優しさに甘えてはいけないと思います
ヒメボタルの交尾期ピークの相生山緑地
深夜の山根口付近
「カメラマンの人がすごいの!名古屋市が車両入り込み規制のためにポール立てたでしょ。駐車スペースを争って、山根小学校の辺り一帯、週末は大変。地元の人から苦情出てないのかなあ」
「中へ入ったら、大きな三脚持って懐中電灯点けて、我が物顔に歩いてる人も何人かいるでしょ。メスの蛍がいるかもしれない散策路からギリギリまで踏み込んでるし。わたし、何回か注意しながら歩いたけど、なかには露骨に反発する態度に出る人もいるの。こっちは女一人だし、相手は男の人何人もいたりして。暗闇の中ちょっと怖いし、いいかげん嫌になって途中で帰って来ちゃった」
電話の相手は 初めて「相生山のヒメボタル」に会わせてくれた先輩の女性
あれは道路工事が始まった頃だから・・・もう20年も前のことになりました
「ヒメボタルに出会ったこときっかけに、自然を大事にすることとか、相生山緑地が抱えてる問題とかに注目したり、少しでも考えてくれたらいいんだけどね」と私

数年前から「ヒメボタル観察会」を 私たちも始めましたが
いろいろ考えて 昨年から「宣伝して案内する」ことを止めました こちら
でも 私たちの小さな抵抗なんぞ関係なしに
撮影目的だけの訪問者は 増加の一途・・・に見えます
「寝てる時間にバタバタと。まあな、年に一度のことだから」
「わざと悪いことしようとしてるわけではないんだろうから」
困ってるけど 大目にみてくれている 相生山の近所の人たちの優しさを
ずーっと長い間 ヒメボタルを愛おしんできた人びとの優しさを
感じることなく自分の欲だけ そんな行為を続けていたら
この国の住民たちには きっと良くない未来が待っている 気がしています
画像は先週ウィークデイの23~24時ころ 相生山緑地の外周道路にて
手持ち夜間モード撮影のため 見苦しくてごめんなさい
by Oak

深夜の山根口付近

「カメラマンの人がすごいの!名古屋市が車両入り込み規制のためにポール立てたでしょ。駐車スペースを争って、山根小学校の辺り一帯、週末は大変。地元の人から苦情出てないのかなあ」
「中へ入ったら、大きな三脚持って懐中電灯点けて、我が物顔に歩いてる人も何人かいるでしょ。メスの蛍がいるかもしれない散策路からギリギリまで踏み込んでるし。わたし、何回か注意しながら歩いたけど、なかには露骨に反発する態度に出る人もいるの。こっちは女一人だし、相手は男の人何人もいたりして。暗闇の中ちょっと怖いし、いいかげん嫌になって途中で帰って来ちゃった」
電話の相手は 初めて「相生山のヒメボタル」に会わせてくれた先輩の女性
あれは道路工事が始まった頃だから・・・もう20年も前のことになりました
「ヒメボタルに出会ったこときっかけに、自然を大事にすることとか、相生山緑地が抱えてる問題とかに注目したり、少しでも考えてくれたらいいんだけどね」と私


数年前から「ヒメボタル観察会」を 私たちも始めましたが
いろいろ考えて 昨年から「宣伝して案内する」ことを止めました こちら
でも 私たちの小さな抵抗なんぞ関係なしに
撮影目的だけの訪問者は 増加の一途・・・に見えます
「寝てる時間にバタバタと。まあな、年に一度のことだから」
「わざと悪いことしようとしてるわけではないんだろうから」
困ってるけど 大目にみてくれている 相生山の近所の人たちの優しさを
ずーっと長い間 ヒメボタルを愛おしんできた人びとの優しさを
感じることなく自分の欲だけ そんな行為を続けていたら
この国の住民たちには きっと良くない未来が待っている 気がしています
画像は先週ウィークデイの23~24時ころ 相生山緑地の外周道路にて
手持ち夜間モード撮影のため 見苦しくてごめんなさい
by Oak


