秋すすむIMG_0057 (640x427) エビヅルIMG_0048 (640x427)
今朝の毎日新聞に 日曜日の案内記事
毎日朝刊IMG_0002 (800x386)
雨の日に出会った昆虫は 頑丈なオオスズメバチ(大雀蜂)のみ
でも 台風一過になりそうな明日は バッタ(飛蝗)やコオロギ(蟋蟀)が
草むらから 跳び出してきそう
オオスズメバチIMG_0040 (640x480) 秋の窓③IMG_0043 (640x427)
樹林の向こうが明るく透けています 
秋雨前線に促されて 少し紅葉前線
季節の扉が ぎゅううーん 開きました

   by  アイ

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 名古屋情報へ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line

紅白のハギ

雨中に歩いた 相生山緑地南東部 崖地の上
満開のハギ(萩)の花色が 紅白の対比 こちら も参照に
南東部崖地IMG_0028 (640x427) ツクシハギ?IMG_0030 (2) (640x427)
終わり花なのかと 別に探した蕾の花弁 
明らかに白い そして紅(紅紫)が艶やか
ツクシハギ①IMG_0025 (640x427)
咲いた花 旗弁と竜骨弁(=船弁)が白っぽく 左右の翼弁は紅紫
これまでも 同定しようとしてきた ツクシハギ(筑紫萩)ではないかしら
過去記事 “ツクシハギorヤマハギ” こちら
ツクシハギ②IMG_0023 (640x427)
北部の散策路でも 似た個体がありましたが
白い部分が すこし紫がかって見えました
ヤマハギIMG_0046 (2) (640x480)
ちなみに マルバハギ(丸葉萩) こちら とは全く違っています

種が違うのか 個体差なのか 変異にこだわるより 
萩の花を愛でれば良いのではないか という考え方もありましょう
違いにこだわって より丁寧に観ることが出来るのも 楽しいことです

    by Oak 

にほんブログ村 科学ブログ 自然科学へ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line

台風が心配です

11日(日)は「相生山の四季を歩く会」
コバガマIMG_0052 (640x427)
台風の進路と速度が心配です
大きな被害を及ぼさないか 日曜の朝どうなっているか
秋の足もとIMG_0042 (640x427)
中日新聞には今月の始め 早々と案内が載りました
テーマは~秋の虫たち 顔ぶれ拝見~ 詳細 こちら
愛ラブ自然IMG_0002
「雨も風も自然」と考える私たち事務局は
雨天決行 警報発令中でも とりあえず出向きますが
参加の皆さんは それぞれの判断と問い合わせを望みます
コナラIMG_0018 (640x427)
相生山の秋は 雨を受けて 一段と進みそうなのですが

   by  アイ

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログへ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line

萩に雨

台風14号と前線の影響で 冷たい雨に
ハギ(萩)の花 咲き枝垂れ こぼれる
晴れもいいけれど こちら 雨もまた良し
萩に雨③IMG_0046 (427x640) 尾根のハギIMG_0047 (640x427)
北部尾根筋の園路から 思いついて緑地南東部へ行ってみました
元旦初日の出を迎える場所 こちら は ハギとススキ(芒)の秋
萩に雨①IMG_0021 (640x427)
接近 濡れて 万葉からの紫 こちら
萩に雨④IMG_0030 (4) (640x427)
江戸時代は この崖地のような景色があちこちに見られたのでしょうか こちら
萩に雨②IMG_0029 (640x427) 崖地のハギIMG_0027 (640x427)
ハギの盛りは いつも雨? こちら
ところで ハギと共に雨に降られていて 見つけたことがあります
それは別記事で 少々お待ちください 

    by  Oak.

にほんブログ村 科学ブログへ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line

サルノコシカケ

いつ頃からだろう 相生山のシンボル-コナラ(小楢)に
サルノコシカケ(猿の腰掛)が見られるようになりました
シンボルコナラIMG_0037 (640x427)
秋になって どんどん成長している気がします
根元に生えてるのは すごく頑丈になってきました
シンボルコナラ_サルノイコシカケ①IMG_0009 (427x640) シンボルコナラ_サルノコシカケ②IMG_0038 (640x427)
サルノコシカケもキノコ(=菌類) 見えてない下に菌糸がビッシリのはず
コナラから養分を摂って 衰退部の分解を早める役割を担っているとしたら

森深くの別のコナラにも 種類の違うサルノコシカケ
サルノコシカケ①IMG_0152 (640x427) サルノコシカケ②IMG_0153 (475x640)
赤っぽい粉に見えるのは 胞子なのか 
浸食され分解されたコナラの樹皮や木部なのか

