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弥生3月迎えます

日中の気温がグーンと上がるようになって
ガマズミIMG_8595 (640x480)
ガマズミ(莢蒾)の枝も 空に突き上がるかのよう
おなじみのヌルデ(白膠木) もこもこの膨らみは
今年はゆっくりめだけれど
ヌルデIMG_8539 (640x427)
リョウブ(令法)は 芽鱗の「陣笠」を ほとんどが脱ぎました
リョウブ②IMG_8588 (2) (640x480)
見つけました ひとつだけ 
葉の展開を始めた アラカシ(粗樫)の頂芽
アラカシIMG_8509 (640x427)
大丈夫かな もういいのかな?
ネジキ(捻木) ネジキIMG_8598 (2)
ここの一年枝が 今日は一番きれいでした
空が青いうちに 紅が輝いてるうちに
ヒサカキIMG_8605 (640x427)
春一番に蕾を開く ヒサカキ(姫榊)
脆く危うい花弁を 未だ今は畳んで

春3月を迎えます

    by  アイ

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一網打尽

相生山緑地の北西「周回道路」の入口
周回道路入口IMG_8608 (640x427)
異様な景色が広がっていました
まさに「一網打尽」 この辺りに生育していた樹木のほとんどが
樹高30cm以下で きれいさっぱり伐採されています
一網打尽IMG_8601 (640x427)
常緑樹の アラカシ(粗樫)・ヒサカキ(姫榊)・クチナシ(梔子)
・ネズ(杜松)・シャシャンボ(小小坊)・ヒイラギ(柊)
落葉樹の アベマキ(棈)・アオハダ(青肌)などが 伐られ
切株IMG_8599 (640x427)
シジュウカラ(四十雀)やメジロ(目白)が よく隠れていた
アオハダの高木も 主幹が伐られて 散策路脇に横たえてありました
伐られた枝IMG_8610 (640x427)
隣りの区画に うず高く積まれた幹と枝葉
林床には アカマツ(赤松)の幼木と 
マンリョウ(万両)だけは 例外に残されていました
アカマツ林再生IMG_8602 (640x427) (2)
「アカマツ林再生プロジェクト」への意見は くり返し書いてきました こちら
また 名古屋市へ提案も致しました こちら
そのとき添付の 環境カウンセラー高岡立明さんの考察 こちら

さらに 相生山緑地に親しんでいる人びとからの苦情も
その都度 管理する天白土木や緑政土木緑地事業課に伝えてきました
それでも それらに応えず 繰り返される行為を 
私たちはどう受け止めればいいのでしょう

相生山は名古屋市民みんなの緑地 ではないのですか?
行政やその方針に従う一部の人だけのもの なのでしょうか?


     by  Oak.


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梅花薫る

梅3分咲き
梅畑①IMG_8584 (230x165) (2)
やっと 春色になった空に
香り 流れるようになりました
梅畑②IMG_8611 (640x427) 
相生山の生産緑地の梅畑
いろんな梅が 植えられています
梅IMG_8582 (640x427)
ほんのり ピンクの梅
紅梅IMG_8581 (640x427)
紅梅 
白梅IMG_8585 (640x427)
まっ白な梅

年配のオジサンが 話しかけてくれました
「梅はいいよなあ 桜とちがって 長い間楽しめる」
「そうですね あと1ヶ月 桜咲くまで」


     by  アイ


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恋の季節

大きなカラスに出会いました
散策路すぐ横の コナラ(小楢)の低い幹に
カラス1IMG_8550 (640x427)
おでこの盛り上がった ハシブトカラス(嘴太鴉)
視線を感じたのか 舞い上がって 樹林の中へ
カラスの影IMG_8551 (640x427)
消えた・・・・と思ったら 逆光の中で
カラス2IMG_8552 (640x427)
仲よく ペアになっていました
モノトーンぽいっけど 優しい景色

野鳥の恋の季節は ずいぶん早いそうです
ましてや すでに3月まぢか
相生山の春は カラスたちから始まっていたのかもしれません

    by  アイ

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鷹の爪光る

相生山に
鋭い 鷹の爪が 現われた
タカノツメIMG_8564 (2) (640x427)
ウコギ科タカノツメ 
葉痕と太い芽のようすを 猛禽の鷹の爪に見立てたという
この間までは 木片の一部のようだった色と形の芽鱗が
ロウ細工のような 粘っこい輝きを帯びて
宿す生命を 透かして見せる
タカノツメ②IMG_8567 (2) (640x472)
まだ 最後の一葉を残した枝
落ちて湿気を帯びたあたりからは マルトース(麦芽糖)由来の甘い匂い
別名「イモノキ」は 焼き芋のにおいから来たんじゃないか と誰かが言ってた

秋と冬と それから春
タカノツメの育つ樹林に 三つの季節が暖かく交叉する


     by  Oak.


