四月終わる
春の憂い 四月が尽きようとしています
相生山 いつもの道で 明るさの色探し

目線の コナラ(小楢) 元気な黄緑が強くなりました
産毛に包まれた 薄萌黄のころ こちら 遠い昔のよう

仰いで ヤマコウバシ(山香ばし) お抹茶のグリーン
優し緑が 幾重にも重なって 降りそそぐ清涼

見下ろして カナメモチ(要黐) 赤い誘導灯
導かれて 樹林の端は

葉桜 ヤマザクラ(山桜)色は 深緑に移って
名古屋駅の高層ビル群の奥に 伊吹は青い

常緑の屋根付き園路 ヒサカキ(姫榊)の上から 溶かし込んだ翡翠色
光射す あそこには 何か良いことが待っている と思いたい
四月の憂いは 無能な政治の下で 為す術を焦がれる
この国の人びとの呻きから 流れ出たもの
by アイ

相生山 いつもの道で 明るさの色探し

目線の コナラ(小楢) 元気な黄緑が強くなりました
産毛に包まれた 薄萌黄のころ こちら 遠い昔のよう

仰いで ヤマコウバシ(山香ばし) お抹茶のグリーン
優し緑が 幾重にも重なって 降りそそぐ清涼

見下ろして カナメモチ(要黐) 赤い誘導灯
導かれて 樹林の端は

葉桜 ヤマザクラ(山桜)色は 深緑に移って
名古屋駅の高層ビル群の奥に 伊吹は青い

常緑の屋根付き園路 ヒサカキ(姫榊)の上から 溶かし込んだ翡翠色
光射す あそこには 何か良いことが待っている と思いたい
四月の憂いは 無能な政治の下で 為す術を焦がれる
この国の人びとの呻きから 流れ出たもの
by アイ

