安全、安心が第一
相生山緑地の中央尾根西端の窓より 夏空と市街地

年々ますます暑くなってくる夏 異常気象 ゲリラ豪雨 災害

夏の終わりに考えます
人びとに必要なのは 便利そうに見える「道路」よりも
いのち豊かな樹林地
名古屋市の行政職員が「市民のために」役立ちたいとするなら
中途半端な「利便性」や「効果」で言いくるめる『都市計画』に固執せず
市民みんなの安全のため 安心のため
空気と水を受け止める自然環境を 守ろうとして欲しい

最近の市政では 人集めや経済効果や卑近な「楽しさ」を強調しすぎて
外国の希少な生き物を飼おうとしたり
「カジノ」検討といった悪乗りの傾向まで見られます
法令と上司の命令が 公務員の順守義務だとしても
市民にとって本当に大事なものは何かを 見極め実践しようとする
道義を貫く姿勢を 私たち市民は支持します
『自然を大事にすることを最優先』としない いっさいの構想は
市民の安全・安心を危うくし
将来破たんして 恨みを買うものになるのではないかしら
そんなことを考えさせられた 今年の夏が終わります
by Oak

年々ますます暑くなってくる夏 異常気象 ゲリラ豪雨 災害

夏の終わりに考えます
人びとに必要なのは 便利そうに見える「道路」よりも
いのち豊かな樹林地

名古屋市の行政職員が「市民のために」役立ちたいとするなら
中途半端な「利便性」や「効果」で言いくるめる『都市計画』に固執せず
市民みんなの安全のため 安心のため
空気と水を受け止める自然環境を 守ろうとして欲しい

最近の市政では 人集めや経済効果や卑近な「楽しさ」を強調しすぎて
外国の希少な生き物を飼おうとしたり
「カジノ」検討といった悪乗りの傾向まで見られます
法令と上司の命令が 公務員の順守義務だとしても
市民にとって本当に大事なものは何かを 見極め実践しようとする
道義を貫く姿勢を 私たち市民は支持します
『自然を大事にすることを最優先』としない いっさいの構想は
市民の安全・安心を危うくし
将来破たんして 恨みを買うものになるのではないかしら
そんなことを考えさせられた 今年の夏が終わります
by Oak

山の秋
お盆過ぎて 夜半にはスズムシの声が響くようになりました
美濃―飛騨境の山奥から 季節の節目の便りです

猛暑のなか 10分働き15分休憩して整理した 間伐あとの急斜面

伐り置きのままでもいいのだけれど 少しでも早く自然の山に戻したくて
土止めや作業道用の丸太以外は 2m程度に切って運び出すことにしています

画像では見つけにくいですが 近くの自然林から運ばれてきただろう
クリ(栗) コナラ(小楢) スノキ(酢の木) タムシバ ホウノキ(朴)
1年~2年の幼木が育っています 間伐始めて以降の子どもたちです
台風が来て 近隣では洪水被害が出るほどの大雨が降って
空気が少し変わった翌日

イノシシ君たちが昨夜 食事に来訪した跡です
野生の子は賢い 暑い間はなりを潜め いきなり食欲の秋
人工林は通過地帯 植生豊かになった山は 土も餌のミミズも豊か(らしい)

フユイチゴ(冬苺)の花が咲きました 夏の間に林床一帯に延びた蔓
もうしばらくしたら・・・・山のお愉しみ
さっぱりした山の上には
秋の空です
8月は残りわずか 次の雨の後はステージが すっかり変わることでしょう
by R.63
美濃―飛騨境の山奥から 季節の節目の便りです

猛暑のなか 10分働き15分休憩して整理した 間伐あとの急斜面

伐り置きのままでもいいのだけれど 少しでも早く自然の山に戻したくて
土止めや作業道用の丸太以外は 2m程度に切って運び出すことにしています

画像では見つけにくいですが 近くの自然林から運ばれてきただろう
クリ(栗) コナラ(小楢) スノキ(酢の木) タムシバ ホウノキ(朴)
1年~2年の幼木が育っています 間伐始めて以降の子どもたちです
台風が来て 近隣では洪水被害が出るほどの大雨が降って
空気が少し変わった翌日


