サクラ仕舞い
相生山の彼岸桜から始まった 今年の桜も終盤

山里に見る カスミザクラ(霞桜)
新緑に衣替えの山林に その名の通りに霞たなびく
ヤマザクラ(山桜)などと同じように 花と葉が同時に開きます

満開までは白い花 散りぞめは淡紅に染まっていました
ウワミズザクラ(上溝桜)
古代の占いに由来する名前だそうです
人の暮らしと結びついた歴史の長い桜のようです
奥山では 無数の白い穂が揺れます 光ります

近付かなくても 大木の樹下でも香ります 杏仁の匂い

花穂はブラシみたいに見えますが こうしてみると確かに桜花
カスミザクラ

ウワミズザクラ

2019年のサクラの旅が 終わります
by R.64



山里に見る カスミザクラ(霞桜)


新緑に衣替えの山林に その名の通りに霞たなびく
ヤマザクラ(山桜)などと同じように 花と葉が同時に開きます

満開までは白い花 散りぞめは淡紅に染まっていました
ウワミズザクラ(上溝桜)

古代の占いに由来する名前だそうです
人の暮らしと結びついた歴史の長い桜のようです
奥山では 無数の白い穂が揺れます 光ります


近付かなくても 大木の樹下でも香ります 杏仁の匂い

花穂はブラシみたいに見えますが こうしてみると確かに桜花
カスミザクラ

ウワミズザクラ

2019年のサクラの旅が 終わります
by R.64


5年!経ちました
相生山緑地のシンボルコナラ 雄花の房が揺れます
もう役割を果して 枯れて落ちるだけ そして土に還りましょう

すぐ近くに カマツカ(鎌柄)の端正な花が満開です

そこまで見た時に 思い出しました
ああ そうだったよ このブログを始めたときも同じだった
ズミ(酢実)の花も咲いているはず 森の中へ歩いていきました

何もかもが あの頃と変わっていない こちら
5年前 2014年4月
相生山の道路 建設中止か工事再開か
名古屋市長の判断の時期が迫るのを感じながら
せめて
私たちの親しんできた 相生山を 自然の魅力を 多くの人に発信したいと
それをもって 市民世論のささやかな表現をと 政治的判断への一助にと
書き始めた 相生山ブログ
コナラ(小楢)の花柄をついばんでいた
スズメ(雀)たちが飛び立って
梅畑にムクドリ(椋鳥)
編集や執筆のメンバーに 少しの入れ替わりはありましたが
最初の思わくよりも ずっと長く続けてこれました
それは 相生山の問題が 未だ未だ終わりそうにないことに加えて
私たちが ブログを続けるうちに たくさんのことを学べる楽しさを知ったから

それから 何よりも
皆さんが このブログを訪れてくださることに 限りなく力を頂けるから
あらためて 感謝申し上げます
by 森の妖精一同 代表してアイ

にほんブログ村
もう役割を果して 枯れて落ちるだけ そして土に還りましょう

すぐ近くに カマツカ(鎌柄)の端正な花が満開です

そこまで見た時に 思い出しました
ああ そうだったよ このブログを始めたときも同じだった
ズミ(酢実)の花も咲いているはず 森の中へ歩いていきました

何もかもが あの頃と変わっていない こちら
5年前 2014年4月
相生山の道路 建設中止か工事再開か
名古屋市長の判断の時期が迫るのを感じながら
せめて
私たちの親しんできた 相生山を 自然の魅力を 多くの人に発信したいと
それをもって 市民世論のささやかな表現をと 政治的判断への一助にと
書き始めた 相生山ブログ
コナラ(小楢)の花柄をついばんでいた
スズメ(雀)たちが飛び立って

編集や執筆のメンバーに 少しの入れ替わりはありましたが
最初の思わくよりも ずっと長く続けてこれました
それは 相生山の問題が 未だ未だ終わりそうにないことに加えて
私たちが ブログを続けるうちに たくさんのことを学べる楽しさを知ったから