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ツグミに会う

春の陽射しを感じる相生山
ツグミIMG_8545 (2)
梅畑に飛び込んできた ツグミ(鶫)に出会いました
梅畑IMG_8544(640x427)
農道からは この距離なので なかなか誰かが分からない
スズメよりは大きいけれど ヒヨドリよりは小さい
ツグミ見つけたIMG_8545 (640x427)
胸を張って コマ送りの“ダルマさんが転んだ”
「相生山の四季を歩く会」で 野鳥の先生=岡田さんに 教えてもらった動き
ツグミ! 地表に啄ばむ一羽 ・・・ 奥へ奥へと移動していく
ツグミ①IMG_8547 (2) (640x427)
追うように後から入ってきて 幹に佇む もう一羽
ペアだろうか? 兄妹だろうか?
ツグミ②IMG_8548 (640x427)
もうすぐ春風が来たら 
日本海を越えて北の大陸へ 長旅に立つ日は近い
相生山の南東斜面 かつては「カスミ網」が盛んに仕掛けられていたという
この子たちは 生き延びた逞しいツグミたちの子孫かもしれない

たくさん食べて しっかり休んで
また 次の冬に ここに戻ってきてくださいね

     by  Oak.

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二月紅

春を待つ 森の木々
ほのかに あざやかに 紅をおびる
シャリンバイIMG_8540 (640x427)
シャリンバイ(車輪梅)
カナメモチIMG_8561 (640x427)
カナメモチ(要黐)
秋の紅葉のとき 赤色色素のアントシアニンについて学びました
春の芽吹きのときには 葉緑素クロロフィルを守り
替わって いち早く光合成を始める役割を持つと  
シャシャンボ(小小坊) シャシャンボIMG_8510 (2) (480x640)
老木の根方から 若い幹 新しい枝葉
コバガマIMG_8568 (640x427)
一陣の風に揺れて コバノガマズミ(小葉莢蒾)
ヒメユズリハIMG_8413 (640x427)
たくましく 育っていきます
ヒメユズリハ(姫杠葉)の頂芽

二月の森に 春の色

   by  アイ

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雨水の空

氷が水に変わる節気 
午後の相生山の空
雨水IMG_8549 (640x427)
春を招く 蒼い空
雨水の空IMG_8558 (640x427)
寒気があって それでも霞混じるような 不思議色
南アIMG_8543 (640x427)
東に 南アルプスの雪が見えました
雪が雨に変わる季節の始まり
夕陽IMG_8573 (640x427)
咲きかけの梅に 夕陽を合わせてみました

風が強く 冷気流れて
華やかさはないけれど 昨日までと違う 雨水の空
  
  by  Oak.

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梅の春

梅畑は 相生山緑地のシンボルコナラの横
南から西へ 広がっています
梅畑IMG_8488(640x427)
今日も 花のようすが気になって
梅が枝IMG_8490 (640x427)
ふたつみつ 昨日より増えてる
離れたリ 仰いだり 嗅いだり
梅zoomIMG_8499 (640x427)
生産緑地の梅畑
有名な梅林ではないけれど
これから迎える 梅の春