イノシシ君たちが昨夜 食事に来訪した跡です
野生の子は賢い 暑い間はなりを潜め いきなり食欲の秋
人工林は通過地帯 植生豊かになった山は 土も餌のミミズも豊か(らしい)


フユイチゴ(冬苺)の花が咲きました 夏の間に林床一帯に延びた蔓
もうしばらくしたら・・・・山のお愉しみ
さっぱりした山の上には

秋の空です
8月は残りわずか 次の雨の後はステージが すっかり変わることでしょう
by R.63

一周忌
8月27日は 高岡立明さんの一周忌

夏の終わり 山あいの花火を 無邪気に見上げていた翌日
相生山の かけがいのない仲間が 逝きました
「道路廃止」の市長宣言(2014年末) その直前から2年8ヵ月
いっこうに動かぬ事態に気を揉みながら「復活への挑戦」を続けられていました
そして1年
相生山をめぐる情況は 未だに変化しておりません
高岡さんの懸念 こちらを晴らすはずの「市民説明会」は延び延びのままです
相談する先達を 意見を交わし合う相手を 道理をわきまえる友人を
自然を いのちを 大事にしたいと願う 同志を

1年を経て あらためて悼みます
高岡さんのことは 昨年の記事 こちらをふり返っていただきますように
linkに 彼の学問と思いが遺っています
高岡さんのお命日を 晩夏の花火が忘れさせません
願わくば 空の上から 彼のひと言が聞こえてくることを
by アイ

夏の終わり 山あいの花火を 無邪気に見上げていた翌日
相生山の かけがいのない仲間が 逝きました
「道路廃止」の市長宣言(2014年末) その直前から2年8ヵ月
いっこうに動かぬ事態に気を揉みながら「復活への挑戦」を続けられていました
そして1年
相生山をめぐる情況は 未だに変化しておりません
高岡さんの懸念 こちらを晴らすはずの「市民説明会」は延び延びのままです
相談する先達を 意見を交わし合う相手を 道理をわきまえる友人を
自然を いのちを 大事にしたいと願う 同志を

1年を経て あらためて悼みます
高岡さんのことは 昨年の記事 こちらをふり返っていただきますように
linkに 彼の学問と思いが遺っています
高岡さんのお命日を 晩夏の花火が忘れさせません
願わくば 空の上から 彼のひと言が聞こえてくることを
by アイ

処暑・台風・一過?
順調ですね!
チョッキリの秋
相生山 樹林の中の散策路 
今年も散りばり始めました

ハイイロチョッキリの切り落とした コナラ(小楢)の小枝
どんぐりの中には 卵が入っているはず
ハイイロチョッキリについて 詳しくは こちら

森の広場でも
散策路の真ん中にも
コナラの樹の下 あちこちに

あんなにも暑い日 雨の降らない日が続いて
森のいのちに異状が生じないか 少し気になっていましたが
相生山の秋のきざし 確かに
by Oak.

今年も散りばり始めました

ハイイロチョッキリの切り落とした コナラ(小楢)の小枝
どんぐりの中には 卵が入っているはず
ハイイロチョッキリについて 詳しくは こちら

森の広場でも
散策路の真ん中にも

コナラの樹の下 あちこちに

あんなにも暑い日 雨の降らない日が続いて
森のいのちに異状が生じないか 少し気になっていましたが
相生山の秋のきざし 確かに
by Oak.

