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ひと月遅れの八十八夜

ビーちゃん と勝手に名付けた 裏山の奥に住んでるトビ(鳶)晴空に登場 
ビーちゃんIMG_0001 (2) (640x480)
名古屋から 小さなファミリーがやって来ました 今日は「お茶摘み」
八十八夜はとっくに過ぎたのですが パパママのお仕事やコロナのせいで
すっかり遅れてしまったのです でも山のお茶なので柔らかいから まっいいか
出発IMG_0004 (640x427)
おそろしく急な斜面を登ります 「お茶畑」ではありません
人工林を皆伐した「元山林」跡地 真っ暗な林内にチャ(茶)は生きてました
急登IMG_0010 (640x427) 
2年前に ヒノキを伐るときに安全のため周辺低木を刈り払ったのですが
他の広葉樹ともども チャノキの根っ子は残って 日照浴びて今が天下! 
お茶摘み①IMG_0007 (640x427)
こどもってスゴイ!ですね お父さんたちが「これかな?」って 
ソヨゴ(冬青)やヒサカキ(姫榊)に首傾げてる横で
「これおちゃ?」「コレ、オチャ?」って持ってくるのは100%正解!!!
年長者のあやちゃんは「ここがこうギザギザあるのだよね」鋸歯が分かってる!
お茶摘み②IMG_0013 (640x427)
倒しっぱなしの木の幹や 切り株や 枯れ枝 ときに バラ科のトゲ
ガラガラ ズリズリ 登ったり つかまったり 踏ん張ったり
小さいレジ袋1/3くらいは 入ったかな 
朴葉寿司IMG_0015 (640x427)
お昼ご飯は 朴葉寿司と焼き魚
「せっかくのお天気だから外で」日光直撃 七輪の煙 ウグイス(鶯)の声
フキ,サンショウ,サヤエンドウ,ミツバ・・・山や畑の「有り物産直品」
「こどもたち、普段食べ慣れてないだろうけど・・・」
「雰囲気で食べるので大丈夫と思います」 そのとおりでしたモリモリ

お茶つくりの「講習会」 「持って帰って明日中に」「やってみま~す」
自然生えの「ワタシが採った」お茶 「美味しい」って飲んでくれるかな?

   by  R.62

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ヒメボタルに代わって

 相生山に夏が来ました。ネジキ(捩木) に続いて テイカカズラ(定家蔓)の花も終盤を迎えています。梅雨の気配が濃くなって、ヒメボタル(姫蛍)の羽化も最盛期を過ぎました。
テイカカズラIMG_0040 (640x480) 車_人DSC_0033 (640x427)
 ことしは「新型コロナウイルス」の影響で、「3密」を避けて相生山緑地に来る人が春先から急に増えました。樹林に不案内な「初めて」の人が、どれほど道迷いして「入ってはいけない」箇所に踏み込んでいたことか。「不要不急の外出自粛」を呼びかけた「緊急事態宣言」が、折悪しくヒメボタルの時期に解消されました。懸念していた『相生山でホタル見物』の人波が週末に押し寄せてきました。とりわけ、写真・動画撮影目当ての人びとは深夜になっても居続けています。
 これは先週のウイークデイ23時ころのようすです。緑地の山根口に近い外周道路は違反ギリギリの駐車の列。週末は地域の巡回車やパトカーも出動していました。
 管理者の名古屋市は、「ヒメボタルの環境調査」は実施しているものの、地域住民の環境影響への調査には不熱心。ましてやヒメボタルをはじめ森の動植物を大事にする姿勢は一貫して見られないのが残念でなりません。こちら
山根口東DSC_0039 (2) (640x426) 山根口北DSC_0038 (2) (640x427)
 「ホタルの写真を撮っているだけだ。飛んでいる区域内には入り込んでいないし、自然破壊してないよ」と言われるかもしれません。ヒメボタルの生態を少し学んだ人なら、《飛んでいるのは♂だけ》ということはご存知でしょう。ですから正確には「ヒメボタルの♂だけの写真を撮っている」のですね。狭い通路、数珠つなぎに歩く見物人から機材と自分を守って、良いアングルを確保したいカメラマンが三脚を据え付けた、すぐ傍の園路脇にヒメボタルの♀は潜んでいるかもしれません。
 先日の相生口の竹藪沿いでのことです。懐中電灯で足元を照らしながら坂道を下りてきた人がいました。光が見えたとたん、竹藪の出口でカメラをセットしていた男性2人が大声で「ライト消せ~っ!」と叫んだのです。消灯して、間もなく通りかかったのは小学低学年の女の子を連れた夫婦、お母さんはすっかり委縮していました。「ホタルに灯りは禁物」は常識と言えばそうなんですが、叫んだ連中は≪光が入って自分たちの撮影のジャマになる≫からだったのです。こうしたことが頻繁で、気分悪くして帰っていく人のつぶやきが時にSNSで流れています。
 この日は、いつも監視に来ているオジイサンが「ホタルは光で交信して子どもを産む相手を探しているんだよ。たった10日足らず水だけ摂って。だからジャマしないで」と説明して「よかったら案内するよ」と言ってくれていました。
 