  
     by  アイ


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旧正月の森

相生山 梅の花ほころぶ
梅花IMG_8494 (640x427)
今年は 1週間以上も遅い気がします こちら

昨日は『旧正月』 意識しながら歩いてみました
若いアカマツ(赤松) 松IMG_8500 (480x640)
コシダ(小羊歯) 「子孫繁栄」のウラジロ(裏白)の代わりに
コシダIMG_8524 (640x427)
縁起木のヤブコウジ(藪柑子)
藪柑子IMG_8503 (640x427)
照葉のヤブニッケイ(藪肉桂) 
ヤブニッケイIMG_8516 (640x427)
なんとなく その輝きが嬉しかったのです
ノキシノブIMG_8501 (640x426)
ノキシノブ(軒忍) 乾燥に耐え忍んで たくましく
先日の「相生山の四季を歩く会」で習いました
ウスノキIMG_8522 (640x427)
ウスノキ(臼の木)の枝が 紅い珊瑚のよう
コナラの空IMG_8536 (640x427)
雲が速い コナラ(小楢)の空
春が 急いでやって来るのかしら

    by  アイ

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伝わるのか?地元の思い

「相生山の四季を歩く会」に参加されている
地元の方から届いた ご意見を紹介します

相生山緑地は歩いて自然を観察するための緑地公園にすればよい。
様々な公園が名古屋市にはあり、市もそれぞれの公園に特徴をもうけている。
「相生山にユニーバーサルデザインの施設を」ではなく、市全体がユニバーサルデザイン都市宣言をすればよい。(浜松市など多数あり)
橋台IMG_8294 (640x427)
建設済みの道路跡は自然の中で違和感があり過ぎる。
何としても園路をつくらせないことが大切だ。
相生山はキャンプするような所だろうか?市内の公園のキャンプ場も、菜園も利用者は少ないと聞いている。
市民との意見交換無しに、現場を知らないエライ人の無責任な発言で、緑地のこれからを決めてほしくない。
4~50年前、元ダイエーがあった辺りは田んぼ。その向こうに白玉干し草がいっぱい生えていた。コバノミツバツツジは沢山、咲いていた。
庭内説明IMG_8447 (640x427)
これ以上相生山の自然を壊すことのないように。
“世界の相生山”ではなく“市民と自然の相生山”をめざせばよいのだと思った。
    2月の会に参加して  幸子


先日 世界の「AIOIYAMA」プロジェクト検討会議が開かれました
会議資料は こちら
「大それた施設は要らない 人がたくさん集まって来なくていい
今のまま 自然と親しめる緑地の森を残したい」
地元市民の思いは 市長はじめ市政を預かる人びとに届いているのでしょうか

    by アイ

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道路を復活させないで

名古屋市では 
市民の意思が反映しにくい「庁内会議」で 会議記録こちら
下山畑方面IMG_8317 (2) (640x421)
つくらないことになったはずの都市計画道路を
相生山緑地の自然を切り裂く道路を
道路遺構IMG_8323 (427x640)
「世界から『AIOIYAMA』と呼ばれる」公園の中央に
「緊急車両用園路」と名を変えて 復活させようとしています こちら
先端IMG_7912 (640x427)
近いうちに開催される予定の「検討会議」のなかで
「案」として決定する運びになりそうな気配です
1号橋脚IMG_7902 (640x427)
ここまでつくるまでに どれだけ自然を破壊したことか
森のいのちを奪ったことか
瑕疵IMG_8327 (427x640)
この「橋脚部分」には 瑕疵があるようです こちら
それでも 「もったいないから補修し利用して」道を通すのでしょうか
復活の森IMG_7901 (640x427)
工事中止になって10年 伐られた樹林地が復活してきたのに
また 工事車両を入れ 「人の利便性のために」「人が楽しむために」
切り開く ・・・ 表向きは「防災機能確保のため」と言い募り
園路予定地IMG_8303 (640x427)
もう何度か書いてきましたが 「予定地はヒメボタルの集中した生息地です」
市の関係する「森づくり」活動で 最近「整備」され様子が変わりましたが
毎年カメラマンが列する観賞スポットでした
園路を通せば 10年もしないうちに蛍は消滅を免れないと思われます
園路の奥IMG_8331 (640x427)
それは 他の種たちにとっても同じこと こちら
「保全のため園路外への立ち入り禁止」の掲示の奥に
環境破壊の「新園路」をつくろうとする 不思議な「検討案」
2号橋梁IMG_8289 (640x427)
東の玄関「相生口」に近い低地に残る 「2号橋梁橋台」遺構
ここも巨きなコナラ(小楢)に守られて 生きものたちの溜り場でした
それを壊したコンクリートの塊を 撤去するでなく 再利用?
2号橋梁橋台IMG_8296 (640x427)
谷を埋めるのか 橋をかけるのか 
またぞろ「道路工事」再開するつもりでしょうか