梅雨には早いけれど
夏日真夏日のあとに 一日中雨降り

山頭火の 白い花 は栗の花だそうです
相生山で花盛りの テイカカズラ(定家蔓)で代用
クリの花は 未だ匂ってきませんが
もう そろそろ なのかもしれません
by R.62


蚕起きて桑を食う
二十四節気の小満 その初候から 少し遅れてしましたが
連日の「真夏日」に 繁るクワ(桑)の葉

ひと昔前は 人里の周りは全部田んぼ
水の不便な所は畑 もっと山の近くは桑畑
どこでも そんな土地利用だった気がします

相生山緑地でも 戦後の食糧不足時から野菜畑になったものの
それ以前は 桑畑が広がっていたそうです
都市住宅地の拡大 流通の発達につれて 今は「生産緑地」の梅畑
その中の「桜並木」から「森の広場」入口に 名残りの一本桑の木
仰ぐと 桑の実ビッシリと 熟し始めているのもありました

サクラやツツジに見とれている間に
いつのまにか 新芽・葉の展開・開花・結実
葉っぱは蚕に 桑の実は人間の子どもが・・・
お蚕さんを養わなくなったころから
私たちは季節に鈍感になってしまったのかもしれません
by アイ

連日の「真夏日」に 繁るクワ(桑)の葉

ひと昔前は 人里の周りは全部田んぼ
水の不便な所は畑 もっと山の近くは桑畑
どこでも そんな土地利用だった気がします


相生山緑地でも 戦後の食糧不足時から野菜畑になったものの
それ以前は 桑畑が広がっていたそうです
都市住宅地の拡大 流通の発達につれて 今は「生産緑地」の梅畑
その中の「桜並木」から「森の広場」入口に 名残りの一本桑の木
仰ぐと 桑の実ビッシリと 熟し始めているのもありました


サクラやツツジに見とれている間に
いつのまにか 新芽・葉の展開・開花・結実
葉っぱは蚕に 桑の実は人間の子どもが・・・
お蚕さんを養わなくなったころから
私たちは季節に鈍感になってしまったのかもしれません
by アイ


掲示板に ご案内します
相生山徳林寺 本堂脇に掲示板があります

先日の相生山の四季を歩く会に初参加の方から
「今日は朝日新聞の案内を見て来ました。
徳林寺の掲示板に案内があるといいです」

早速 住職にお願いして快諾をいただきました
6月の案内
毎月張り替えていきます
一人でも多くの方 新しく参加される方を お待ちしています
よろしくお願いいたします
by アイ


先日の相生山の四季を歩く会に初参加の方から
「今日は朝日新聞の案内を見て来ました。
徳林寺の掲示板に案内があるといいです」

早速 住職にお願いして快諾をいただきました
6月の案内

毎月張り替えていきます
一人でも多くの方 新しく参加される方を お待ちしています
よろしくお願いいたします
by アイ


テイカカズラ~一夜明けて

朝の相生山 樹林の中に花満開の
テイカカズラ(定家蔓)

「このあたり すっごくいい匂いする!」「・・・確かに・・・」
ゆうべ若い二人連れが 通っていきました
真っ暗闇は 人の視覚を吸い込み 聴覚と嗅覚をよみがえらせます


テイカカズラについて ひと言記事は こちら
恋人の死を嘆いた魂を受け継いだと 名づけられた木は
その情念で他の樹木をも覆い 息の根も止める・・・・のか

夜の相生山 昼の相生山
私たちが見ているのは 一面だけだったり
ほんの一部分に過ぎなかったり
たった今の関心事以外は 見ようともしなかったり
今夜も そのことに未だ気づいていない 人びとが連れだって
テイカカズラの脇を 通過していきます
by Oak.