 ヒメボタルを大事にしたいなら、その《生存している環境すべて》を大事にしなくてはなりません。水や空気や温度や土や植物や他の動物たち、相生山緑地に《人が与え続けている圧力のすべてを省みて》いただかなくてはならないのです。

 「ホタルを大事に」と言っている人たちの中に、「こんなキレイな蛍、あんたの子どもや孫にも見せたいだろ。だから、道路つくらせたらあかんのや」と説いているのをよく聞きます。何か違う、と思ってしまいます。それって結局、あなたたち人間のため?「ホタルを見たいために、見せたいために」自然を守るの?
 「道をつくれ」と未だに言う人たちは「人とホタルとどっちが大事や!」と2択を迫ります。
  橋脚ギャップIMG_0130 (640x427)
 《ヒメボタルなどの野生のいのちが生きる環境を破壊していけば、自然の一部であるヒトの生存存続も危うい》と、どうして理解できない?「コロナによる経済活動抑制によって自然環境が好転した」「これまでの生き方を見直す契機にしなければ」という主張も見られるようになってきました。でも、それは未だ未だ一部です。
 ほんの20年前までは「ヒメボタルのステージ」と呼ばれていた、稲田口近くの谷の合流点。樹木が伐られ、コンクリートの橋梁・橋脚が立てられ、工事中止~計画廃止宣言が出されて、最近やっと少しだけ元に戻ってきた感があります。
 「道路工事を止めなければ相生山の森は壊されてしまう。みんなに訴えるにはヒメボタルの存在を公開するしかないかも。けれども、そうしたら大勢の人が押しかけて、上手く規制できなければ別の環境破壊を呼んでしまう」と苦悩した先人たちの思いは知らず、「私たちがホタルを有名にしてあげてるのよ」「相生山も注目されて良かったね」と思いあがった言動が真夜中の森で起こっています。その翌日のSNSに投稿され続けています。 参照:過去記事、リンクに資料 こちら

 真夏を思わせる青空に、クリ(栗)の青葉。枝先に花の穂が伸びてきました。梅雨が来る前に!ヒメボタルの生殖期間、残された時間はもうあとわずかです。
栗花①IMG_0018 (640x427) 栗花②IMG_0017 (640x480)
 人間たちはヒメボタルの♂の飛翔を楽しみます。けれど、ヒメボタルたちにとっては、実はヒトは来ない方がいいのです。人が有難がる『絶滅危惧種』にしてしまったのは、人の経済活動の結果ではないですか。
 深い森に閉ざされていた縄文の時代、いえ、それよりももっともっと昔から、ヒメボタルはここで生き続けてきました。ヒトが地球史に登場する前から。相生山の近くにやって来るズーットずうーっと昔から。

    by  アイ

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♀♂どっち?イヌツゲの花

10日前の蕾 こちら が開きました
地味な でも 落ち着いた色合いが魅力的な イヌツゲ(犬柘植)の花
イヌツゲ♂①IMG_0052 (640x427)
雄花 雄株ですよね? 
雄しべの葯に花粉様のものが見えるし
イヌツゲ♂③IMG_0053 (480x640) イヌツゲ♂②MG_0036 (640x427)
花序に複数の花が付いていて 見た目にぎやか