それから 何よりも
皆さんが このブログを訪れてくださることに 限りなく力を頂けるから
あらためて 感謝申し上げます
by 森の妖精一同 代表してアイ


夏花つぼみ(後)
「どんな木にも花が咲くんだよ」 「えぇっ!木の花??ホントですか?」
「花が咲かなきゃ実が出来ない 実が出来ないと子どもが出来ないよ」
森林観察の先達から教えてもらって 樹木と付き合い始めて やっと10年
最初のころに覚えた「変な名前!」の ガマズミ(莢蒾)

同属の ミヤマガマズミ(深山莢蒾)・コバノガマズミ(小葉の莢蒾)より
相生山では だいたい1ヵ月遅く 花の季節を迎えます こちら
花も実も 人気の高い サワフタギ(沢蓋木)
季節が速かった昨年は 今ごろ咲いていました こちら
白い花が可愛い イボタノキ(水蝋樹)
初めて 蕾に紫色があるのを知りました

ヒメボタルの舞う夜 仄かな匂いを流します
花が咲いたら こちら

ナツハゼ(夏櫨) 特有のオレンジがかった ざらざらの若葉に隠れて
ツツジ科スノキ属の下向き壷型の花穂が幼い
昨年の「相生山の四季を歩く会」で 赤と白の花があること学びました こちら
2016年5月の記事ですが こちら
今日の記事で紹介した 花たちが集まっています
夏のほうが春よりは 相生山の樹木は花盛り
白い花花の競演が もうすぐ始まろうとしています
by Oak.


「花が咲かなきゃ実が出来ない 実が出来ないと子どもが出来ないよ」
森林観察の先達から教えてもらって 樹木と付き合い始めて やっと10年
最初のころに覚えた「変な名前!」の ガマズミ(莢蒾)

同属の ミヤマガマズミ(深山莢蒾)・コバノガマズミ(小葉の莢蒾)より
相生山では だいたい1ヵ月遅く 花の季節を迎えます こちら
花も実も 人気の高い サワフタギ(沢蓋木)


季節が速かった昨年は 今ごろ咲いていました こちら
白い花が可愛い イボタノキ(水蝋樹)
初めて 蕾に紫色があるのを知りました


ヒメボタルの舞う夜 仄かな匂いを流します
花が咲いたら こちら

ナツハゼ(夏櫨) 特有のオレンジがかった ざらざらの若葉に隠れて
ツツジ科スノキ属の下向き壷型の花穂が幼い
昨年の「相生山の四季を歩く会」で 赤と白の花があること学びました こちら
2016年5月の記事ですが こちら
今日の記事で紹介した 花たちが集まっています
夏のほうが春よりは 相生山の樹木は花盛り
白い花花の競演が もうすぐ始まろうとしています
by Oak.


夏花つぼみ(前)
相生山ではサクラやツツジの後を追って 夏の花が咲き始めます
いまは準備中 蕾のとき

アオハダ(青肌) 高木になります 雌雄異株
この子はどちら? 咲くまで分かりません 私には
前回記事 こちら の最後の画像はアオハダの木を仰いだものです

バラ科のなかでは 花が一番遅い子
常緑樹のカナメモチ(要黐)
もうすぐ 斜面一面真っ白に輝く季節がやってきます

針葉樹・裸子植物のマツだって 華やぎを迎えています
相生山に多い アカマツ(赤松)とクロマツ(黒松)の自然交雑種
アイグロマツ(間黒松)
先端に雌花が付くのは少しあと 花粉が飛ぶようになってから
低木のウルシ科は 伸び盛り

果実が残ってました 果皮には毛あり

なので この子はヤマウルシ(山漆)の雌株・雌花
派手さはないけれど それぞれの開花にむけて
水と気温を見計らって 余念がありません
by Oak.