相生山緑地は誰のもの?
相生山の森に今日も 朝の光が射し込みます

この森は いったい 誰のもの?
計画では123.7ha全域を 名古屋市が取得することになっています
ということは 名古屋市民全体のものになるべき区域
けれども現状では 市有地と私有地が混在し
私有地では 住宅があり農地があり山林や竹薮になっています
市有地でも 個人が農耕地として使っていたり こちら

市が業者に委託して伐採した後の材が切り出されていたり
時節になれば タケノコ泥棒が出現したり こちら
勝手な伐採や「剪定」は後を絶たず こちら 森を荒らす行為 こちら
一部の誰かが その意思のままに 他の意思は想像することもなく
そして さらに・・・
「道路」工事跡と樹林地
この森は誰のもの? この景色を見るといつも思います
人が勝手に 人の都合で 思うように変えていいものなの?
今年は夏の猛暑が異常でした 豪雨の被害も甚大でした
「自然現象」の要因を 人がつくり出していないのか
「災害」の要因もまた 人がつくり出していないのか

森林のもつ公益的機能 こちら を再認識する必要があると思います
それは中途半端な理屈で 木を植えたり「森をつくろう」とするのでなく
長期的にとらえて 森のいのちを大事にしようとすること

人の都合優先で 自然を変えようだの 好みや欲の対象にするだの
そういった行為をやめなければならないと 今年の夏は警告しました
相生山は誰のもの?
それは 人も含めて いきものみんなのもの
森に住む動植物菌類までもふくめて いのちのつながり=生態系を
大事にして始めて 人は森の公益的機能を受け取ることが出来ます
相生山緑地をめぐる当面の課題として 「市民への説明会」があります

みんなの相生山緑地を 後世にどのように残すのか
市政に携わる 市長や市会の政治家も 公務員である職員も
市政の主人公である市民たちも
発言機会のない森のいきものたちのことも思いやって
みんなで一緒に考える場になることを 求めつづけたいと思います
by Oak.

この森は いったい 誰のもの?
計画では123.7ha全域を 名古屋市が取得することになっています
ということは 名古屋市民全体のものになるべき区域
けれども現状では 市有地と私有地が混在し
私有地では 住宅があり農地があり山林や竹薮になっています
市有地でも 個人が農耕地として使っていたり こちら

市が業者に委託して伐採した後の材が切り出されていたり
時節になれば タケノコ泥棒が出現したり こちら
勝手な伐採や「剪定」は後を絶たず こちら 森を荒らす行為 こちら
一部の誰かが その意思のままに 他の意思は想像することもなく
そして さらに・・・
「道路」工事跡と樹林地

この森は誰のもの? この景色を見るといつも思います
人が勝手に 人の都合で 思うように変えていいものなの?
今年は夏の猛暑が異常でした 豪雨の被害も甚大でした
「自然現象」の要因を 人がつくり出していないのか
「災害」の要因もまた 人がつくり出していないのか

森林のもつ公益的機能 こちら を再認識する必要があると思います
それは中途半端な理屈で 木を植えたり「森をつくろう」とするのでなく
長期的にとらえて 森のいのちを大事にしようとすること

人の都合優先で 自然を変えようだの 好みや欲の対象にするだの
そういった行為をやめなければならないと 今年の夏は警告しました
相生山は誰のもの?

それは 人も含めて いきものみんなのもの
森に住む動植物菌類までもふくめて いのちのつながり=生態系を
大事にして始めて 人は森の公益的機能を受け取ることが出来ます
相生山緑地をめぐる当面の課題として 「市民への説明会」があります

みんなの相生山緑地を 後世にどのように残すのか
市政に携わる 市長や市会の政治家も 公務員である職員も
市政の主人公である市民たちも
発言機会のない森のいきものたちのことも思いやって
みんなで一緒に考える場になることを 求めつづけたいと思います
by Oak.

秋一番
残暑の宴
立秋の日から1週間
名古屋市では 夕立もあって 一息つけた気分です
お盆になってやっと 暑さのピークを越えた感じがいたします

残暑の陽 盛りだけど少し弱まって熟暑 って言葉があればいいのに
相生山の森に入ると あの甘い夏の匂いが 強く漂って来ます

クサギ(臭木)の花です 先駆けの頃はこちら
林縁から森の中まで 順につぎつぎ咲いて 息の長い花です
昆虫たちに 花粉と蜜を 惜しげもなく提供し続けるかのよう

ナガサキアゲハ(長崎揚羽)でしょうか
近くには クマバチ(熊蜂)たちも 忙しく来訪中

私たちが 緑の葉陰にひとときの涼を求めている傍で
秋を迎える直前の 華やかな宴が 進んでいます
by アイ
名古屋市では 夕立もあって 一息つけた気分です
お盆になってやっと 暑さのピークを越えた感じがいたします