こちらは雌花 葯の部分に花粉が無いから退化した雄しべ
イヌツゲ♀②IMG_0028 (640x480)
でも 雌しべのようすは上の雄花と同じにも見える
もしかしたら 花粉が落ちた後かもしれない?
さっき雄花と思ったのも じつは雌花だった??
・・・・・・・・
このところ モチノキ科が続きました
アオハダ(青肌) ソヨゴ(冬青) ウメモドキ(梅擬)
花の共通の形 思い出しながら 行ったり来たり 日をおいて再挑戦
・・・・・・・・
これなんか どっち? 中間型もあり得ます 自然は一律じゃないんだから 
せめて もう少し 雌しべの柱頭~子房がはっきり見えればいいんだけど
ゼリー状みたいで??? 図鑑やネットで比較しても決定打無し
イヌツゲ♀①IMG_0062 (2) (640x480)
それぞれの株の位置は覚えたので 結実したころに確かめます
それまで ♀♂悩ましい イヌツゲたち
ご存知の方は教えてください お願いします

     by  Oak.

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真夏日直近

真夏日まぎわの 空と陽射しが連続します
風がサワサワ でも 乾いた爽やかとは少し違う
蒸し暑さと雨を 連れてくる直前の感じです   
夏日樹林①IMG_0002 (640x427)
コナラ(小楢)の森が また一段と緑濃くなりました
葉の重なりに 光の粒が躍る
園路の奥に 夏日①IMG_0001 (427x640)
コナラとクリ(栗)とハゼ(櫨)たちの繁り
夏日アベマキIMG_0016 (427x640)「もう5月も終わり」
アベマキ(棈)の太い幹の向こうから 逆光の太陽が教えてくれました
夏日ネジキIMG_0022 (640x427)
花が散りかけたネジキ(捻木)の葉が透けて
風が通ると 甘い匂いが小さく流れました
いっしょに 梅雨の入りと暑い夏の予兆も届きました

   by  アイ

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久しぶりに 伊吹

西の覗きIMG_0010 (640x427)
西の覗きで休んでいたら やさしそうなお爺さん 
「今日は山並みが良く見えますなぁ」
「そうですね、伊吹山もスッキリ」
「ここんところ、伊吹が見える日無かったからなあ」
伊吹山IMG_0009 (2) (640x426)
「暑い日になりそうですね」
「やっと学校始まったと思ったら、夏休み直前みたい」
「ホントに」 
「お先に失礼します」
  夏日②IMG_0019 (427x640) 15分ほど歩いたコナラの下で再会
相生山の散策路では よくあることです
「速いですね」
「きょうはチョット速い目に歩いてみました」 
こんどこそ「ではまた」「はい。失礼します」

   by  アイ

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ウメモドキ咲く

相生山には ピンクの花咲くウメモドキ(梅擬)の株があります
小さな小さな花が咲きました どれだけ小さいか比べるために親指の先
ウメモドキ♂株IMG_0007 (640x427) 小さいウメモドキIMG_0004 (640x427)
雌花です 小さいけれど抜群の色合い 出会うと嬉しい
ウメモドキ♀IMG_0003 (640x480)
雄花は黄色い花粉をつけた葯が立ち上がって 
ウメモドキ♂IMG_0002 (640x427) 
花弁の数も 雌雄異株も 花のにおいも 花の時期も 果実も
ウメ(梅)とは 大違いのウメモドキ
雄花 雄しべの この様子だけが ウメの花に似ています


     by  アイ


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出番待ち

相生山緑地 尾根のシャシャンボ(小小坊)‐ロードで
枝先の変化を見つけました 花穂が伸び始めたようです
そろそろ梅雨が近くなったという お知らせ
シャシャンボ①IMG_0057 (640x427) シャシャンボ②IMG_0058 (640x427)

ネズミモチ(鼠黐)は もう少しだね
ネズミモチIMG_0037 (640x427)
緑地の中に 最近増えてきたので 今年は開花が楽しみ

大きな 緑濃い蕾は クチナシ(口無し)
クチナシIMG_0035 (640x427)
この子も雨に咲く 香ったと思ったら 3日もたないから要注意 

さて だあれだ? ・・・ヒント=咲くまでが長~い「焦らし屋」さん
リョウブ①IMG_0047 (640x427)
リョウブ(令法)でした 去年に比べて花序が多いです
リョウブ②IMG_0046 (640x427)
夏の花花 個性豊かに 出番待ち

   by  アイ

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雌花と雄花の現在形

相生山の四季を歩く会⋆5月の定例会では 花をたくさん比べました
ブログ記事は こちら  ホームページ記事は こちら 資料はこちら

あれから 2週間少し経ちました
みんなで訪れた 雌雄両株並んだアオハダ(青肌) 花は こちら
アオハダ♀IMG_0011 (640x427)
短枝の先に咲いていた雌花の子房が膨らんで 果実になっています
その先端には 花柱の名残り