いまは準備中 蕾のとき


アオハダ(青肌) 高木になります 雌雄異株
この子はどちら? 咲くまで分かりません 私には
前回記事 こちら の最後の画像はアオハダの木を仰いだものです

バラ科のなかでは 花が一番遅い子
常緑樹のカナメモチ(要黐)

もうすぐ 斜面一面真っ白に輝く季節がやってきます

針葉樹・裸子植物のマツだって 華やぎを迎えています
相生山に多い アカマツ(赤松)とクロマツ(黒松)の自然交雑種
アイグロマツ(間黒松)

先端に雌花が付くのは少しあと 花粉が飛ぶようになってから
低木のウルシ科は 伸び盛り

果実が残ってました 果皮には毛あり


なので この子はヤマウルシ(山漆)の雌株・雌花
派手さはないけれど それぞれの開花にむけて
水と気温を見計らって 余念がありません
by Oak.


もう一つの新緑たち
ズミの花開く

相生山の花 ズミ(酢実)開花しました


蕾の桃色から ふくらんで紅さして 咲くときは白
ズミの花 このブログの過去記事 こちら
比べると 昨年が10日ほど早かったみたいです

ことしは これから咲いていきます 見ごろは・・・・
相生山緑地北部の園路のターミナル 展望台跡に多いです

ズミを傷つけないように 心くばりしながら
近付いて匂ってみてください
ほのかに甘い 野バラの香り
きっと あなたを 幸せ気分にしてくれます
by アイ


ヒメボタルの予兆
5月並みの最高気温

相生山では ヒメボタル(姫蛍)たちが羽化の準備の時期です
ヒメボタルについて 「相生山の四季を歩く会」がまとめたメモ こちら
「ミカンの花とともに出現」と言われていますが
他にも 指標となる樹木があります

ネジキ(捻木) 夜遅くネジキの花の甘い匂い流れ 舞う蛍
その花穂が 少しずつ伸び始めています

ズミ(酢実) この子たちが満開になるころ
昨年も ヒメボタルの初見の情報が入りました
森のいのちの体系のなかで
ことしも相生山に ヒメボタルの季節がめぐってきます
ホタルのいのちを繋ぐための飛翔から
人は何を学べることでしょう
by Oak.



相生山では ヒメボタル(姫蛍)たちが羽化の準備の時期です
ヒメボタルについて 「相生山の四季を歩く会」がまとめたメモ こちら
「ミカンの花とともに出現」と言われていますが
他にも 指標となる樹木があります


ネジキ(捻木) 夜遅くネジキの花の甘い匂い流れ 舞う蛍
その花穂が 少しずつ伸び始めています

ズミ(酢実) この子たちが満開になるころ
昨年も ヒメボタルの初見の情報が入りました
森のいのちの体系のなかで
ことしも相生山に ヒメボタルの季節がめぐってきます
ホタルのいのちを繋ぐための飛翔から
人は何を学べることでしょう
by Oak.


オオルリの還ってくる頃
匂う花 夏の始まり
相生山の冬の終わりは ウメ(梅) こちら の香漂い
春は ヒサカキ(姫榊)こちら に咽びました
そして 夏の始まりを報せるのは
アズキナシ(小豆梨)
きれいな花なのですが お世辞にも「いい匂い」とは言えない
アンモニア臭のような かなり強い「悪臭」の持ち主

もしかしたらハエ(蠅)媒花?
往年の昆虫少年 こちら に尋ねてみました
「ハエの仲間もでしょうが、カナブンやハナムグリやカミキリムシなど甲虫の仲間も引き付けています。人間にとっては嫌に感じる臭いでも、虫たちには、また違うでしょうから。暖かくなったお昼ごろ、花の周りには、いろんな種類の昆虫がたくさん集まっていると思いますよ」

こちらは コバノガマズミ(小葉の莢蒾)
クリ(栗)の花に似た 生臭い匂いを発しています
先日の「相生山の四季を歩く会」のとき 多く人が「苦手」と言うなかで
・コバノガマズミ、特に悪いにおいと思わないけれど・・・。 (ちえ子)
人によっても 感じ方は異なるのだから
ヒトより大先輩(=長~く生きてきた)の 植物や昆虫たちの感覚は違って当然