残暑の陽 盛りだけど少し弱まって熟暑 って言葉があればいいのに
相生山の森に入ると あの甘い夏の匂いが 強く漂って来ます

クサギ(臭木)の花です 先駆けの頃はこちら
林縁から森の中まで 順につぎつぎ咲いて 息の長い花です
昆虫たちに 花粉と蜜を 惜しげもなく提供し続けるかのよう

ナガサキアゲハ(長崎揚羽)でしょうか
近くには クマバチ(熊蜂)たちも 忙しく来訪中

私たちが 緑の葉陰にひとときの涼を求めている傍で
秋を迎える直前の 華やかな宴が 進んでいます
by アイ

なんちゃって植生調査
相生山の四季を歩く会例会 8月はお休み
でも 有志で「植生調査」に挑戦しました
“熱闘相生山” 参加者の感想も交えリポートします

調査地まで移動して とりあえず日陰で段取り提案
経験者は皆無に近く初心者ぞろい・・・・・なので「なんちゃって」調査会

5mx5mの方形枠をつくり さらに4分割 4班に分かれて調査開始
枠内の全植生の位置を座標に落して まずは樹高測定

低木以上の樹木は胸高直径を・・・ 種名は?「アレッあんた誰ぇ??」

猛暑の日照り場 たちまち汗だく それでも ワイワイけっこう楽し気
・今日は初めての体験をさせていただき、ありがとうございました。ほんとうに楽しく調査できました。小学生に戻ったみたいでした!月日が経ってから今日の調査場所を観察するのが楽しみです。(大)
・心残りがあるので「補習」で再チェックやりたいです。付き合ってください。(ケイコ)
・物事をきちんとやっときたいという人が参加なさったかなと思います。私以外アハハ。(まき)
・暑かったけど、お仲間たちと出来て楽しかったです。暑い中、あんなにも活動できるんだなと再確認できました。お疲れさまでした。(純)

記録用紙の方眼が細かすぎたり 書き込みスペースが小さかったり
事務局の準備不備のため いろいろご迷惑をおかけしました
懲りずに お付き合いいただきありがとうございました
記録を残すことで楽しみが出来たこと
なにより やっかいな作業をやりきって仲良くなれたことが 良かったです
by Oak.
でも 有志で「植生調査」に挑戦しました
“熱闘相生山” 参加者の感想も交えリポートします

調査地まで移動して とりあえず日陰で段取り提案
経験者は皆無に近く初心者ぞろい・・・・・なので「なんちゃって」調査会


5mx5mの方形枠をつくり さらに4分割 4班に分かれて調査開始
枠内の全植生の位置を座標に落して まずは樹高測定


低木以上の樹木は胸高直径を・・・ 種名は?「アレッあんた誰ぇ??」

猛暑の日照り場 たちまち汗だく それでも ワイワイけっこう楽し気
・今日は初めての体験をさせていただき、ありがとうございました。ほんとうに楽しく調査できました。小学生に戻ったみたいでした!月日が経ってから今日の調査場所を観察するのが楽しみです。(大)
・心残りがあるので「補習」で再チェックやりたいです。付き合ってください。(ケイコ)
・物事をきちんとやっときたいという人が参加なさったかなと思います。私以外アハハ。(まき)
・暑かったけど、お仲間たちと出来て楽しかったです。暑い中、あんなにも活動できるんだなと再確認できました。お疲れさまでした。(純)

記録用紙の方眼が細かすぎたり 書き込みスペースが小さかったり
事務局の準備不備のため いろいろご迷惑をおかけしました
懲りずに お付き合いいただきありがとうございました
記録を残すことで楽しみが出来たこと
なにより やっかいな作業をやりきって仲良くなれたことが 良かったです
by Oak.