一方 花粉を飛ばした雄花は
その役割を終え すっかり枯れて葉柄に引っ掛かっていました
あれほど華やかだったのに 「もののあわれ」感さえ漂います
アオハダ♂IMG_0009 (640x427)
秋になれば果実は真紅に色づき やがて野鳥の餌になり
地上に排出された種子のうち 幾つかは芽生える可能性を持ちましょう
雄花も地に落ちて 土に還り 種子の栄養源になるのでしょう
いまは 夏の陽をうけて それぞれ静かに 過程のなか

    by  アイ

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続・続・訪問者

山奥の住まいへの「訪問者」 その1は獣 その2は虫 次は鳥の話です
シジュウカラ①IMG_0044 (640x427)
コッコツ コッコツ 早朝の目覚ましは ガラス窓を突く音
シジュウカラ外④IMG_0047 (2) (640x480)
シジュウカラ(四十雀)のようです しきりに窓にアタック
電線に止まっている瞬間を屋内から  うかがう様子を屋外から(左下は影)
シジュウカラ②トリミングIMG_0045 (2) シジュウカラ外②IMG_0048 (640x480)
最近までストーブを焚いていました 危険だから接近しなかったのでしょう
向こうの世界が気になるのか 写った自分をけん制しているのか
それとも 餌になる小さな虫がいるのだろうか
 
雄と雌が交互にきます 
ペアでやって来て 窓をたたく雌の横で 雄が囀っていたこともありました
人の動く気配で敏感に飛び去りますが しばらくすると戻ってきます
シジュウカラ外①IMG_0044 (2) シジュウカラ外③IMG_0045 (2) (640x480)
・・・・早朝から昼も夕方も 彼らの日課になっているかのよう 

「訪問者」のタイトルで3部の記事を書きました
でも 本当の訪問者は私たち=ヒトの方

私たちの先祖が 採取をしたリ 農耕したり 木を伐ったりするために
この山野にやって来たのは 彼らのご先祖さまに比べれば つい最近のこと
彼らは ずっとはるか昔から ここに住んできたのですもの

     by Oak.

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ヒメボタルの花 咲きそろう

夏日になって 蒸し暑い午後の相生山緑地
きょうも「初めて来てみた」らしい散策者 何組か
お昼過ぎ①IMG_0050 (640x427) お昼過ぎ②IMG_0049 (640x427)
生産緑地の縁で 深夜の撮影準備?三脚をセットする二人連れ

谷間のテイカカズラ(定家蔓)花をつけました 
ヒメボタル成虫発生のピークの指標となる相生山の木の花 こちら 
イボタノキ(水蝋樹) ネジキ(捩木) に続いて 揃いました
テイカカズラ蔓IMG_0043 (640x427)
先週の新聞報道とネット記事の影響か 週末はスゴイ人でした
「外はパトカーが巡回してるし、山の中は写真目当ての人ざかり」
「通路歩いてたのに、撮ってる人から早くどいてよって言われた」
「我が物顔のカメラマンにウンザリ・・・・」

≪自然を愛でて その一部を切り取る≫のではなく≪お気に入りの画像≫めあて
ヒメボタルと彼らを育む環境を学ぶでもなく 配慮するでもない人びとの増加
自らの情報発信が及ぼす影響を考慮しない マスコミやSNS利用者
「自然を大事に」と宣言した行政は無為無策で 責任放棄が続きます こちら 
テイカカズラ花IMG_0042 (640x427)
今夜も 明日の夜も
テイカカズラが匂います
相生山の森の未来は 不安定なままに

     by  アイ

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続・訪問者

岐阜のフィールド敷地内に植えた リンゴの木に付いてました
オトシブミ①IMG_0060 (640x427)
オトシブミ(落とし文)の揺籃です 相生山の子 こちら のとは少し違う
相生山のは葉身の主脈まで両側から切っていますが
ここのは 片方だけで止まっています 
エゴツルクビオトシブミ こちら とも違うみたい
オトシブミ③IMG_0062 (640x480)
オトシブミは種によって選ぶ樹種が異なるため 調べてみました
アカクビナガオトシブミ(赤首長落とし文) 
別名:リンゴヒメ(林檎姫)オトシブミ  なるほどリンゴの葉を食べるらしい
オトシブミ②IMG_0066 (640x427)
フジと紅玉 並んだ2本とも“オトシブミの木”になってます
葉っぱが全部食べられちゃうと大変!ですが しばらく様子見ます

