2019年 大みそか
相生山では 雲が飛んで 冷たい冬晴れになりました

ヤマコウバシ(山香ばし)の残った葉が光る 北尾根コナラ(小楢)のベンチ
谷筋に降りると 菅田山(すげたやま)雑木林の裾に開かれた畑地

登り返して森の広場 低い陽がコナラの谷の方角に傾く

あの黄葉は夢だったのか もう無い 冬枯れの林

毎年 大みそかには相生山を歩いていました
時間があったら訪ねてみてください こちら
落ち葉の深い散策路脇に ふと見つけた
ネズ(杜松)

別名:ネズミサシ 校倉造(あぜくらづくり)の穀物倉を鼠から守ったという
明日から2020年 干支は子(ね) 鼠(ねずみ)をあてる
シンボルコナラも樹形が露わ
この下で ことしもたくさんの人と語り合いました

顔見知りだけど むずかしそうな雰囲気のオジサンに
「ワタシは道路要らんと思ってるヒトなんですけど」って話しかけたら
「俺も、そんなもん要らんと思っとるだよ」って 笑い合ったことも・・・
10日前

「モデルになって」と声かけて シンボルコナラ下のいつもの主たち

相生山の今は 自然と人がつくり出したもの その代表ともいえる梅畑
人が生きるため食べるための営みの結果の景観です 梅林ではありません
楽しむために意図的に設置したものでは この美しさは生まれないと思います

今日は 菅田口から帰ります
里山として相生山を使った人びとの子孫たちが守る 菅田神社では
お正月準備が完了していることでしょう
by アイ