夏が始まる 相生山の森に
種(しゅ)をつないでいくための対応策(=戦略)を身につけて
ポリネータ(送粉者)を呼ぶ 花の匂いが流れています
by Oak


春は ヒサカキ(姫榊)こちら に咽びました
そして 夏の始まりを報せるのは

きれいな花なのですが お世辞にも「いい匂い」とは言えない
アンモニア臭のような かなり強い「悪臭」の持ち主


もしかしたらハエ(蠅)媒花?
往年の昆虫少年 こちら に尋ねてみました
「ハエの仲間もでしょうが、カナブンやハナムグリやカミキリムシなど甲虫の仲間も引き付けています。人間にとっては嫌に感じる臭いでも、虫たちには、また違うでしょうから。暖かくなったお昼ごろ、花の周りには、いろんな種類の昆虫がたくさん集まっていると思いますよ」


こちらは コバノガマズミ(小葉の莢蒾)
クリ(栗)の花に似た 生臭い匂いを発しています
先日の「相生山の四季を歩く会」のとき 多く人が「苦手」と言うなかで
・コバノガマズミ、特に悪いにおいと思わないけれど・・・。 (ちえ子)
人によっても 感じ方は異なるのだから
ヒトより大先輩(=長~く生きてきた)の 植物や昆虫たちの感覚は違って当然

夏が始まる 相生山の森に
種(しゅ)をつないでいくための対応策(=戦略)を身につけて
ポリネータ(送粉者)を呼ぶ 花の匂いが流れています
by Oak


森の初夏
ときは穀雨 初夏へ移る候

相生山では シンボルコナラの雄花序が こんなに伸びました

お隣のカマツカ(鎌柄)も 少しの間に花盛り

バラの小さな花束みたい ズミ(酢実)の蕾 増えました

もう フジ(藤)の花が満開です
マルハナバチ(丸花蜂)で 大にぎわいでした

今年の春は 雨が少なかったけれど
夏に向かう 森の生きものたち 大丈夫だよね
by アイ

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相生山では シンボルコナラの雄花序が こんなに伸びました

お隣のカマツカ(鎌柄)も 少しの間に花盛り


バラの小さな花束みたい ズミ(酢実)の蕾 増えました


もう フジ(藤)の花が満開です
マルハナバチ(丸花蜂)で 大にぎわいでした

今年の春は 雨が少なかったけれど
夏に向かう 森の生きものたち 大丈夫だよね
by アイ


追記 相生山の四季を歩く会2019.4
ホームページで相生山の記事が更新されました こちら
載せきれなかったコメントを 今日の画像と共に追記します

北尾根ベンチ隣りのヤマコウバシ(山香ばし)

・ヤマコウバシ、枯葉がないとわからない。
・今の時期、ナツハゼとウスノキ、間違えやすい。 (久子)
・ナツハゼ、ウスノキが似ている。葉の違いが分かった。 (純)

ナツハゼ(夏櫨):上 芽吹いたばかりの葉にも枝にも粗い毛がいっぱい
ウスノキ(臼の木):下 産毛のような毛がうっすら

樹高=ナツハゼ:低木(3mくらい)まで成長 ウスノキ:草本層(1mまで)
開花期=ナツハゼはこれから 去年の画像こちら ウスノキは先週 こちら
相生山緑地では ウスノキがやや先行します
芽吹きの色に違いはありません 最初は葉身が赤っぽいのは一緒
生育地:どちらも日当たりを好みます ウスノキの方がより尾根部に多い
両種ともツツジ科スノキ属 果実が美味しいのも似ています
・新緑がうつくしい。 (H)
・春の木々はどれもこれもみな柔らかな優しい色。春の山はどうしてこんなに優しいのだろうと見惚れてしまう。 (ケイコ)

相生山周辺の 今日の気温は23℃
まだ5日しか経っていないのに ヤマザクラもツツジも散って
若緑から黄緑へと 樹林のトーンも変わりました
それから ・ ・ ・
初夏の兆しは 明日の記事で
by アイ+Oak.