今年初めて見た「訪問者」 去年までは何処に居たんだろ?

    by  Oak.

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訪問者

岐阜のフィールド 裏山の山林はヒノキ人工林の手前の雑木林
裏山DSC_0029 (2) (640x433)
その境界をひょこんひょこんと歩く動物の姿・・・・・?
猿DSC_0030 (640x480) 猿トリミングDSC_0030 (2) (480x640)
猿!2頭見えました
出材中の丸太の上を「歩道」に使って 奥へ去りました
あとで お隣さんから「ジャガイモ30株とレタス一畝やられた」
ちょっと目には魅力的な野生の訪問者ですが 
畑の耕作者には 招かざる訪問者

    by  Oak.

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目立たないけど花ざかり

相生山の散策路沿いでは ソヨゴ(冬青)が花盛りを迎えています
ソヨゴの木IMG_0053 (640x427)
と言っても目立たない 小さな花です 
分かりにくいと思うのでマークしてみました 
拡大して見てください ビッシリと花と蕾 この木は雄株

華やかに 花序をつくって多く付くのが雄花
ソヨゴ♂①IMG_0048 (640x427) ソヨゴ♀①IMG_0059 (640x427)
長ぁ~い花柄の先に一個ぽつんと 雌花です

もっと寄ってみました 暗くてピントが甘いですが
ソヨゴ♂②IMG_0052 (640x480)
雄花です 雌しべの位置に柱頭が見えず 雄しべの葯はクリーム色
雌花には 緑のしっかりした柱頭 退化して花粉を持てない雄しべ 
ソヨゴ♀②IMG_0062 (640x480)
森の夏が進むと 初夏のころ こちら に比べて地味な花が多くなります 
そんな時だからこそ 小さな花の意外な造形や不思議を楽しめます
  
   by  Oak.

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幼いどんぐり

コナラどんぐり②IMG_0045 (640x480)
コナラ(小楢)のドングリ(団栗)です
1週間前 雨の日
コナラIMG_0053 (640x480) コナラどんぐり③IMG_0047 (640x480)
雌しべの柱頭が そのまま残って
その下に 鱗片みたいのを付けて育ってきました
もしかしたら これが殻斗?・・・ドングリの帽子
この中から にゅっと果実がはみ出してくるのだろうか?
コナラどんぐり①IMG_0044 (640x480)
この時期のドングリ じっくり見つめたのは初めて
梅雨から真夏 秋への変化が楽しみ

   by  アイ

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もう一度!ネジキ

ネジキIMG_0075 (2) (640x480)
この前は雨で 匂いが分からずじまい
もう一度 ネジキ(捩木)訪問 
でも 今日は気温が上がらなくて 風も弱くて
期待の“花香ただよう”空間は得られず
なので 枝下にもぐり込んで 花に超接近
ネジキ①IMG_0071 (640x427)
甘い!! これまで知らなかった匂い
最上級の洋菓子のクリームって こんなかしら
でも 人がつくり出せる匂いとは別格だよね
ひとり占めは惜しくって 伝えたいけど 表現できないもどかしさ
そこへ行ってこその 自然からの贈りもの 場所はこちら

     by  アイ

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いのち満ちて

二十四節気 小満
万物のいのちが満ちて輝き始める とされるころ 
雨コバガマ②IMG_0073 (640x427)
コバノガマズミ(小葉の莢蒾) 
ヤマコウバシ②IMG_0047 (640x480)
ヤマコウバシ(山香ばし)
それぞれの花は こちらのページに

花のときからは想像できない 毛むくじゃらの果皮は
コバミツ②IMG_0084 (640x480)
コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅) こちら