「わしが、こんなコドモやった頃、この木も一緒くらいチッサかったでなあ」
かなり高齢のオジイサンに聞いたことがありました
シンボルコナラ根元②IMG_0043 (640x427)
コナラの寿命は80~100歳くらいとも言われます
いつか シンボルコナラが倒れるとしたら寂しいけれど
自然の摂理は 仕方ないのですね

    by  アイ

にほんブログ村 科学ブログ 自然科学へ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line

維持管理は大変だ

日曜日の相生山緑地 道路工事壁横の相生口駐車場付近
相生口DSC_5909 (640x480)
何かスッキリした様子! と思ったら
フェンス向こうの「道路用地」 夏の間に繁茂した草木が刈られて
草刈り作業DSC_5908 (640x480) 工事中DSC_5910 (640x480)
よく見ると入口に 除草作業中の看板がありました
工事案内DSC_5907 (640x480)
ところで「沈砂池」って どこにあるんだろ?
きっと 着工済み「道路」区域から流出する土砂を貯める設備があって
定期的に廃棄処理が要るんでしょうね

土曜日午後には 稲田口近くの「橋脚」足もとで
土砂流出防止柵の交換工事が為されていました 参照記事:こちら 
橋脚②IMG_0018 (640x427) 橋脚①IMG_0016 (640x427)
こうした維持管理費に 年間いくら使ってるんだろ 私たちの税金
もしも「道路=市道弥富相生山線」が完成していたら 
その維持費は どのくらい掛かることになったんだろう

人が便利を望んで 何かを変えて 何かをつくるとき
つくる費用だけでなく そのあとズーッとの費用も掛かる
自然のままにしておけば はるかに安い・・・と思うんだよ
環境にもやさしいままだし・・・・

だから よくよく考えないと ホントはつくり始める前に
未だ 引き返せるうちに
どっちが 自分たちのためになってるんだろうかって
「決まったことだから」なんて言ってないでね

   by  Oak.

にほんブログ村 環境ブログへ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line

寒露間近

秋分過ぎて 夕暮れが早くなって
相生山の季節の移ろいが 果実に映ります
クサギIMG_0007 (640x480)
曇り空にも 輝きを増す クサギ(臭木)
アラカシIMG_0003 (640x427)
雌しべの花柱を頭に残して アラカシ(粗樫)
サワフタギIMG_0017 (640x427)
サワフタギ(沢蓋木)に たった一つ 
碧い珠を見つけました
森の色が 涼気に染められていきます いつの間にか
 

    by  アイ


にほんブログ村 科学ブログ 自然科学へ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line

花!・・桜?

あらっ・・・花咲いてる
サクラ花①IMG_0034 (640x427)
エッ・・・ツツジ?
サクラ花②IMG_0033 (640x427)
違う サクラみたい・・・
まさか?
だって 葉っぱ揉んだら 桜餅の匂いしてるよ
あっちにも 咲いてる 
サクラIMG_0035 (640x427)
すぐ横に 萌芽更新した大きなサクラの木がありました
根が伸びていて 浅く盛り上がって そこからの「ひこばえ」

いのちの危機から 花つけた
異常気象で 花つけた
それとも よくある 自然の気まぐれ?

   by  アイ

にほんブログ村 科学ブログ 自然科学へ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line

宿題提出・・・ススキの花

中秋の名月 十五夜に欠かせないススキ(芒・薄)
ススキIMG_0167 (640x427)
ススキの花の記事 こちら から2週間
花の画像を求めてきました やっと!
宿題提出 基部長毛IMG_0168 (640x427)
花をつけた小さな穂の基部に毛があって 
種子が出来るとパラシュートの役割で 空中散布

こちらは別の場所で 穂が紫に見える子
ススキ♀♂IMG_0006 (640x427)
で囲んだブラシ状のが雌しべ 内 ぶら下っているのが雄しべ
ススキ♀♂IMG_0009 (2) (640x480)
ところで 先端の長いノギ(禾・芒)は 何のためにあるんだろ?
次々と 分からないことが増えてきます
ススキ禾IMG_0169 (640x427)
でもね 確実に分かったこと
秋の七種 2番目に挙げられただけあって
立ち姿も美しいけれど じっくり見ると 花もキレイ