載せきれなかったコメントを 今日の画像と共に追記します

北尾根ベンチ隣りのヤマコウバシ(山香ばし)


・ヤマコウバシ、枯葉がないとわからない。
・今の時期、ナツハゼとウスノキ、間違えやすい。 (久子)
・ナツハゼ、ウスノキが似ている。葉の違いが分かった。 (純)


ナツハゼ(夏櫨):上 芽吹いたばかりの葉にも枝にも粗い毛がいっぱい
ウスノキ(臼の木):下 産毛のような毛がうっすら


樹高=ナツハゼ:低木(3mくらい)まで成長 ウスノキ:草本層(1mまで)
開花期=ナツハゼはこれから 去年の画像こちら ウスノキは先週 こちら
相生山緑地では ウスノキがやや先行します
芽吹きの色に違いはありません 最初は葉身が赤っぽいのは一緒
生育地:どちらも日当たりを好みます ウスノキの方がより尾根部に多い
両種ともツツジ科スノキ属 果実が美味しいのも似ています
・新緑がうつくしい。 (H)
・春の木々はどれもこれもみな柔らかな優しい色。春の山はどうしてこんなに優しいのだろうと見惚れてしまう。 (ケイコ)

相生山周辺の 今日の気温は23℃
まだ5日しか経っていないのに ヤマザクラもツツジも散って
若緑から黄緑へと 樹林のトーンも変わりました
それから ・ ・ ・
初夏の兆しは 明日の記事で
by アイ+Oak.


選択肢 その二
相生山緑地の未来についての第一の選択肢は、道路建設か公園にするか、でした。この問題は、どこにでもいる、ほんの一部の「わからず屋」が的外れな議論を吹っ掛け続けているようですが、名古屋市が「市民のみなさんへのていねいな対応」をすると言っているので、時間をかけた説得に期待することにいたしましょう。

さて上は、先日の「相生山の四季を歩く会」で歩いた散策路=園路の景色です。芽吹きの樹林地、高木コナラ(小楢)のうす緑の新緑と躑躅(コバノミツバツツジ、ヤマツツジ、モチツツジなど)のピンクが美しい季節です。

でも、見わたすとツツジ以外の樹木の切り株、伐られた枝が生々しく、幹や枝葉が脇にたくさん積まれているのにも気づかされます。「相生山はツツジと松の山だった。春は赤く染まってきれいだった」ので「復活させる」という活動が続いているのです。 【参照こちら】
自然の樹林ではなく、人が「自然」を愛でるための、『自然風の庭』づくりが行われています。
広がる伐採地
毎年、アマチュアカメラマンが密かにヒメボタルを撮影していた場所。名古屋市の緑政土木局が「環境調査の一環」として「ホタルの飛翔数カウント地点」としていた区域も、「更地」になりました。尾根からの南向き傾斜地ですから、乾燥によって植生の復活には時間が掛かると思われます。仮にもし復活すれば都度、「庭師」たちがまた伐採・剪定をするのでしょうか。
みなさんはどちらを選ばれますか?
春から初夏の一時期の人間(全員ではない)が好む景観のために、他の生きものたちの生育・生息を脅かす「公園」づくり。

「農用林」として「焚きもの拾いの山」として利用されていたものの、使われなくなって数十年、大都会には珍しい「神社林(=鎮守の森)」が復活しつつあるのを見とどける「公園」。
名古屋市の「世界のAIOIYAMA」プロジェクトによる公園「素案」に対する意見交換会が、そろそろ第二段階に入ろうとしています。
庭か樹林か、人の手を入れるのか、(できるだけ)自然に任せるのか。勝手に進めるのでなく、お互いが納得できる意見交換を求めます。決着がつくまでの間は「中断・保留」が筋でしょう。道路工事がそうであったように。
そして、時間がかかりそうなら、最低限の安全対策(現状では頭上の枯損木、崩れかけた園路など放置か所は多いのです)と生態系維持のためのシステムづくり 【参照こちら】に早急に着手してもらいたいです。
森が美しいこの時期、相生山の現地を歩いて、確かめてみられることをお勧めします。
これまでご縁の無かった方も、ひととき考えてみていただきますよう、お願いいたします。
by Oak.