3年前の名古屋市長への意見書 こちら
「自然を大事に!なら生態系を守るシステムから始めよう」 こちら
名古屋市の未来に責任を持とうとする市民の 意思を汲むことなく 
相生山の自然を 再び際限なく破壊する道を選ぶなら
私たちは 黙って見ているつもりはありません

     by  アイ

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シダの世界へ

シダ②IMG_8463 (640x427)
・《ソーラス!》未知の扉を開いた気がした。 (ケイコ)
・シダを実物を見て、名前を知れた。 (ゆい)
ソーラスIMG_8443 (640x427) (2)
・久しぶりに参加しました。風も少し春めいて。
今日はシダ。これからは下も向いて歩きます。
ソーラスの形、自然の造形の素晴らしさ。 (ちえ子)
シダ①IMG_8432 (640x427)
「シダと新聞で見て」遠く岡崎から初参加のM.Mさん
一宮・瀬戸・春日井・日進の市外からも
この時期としては多い参加者 32人

「相生山の四季を歩く会*2月」
何もない季節・・・と思うのは早計
野鳥18種 シダ15種 注目した冬芽・葉痕25種
時間が足りなくて あっという間の2時間半
シンボル下IMG_8466 (640x427)
早朝探鳥会(8:20~9:20)の講師 ソータさん
シダ水先案内人の Mieさん
お世話になりました ありがとうございました
常連のkinnrinnさんのブログに今日の冬芽たちが こちらUPされています

皆さんからのご意見や感想 「私のお気に入り!冬芽コンテスト」投票
いつものように 夜になってからも メールで送られてきています
ただいま集計・編集中 ホームページこちら
更新まで 1週間お待ちください 

    by  アイ

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椎の木が伐られた!

やっと記事を書く気になれました
先週 相生山緑地を歩いていて 異変に気付きました
伐採地IMG_8305 (640x427)
スカッとし過ぎている散策路の両側
伐った後IMG_8372 (640x427) 伐採木IMG_8370 (640x427)
生々しい切り株と あちこちにうず高く積まれた常緑樹の幹と枝葉
「もしや!」動悸が高まり 身体が震えるのが分かりました
無い!! ウソ! まさか・・・伐られてしまった?!
椎のいた場所IMG_8309 (640x427)
ここには 4年前に見つけて 観察し続けてきた 椎の木が育っていました
200年後の森の主人公になるだろう シイノキ こちら
昨年夏 「相生山の四季を歩く会」のみんなで計ったとき こちら
樹高2mを超えるまでに成長し
あの時は先端が痛んでいましたが その後回復して元気だったのに・・・・・
少し離れたところに やっぱり うち置かれていました  
シイノキIMG_8307 (640x427) (2)
この区域は「ツツジの園」としての整備が進められています
日陰をつくる常緑樹は 切られ萌芽更新し
その繰り返しが続けられています
ツツジ再生IMG_8312 (640x427) 切株IMG_8311 (640x427)
相生山で自然観察を続けてきた 故高岡さんは書きました
「樹種も分からぬまま、あちこちで木を伐り続けている人びとがいます」こちら
相生山で活動されているグループの方からのアドバイス
「何の木か分からず伐ってしまう人もいるから
〈経過観察中〉といった札をつけて 注意喚起したらどうだろう」
散策路IMG_8308 (640x427)
勝手に あちこちの木にそんなことも出来ないでしょうから
管理している緑地事業課や天白土木の方に 相談してみようと思います

     by  Oak.

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シダ(羊歯)に初挑戦します

相生山の四季を歩く会 今月は
シダの観察に 初めて取り組みます
といっても みんな初心者なので
友人の「シダ女子」に 先達をお願いしました
1月の定例会にも来てもらって 少し手ほどき
思い出しながら 下見をしてきました
コシダIMG_8380 (640x427) ベニシダIMG_8397 (640x427)
コシダ(小羊歯)ウラジロに似た子  ベニシダ(紅羊歯)どこが紅いんだか?
相生山でも 上の2種は よく見かけているような気がします