早くも真夏日
朝から夏日の相生山

ヤマザクラ(山桜)の深い葉陰に サクランボたち


ネジキ(捻木)の花穂も 身を寄せ隠れて

午後は 梅雨明けを想わせる 真夏日
いきなりの暑さに
森の生きものたちも とまどう息づかい
by アイ

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ヤマザクラ(山桜)の深い葉陰に サクランボたち


ネジキ(捻木)の花穂も 身を寄せ隠れて

午後は 梅雨明けを想わせる 真夏日
いきなりの暑さに
森の生きものたちも とまどう息づかい
by アイ


オトシブミの木
山道で見つけました
この前「相生山の四季を歩く会」で探した こちら
ヒメクロオトシブミ(姫黒落とし文)の揺籃(ようらん)

コナラ(小楢)の若木にビッシリ ぶら下がっていました
つくりかけ?
噛み切った跡 何かの理由で完成しなかった産卵室の残がいかな?
エゴノキの花が咲いていました

もしかして・・・ ・・・
見上げると 枝にたくさんオトシブミ
エゴツルクビオトシブミ(えご鶴首落とし文)だと思います

まるで オトシブミの木みたい
だけど どうやって産卵する木を認識してるんだろう?
小さな甲虫たちも 次の世代を生み出す季節真っ盛り
ところで その名の通り 地面に落とされたオトシブミに
そのうち どこかで出会いたいものです
by R.62

この前「相生山の四季を歩く会」で探した こちら
ヒメクロオトシブミ(姫黒落とし文)の揺籃(ようらん)


コナラ(小楢)の若木にビッシリ ぶら下がっていました
つくりかけ?

噛み切った跡 何かの理由で完成しなかった産卵室の残がいかな?
エゴノキの花が咲いていました

もしかして・・・ ・・・
見上げると 枝にたくさんオトシブミ
エゴツルクビオトシブミ(えご鶴首落とし文)だと思います


まるで オトシブミの木みたい
だけど どうやって産卵する木を認識してるんだろう?
小さな甲虫たちも 次の世代を生み出す季節真っ盛り
ところで その名の通り 地面に落とされたオトシブミに
そのうち どこかで出会いたいものです
by R.62


小 満

小満・・・陽の気ふくらみ万物に生気みなぎり始めるころ

朝までの雨の流れが 竹藪に水たまりを残し 空を映していました


満開のイボタノキ(水蝋樹)の冠 ムラサキシキブ(紫式部)のコサージュ


濃密なテイカカズラ(定家蔓)の香りは 辺り一帯に漂い充ちて
幼いイセノナミマイマイ(伊勢並蝸牛)付き表示は
羽化するヒメボタル(姫蛍)たちを見守るために 光っていました

今日は二十四節気の8番目 小満(しょうまん)
相生山でも あらゆるいのちの躍動を 誰もがはっきりと感じられるとき
by アイ


嬉しいコメント
相生山の四季を歩く会*5月 終了時に 参加された皆さんからいただいた
アンケート「今日の感想」に 特別なコメントがありました

・人に会えるのが楽しみ。皆様に会えて大変良かった。
何時もありがとうございます。 (達ちゃん)

・2015提案書(再読)は、良く書けていると思う。 (敏)
意見交換会(6月13日予定)に向けて参考に配布した過去の「提案書」 こちら
5年前のものですが 基本姿勢はまったく変わっていません
故人も含め皆で考えて書いた文書 評価していただけて嬉しかったです

・きのう近所の友人を3人案内しました。3月にも別の3人を案内しました。
「歩く会」で仕入れた知識を受け売りして喜ばれました。 (B)
月に1回の 相生山に来ることを 楽しみにしていてくれる人がいて
少しずつでも 相生山のアレコレが広がっていること
実感として受けとることが出来ました 集う一人ひとりの みなさんに感謝です
更新お待たせしました
「相生山の四季を歩く会」のホームページ
ご訪問ください こちら
by アイ

アンケート「今日の感想」に 特別なコメントがありました

・人に会えるのが楽しみ。皆様に会えて大変良かった。
何時もありがとうございます。 (達ちゃん)

・2015提案書(再読)は、良く書けていると思う。 (敏)
意見交換会(6月13日予定)に向けて参考に配布した過去の「提案書」 こちら
5年前のものですが 基本姿勢はまったく変わっていません
故人も含め皆で考えて書いた文書 評価していただけて嬉しかったです