さて上は、先日の「相生山の四季を歩く会」で歩いた散策路=園路の景色です。芽吹きの樹林地、高木コナラ(小楢)のうす緑の新緑と躑躅(コバノミツバツツジ、ヤマツツジ、モチツツジなど)のピンクが美しい季節です。


でも、見わたすとツツジ以外の樹木の切り株、伐られた枝が生々しく、幹や枝葉が脇にたくさん積まれているのにも気づかされます。「相生山はツツジと松の山だった。春は赤く染まってきれいだった」ので「復活させる」という活動が続いているのです。 【参照こちら】
自然の樹林ではなく、人が「自然」を愛でるための、『自然風の庭』づくりが行われています。

毎年、アマチュアカメラマンが密かにヒメボタルを撮影していた場所。名古屋市の緑政土木局が「環境調査の一環」として「ホタルの飛翔数カウント地点」としていた区域も、「更地」になりました。尾根からの南向き傾斜地ですから、乾燥によって植生の復活には時間が掛かると思われます。仮にもし復活すれば都度、「庭師」たちがまた伐採・剪定をするのでしょうか。
みなさんはどちらを選ばれますか?
春から初夏の一時期の人間(全員ではない)が好む景観のために、他の生きものたちの生育・生息を脅かす「公園」づくり。

「農用林」として「焚きもの拾いの山」として利用されていたものの、使われなくなって数十年、大都会には珍しい「神社林(=鎮守の森)」が復活しつつあるのを見とどける「公園」。
名古屋市の「世界のAIOIYAMA」プロジェクトによる公園「素案」に対する意見交換会が、そろそろ第二段階に入ろうとしています。
庭か樹林か、人の手を入れるのか、(できるだけ)自然に任せるのか。勝手に進めるのでなく、お互いが納得できる意見交換を求めます。決着がつくまでの間は「中断・保留」が筋でしょう。道路工事がそうであったように。
そして、時間がかかりそうなら、最低限の安全対策(現状では頭上の枯損木、崩れかけた園路など放置か所は多いのです)と生態系維持のためのシステムづくり 【参照こちら】に早急に着手してもらいたいです。
森が美しいこの時期、相生山の現地を歩いて、確かめてみられることをお勧めします。
これまでご縁の無かった方も、ひととき考えてみていただきますよう、お願いいたします。
by Oak.


間伐のごほうび

タラの芽です 相生山ではない もう一つのフィールド

ヒノキの混みあった人工林を間伐して 空が開いたら
どこかから飛んできたのか シードバンクで眠ってた子が起きたのか
2年目から タラノキがピョコピョコ
そうしたら 都会ナンバーの車が林道まで入ってきて
今年も食べごろ直前の芽が 何個もなくなりました
大きくして種子を飛ばさせて 増やそうとしていたのも
胸の高さで 折られてしまいました 3本も!
強力な棘で

人間の貪欲には勝てません 春は人を狂わせる? それとも・・・・
連日 盗人の話でゴメンナサイ

お詫びのしるしに タラノメの天ぷら
by R.63


タケノコ泥棒に告ぐ
先週のことです
相生山を歩いてたら バリッ・・・バカーン 結構大きな音が響いてくるので
?? そっちの方へ行ってみました 竹藪の奥で ゴソバサ・・ゴソバサ・・

ああ! この時期 相生山名物の「タケノコ泥棒」!
しばらくして 男女二人づれの声 鍬かなんかで掘る音

放置された竹藪 人の責任で手を入れる必要性は思います
「だから繁りすぎないようにタケノコ取ってあげるの」
いやいや「竹薮に入らないでください」って書いてあるでしょ
人のもの勝手にとったら ドロボウじゃん
「他所の緑地ではタケノコ取ってもいいんだよ」
それは一年を通じてボランティアで竹藪整備してるからでしょ
何にも汗かかず コソコソやって来て 見つかったら去勢はって
「悪いことしてる」の自覚100% 確信犯じゃないですか
そんなにしてまで盗って美味しいの?
それに そこは もうすぐヒメボタル発生の拠点だよ
蛹が羽化の準備中 想像力働かせてよ 自分も生き物なんだから

