コバノガマズミの秋
続・・人in相生山緑地
(昨日の最後の画像に続いて)
下山畑交差点から 東方向を望む

道路用地 奥は「環境にやさしい道路にするための」シェルター
相生山緑地の中心は 右45°方向
東へ向かい 稲田口から相生口方面へ

相生山の森に 人が加えた最大の打撃になりかねなかった
都市計画道路「弥富相生山線」
道路から公園への方向転換が進んでいます
ここを何万もの車が走るようになっていたら どれ程「配慮されて」あっても
膨大ないきもののいのちを更に奪う とてつもない環境破壊が進み
わたしたちは 未来の市民に対して 責任の取りようがなくなったことでしょう

土地買収や測量を含め 80%の予算執行されていたとのことですが
着工した大部分が コンクリートやアスファルト舗装工事の手前で止まり
森の中心に近い区域は 未着工で終わったことで
森の復元は より易くなると思われます
ぐるり回って 相生口から下山畑方面を望む

「道路用地」跡を どう活用するか
名古屋市長の提案も含め いろいろな声がありますが
自然から 奪い続けてきた人間が
立ち返って 自然に お返しする
その《実施記念現場》とするのが一番 と思っています
自然から頂いて 人は生活を営んできましたが
畑や小さな住居はともかく 道理を外れた過ぎたるものは
やっぱり返すことで これからも自然の恩恵の中で生きていけると思います
相生口の散策路入口 ヌルデが色づいていました

次は 森の中から お伝えします
by アイ
下山畑交差点から 東方向を望む

道路用地 奥は「環境にやさしい道路にするための」シェルター
相生山緑地の中心は 右45°方向
東へ向かい 稲田口から相生口方面へ

相生山の森に 人が加えた最大の打撃になりかねなかった
都市計画道路「弥富相生山線」
道路から公園への方向転換が進んでいます
ここを何万もの車が走るようになっていたら どれ程「配慮されて」あっても
膨大ないきもののいのちを更に奪う とてつもない環境破壊が進み
わたしたちは 未来の市民に対して 責任の取りようがなくなったことでしょう

土地買収や測量を含め 80%の予算執行されていたとのことですが
着工した大部分が コンクリートやアスファルト舗装工事の手前で止まり
森の中心に近い区域は 未着工で終わったことで
森の復元は より易くなると思われます
ぐるり回って 相生口から下山畑方面を望む

「道路用地」跡を どう活用するか
名古屋市長の提案も含め いろいろな声がありますが
自然から 奪い続けてきた人間が
立ち返って 自然に お返しする
その《実施記念現場》とするのが一番 と思っています
自然から頂いて 人は生活を営んできましたが
畑や小さな住居はともかく 道理を外れた過ぎたるものは
やっぱり返すことで これからも自然の恩恵の中で生きていけると思います
相生口の散策路入口 ヌルデが色づいていました

次は 森の中から お伝えします
by アイ

人 in 相生山緑地
暑さが戻って 相生山の秋は一旦停止
なので 森の周りを 歩いて来ました
自然を 人が変えてきた 人の関わりが見える場所

「相生山の北海道」と呼ばれたりする 広い畑地
農家のトラックも通れる道の 畑入り口に看板
少し消えかけて 『これより奥に入らない』の文字
誰かが 生業を妨げる行為したことがあったのでしょうか
相生口の東にも 畑地

竹藪とコナラの森をバックに
さつま芋が育っています この左手には 枇杷畑
道一本隔てた反対側は 人家も密集しています
緑地の西側に回ると 下山畑

道路建設のための「施工ワーキング小屋」は 撤去されて
コンクリート基礎だけ残って 向こうは果樹畑 さらに住居も数軒
奥には森の尾根が延びていて その辺りで「自然との境界線」の雰囲気です
次回は 中止になった「道路」用地の 今のようす伝えます
by アイ

なぜ伐る?誰が伐る?
相生山緑地の「オアシスの森」と言われている区域を歩いていると

ところどころで こんな光景に出くわします

「誰がこんなことしたんだ?」
「これは集団の仕業やねえ」
「勝手にやっていいの?」
「役所の人間がしてるんやないのか」
「ヒサカキやソヨゴが可哀そう・・・」
「こんなに伐らんといかんくらい歩き難かった?」
「伐らんでも歩けたよ」「見栄えでやってるんやろ」
「ちょっと繁っててワシは好きやったがなあ」
「2~3年もしたらまた元に戻る」
「萌芽更新して変な樹形になるんやない?」
「それにしてもヒドイなあ」