ぶどう屋さん開店
相生山の青い空から
いのちの夏
灼熱の陽に 果実の外殻の毛がキラメキます

コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅) 裂開して留まる去年の名残り

人間には 猛暑 酷暑 こたえます
相生山の樹木たちも 大変だろうと思うのですが

コナラ(小楢)のどんぐり 殻斗から身を乗り出してきました
3日前(下)と比べて 果実の膨らむ変化が分かります

8月は 悲しい季節です
今日は長崎に原子爆弾が落とされ たくさんのいのちが奪われてしまった日
たった数十年前のこと!
国の誤った方針をとどめることが出来ず
わたしたちの先輩たちが 苦しみ悔やみ絶望し いのち絶えて逝った
8月は 思い起こさせる季節です
この生き方でいいのか 間違っていないか 世の中はおかしくなっていないか

相生山の野鳥たちが大好きな ムクノキ(椋木)
私たちも大好きな 甘い実りを予感させてくれます

もう 戦争はイヤ
平和であると 平和が続くだろうと 思いたい
いのち それぞれにふくらむ 夏の森
by アイ

コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅) 裂開して留まる去年の名残り

人間には 猛暑 酷暑 こたえます
相生山の樹木たちも 大変だろうと思うのですが

コナラ(小楢)のどんぐり 殻斗から身を乗り出してきました
3日前(下)と比べて 果実の膨らむ変化が分かります

8月は 悲しい季節です
今日は長崎に原子爆弾が落とされ たくさんのいのちが奪われてしまった日
たった数十年前のこと!
国の誤った方針をとどめることが出来ず
わたしたちの先輩たちが 苦しみ悔やみ絶望し いのち絶えて逝った
8月は 思い起こさせる季節です
この生き方でいいのか 間違っていないか 世の中はおかしくなっていないか

相生山の野鳥たちが大好きな ムクノキ(椋木)
私たちも大好きな 甘い実りを予感させてくれます

もう 戦争はイヤ
平和であると 平和が続くだろうと 思いたい
いのち それぞれにふくらむ 夏の森
by アイ

大きいコナラの樹伐られてまった!
「ちょっとあんた、見てみいや」
相生山緑地内の住宅地を歩いていたら 知り合いのオバサンに手を引かれました

道路脇がなんか明るくなったかな?と思って付いて行くと
のぞいてビックリ!
「ヒドイやろ!この前、天白土木が伐ったんや」
「なんで?」
「地域住民の方から要望がありましたので、やって」
「嘘やと思うわ、誰も困っとらへんし。枝がジャマなら枝だけ切ればいいやん」
数年前から 道路わきのサクラが何本か伐られました
そのとき業者さんに聞いたら「大きくなりすぎて電線に掛かるから」
「緑地事業化で立ち退きの話あるでしょう。その関係かなあ」
「サア分からんけど、まあ何年かしたら子どもが生えてくるんやろ・・・」
「オバサン、アカンて。どこにも幼木ナイやん。ドングリの寿命1年や。跡継ぎおらん」「それに相生山のコナラは、それまでの松やツツジのハゲ山みたいな状態から、育つ木が少しずつ変わっていって、今やっとコナラが主人公の雑木林になっとるっていうことや」「コナラの後にはコナラは生えん。他の木が茂って光が足らんし、土も変わったし」
「そうなん?! こっちもやよ。立派な樹が伐られてまっとる」
少し離れたところに もう一本の大きな切り株

「えらいことやが。誰が伐れって言うたが知らんが、取り返しつかん」
「住民の要望やったとしても、何でも言うこと聞けばええちゅうもんやないわ」
「そうやよ。こっちの住宅地も含めて緑地公園にするっていうんやから、
今生えてる木、大事にせな」
「後々のことも考えて、誰が聞いても納得できることやって欲しいわな」
「誰かに言われるまま、責任知りませんっていう、お役所仕事多過ぎん?」
「そやそや、うちらも木も可哀そや」
by Oak
相生山緑地内の住宅地を歩いていたら 知り合いのオバサンに手を引かれました

道路脇がなんか明るくなったかな?と思って付いて行くと
のぞいてビックリ!