・きのう近所の友人を3人案内しました。3月にも別の3人を案内しました。
「歩く会」で仕入れた知識を受け売りして喜ばれました。 (B)
月に1回の 相生山に来ることを 楽しみにしていてくれる人がいて
少しずつでも 相生山のアレコレが広がっていること
実感として受けとることが出来ました 集う一人ひとりの みなさんに感謝です
更新お待たせしました
「相生山の四季を歩く会」のホームページ
ご訪問ください こちら
by アイ


ホタルには子どもたちがよく似合う
ことしはまだ早いけれど「今日しか時間が取れない」
「相生山の四季を歩く会」の仲間や その友人の友人たちが集まって

ヒメボタルのようすを見に 夜の森に入りました
直前下見の時は1匹も見えなかったのに
茂みの下や草地に 元気な光が現れてくれました
サキちゃん リュウ君 みきちゃん アヤちゃん なおみちゃん・・・・
2歳から小5まで そのお父さんとお母さん
14人全員が「相生山のヒメボタル初体験」
「女の子は飛べなくて、じっと男の子を待ってるから道の真ん中歩いてね」
「10日くらいしか生きられないの。水だけしか飲まずに」
「幼虫は貝なんかを食べます。大きい木や小さい木のある森が食べ物育てます」
「ホタルがやけどするといけないから、さわらないであげて」
ときどき休憩して お話をちゃんと聞いてくれました
「もっと森の中を探検したい」有志だけで延長コース
あちこちでの発生状況を調べたいこともあったので
名古屋駅方面のビルの灯りが見える 一番西端まで

「筋肉痛になってきた」「学校へ行く6倍歩いてるよ」
谷筋へ下りて 『ホタルのステージ』
帰り道では 輝きも明るく増えてきて
「お疲れさまでした」「ありがとうございました」
園路にしゃがみこんで 「♂かな♀かな」
舞う姿に身を乗り出して 「あっちで光った」「そこにも」
ホタルには 子どもたちが良く似合う つくづく感じたことでした
by アイ

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「相生山の四季を歩く会」の仲間や その友人の友人たちが集まって


ヒメボタルのようすを見に 夜の森に入りました
直前下見の時は1匹も見えなかったのに
茂みの下や草地に 元気な光が現れてくれました
サキちゃん リュウ君 みきちゃん アヤちゃん なおみちゃん・・・・
2歳から小5まで そのお父さんとお母さん
14人全員が「相生山のヒメボタル初体験」
「女の子は飛べなくて、じっと男の子を待ってるから道の真ん中歩いてね」
「10日くらいしか生きられないの。水だけしか飲まずに」
「幼虫は貝なんかを食べます。大きい木や小さい木のある森が食べ物育てます」
「ホタルがやけどするといけないから、さわらないであげて」
ときどき休憩して お話をちゃんと聞いてくれました
「もっと森の中を探検したい」有志だけで延長コース
あちこちでの発生状況を調べたいこともあったので
名古屋駅方面のビルの灯りが見える 一番西端まで

「筋肉痛になってきた」「学校へ行く6倍歩いてるよ」
谷筋へ下りて 『ホタルのステージ』
帰り道では 輝きも明るく増えてきて
「お疲れさまでした」「ありがとうございました」
園路にしゃがみこんで 「♂かな♀かな」
舞う姿に身を乗り出して 「あっちで光った」「そこにも」
ホタルには 子どもたちが良く似合う つくづく感じたことでした
by アイ


クスノキの花
五月晴れには クスノキ(樟)の花が似合います

相生山の樹林地では ついこの間までは無かったそうなのですが
近くの神社から 鳥たちが運んできたのでしょう
コナラ(小楢)に交じって 高木になっています
クスノキについては こちら

