その翌朝 改めて
今朝の相生山緑地

昨夜はスゴイ人でした 4~500人くらいは訪れたのでしょう
夜中23時 カメラマンが竹林のヒメボタル狙って並んでいて
「通ります」って声かけないと 歩きにくいくらい

それでも マナー良く お互い譲り合って
たいていの人は静かだったし
ゴミはほとんど落ちてないし・・・と思っていたら

「進入禁止」?の竹垣が 無残に壊されてました 前の記事こちら
あちこちの散策路脇
草本は踏まれ 樹林中への踏み跡
よく見ると路面も
(これは時間経過と共に)修復されていくでしょうが
ずいぶんと荒れて 固まってしまっていました
ヒメボタル始め森の生き物たちにとって
凄い圧力がかかっているのだろうと思います
「自然環境の保全のため・・・・」と 新しい看板が増えましたが

より進めて 人の行動を制限する何らかの規制が必要と思います
「立ち入り禁止の場所も必要!」との声も 届いています
名古屋市の公式ホームページの「相生山緑地オアシスの森/利用案内」では
こちら『夜の利用ご遠慮ください』
今夜もこの時間 たくさんの人が森に入っていると思います
ヒメボタルのシーズンですが この時期だからこそ
森の生態系まるごとについて みんなで考えていきたいですね
by アイ

昨夜はスゴイ人でした 4~500人くらいは訪れたのでしょう
夜中23時 カメラマンが竹林のヒメボタル狙って並んでいて
「通ります」って声かけないと 歩きにくいくらい

それでも マナー良く お互い譲り合って
たいていの人は静かだったし
ゴミはほとんど落ちてないし・・・と思っていたら


「進入禁止」?の竹垣が 無残に壊されてました 前の記事こちら
あちこちの散策路脇

草本は踏まれ 樹林中への踏み跡
よく見ると路面も

(これは時間経過と共に)修復されていくでしょうが
ずいぶんと荒れて 固まってしまっていました
ヒメボタル始め森の生き物たちにとって
凄い圧力がかかっているのだろうと思います
「自然環境の保全のため・・・・」と 新しい看板が増えましたが

より進めて 人の行動を制限する何らかの規制が必要と思います
「立ち入り禁止の場所も必要!」との声も 届いています
名古屋市の公式ホームページの「相生山緑地オアシスの森/利用案内」では
こちら『夜の利用ご遠慮ください』
今夜もこの時間 たくさんの人が森に入っていると思います
ヒメボタルのシーズンですが この時期だからこそ
森の生態系まるごとについて みんなで考えていきたいですね
by アイ

ヒメボタル☆ちょっとうるさい注意事項
相生山の四季を歩く会 ~2017.5.26ヒメボタル観察会ご案内より~
画像は歩く予定の散策路 昼間のようすです
1.「悪路」に注意。 すべります、つまずきます。
杖(ストック・雨傘)お勧めです。
・むき出しの道は丸いごろごろ石とザラザラ砂。
・数百万年の昔、この一帯(=名古屋東部丘陵)は水底や水辺だった。
[東海湖、古木曽川]説
・腐葉土、水を透す層、透さない地層。
・ヒメボタル幼虫の餌になる陸貝などの小さな動物が生息する条件。

2.路の中心を歩いてください
・もともとはヒメボタルの生息域です。
人間は後からそこへ入ってきて、住んだり、耕したり、
「観察・観賞・見物・撮影」しようとしています。
・ヒメボタルの♀は後ろ羽根が退化して、飛ぶことができないそうです。
・踏んでしまうことのないように。
3.灯りは禁止(その1) 森の中では無灯が原則 着衣に白っぽい目印を
・ヒメボタルの発光は、交尾相手を探す手段
・成虫は水だけを摂り、1週間で死滅
・人工の光は、自然のいのちへの妨害にもなりかねない。
・「蛍の恋路を邪魔しないで」
4.撮影者に要注意 場所によっては「自己中な」カメラマンもいたりします。
・(とりあえずは)無視してください。
機材などにぶつかって転倒しないように。

