「道は通したほうがいい」オジサンとの会話
梅と椿を撮っていたら 声かけられました

「アンタ、どっから来た?」
「・・・・。オジサンは近くですか?」
「ワシはすぐそこ、小学校の向こう。人がおらんようになってから歩くんや」
気候の話から この辺りの昔話 相生山の道路の話へ
「中止になったけど、ホントは道つくらナいかんやった。」
「この山の自然壊すことになっても?」
「回り道せなならん。えらい不便だで」
「ここだけ通しても、東の先の久方でも西の白砂でも渋滞するから
つくってもあんまり役に立たんのじゃないです?」
「そらそうだけど、火事の時には道あったほうがいい」
「山火事?タバコとか焚き火は人の不注意だし、
消防車や救急車は道路無くても大丈夫みたいよ」
「やっぱり、道路無いとワシらは不便や」

もう暗くなってきて オジサンの正確な年頃は不明だけど
勤め人なら定年過ぎてる感じ
道路あれば何かしら役には立つだろうけど 失うもののことは・・・
オジサン 人生の残り1/3
目先の 自分の利優先の セコイことだけ考えてるんじゃなくて
先々のこと 未来に何を残すかって 大きなことも考えてみてよ
by アイ