いのちを頂くって その重大さを知っている
品格あるものにこそ 許される行為じゃないかしら
生態系 食物連鎖の頂点に位置する猛禽類は それなりの風格を感じさせるよ
人間の窃盗犯は みじめで みっともないなあ
もし「相生山のタケノコ もったいないから採ろうよ 自然のためにも」
そう思うなら 管理者の名古屋市に提案してからにしてはどうでしょうね
by ai


相生山を歩いてたら バリッ・・・バカーン 結構大きな音が響いてくるので
?? そっちの方へ行ってみました 竹藪の奥で ゴソバサ・・ゴソバサ・・

ああ! この時期 相生山名物の「タケノコ泥棒」!
しばらくして 男女二人づれの声 鍬かなんかで掘る音


放置された竹藪 人の責任で手を入れる必要性は思います
「だから繁りすぎないようにタケノコ取ってあげるの」
いやいや「竹薮に入らないでください」って書いてあるでしょ
人のもの勝手にとったら ドロボウじゃん
「他所の緑地ではタケノコ取ってもいいんだよ」
それは一年を通じてボランティアで竹藪整備してるからでしょ
何にも汗かかず コソコソやって来て 見つかったら去勢はって
「悪いことしてる」の自覚100% 確信犯じゃないですか
そんなにしてまで盗って美味しいの?
それに そこは もうすぐヒメボタル発生の拠点だよ
蛹が羽化の準備中 想像力働かせてよ 自分も生き物なんだから

いのちを頂くって その重大さを知っている
品格あるものにこそ 許される行為じゃないかしら
生態系 食物連鎖の頂点に位置する猛禽類は それなりの風格を感じさせるよ
人間の窃盗犯は みじめで みっともないなあ
もし「相生山のタケノコ もったいないから採ろうよ 自然のためにも」
そう思うなら 管理者の名古屋市に提案してからにしてはどうでしょうね
by ai


花探しの旅
相生山の四季を歩く会
~晩春の雑木林 花から花へ~

シンボルコナラの下で
「雌花を見つけないとココから先へ進んじゃダメ」なんて案内人が言うから
真面目な皆んな真剣になって 「雌花や~~い」「コレかなあ?」

「どこどこ・・・ワタシ、ヤマコウバシの花なんて見たことないよぉ」
下見のとき こちら は咲いてたのに 花弁の落ちた花がほとんど
見つけた人は 一躍ヒーロー&ヒロイン
「ここで一時間遊べるよね」「いい歳した大人がネッ」

次も小さく サルトリイバラ(猿捕茨)
「雌花ないねえ」「こっちは雌花ばっかりだよ」
這いつくばって・・・雌雄異株が分かりました
「何か居る?」
「あそこ!あそこ」
野鳥の声も 人間の声も にぎやかでした 今日は23人

来月は ここでキビタキの声が聞けるかしら
花曇りの下 2時間半の花旅
「雨が遅くなって良かったね」
by アイ


~晩春の雑木林 花から花へ~

シンボルコナラの下で
「雌花を見つけないとココから先へ進んじゃダメ」なんて案内人が言うから
真面目な皆んな真剣になって 「雌花や~~い」「コレかなあ?」

「どこどこ・・・ワタシ、ヤマコウバシの花なんて見たことないよぉ」
下見のとき こちら は咲いてたのに 花弁の落ちた花がほとんど
見つけた人は 一躍ヒーロー&ヒロイン
「ここで一時間遊べるよね」「いい歳した大人がネッ」

次も小さく サルトリイバラ(猿捕茨)
「雌花ないねえ」「こっちは雌花ばっかりだよ」
這いつくばって・・・雌雄異株が分かりました
「何か居る?」

野鳥の声も 人間の声も にぎやかでした 今日は23人

来月は ここでキビタキの声が聞けるかしら
花曇りの下 2時間半の花旅
「雨が遅くなって良かったね」
by アイ


エノキ(榎)
新緑のなか 花から花へ
一昨日と昨日と今日と 樹林の色が 日ごと変わっています

「悪魔の顔」隠芽から芽吹いた ニセアカシヤ(=針槐)