「ヒドイやろ!この前、天白土木が伐ったんや」
「なんで?」
「地域住民の方から要望がありましたので、やって」
「嘘やと思うわ、誰も困っとらへんし。枝がジャマなら枝だけ切ればいいやん」
数年前から 道路わきのサクラが何本か伐られました
そのとき業者さんに聞いたら「大きくなりすぎて電線に掛かるから」
「緑地事業化で立ち退きの話あるでしょう。その関係かなあ」
「サア分からんけど、まあ何年かしたら子どもが生えてくるんやろ・・・」
「オバサン、アカンて。どこにも幼木ナイやん。ドングリの寿命1年や。跡継ぎおらん」「それに相生山のコナラは、それまでの松やツツジのハゲ山みたいな状態から、育つ木が少しずつ変わっていって、今やっとコナラが主人公の雑木林になっとるっていうことや」「コナラの後にはコナラは生えん。他の木が茂って光が足らんし、土も変わったし」
「そうなん?! こっちもやよ。立派な樹が伐られてまっとる」
少し離れたところに もう一本の大きな切り株

「えらいことやが。誰が伐れって言うたが知らんが、取り返しつかん」
「住民の要望やったとしても、何でも言うこと聞けばええちゅうもんやないわ」
「そうやよ。こっちの住宅地も含めて緑地公園にするっていうんやから、
今生えてる木、大事にせな」
「後々のことも考えて、誰が聞いても納得できることやって欲しいわな」
「誰かに言われるまま、責任知りませんっていう、お役所仕事多過ぎん?」
「そやそや、うちらも木も可哀そや」
by Oak

秋立つ
いのちの種子
なかなか開かれない「説明会」
昨日、名古屋市では40.3℃という史上初の最高気温が観測されたそうです。
「道路予定地」西端
猛暑のニュースは連日にぎやかですが、相生山の市民説明会はどうなっているのでしょう。その要項を決めるとしていた「世界の『AIOIYAMA』プロジェクト検討会議」の日程も決まらぬまま、河村市長の「道路計画廃止宣言」から3年7か月も過ぎました。
「自然に配慮した道路」の象徴=シェルター開口部
市民への説明会は、都市計画審議会での計画変更にいたるために必要な手続きです。と同時に、都市計画の大転換について市民に問い、その意見を聴きつつ大方向への賛同・支持を得ていくための手段としても、市政の根本にかかわる重大事だと考えます。私たちは市長や議員に、何でも自由にしてよいという無条件な権限を与えたわけではありません。ましてや「相生山の道路」は市長選の争点になったほどの大問題です。
問われてきたのは「人は自然とどうかかわっていけばいいのか」ということだと思っています。まさに世界的に今日的に(意識していようがいまいが)誰もが抱えている課題です。
未だに整備継続中の道路遺構
もしかすると、市長筆頭に行政は「やる、やる」と言いながら時間稼ぎをし、市民の関心が薄れてしまうことを期しているのではないか、と思ってしまうことがあります。
土木工学の専門家の方にお聞きしたところ、「相生山の道路のような構築物の耐用年数は50年。付帯設備などの補修は要るだろうが、当分放置しておいても工事再開、供用開始に大きな支障はないのではないか」とのことでした。人びとの耳目を逸らしておいて密かに思うとおりに、、、どこかでいつもやられている気がいたします。
もっとも、ぎりぎりまで放置し、果たして「道路はやっぱり要らなかった」と後の世の人に判断を委ねるという策もアリかもしれません。
森を切り裂いた「道路」
それとも、と私たちは考えます。「自然を大事に」と「周辺住民の安全・利便」という「相反する」世論を収めるための「政治的」判断。余りにもそれに忠実な「相生山緑地の未来構想」を、市民に提示し説得する自信が無いから躊躇しているのではないか。
市長判断は矛盾に満ちたものでした。「自然優先に道路はつくらない」としながら「予定地ルートに、緊急車両通行可能な園路をつくる」「世界から評価され、人が集まり、みんなが喜ぶ公園にする」。それは自然破壊を供なわないのか、テーマパークのような緑地の創出、果たしてそれは地元近隣を含む名古屋市民の願いに通ずるものなのか。
こうしたことを問いかける「説明会」こそ、開かれる必要があると思っています。付け加えれば、市民の意見は相反してはおりません。市政アンケートでも、地元の「道路」のために土地を売った人の間でも、「自然は大事にしなければ」強い意思は共通です。
「道路」東端、相生口方面
市民への説明会は、市役所の偉い人が「市民のために良いように」と考想を固め、道具立てを準備し、それらでもって「市民を納得させる」ためのものではないはずです。謙虚に率直に、行政施策の方針について見解を述べればいい。充分煮つまっていなくても、矛盾が内包されていてもいいではないか。本当に“市民のために何とかしたい”という姿勢があれば、寛大な市民はそれを受け入れ、次につながる対応を見せると思います。以前もこんなことを書きました。
河村市長はじめ名古屋市政を託され努力されている、行政の各階層各分野の方がたに『大英断』を期待しています。市民は説得すべき対象ではなく、知恵を借りる仲間です。説明会は失敗しても何回もやり直せばいいです。人のいのちがかかるほどの緊急性、巨額の経費もかかりません。
猛暑・酷暑への対応策は大事です。けれども「異常気象」といわれる、その根本原因の追求を怠ってはいませんか。私たちの祖先が大切にしてきたものを忘れてはいないか。樹林地や野原や湖沼や田んぼなどの遊水地を「開発」し、自ら招いた「異常」を自然破壊のエネルギーによる空調で逃れようとする、、、勇気をもって連鎖を断ち切りたい。
名古屋市には、“相生山”という大チャンスが提起されていると、私たちはずっと思っているのですが。
by Oak.+アイ

