樹木を虐めて整備する「公園」を望まない
奥の方まで陽が射し込んで 様子がすっかり変わっていました

以前 関係者に聞いたことがあります その返事
「相生山緑地全体は広いんだから、少々のことは良いじゃないですか」
――そうやって この3年くらいのうちに伐採地が拡大してきました
相生山の全体の印象が 変わるほどに
「伐っても数年すれば、また繁ってくるから心配しなくても」
――ならば わざわざ伐る必要ないのでは?
自分たちの一時的快感のため?「自然のため」と言いながら

ヒサカキ(姫榊)やアラカシ(粗樫)などの常緑幼木が 以前は対象でした
最近は コナラ(小楢)・アベマキ(棈)など相生山の代表種や
ハギ(萩)・ガマズミ(莢蒾)・シャシャンボ(小小坊)など 手あたり次第
幼木だけでなく 10年以上も生育してきた樹木も伐採してます
園路脇に盛大に積み上げられた 最近まで生きていた幹・枝・葉



「森には持ち込まない、森から持ち出さないを守ってます」
――植栽木も目立ってきましたけど・・・ こちら
運び出す手間を省くための言い訳にも聞こえます
この活動に関わっている人が 個別にやるのか 別の人が真似るのか
大規模伐採の後には 触発されるかの如く 緑地の園路のあちこちで
モチノキ(黐の木)やソヨゴ(冬青)の小枝が散らばっていることも多いです
「アカマツ林再生」を掲げるこの区域 こちら 先週には
マツやウスノキ(臼の木)まで 伐ってスッキリできれば何でもいい?!

「自然と共生」
世界に「AIOIYAMA」と誇れる「自然を大事にする」公園
その理念 コンセプトに語られている「自然」とは何?
相生山緑地整備の「基本構想」に 自然の側からの問い返しや
相生山近辺の 相生山に親しんできた 多数の市民の意思が尊重されなければ
「学者さん」と「お役人」の 言葉だけの やっつけ仕事になってしまいそうで
すすめられている「意見交換会」の 深い中味を問うていきたいと思います
by Oak.