4月下旬から始まった 常緑樹の葉の新旧交代
いつの間にか 落ち葉が根元にたまっていました

すっかり入れ換わった 新緑のクスノキ
薫風というのは あの枝先から流れる風を想ってのこと?
ツンとした 特有の匂いが降りてきそうな気がします

先日の「相生山の四季を歩く会」 初夏の花探しでは
マツ(松)やソヨゴ(冬青)やイヌツゲ(犬柘植)など 常緑樹も対象に
集合地点の相生口では クスノキの花に大接近

「意外と可愛い」「初めて見た、クスノキの花なんて」
6月にかけて 深緑の葉陰に 地味な花花が
小さく咲いて 静かに散っていきます
by アイ


相生山の樹林地では ついこの間までは無かったそうなのですが
近くの神社から 鳥たちが運んできたのでしょう
コナラ(小楢)に交じって 高木になっています
クスノキについては こちら

4月下旬から始まった 常緑樹の葉の新旧交代
いつの間にか 落ち葉が根元にたまっていました

すっかり入れ換わった 新緑のクスノキ
薫風というのは あの枝先から流れる風を想ってのこと?
ツンとした 特有の匂いが降りてきそうな気がします

先日の「相生山の四季を歩く会」 初夏の花探しでは
マツ(松)やソヨゴ(冬青)やイヌツゲ(犬柘植)など 常緑樹も対象に
集合地点の相生口では クスノキの花に大接近

「意外と可愛い」「初めて見た、クスノキの花なんて」
6月にかけて 深緑の葉陰に 地味な花花が
小さく咲いて 静かに散っていきます
by アイ


引っこ抜いちゃいますよ
相生山緑地のシンボルコナラ南側。真夜中、ヒメボタル見物人がたたずんでいるのを見かける場所です。

この草地に「異変」が起こったことは先日記事にしました。 こちら
つい最近、名古屋市の担当の方と話す機会がありました。そのなかで示された、現段階での回答を大まかに紹介します。

①相生山緑地のなかでも目立つ位置であり、「いつまで放置しておくのか」という声が出ている。
②名古屋市の現情では、20~30年も先の自然遷移を見越して「裸地を樹林地に戻す」ということはしていない。
③相生山ではヒメボタルが生育しており、人が「手を入れる」ときには慎重さが求められる。
④市民の皆さんのなかにはいろんな考えがあるので、できるだけ多くの方が納得できるよう考えていきたい。
⑤世界の「AIOIYAMA」プロジェクトとの関係について。オアシスの森活動は20年も前から続いてきており、別個のものと考えていた。今後、関係する部署にも計って、検討したい。
「検討する」ということなので、「手を入れることはとりあえず中止」になると思います。

名古屋市の「森づくり」パンフレット。「森のきまり」のなかには、「他から動物や植物を持ち込まない」とあります。

このブログでは、たびたび《「森づくり」は自然を大事にすることにはならない》と主張してきました。名古屋市へも働きかけてきました。こちら
相生山を歩いている、私たち以外の何人もの方から「シンボルコナラ前を一部の人だけが好きにしているのはおかしい」と声が上がっています。「通りかかったら作業していたので抗議した」という人にも会いました。経緯は不明ですが、今週始めには看板がなくなっていました。「踏み込み可能な状態にしてしまって、立ち入り禁止の措置をとらないのもおかしいよね」

「生態系を守る」ふうな、自分たちの「きまり」すら自身が破って、もし「何か植える」なら。私たちが名古屋市民を代表して、引っこ抜いちゃいますよ。
by アイ


この草地に「異変」が起こったことは先日記事にしました。 こちら
つい最近、名古屋市の担当の方と話す機会がありました。そのなかで示された、現段階での回答を大まかに紹介します。


①相生山緑地のなかでも目立つ位置であり、「いつまで放置しておくのか」という声が出ている。
②名古屋市の現情では、20~30年も先の自然遷移を見越して「裸地を樹林地に戻す」ということはしていない。
③相生山ではヒメボタルが生育しており、人が「手を入れる」ときには慎重さが求められる。
④市民の皆さんのなかにはいろんな考えがあるので、できるだけ多くの方が納得できるよう考えていきたい。
⑤世界の「AIOIYAMA」プロジェクトとの関係について。オアシスの森活動は20年も前から続いてきており、別個のものと考えていた。今後、関係する部署にも計って、検討したい。
「検討する」ということなので、「手を入れることはとりあえず中止」になると思います。