5.出会えればラッキー!!
・時期のピークはいつか、誰にもわかりません。
・深夜になれば出現数は多くなるようです。
・花暦、終わりを告げる「クリ」は匂い始めています。
・異常気象、経済活動など人的要因で全体に減少傾向 こちら
6.灯りは禁止(その2)
夜の森歩き。いつもと違う体験を❢
ワクワクしたり、どっきりしたり・・・
集合場所
その他 参考資料はこちら ブログ記事はこちらも読んでみてください
by Oak.
画像は歩く予定の散策路 昼間のようすです
1.「悪路」に注意。 すべります、つまずきます。
杖(ストック・雨傘)お勧めです。
・むき出しの道は丸いごろごろ石とザラザラ砂。
・数百万年の昔、この一帯(=名古屋東部丘陵)は水底や水辺だった。
[東海湖、古木曽川]説
・腐葉土、水を透す層、透さない地層。
・ヒメボタル幼虫の餌になる陸貝などの小さな動物が生息する条件。

2.路の中心を歩いてください
・もともとはヒメボタルの生息域です。
人間は後からそこへ入ってきて、住んだり、耕したり、
「観察・観賞・見物・撮影」しようとしています。
・ヒメボタルの♀は後ろ羽根が退化して、飛ぶことができないそうです。
・踏んでしまうことのないように。
3.灯りは禁止(その1) 森の中では無灯が原則 着衣に白っぽい目印を
・ヒメボタルの発光は、交尾相手を探す手段
・成虫は水だけを摂り、1週間で死滅
・人工の光は、自然のいのちへの妨害にもなりかねない。
・「蛍の恋路を邪魔しないで」
4.撮影者に要注意 場所によっては「自己中な」カメラマンもいたりします。
・(とりあえずは)無視してください。
機材などにぶつかって転倒しないように。

5.出会えればラッキー!!
・時期のピークはいつか、誰にもわかりません。
・深夜になれば出現数は多くなるようです。
・花暦、終わりを告げる「クリ」は匂い始めています。
・異常気象、経済活動など人的要因で全体に減少傾向 こちら
6.灯りは禁止(その2)
夜の森歩き。いつもと違う体験を❢
ワクワクしたり、どっきりしたり・・・

その他 参考資料はこちら ブログ記事はこちらも読んでみてください
by Oak.

ヒメボタルの花
相生山に 久しぶりに雨が降りました
羽化したヒメボタルが成虫でいられるのは 1週間程度
水しか摂らず 種の存続のための相手を求めつづける と聞きました
異常気象で 乾いたまま 息絶えた子もいたかもしれません
蛍たちが 葉裏で安らいでいることを想います

ネジキ(捻木)の高い枝にも
テイカカズラ(定家蔓)の蔓さきにも

ほのかに甘く 香り高く 花が咲きました
イボタノキ(水蠟樹)は匂い薄いけれど 宵に似合います

もう十年も前のこと
深夜の森で たった一人
花の甘い匂いが いっそう強く漂ってきて
ヒメボタルが360度 同期点滅はじめたこと
たくさんのいのちに 包み込まれた不思議な時間
もう二度と体験できなくなってしまいました
by Oak.
羽化したヒメボタルが成虫でいられるのは 1週間程度
水しか摂らず 種の存続のための相手を求めつづける と聞きました
異常気象で 乾いたまま 息絶えた子もいたかもしれません
蛍たちが 葉裏で安らいでいることを想います

ネジキ(捻木)の高い枝にも
テイカカズラ(定家蔓)の蔓さきにも

ほのかに甘く 香り高く 花が咲きました
イボタノキ(水蠟樹)は匂い薄いけれど 宵に似合います

もう十年も前のこと
深夜の森で たった一人
花の甘い匂いが いっそう強く漂ってきて
ヒメボタルが360度 同期点滅はじめたこと
たくさんのいのちに 包み込まれた不思議な時間
もう二度と体験できなくなってしまいました
by Oak.