相生山の四季を歩く会の自然観察散策で みんなの会話

スカスカ スッキリ??森の中 でも
切り株や 積み上げられた幹や枝を 傍らに歩くのは
普通の感覚では あまり愉快なものではありません

伐っている人々も市民 批判的に見る人々も市民
いいかげん名乗りを上げ 何のためにか説明し
みんなの理解を得るような努力が求められていると思います
これは別の場所
樹齢数十年の 高木コナラが枝を広げ その下に
低木のガマズミやクチナシやシャシャンボ
こんな景色が好きな人も 鬱蒼と繁る森が好きな人も 好みはいろいろ
けれど どちらかを選ぶのは 人間の身勝手
さまざまな森林の形態があって 自然の姿
それでこそ たくさんのいのちが生まれ育ちます
by Oak.

ところどころで こんな光景に出くわします

「誰がこんなことしたんだ?」
「これは集団の仕業やねえ」
「勝手にやっていいの?」
「役所の人間がしてるんやないのか」
「ヒサカキやソヨゴが可哀そう・・・」
「こんなに伐らんといかんくらい歩き難かった?」
「伐らんでも歩けたよ」「見栄えでやってるんやろ」
「ちょっと繁っててワシは好きやったがなあ」
「2~3年もしたらまた元に戻る」
「萌芽更新して変な樹形になるんやない?」
「それにしてもヒドイなあ」

相生山の四季を歩く会の自然観察散策で みんなの会話


スカスカ スッキリ??森の中 でも
切り株や 積み上げられた幹や枝を 傍らに歩くのは
普通の感覚では あまり愉快なものではありません

伐っている人々も市民 批判的に見る人々も市民
いいかげん名乗りを上げ 何のためにか説明し
みんなの理解を得るような努力が求められていると思います
これは別の場所

樹齢数十年の 高木コナラが枝を広げ その下に
低木のガマズミやクチナシやシャシャンボ
こんな景色が好きな人も 鬱蒼と繁る森が好きな人も 好みはいろいろ
けれど どちらかを選ぶのは 人間の身勝手
さまざまな森林の形態があって 自然の姿
それでこそ たくさんのいのちが生まれ育ちます
by Oak.

彼岸花
今日は 秋の彼岸 秋分の日
相生山緑地にも ヒガンバナ

山根口の道路沿い 林縁部には
並んで 花燃える
どこから来たのか 誰が植えたのか
梅畑の向こう 桜とアベマキの下にも 一群れ

花と茎だけ 葉のない姿
幼い頃には 異様に映ったものでした
私の田舎では 土葬の習慣が未だあって
その墓地の周りを囲む 真っ赤なヒガンバナは
ことさら 気味悪かったのを覚えています
皆んな「テクサリバナ(手腐り花)」と呼んでいました
大人になって 季節と暦を感じられるようになって
ヒガンバナは 近しい植物へと変わりました さらに
その根をさらして毒を除き 食料にしたこともある と聞きました

昔と今を 密やかに繋いで咲くか ヒガンバナ
現世の此岸から 彼の世への 橋渡しもしてくれるでしょうか
ご先祖様の お墓参りに 出かけてこようと思います
by Oak.
相生山緑地にも ヒガンバナ

山根口の道路沿い 林縁部には
並んで 花燃える

どこから来たのか 誰が植えたのか
梅畑の向こう 桜とアベマキの下にも 一群れ

花と茎だけ 葉のない姿
幼い頃には 異様に映ったものでした
私の田舎では 土葬の習慣が未だあって
その墓地の周りを囲む 真っ赤なヒガンバナは
ことさら 気味悪かったのを覚えています
皆んな「テクサリバナ(手腐り花)」と呼んでいました
大人になって 季節と暦を感じられるようになって
ヒガンバナは 近しい植物へと変わりました さらに
その根をさらして毒を除き 食料にしたこともある と聞きました

昔と今を 密やかに繋いで咲くか ヒガンバナ
現世の此岸から 彼の世への 橋渡しもしてくれるでしょうか
ご先祖様の お墓参りに 出かけてこようと思います
by Oak.