イノデ(猪の手) イノシシみたいに毛深い!
イノデIMG_8395 (640x427)
さらに 獣の名を持つ子たち 
オクマワラビIMG_8387 (640x427) トラノオシダIMG_8390 (640x427) 
オクマワラビ(雄熊蕨)黒い毛  トラノオシダ(虎尾羊歯)そんなに勇猛??   
  イノモトソウIMG_8392 (480x640) ヤブソテツIMG_8391 (640x427)
イノモトソウ(井の許草)名も体も優し ヤブソテツ(薮蘇鉄)クサソテツはコゴミ  
フユノハナワラビ(冬の花蕨)フユノハナワラビIMG_8385 (427x640)
花に見える胞子葉 12月が盛りでしたね
シダについてのマメ知識は こちら

「相生山の四季を歩く会」 2月11日(日) 9:30~12:00(雨天決行)
早朝探鳥会は 8:20~雨天中止 要申し込み あと数人
「私の好きな冬芽・葉痕」コンテスト 続いてやります
詳細は こちら
春立つ森にて お待ちしています!!

    by  R.62

 

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あそこ大丈夫か?

「稲田口の中止になった道の下の方が
エライ膨らんでるように見えるんやが・・・」

相生山で顔なじみのオジサンから声かけられました
「何処何処?」
「一緒に行こか?」 「お願い教えて」
橋脚IMG_8328 (640x427)
「道の下の斜めになってる横壁のとこ 変に膨らんどるやろ」
「ホントやねえ!」
「なになに?」って通りかかった散歩中のオバサンたちも
「あれはデザインやないわねえ」「崩れかけてるんやないの?」 
「そうやろ 絶対オカシイって 役所知っとるんかなあ
壊れてきとんのと違うか 大丈夫かなあ 俺心配しとるんや」

「役所に聞いてみよか」
膨らみIMG_8326 (427x640)
ということで当局担当部署に電話してみました
返事は
「ご指摘の部分の異常は把握しており 注意して観ています
あの橋脚は「園路」の一部として使われる可能性もあり
今日明日にどうにかなるというものではないので
最終的な結論によって対処するつもりでおります」

遺構道路IMG_8320 (640x427)
「計画廃止」によって遺構となった シェルターの上から
樹林地の真ん中へ 突っ込んでいる「道路」
あの先端の下部に 小さな異変が生じています

「役所知っててチェックしてるらしいよ」
「そうか やっぱりオカシなっとんやな」
「また使おうかっていう話あるので しばらくあのままやと」
「道路はアレで終わりになったんやろ 
ガタが来てて ややこしいことになるなら
いっそのこと 全部取り壊してしもたほうがエエノンと違うか・・・」


つくりかけの道路は壊さず利用する とされてきました
オジサンの言うように 
全て撤去してしまった方がいいのではないか 長い目で見れば
そう思えた出来事です

    by  Oak.

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大寒波前に春の兆し

伊吹山IMG_8382 (640x427)
今日は伊吹山がきれいに見えました
あの峰の向こうでは大荒れというのに
雪を抱えた雲は 未だこちらへは流れていません
藤原岳IMG_8381 (640x427) 奥美濃IMG_8384 (640x427)
多度山地 奥に鈴鹿の藤原岳  伊吹北尾根から連なる奥美濃の山々
相生山緑地の北西の覗きからは 少しだけ明るくなった空が望めました

空気は寒く じっとしていると たちまち体が冷えて来るけれど
季節の変わり目を教えてくれる 森のなかまたち
タカノツメP2063411 (640x480) ネジキP2063416 (640x480) 
タカノツメ(鷹の爪)が緑を帯びた  ネジキ(捻木)の芽鱗が伸びた
コバノガマズミ果実P2063405 (640x480) コバノガマズミ芽P2063401 (640x480)
コバノガマズミ(小葉莢蒾) 野鳥たちの食べ残しが ドライフルーツになって
いつの間にか膨らんだ葉芽に 紅の帯がのぞく
コバノミツバツツジP2063407 (640x480) モチツツジP2063409 (640x480)
コバノミツバツツジ(小葉三葉躑躅)裂開  越冬耐えるモチツツジ(黐躑躅)