猛暑のニュースは連日にぎやかですが、相生山の市民説明会はどうなっているのでしょう。その要項を決めるとしていた「世界の『AIOIYAMA』プロジェクト検討会議」の日程も決まらぬまま、河村市長の「道路計画廃止宣言」から3年7か月も過ぎました。

市民への説明会は、都市計画審議会での計画変更にいたるために必要な手続きです。と同時に、都市計画の大転換について市民に問い、その意見を聴きつつ大方向への賛同・支持を得ていくための手段としても、市政の根本にかかわる重大事だと考えます。私たちは市長や議員に、何でも自由にしてよいという無条件な権限を与えたわけではありません。ましてや「相生山の道路」は市長選の争点になったほどの大問題です。
問われてきたのは「人は自然とどうかかわっていけばいいのか」ということだと思っています。まさに世界的に今日的に(意識していようがいまいが)誰もが抱えている課題です。

もしかすると、市長筆頭に行政は「やる、やる」と言いながら時間稼ぎをし、市民の関心が薄れてしまうことを期しているのではないか、と思ってしまうことがあります。
土木工学の専門家の方にお聞きしたところ、「相生山の道路のような構築物の耐用年数は50年。付帯設備などの補修は要るだろうが、当分放置しておいても工事再開、供用開始に大きな支障はないのではないか」とのことでした。人びとの耳目を逸らしておいて密かに思うとおりに、、、どこかでいつもやられている気がいたします。
もっとも、ぎりぎりまで放置し、果たして「道路はやっぱり要らなかった」と後の世の人に判断を委ねるという策もアリかもしれません。

それとも、と私たちは考えます。「自然を大事に」と「周辺住民の安全・利便」という「相反する」世論を収めるための「政治的」判断。余りにもそれに忠実な「相生山緑地の未来構想」を、市民に提示し説得する自信が無いから躊躇しているのではないか。
市長判断は矛盾に満ちたものでした。「自然優先に道路はつくらない」としながら「予定地ルートに、緊急車両通行可能な園路をつくる」「世界から評価され、人が集まり、みんなが喜ぶ公園にする」。それは自然破壊を供なわないのか、テーマパークのような緑地の創出、果たしてそれは地元近隣を含む名古屋市民の願いに通ずるものなのか。
こうしたことを問いかける「説明会」こそ、開かれる必要があると思っています。付け加えれば、市民の意見は相反してはおりません。市政アンケートでも、地元の「道路」のために土地を売った人の間でも、「自然は大事にしなければ」強い意思は共通です。

