相生山緑地の梅畑で 梅の実が熟す頃
森の中では ウメモドキ(梅擬)が小さく花開きます
花も葉も一見 梅に似ているから 名づけられたと聞きました

モチノキ科です 雌雄異株・・・・↑上が雌花 ↓下が雄花

モチノキ科の花のつくりは 皆そっくりに見えます
ソヨゴ(冬青)・アオハダ(青肌)・モチノキ(黐の木)・イヌツゲ(犬柘植)・・・・
ウメモドキの花弁 白から桃色がかったものまで
相生山での本数は少ないながらも 色の変異が見られます
今年は他の樹木と同様に 開花期が早く来ました もう満開!
ウメモドキと間違えやすい樹木の葉 触れば分かりやすい
ナツハゼ(夏櫨) 猫の舌みたいザリザリ
サワフタギ(沢蓋木) 手づくり和紙風のカサカサ
ウメモドキは 丁寧に織られた布シートのようなしっとり感
雄しべが退化し 雌しべの柱頭が目立つ 雌花→♀株
花粉をしっかり付けた葯を持っている 雄花→♂株

モチノキ科のもう一つの共通点 果実が不味い
鳥も知っているのか 冬の遅くまで残っています
赤い果実は 花材に人気とか
こちらよく似た名前で やっぱり花材に使われる ツルウメモドキ(蔓梅擬)
こちら4月に咲いていた ニシキギ科の花は
こちらウメもウメモドキもツルウメモドキも まったく別種 混同されませんように
by Oak.
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