今日の野鳥 シジュウカラ・メジロ・ジョウビタキ・ヒヨドリ
ハシボソガラス・シロハラ・コゲラ・キジバト・ハシブトガラス
キジバトIMG_8367 (640x427)
散策路を歩く キジバト(雉鳩)に付いて行ったら
梅畑 梅畑IMG_8374 (640x426)
咲きかけの 梅一輪に出会えました 
梅一輪IMG_8373 (640x427)
相生山も 明日から雪が来そうです
ほんのひと時 春の兆し

    by  アイ

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立春 春蘭

春の始まり
シュンラン(春蘭)の花芽
シュンランIMG_8358 (3) (640x480)
相生山緑地に密かに
春の兆し

昔は あちこちに見られたシュンラン
今は すっかり少なくなってしまいました
その要因のほとんどが盗掘
なので この子がどこで春を迎えたか
誰にも 言えない

    by R.62

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鬼払いヒイラギ(柊)

今日は節分 
鬼を退散させるために玄関に供えるヒイラギ
相生山にヒイラギを探してみました
ヒイラギ①IMG_8281 (427x640)
東の玄関 相生口にスグ 立派な木
寒の最後の陽を受けて 2mも伸びていました
ヒイラギ②IMG_8282 (640x427) ヒイラギ相生口IMG_8284 (640x427)
トゲトゲも鋭い若い木  竹林の前にアラカシ(粗樫)に挟まれて

もしかしたら 西端の下山畑(しもやまはた)にはどうだろう?
向かってみると・・・
シェルタ下山畑IMG_8318 (640x427) (1) シェルタ下山畑IMG_8318 (640x427) (2)
節分の青空 名古屋駅方向  廃止になった「道路」のシェルター上の
人工の樹林地にも ヒイラギは植わっていました
尾根の常緑低木の林内にも 尾根のヒイラギIMG_8324 (427x640)
ヒイラギの薫る花は知っていますが 果実は見つけたことがありません
風が運ぶんだろうか 鳥が運ぶんだろうか
意外にも緑地のあちこちに 多いヒイラギ 
ギャップのヒイラギIMG_8330 (427x640)
遺構になった橋脚下のギャップで 鋭く尖る
「道路は廃止 けれども園路は通す」
自然にとっては 鬼になりかねない人
ヒイラギが 鬼払いしてくれるかのように 見えたことでした

     by  アイ

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名古屋市役所にて

名古屋市長あての「提案書」提出に同行し
世界のAIOIYAMAプロジェクト検討会議事務局の方がたと
面談して考えたことです 記事はこちら
面談①IMG_8263 (640x427)
河村市長の「2014年年末記者会見」で
「道路計画は廃止」と発表されたわけですが こちら
そのとき 気になっていたことが 3年経って表面に出てきた感じがします
このままでは「自然を大事にしようという精神が根本」と矛盾し
取り返しがつかないことになりそうで心配です

一つは せっかく道路をつくらないと言いながら
「公園整備の園路をつないで緊急車両を通す」としたこと
もう一つは 「世界から「AIOIYAMA」と呼ばれるような
新しい名所となる公園」づくりをすすめるとしたこと 

3年前 仲間が相談して市長に出していた意見書 こちら
「新たな公園施設に投資せずとも「建設途中の都市計画道路を廃止した」
輝かしい事実こそが何よりも世界に誇る、私たちの子孫に残す名古屋の
宝物になる。」が原点だと思っています

沢山の予算を使って 施設作りまくり 仕事した!!と
満足して頂いてはならないのです
相生山では 何もしないことが最大最善の仕事なのです
面談③IMG_8266 (640x427)
検討会議の会議記録を読んで  こちら
世界の相生山とは 園路を通してユニバーサル公園や
パラリンピック会場にすることではなく せっかくこの地に今まで残された
自然豊かな相生山を そのまま残すことこそ
名古屋にとって大事なことだと確信します

検討会議の委員の方がたは 相生山緑地の現地へ足を運んでいるのか
相生山の自然を知ったうえで 公園開発をすすめようとしているのか

面談の席は不慣れで 自分からの思いを伝えきれませんでしたが
河村市長に 提案の趣旨が届き
3年前から持ち越しの矛盾を 見直して頂けることを願っています

    by アイ

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プロフィール

森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
人と自然の関わりについて ときに思いを述べます ご意見コメントいただければ嬉しいです
 
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