みどりの炎の展開は タカノツメ(鷹の爪)
何処からか 花の甘い匂い ほんのりと

アケビ(木通) アケビとミツバアケビの交雑種? ミツバアケビ(三つ葉木通)
モチツツジ(黐躑躅)の花 開く紫が映えます

たくましく伸びる ヤマウルシ(山漆)の花序
コナラ(小楢)の雌花です どんぐりの始まり

苞葉が外れて ヤマコウバシ(山香し)の花

相生山を代表する低木 コバノガマズミ(小葉の莢蒾)

越冬したルリタテハ(瑠璃立羽) サルトリイバラ(猿捕茨)の近くに

ヤママユ(山繭)は無事に羽化しただろうか コナラの枝に残る住処
今が名づけの証し ベニシダ(紅羊歯)の紅い栄養葉

もう早い開花です 日当りのアズキナシ(小豆梨)

林檎や梨に似た白い花が咲くと 初夏への誘い

ズミ(酢実)の可愛い蕾が見つかりました
芽吹きの森を 花から花へ
ヤマザクラ(山桜)やオオシマザクラ(大島桜)も残っています
ツツジ(=山躑躅)の仲間も 見ごろの時期を迎えました
明日は 「相生山の四季を歩く会」4月のつどい
雨になりそうなので 午後の部はお休みにします
by アイ


「悪魔の顔」隠芽から芽吹いた ニセアカシヤ(=針槐)


みどりの炎の展開は タカノツメ(鷹の爪)
何処からか 花の甘い匂い ほんのりと



アケビ(木通) アケビとミツバアケビの交雑種? ミツバアケビ(三つ葉木通)
モチツツジ(黐躑躅)の花 開く紫が映えます


たくましく伸びる ヤマウルシ(山漆)の花序
コナラ(小楢)の雌花です どんぐりの始まり

苞葉が外れて ヤマコウバシ(山香し)の花

相生山を代表する低木 コバノガマズミ(小葉の莢蒾)

越冬したルリタテハ(瑠璃立羽) サルトリイバラ(猿捕茨)の近くに


ヤママユ(山繭)は無事に羽化しただろうか コナラの枝に残る住処
今が名づけの証し ベニシダ(紅羊歯)の紅い栄養葉


もう早い開花です 日当りのアズキナシ(小豆梨)

林檎や梨に似た白い花が咲くと 初夏への誘い

ズミ(酢実)の可愛い蕾が見つかりました
芽吹きの森を 花から花へ
ヤマザクラ(山桜)やオオシマザクラ(大島桜)も残っています
ツツジ(=山躑躅)の仲間も 見ごろの時期を迎えました
明日は 「相生山の四季を歩く会」4月のつどい
雨になりそうなので 午後の部はお休みにします
by アイ


カスミザクラはコース外?
相生山緑地でカスミザクラ(霞桜)咲いたようです

ことしは 2月からサクラ追いかけてきましたが こちら
この子が最後です

道ぎわでは この高木しか見当たりません
トリミングして
満開の時のようすは こちら
緑地南部の相生山徳林寺地内「葉書塔」 その向かいに一本桜
日曜日の「相生山の四季を歩く会」コースからは外れます
地下鉄「相生山」駅から徒歩の方は ちょっと回り道して仰いで下さい

でも カスミザクラは元来 山の桜
植生遷移が進んで 樹木が繁る自然林では増加傾向だそうです
山地帯に咲く こちら
芽吹きの樹林 新緑のなかで
その名どおりに 桜色に霞む姿が 似合うように思います
by Oak.


ことしは 2月からサクラ追いかけてきましたが こちら
この子が最後です

道ぎわでは この高木しか見当たりません
トリミングして

満開の時のようすは こちら
緑地南部の相生山徳林寺地内「葉書塔」 その向かいに一本桜
日曜日の「相生山の四季を歩く会」コースからは外れます
地下鉄「相生山」駅から徒歩の方は ちょっと回り道して仰いで下さい

でも カスミザクラは元来 山の桜
植生遷移が進んで 樹木が繁る自然林では増加傾向だそうです
山地帯に咲く こちら
芽吹きの樹林 新緑のなかで
その名どおりに 桜色に霞む姿が 似合うように思います
by Oak.


嶽見桜
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