意思表示
誰かに出会えそうな・・・森の道
真夏日が続いています

若葉のみどり 日ごとに加速して 濃くなっていく感じ

暑いけど 爽やかな風が 梢を揺らしていました

光の向こうから 誰か ステキな人がやって来るような気がしました
by アイ
「相生山の四季を歩く会」の先日のようすを記事にしました こちら
ヒメボタルの資料も載せました 読んでください

若葉のみどり 日ごとに加速して 濃くなっていく感じ

暑いけど 爽やかな風が 梢を揺らしていました

光の向こうから 誰か ステキな人がやって来るような気がしました
by アイ
「相生山の四季を歩く会」の先日のようすを記事にしました こちら
ヒメボタルの資料も載せました 読んでください

ホウノキの谷と蛍
間伐仕事に出かける岐阜の山奥
新緑が美しいです 相生山とはまた違った美しさ

地元の樵さんが10年くらい前に 植林のヒノキを伐って
そのまま自然生えに任せた区域 いろんな樹木が元気です
ホウノキ(朴の木)が育っています 幼木10数本はあるみたい

大きな柔らかな緑の葉っぱが目立ちます
「あの樹はいい 山の肥やしになる」
木が育ち 落ちた葉が土をつくる
降った雨が 養分の多い水となって流れ出す
この谷からほど近い下流で 地元の人も驚く
蛍の大発生が見られたそうです
相生山とは違う ゲンジボタル(源氏蛍)
最近 この辺りでは 暗い人工林に手が入れられることが増えました
人の働きで山が自然にもどり ホタルが増えてきているとしたら・・・
・・・そう甘くはないのかもしれませんが
嬉しいことです!!
by Oak.
新緑が美しいです 相生山とはまた違った美しさ

地元の樵さんが10年くらい前に 植林のヒノキを伐って
そのまま自然生えに任せた区域 いろんな樹木が元気です
ホウノキ(朴の木)が育っています 幼木10数本はあるみたい

大きな柔らかな緑の葉っぱが目立ちます
「あの樹はいい 山の肥やしになる」
木が育ち 落ちた葉が土をつくる
降った雨が 養分の多い水となって流れ出す
この谷からほど近い下流で 地元の人も驚く
蛍の大発生が見られたそうです
相生山とは違う ゲンジボタル(源氏蛍)
最近 この辺りでは 暗い人工林に手が入れられることが増えました
人の働きで山が自然にもどり ホタルが増えてきているとしたら・・・
・・・そう甘くはないのかもしれませんが
嬉しいことです!!
by Oak.

ヒメボタルの季節がやってきた
相生山緑地にヒメボタルが舞う季節になりました。

人びとの多くは興味本位から抜け出せず、自分の情報や作品を誇示することに夢中で、自己満足に振り回されているように見えます。ヒメボタルのいのち、それを育んできた相生山の森の環境、自分の関わり方、にまで思いを巡らすのはむずかしいことなのでしょうか。
このブログでは昨年のシーズン後に、こんな問題提起をいたしました。こちら 名古屋市に提出した、つい最近の「要望書」にも対応を求めました。こちら
相生山のヒメボタルは、名古屋東部丘陵地の数百万年前からの地史と植生と人間の土地利用の機微のなかで、奇跡的に生き残った存在と言えましょう。戦争中の「防空緑地」や戦後の「都市計画公園」指定がなければ、周辺の他の丘陵地と同様に開発に呑み込まれ、絶滅したと思われます。
また、相生山の道路計画に対し「ヒメボタルに象徴される自然を残そう」という広範な人々の粘り強い努力がなければ、世界中の「地球環境をこれ以上壊さない」という潮流や「開発よりは自然が大事」と願う大多数の市民の思いを背景にした河村市長の判断がなければ、ヒメボタルが生存し続けることは危うかったと推測されます。

豊かな感性が素直に育つには、私たちの時代は、この社会は、あまりにも自分本位で経済優先で分業化が進みすぎて目先のことで手一杯状態過ぎると感じるからです。
ヒメボタルの生態や相生山の変遷など必要最低限の知識と、ヒトの発生以前から生き続けてきたいのちについての畏敬の思いと、自分だけでなく周り―それは人間環境だけでなく自然環境もふくめて―を気遣いながら生きる姿勢とを、少しずつでも持ち寄って相生山のヒメボタルに会いに来ていただきたいものだと願います。
ことしも森の妖精たちに導かれ、こころ静かにひっそりと、ヒメボタルたちと同じいきもの同士で「いのちの対話」をしてみたい。そんなことを考える仲間との楽しい時間をご案内します。こちら
ヒメボタルから受け取るメッセージを、自分なりに何らかの行動に結び付けたいとする、やさしい心のみなさんを歓迎いたします。
by 森の仲間を代表して アイ

line