名古屋市の「森づくり」パンフレット。「森のきまり」のなかには、「他から動物や植物を持ち込まない」とあります。

このブログでは、たびたび《「森づくり」は自然を大事にすることにはならない》と主張してきました。名古屋市へも働きかけてきました。こちら
相生山を歩いている、私たち以外の何人もの方から「シンボルコナラ前を一部の人だけが好きにしているのはおかしい」と声が上がっています。「通りかかったら作業していたので抗議した」という人にも会いました。経緯は不明ですが、今週始めには看板がなくなっていました。「踏み込み可能な状態にしてしまって、立ち入り禁止の措置をとらないのもおかしいよね」

「生態系を守る」ふうな、自分たちの「きまり」すら自身が破って、もし「何か植える」なら。私たちが名古屋市民を代表して、引っこ抜いちゃいますよ。
by アイ


金銀花(スイカズラ)

雨にスイカズラ 昨日の相生山緑地での画像です


咲き始め(4/30)蕾の先がピンクでした (5/10)黄色い花も見えました
花の色が白から黄色に変化します こちら 別名:ニンドウ(忍冬)こちら
金と銀の同居

蜜をすすって スイカズラ=吸い蔓
「相生山の四季を歩く会」の時 希望者に確かめてもらいました
花の匂いと同じように 甘かったそうです
「ヒメボタルも吸うのかな?」
「蕾、初めて見た。対生で可愛い」の声も上がりました

未だしばらくは 相生山緑地のあちこちに咲いてます
そうそう ヒメボタルの成虫は水しか摂りません 幼虫は肉食です
この花の蜜をいただくのは 花蜂と人間だけ・・・
by アイ


その前夜
雨に濡れる 相生山緑地の山根口

たくさん並ぶ名古屋市の掲示物に 新しい表示が交ざりました

「ヒメボタル分布調査のお知らせ」 散策路脇の目印
ことしも その季節ですね
今日の雨は ヒメボタルの羽化を促すかもしれません

観察ポイントの一つと思われる場所に いまにも倒れそうな垣根
「自然環境保全のため・・・」昼間でも読みづらい低い位置の看板
夜の蛍見物人に この呼びかけは有効かしら

ヒメボタル生息地の真ん中まで 入って行けてしまう踏み跡
大規模に伐採したままのため 降りても良いように見える区域
調査も必要なことかもしれませんが
人間がやってしまったことの後始末 こちらや
犯してしまいそうな環境破壊を 未然に防ぐための手立ては
名古屋市がやらないなら誰がやってくれるのだろうと
相生山の生きものを代表して 今 ヒメボタルたちが問いかけています
「相生山の四季を歩く会」で この記事 みなさんにお渡ししました
by Oak.



たくさん並ぶ名古屋市の掲示物に 新しい表示が交ざりました


「ヒメボタル分布調査のお知らせ」 散策路脇の目印
ことしも その季節ですね
今日の雨は ヒメボタルの羽化を促すかもしれません

観察ポイントの一つと思われる場所に いまにも倒れそうな垣根
「自然環境保全のため・・・」昼間でも読みづらい低い位置の看板
夜の蛍見物人に この呼びかけは有効かしら


ヒメボタル生息地の真ん中まで 入って行けてしまう踏み跡
大規模に伐採したままのため 降りても良いように見える区域
調査も必要なことかもしれませんが
人間がやってしまったことの後始末 こちらや
犯してしまいそうな環境破壊を 未然に防ぐための手立ては
名古屋市がやらないなら誰がやってくれるのだろうと
相生山の生きものを代表して 今 ヒメボタルたちが問いかけています
「相生山の四季を歩く会」で この記事 みなさんにお渡ししました
by Oak.