市民への説明会は、市役所の偉い人が「市民のために良いように」と考想を固め、道具立てを準備し、それらでもって「市民を納得させる」ためのものではないはずです。謙虚に率直に、行政施策の方針について見解を述べればいい。充分煮つまっていなくても、矛盾が内包されていてもいいではないか。本当に“市民のために何とかしたい”という姿勢があれば、寛大な市民はそれを受け入れ、次につながる対応を見せると思います。以前もこんなことを書きました。
河村市長はじめ名古屋市政を託され努力されている、行政の各階層各分野の方がたに『大英断』を期待しています。市民は説得すべき対象ではなく、知恵を借りる仲間です。説明会は失敗しても何回もやり直せばいいです。人のいのちがかかるほどの緊急性、巨額の経費もかかりません。
猛暑・酷暑への対応策は大事です。けれども「異常気象」といわれる、その根本原因の追求を怠ってはいませんか。私たちの祖先が大切にしてきたものを忘れてはいないか。樹林地や野原や湖沼や田んぼなどの遊水地を「開発」し、自ら招いた「異常」を自然破壊のエネルギーによる空調で逃れようとする、、、勇気をもって連鎖を断ち切りたい。
名古屋市には、“相生山”という大チャンスが提起されていると、私たちはずっと思っているのですが。
by Oak.+アイ

8月と猫
8月始まりの午後
籠の手提げを凝視する 保護ネコ “とら美”
いつもはあんなことしないのにナ?? 遠くから不思議に見てたら
彼女の視線の先には
なんと!! クマゼミ(熊蝉)さんが・・・・!
森の中でお買い物なんかしてないのに
いつ この子を連れて来てしまったんだろ
見慣れぬお客様に お姫さまは興味津々
野良の4年間は都会の街角を走り回ってたそうですが セミとは初顔合わせ??

1分半後 ついに手が出てしまいました
蝉の側は大きな生命体に気おくれ?
飛んで逃がれようとはせず そろりそろり 下へ裏側へ

姫は 嗅いでみます
食べれそう? 昔馴染みだったゴキブリさんに似てるような!?
この直後 籠の中へセミ落下 ← 追って姫 鼻突っ込む
ここで レフリーストップ
「このままでは二人とも不幸になりそう」
お庭のアンズの樹の根元に セミさん放出
とら美さんは 名残惜しそうに網戸の傍にくっついて お見送り
小さな部屋の中に 8月が思いがけず やってきたお話でした
by ai
籠の手提げを凝視する 保護ネコ “とら美”
いつもはあんなことしないのにナ?? 遠くから不思議に見てたら
彼女の視線の先には

なんと!! クマゼミ(熊蝉)さんが・・・・!
森の中でお買い物なんかしてないのに
いつ この子を連れて来てしまったんだろ
見慣れぬお客様に お姫さまは興味津々
野良の4年間は都会の街角を走り回ってたそうですが セミとは初顔合わせ??

1分半後 ついに手が出てしまいました
蝉の側は大きな生命体に気おくれ?
飛んで逃がれようとはせず そろりそろり 下へ裏側へ

姫は 嗅いでみます
食べれそう? 昔馴染みだったゴキブリさんに似てるような!?
この直後 籠の中へセミ落下 ← 追って姫 鼻突っ込む
ここで レフリーストップ
「このままでは二人とも不幸になりそう」
お庭のアンズの樹の根元に セミさん放出
とら美さんは 名残惜しそうに網戸の傍にくっついて お見送り
小さな部屋の中に 8月が思いがけず やってきたお話でした
by ai

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