台風の後には・・・
台風16号 名古屋にも接近
暴風・大雨・洪水の警報が出されましたが
相生山あたりでは 大きな被害は無かったようです

コナラの広場 散歩道に
小枝と青いドングリが いっぱい散らかっていました

相生山の四季を歩く会で見つけた
ハイイロチョッキリの スッパリ切り口とは違う
風で折られた ギシギシに傷んだ枝が あちこちにバッサリ
今回は「台風一過」とは程遠く 小雨が残り
蒸し暑くて 遅い朝になっても ほの暗い森
ふわり ほんのり 華やかな明るさは
萩の花
6月下旬から咲き始め 暑い盛りは夏休み
秋の気配とともに 復活してくる敏感な子
相生山では 花穂の長いヤマハギ(山萩)が先行
今日は 葉と寄り添う マルバハギ(丸葉萩)の花が目立ちました
私たちが 「ガマズミの道」と名付けた一画に

紅い果実が びっしりの コバノガマズミ(小葉莢迷)を見つけました
雨のしずくが 膨らみ伸びて
森の秋を キラリ映しておりました
by アイ
暴風・大雨・洪水の警報が出されましたが
相生山あたりでは 大きな被害は無かったようです

コナラの広場 散歩道に
小枝と青いドングリが いっぱい散らかっていました

相生山の四季を歩く会で見つけた
ハイイロチョッキリの スッパリ切り口とは違う
風で折られた ギシギシに傷んだ枝が あちこちにバッサリ
今回は「台風一過」とは程遠く 小雨が残り
蒸し暑くて 遅い朝になっても ほの暗い森
ふわり ほんのり 華やかな明るさは
萩の花

6月下旬から咲き始め 暑い盛りは夏休み
秋の気配とともに 復活してくる敏感な子
相生山では 花穂の長いヤマハギ(山萩)が先行
今日は 葉と寄り添う マルバハギ(丸葉萩)の花が目立ちました
私たちが 「ガマズミの道」と名付けた一画に

紅い果実が びっしりの コバノガマズミ(小葉莢迷)を見つけました
雨のしずくが 膨らみ伸びて
森の秋を キラリ映しておりました
by アイ

勝手に道つくる人びと
「勝手に歩いて、道をあちこちにつくってしまっているのは困ります」

相生山緑地アンケート2016に寄せられた意見
野鳥観察しながら 相生山をいつも歩いている ご近所のKさんから

上の画像 黄色↑が「勝手に作られた道」 散策路から外れたショートカット
以前にも記事に書きましたが こちら
相生山の都市計画の道路工事が完全中止になって
「工事区域」横の散策路の通行禁止が解除されてから

「勝手な道」が さらに増えているように思えます
せっかく 都市計画道路による自然破壊の脅威が去ったのに
net情報拡散によると思われる
ヒメボタルの時季の見物人やカメラマン に加えて
最近増えた 猛スピードで走り回るトレイル-ランナー
自己目的だけしか思わない人々は
相生山全体の自然が 自分の足元から崩されるかもしれないことに
あまりにも無神経 あまりにも想像力不足

ここには 希少な植物や貝類などが生息していたりもします
それらを育む土壌が 微生物や土中生物などによって
長い時間をかけて形成されてきたのですが・・・
マナーとかルールの呼びかけも大切でしょうし
それ以上に 自然への理解を深める努力が
社会全体に 要求されているように思います
by Oak.

相生山緑地アンケート2016に寄せられた意見
野鳥観察しながら 相生山をいつも歩いている ご近所のKさんから


上の画像 黄色↑が「勝手に作られた道」 散策路から外れたショートカット
以前にも記事に書きましたが こちら
相生山の都市計画の道路工事が完全中止になって
「工事区域」横の散策路の通行禁止が解除されてから

「勝手な道」が さらに増えているように思えます
せっかく 都市計画道路による自然破壊の脅威が去ったのに
net情報拡散によると思われる
ヒメボタルの時季の見物人やカメラマン に加えて
最近増えた 猛スピードで走り回るトレイル-ランナー
自己目的だけしか思わない人々は
相生山全体の自然が 自分の足元から崩されるかもしれないことに
あまりにも無神経 あまりにも想像力不足

ここには 希少な植物や貝類などが生息していたりもします
それらを育む土壌が 微生物や土中生物などによって
長い時間をかけて形成されてきたのですが・・・
マナーとかルールの呼びかけも大切でしょうし
それ以上に 自然への理解を深める努力が
社会全体に 要求されているように思います
by Oak.

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