花は何処へ行った?お昼からはエゴノキ探し
日曜日の「相生山の四季を歩く会」
5月の森は 午前だけで帰るには もったいなかったので
シンボルコナラの下でランチして 有志13人で「午後の部」をやりました

コース取りの都合で行けなかった エゴノキの花咲く道
「なんか少ないね」「あの高いところだけかぁ・・・」「もう終わりがけ?」

zoomで撮ってみましたが もの足りない

「午前中のコースで咲いてたけど・・・少しだけ」「えっ、どこで?」
「3年前までは、すっごく咲いてたとこ」「なぜか花つけなくなったんだよ」
「時期ズレたんじゃない」「弱って枯れるのかも・・・・」
「もっとじっくり見たいよね」「匂いも・・・」
「確かシェルターの上にあったような?」「じゃあ行ってみるよ」
道路予定地沿いの尾根道を西の端 下山畑の見えるところまで

エゴノキや~い みんなで探してみましたが
3~4年前まで いっぱいの花だった木が すっかり弱っていました
シェルターの上に植えられたせいでしょうか
周りの木が伸びて 日陰になったからでしょうか
「散策路の斜面の木も、ここも日照不足だよきっと」
「住宅の庭によくあるけど、どこも日当たりいいもんね」
あんなにキレイだった初夏の花 見れなくなったのはショックですが
森林の遷移であれば 仕方ないことです
きっと またどこかで復活してくるのを期待して
by R.62

5月の森は 午前だけで帰るには もったいなかったので
シンボルコナラの下でランチして 有志13人で「午後の部」をやりました

コース取りの都合で行けなかった エゴノキの花咲く道
「なんか少ないね」「あの高いところだけかぁ・・・」「もう終わりがけ?」

zoomで撮ってみましたが もの足りない

「午前中のコースで咲いてたけど・・・少しだけ」「えっ、どこで?」
「3年前までは、すっごく咲いてたとこ」「なぜか花つけなくなったんだよ」
「時期ズレたんじゃない」「弱って枯れるのかも・・・・」
「もっとじっくり見たいよね」「匂いも・・・」
「確かシェルターの上にあったような?」「じゃあ行ってみるよ」
道路予定地沿いの尾根道を西の端 下山畑の見えるところまで

エゴノキや~い みんなで探してみましたが
3~4年前まで いっぱいの花だった木が すっかり弱っていました
シェルターの上に植えられたせいでしょうか
周りの木が伸びて 日陰になったからでしょうか
「散策路の斜面の木も、ここも日照不足だよきっと」
「住宅の庭によくあるけど、どこも日当たりいいもんね」
あんなにキレイだった初夏の花 見れなくなったのはショックですが
森林の遷移であれば 仕方ないことです
きっと またどこかで復活してくるのを期待して
by R.62


初めて!のかたが10人
今日の「相生山の四季を歩く会」速報

初参加のかたの感想から
・木の名前も 知らないことばかりでしたが 楽しく学べました。(和)
・いろいろな木に いろいろな花が咲くのに 驚いた。(W)

全員で37人 お疲れ様でした
アンケート集約中ですが ほとんど 「(大変)良かった」
楽しんでいただけたようでようで ホッと一息

今日の予報30℃近く 森の中は生き物の鼓動がする
鳥も虫もいそがしい 私達も花から花へ忙しい
ノイバラの香りはやさしい カナメモチは白い花がもこもこ 松はツンツン
蛍のシーズンです 今年も元気に舞う姿を見たいです
都都逸-恋に焦がれてなく蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす-
常連のHAZUKIさんからは粋な感想
ヒメボタルについての問い合わせは こちら 携帯まで
ホームページ更新は 週末までお待ちください
by Oak.


初参加のかたの感想から
・木の名前も 知らないことばかりでしたが 楽しく学べました。(和)
・いろいろな木に いろいろな花が咲くのに 驚いた。(W)

全員で37人 お疲れ様でした
アンケート集約中ですが ほとんど 「(大変)良かった」
楽しんでいただけたようでようで ホッと一息

今日の予報30℃近く 森の中は生き物の鼓動がする
鳥も虫もいそがしい 私達も花から花へ忙しい
ノイバラの香りはやさしい カナメモチは白い花がもこもこ 松はツンツン
蛍のシーズンです 今年も元気に舞う姿を見たいです
都都逸-恋に焦がれてなく蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす-
常連のHAZUKIさんからは粋な感想
ヒメボタルについての問い合わせは こちら 携帯まで
ホームページ更新は 週末までお待ちください
by Oak.