   by  アイ

にほんブログ村 科学ブログ 自然科学へ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line

気まぐれな庭師と相生山

相生山緑地の北半分、通称「オアシスの森」の「展望台」跡。
園路ギリギリまで伐採された樹林地についての前記事 こちら
ターミナル中央IMG_0016 (640x427) 北向きIMG_0019 (640x427)
散策中に通りかかって「ビックリした!」数人からの連絡があり、名古屋市の担当部署に現場確認と「伐採理由」の説明を求めました。まだ回答はありません。勝手な憶測ですが、「荒れた森にならないように森づくり活動をしています」と返ってくるのかな?
掲示板付近IMG_0017 (640x427)
同じような光景は「オアシスの森」全域に、何か所も見られます。「生物多様性のための伐採地(双子池口上斜面)」「ツツジの園」「爆弾穴=第二次大戦米軍による焼夷弾被弾跡」「桜の園」などなど。
下は「アカマツ林再生プロジェクト」区域の最近の伐採地 参照 こちらです。
伐採地IMG_0038 (640x427)
「相生山はアカマツとコナラなどの森」と書かれた掲示を見ますが、実際は違っています。マツは生育していますが、自然交配か人工交配植栽のアイグロマツ(間黒松)かアイアカマツ(間赤松)のようです。現在はアカマツなんてないと思います。「アカマツ林再生――」区域でも、自然のマツ林に比べると異常なほど密生したマツと他の植生の混交林が見られます。
アカマツ林再生現場②IMG_0032 (640x427)
相生山を代表するコナラ(小楢)やアベマキ(棈)も樹齢80年を超え、寿命が近づいていると思われます。代わってアラカシ(粗樫)が増え、数年前からシイ(椎)の幼木も育ってきました。相生山はシイ・カシ林への移行の遷移段階にあるようです。「アカマツ林にしよう」としても、母樹になる自然のアカマツ自体が存在しない。土壌からは潜在自然植生の常緑照葉樹が優先的に育ちます。ですから、一旦皆伐区画をつくっても10年足らずで、こうなってしまう。
アカマツ林再生現場①IMG_0028 (640x427)
「暗い森にならないように」と常緑樹を伐採しても、萌芽更新可能な樹高で伐るため、不自然に再生します。自然に逆らって「明るい心地よい森にする」なら、適宜手を入れ続けなければなりません。この先ずっと、実施可能ですか?根絶やししても、やがては常緑樹の樹林になることでしょう。それが自然です。
アラカシ萌芽IMG_0035 (640x427) クスノキ萌芽IMG_0036 (640x427)
アラカシ クスノキ(樟) どれも樹齢10数年の低木を伐ったと思われます。伐られて「危機を感じた」樹木は一層盛んに幹を伸ばし枝を張り、光合成のための(=生き残るための)葉を茂らせます。最も多く犠牲になっているヒサカキ(姫榊)も。
ヒサカキ萌芽IMG_0037 (640x427)
もともと成木に近い樹齢で伐られたため、樹高は低くても花をつけ結実は早い。ですから伐られる前より一段と速く繁茂し、生育域を拡大すると考えられます。
アカマツ林再生現場③IMG_0029 (640x427)
こうした推測や検討がなされた上での伐採行為が繰り返されているのでしょうか。充分な思考なく安易な伐採が続き、しかも区画を広げるため以前伐られた区画は放置され、かえって「荒れた」景観を呼び込みます。個人の庭なら「要らない木を伐って、とりあえずスッキリした」でもいいでしょう。
けれど相生山緑地は、自然の樹林地がそのほとんどを占めています。大都会名古屋に奇跡的に残った生態系豊かな樹林地。その行く末を一部の人びとの意見(=好み)や行動にゆだねてしまっていいのでしょうか。行政はフォローしていますか?何年先を見据えて相生山と付き合おうとしていますか?
南からIMG_0021 (640x427)
名古屋市は、相生山の自然な樹林を「気まぐれな庭師」に任せて、責任放棄しているように思えてなりません。理論も方法も姿勢も、「決まったことだから続けている」から脱して、広く市民の感性や意見に耳を傾ける時期だと思います。10月18日 参照記事こちら が、その好機の始まりとなりますように。

   by  Oak.

にほんブログ村 環境ブログへ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

line
line

line
プロフィール

森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
人と自然の関わりについて ときに思いを述べます ご意見コメントいただければ嬉しいです
 
ブログランキングに参加しています クリックで応援よろしくお願いします
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村 科学ブログ 自然科学へにほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 名古屋情報へ

ときどき ご訪問くださいね 
管理画面

line
最新記事
line
訪問者
line
検索フォーム
line
カテゴリ
line
最新コメント
line
リンク
line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
QRコード
QR
line
RSSリンクの表示
line
最新トラックバック
line
月別アーカイブ
line
sub_line