先に ウスノキ(臼の木)と ズミ(酢実) を紹介しました
この子たちが 次に登場するのは・・・・
果実の中に 種子が実った時節になるでしょう

   by  アイ

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良く解らない看板

相生山緑地の東方面からの入り口 相生口に新しい表示が貼られました
新表示相生口IMG_0081 (640x427)
ぐるっと回ると 山根口にも 双子池口にも 同じ表示が設置されてました
新表示山根口①IMG_0077 (640x427) 新表示双子池口IMG_0079 (640x427)
“マナー守って ご近所迷惑” これって どういう意味?
この時期に張り出されたってことは 対象はヒメボタル見物人?
確かに 昨年の真夜中も こんな様子ではありました
“住民に迷惑かけないよう静かに”とか“緑地周辺は駐車禁止”とか
具体的な呼びかけなら分かりますが 「マナー守って」は何のことやら 

マナーと言えば 以前も取り上げた 樹木への虐待行為
枝折りIMG_0153 (640x427) 北尾根枝切りDSC_0028 (2) (640x480)
園路やベンチでもゴミ捨て放置 それを黙って片付けてくれている人がいます
シンボルコナラゴミIMG_0062 (2) (640x480) ゴミIMG_0046 (640x427)
管理者の名古屋市は 緑地の中を歩いているのでしょうか こちら
今回の表示は 現場抜きの 机上の「対策」としか 見えないのですが・・・・

ヒメボタルの時期の深夜 一度でも相生山に来たことがあるのでしょうか
夜に巡回したり 入口周辺で呼びかけたり 聞きこみ調査したり 
隣接住民からの苦情が多いなら いっそのこと「立ち入り禁止」にしては?
新表示IMG_0078 (640x427)
相生山緑地の訪問者に 何を訴えたいのか 目的は何なのか
実際を見て 具体的な「呼びかけ」をしないと 効果は無いと思います
夜は暗くて この表示を読んでもらえるかどうかも不明です
アリバイ的な「お役所仕事」は 税金の無駄づかいにしかなりません

    by  Oak

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花 即 果実

あれから 雨が 2回降ったかしら
雨ズミ③IMG_0069 (640x480)
つい この間まで 花だったのに こちら
ズミ(酢実)の大変身
雨ズミ②IMG_0068 (640x427)
花びらは乾いて 溶けて
露わになった 意外と長い花柄
雨ズミ①IMG_0067 (640x427)
雌しべの根元に 跡継ぎさん


   by  アイ


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水たまりを行く

雨を歩きました 
水たまりが 大きく育っていました
雨粒が大きくなると 水紋もくっきり見える
北尾根水たまりIMG_0048 (427x640) 北尾根コナラIMG_0045 (427x640)
水たまりの向こうに 大きな一本コナラ(小楢) 煙霧の中

常緑の樹林に入ります
常緑水たまり②IMG_0063 (640x427) 常緑水たまり①IMG_0059 (427x640)
水たまりの色も濃くなって 水紋のところだけ透けて 空が映る

マツ(松)の尾根道は 明るくて浅い水たまり
尾根水たまり②IMG_0070 (427x640) 尾根水たまり①IMG_0055 (427x640)
いつもは誰か見かけるけど 今日は誰にも会わない

開けた道に出ました
水たまりの幅も広がって
樹林水たまりIMG_0054 (640x427)
コナラの樹林の やさしい緑の世界まで写り込んでいました
雨樹林IMG_0071 (640x427)
雨の日は いつもと ちょっと違う世界

    by  Oak.

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五月雨に咲く

5月の雨に似合う 涼し気な花が咲く 
雨ガマズミIMG_0058 (640x427)
ガマズミ(莢蒾)の白 すこしクリーム ちょっぴり橙色

ネジキ(捩木)釣り鐘の底が開いて 黄色い蕊が見えました
雨ネジキ①IMG_0050 (640x427) 雨ネジキ②IMG_0051 (640x480)
花弁は濡れて 半透明

果実かな と思ったら 蕾でした
雨イヌツゲIMG_0061 (640x427)
雨天の光の中に イヌツゲ(犬柘植) 
地味な花が 気温上昇とともに 小さく開いていきます

五月雨の雫とともに ひとつ また一つ
相生山に 夏の花の物語り

    by  アイ

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プロフィール

森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
人と自然の関わりについて ときに思いを述べます ご意見コメントいただければ嬉しいです
 
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