車輪梅
相生山緑地の
日当たりのいいところで咲いています

バラの仲間なのは知っていましたが
描いてみて
花が梅にそっくりなことが分かりました
垣根や歩道にも よく見かけますが
じっくり見たのは 初めてかもしれません
ひかえめで さわやかな匂いがします
確かめてみてください
by R.62

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日当たりのいいところで咲いています

バラの仲間なのは知っていましたが
描いてみて
花が梅にそっくりなことが分かりました
垣根や歩道にも よく見かけますが
じっくり見たのは 初めてかもしれません
ひかえめで さわやかな匂いがします
確かめてみてください
by R.62


忙しい日曜日になりそうです
相生山のシンボルコナラ(小楢)の雌花を みんなで探してから
もう1ヵ月が経ちました 雌しべがドングリの赤ちゃんに変わりました

梅畑の端から ノイバラ(野茨)とスイカズラ(吸い蔓)が匂います

朝日新聞でも紹介されました
今日の朝刊
下見に行ってきました 北尾根のイボタノキ(水蝋樹)は咲き始め

急坂を上ると アオハダ(青肌)の雄株雄花 小さいけれど満開です
クスノキ(樟) カナメモチ(要黐) ソヨゴ(冬青) イヌツゲ(犬柘植)
常緑樹の花たちも 咲き始め

スノーベル(雪の釣り鐘)エゴノキは 若葉の向こうに高く揺れました
忘れずに オトシブミ(落とし文)の揺籃(ゆりかご)探し

森の中では 野鳥たちの声が絶えず響いておりました

シジュウカラ(四十雀)・ヤマガラ(山雀)・センダイムシクイ(仙台虫喰)
キビタキ(黄鶲)・コゲラ(小啄木鳥)・???
辛うじて写ったのは 久しぶり相生口のスズメ(雀)だけ

花色は白から黄へのスイカズラ 蜜の味を確かめなければなりません
5月の森はすべてが華やかで 眼も鼻も耳も舌も指先も忙しい
色とりどりの蝶に交ざって ひらひら舞うことにしましょうか
訪ねたいところがいっぱいありすぎて 時間通りに終われるかしら
※虫たちも元気です 苦手な方は団扇持参でお越しください
by Oak.

もう1ヵ月が経ちました 雌しべがドングリの赤ちゃんに変わりました

梅畑の端から ノイバラ(野茨)とスイカズラ(吸い蔓)が匂います

朝日新聞でも紹介されました
今日の朝刊

下見に行ってきました 北尾根のイボタノキ(水蝋樹)は咲き始め


急坂を上ると アオハダ(青肌)の雄株雄花 小さいけれど満開です
クスノキ(樟) カナメモチ(要黐) ソヨゴ(冬青) イヌツゲ(犬柘植)
常緑樹の花たちも 咲き始め

スノーベル(雪の釣り鐘)エゴノキは 若葉の向こうに高く揺れました
忘れずに オトシブミ(落とし文)の揺籃(ゆりかご)探し

森の中では 野鳥たちの声が絶えず響いておりました

シジュウカラ(四十雀)・ヤマガラ(山雀)・センダイムシクイ(仙台虫喰)
キビタキ(黄鶲)・コゲラ(小啄木鳥)・???
辛うじて写ったのは 久しぶり相生口のスズメ(雀)だけ

花色は白から黄へのスイカズラ 蜜の味を確かめなければなりません
5月の森はすべてが華やかで 眼も鼻も耳も舌も指先も忙しい
色とりどりの蝶に交ざって ひらひら舞うことにしましょうか
訪ねたいところがいっぱいありすぎて 時間通りに終われるかしら
※虫たちも元気です 苦手な方は団扇持参でお越しください
by Oak.


なんじゃもんじゃ咲く道
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