中途半端な対策
相生山緑地で ヒメボタルのシーズンが始まる頃
ある日 散策路沿いに こんな掲示されました

「安全のため園路から外れないでください 名古屋市」

変な表示!?
スグ脇に穴ポコがあるとか スズメバチやシマヘビが園路なら来ない保証なし
確かに ウルシ類に接触してカブレル という危険性は減るけれど
ヒメボタルの時期だから 彼らの生息域へ入りこまないように の意味?
『森の生きものたちを守るため 人は園路を歩いてください』
そう書くところを 間違えたのではないかしら
でも 夜だと全然目立たない掲示だから 意味あるのかしら・・・?
今週になってから 散策路沿いに ヒモで「縄張り」が出来ていました

何の意味か 誰の行為か まったく表示なし(行政なら書くハズ)


好意的に判断すれば・・・
ヒメボタルの領域に 人は入らないで! の意思表示かしら ・・・?
でも そう解釈できない人もいたり 抵抗感じる人もいるでしょう
管理者の名古屋市と連携してないようですし 見た目キレイでない
さらに もし
誰も彼もが 自分の意見が正しいとして 勝手な事やり始めたら
最近も目立ってきた

以前から問題の 立ち木・枝伐り犯罪行為や

森の生態系を考慮しない 林縁部の一斉伐採などと同じく
相生山の生きものたちの生存環境を 急激に悪化させかねません
「開発よりも 自然を大事にしようとする」
世界のAIOIYAMAプロジェクト検討委員会が
市長をトップに立ち上がっているわけですし
名古屋市の緑政土木局に より動いてもらって
今ある自然を 人が壊さないで済むよう配慮し 後世に残すために
行き当たりバッタリ 独りよがりの思いつきから 脱却して
肝心な戦略 必要な手立て アピールや 人の配置や 道具立て
一つずつ組み立てていく必要 に迫られていると思います
by アイ

梅雨入り近し?
相生山 森に自然生えの クリの花穂伸びて

栗畑からは 青臭い匂いが 流れ始めました


姫蛍の舞 その高揚の指標でもあった
甘い香りの テイカカズラ(定家蔓)花 盛りを過ぎ


ホタルたちも 短い求愛の日々終えて 産卵の時期を迎えます
梅畑では いつしか 収穫済んだようですね


人間たちの喧騒が 退いて
森は 落ちつき取り戻し
雨の予感 水の季節
生きものたちの夏 深く広く進みます
by Oak.

相生山緑地 post ヒメボタル
夕べ歩いた森の散策路
みなさんから届いたメールの一部

・お誘いした方も、夜の森の出会いに満面の笑顔!
・初の蛍に一同感動していました。5~6匹と思っていたので驚きました。
・色々勉強になる話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。
あれからもう一度戻り、写真を撮って帰りました。また出かけます。
・夜の森を散策(?)探検(?)出来て、沢山のホタルに迄出会えて、
とても幸せな時間でした。お話の「ホタルの幼虫がエサを食べる現場」に
立ち会いたいなという思いに突き動かれました。
・Mです。お世話になりました。
ヒメボタルは初めて見たので娘共々とても感動しました。
名古屋市内でこんな素敵な場所、大切にしたいですね。

ここは稲田口付近 地元に古くから住んでみえる方々
「50年くらい前は、この道一面が光ってたさ。蛍のジュウタンみたいにな」
「今はドッと減ってしもうた。なんでかは分からん」
この辺りは 道路工事が始まる前『ホタルのステージ』と呼ばれていました
森が切り開かれ 工事中止になり 植生は回復してきています
それでも 以前のようには ホタルは飛びません
他の要因もあるのでしょうが 人の圧力は大きいと推察します
余りにも大勢のカメラマン おそらく相生山の森全体のことには疎い
無邪気なファミリー 蛍にライトを向けたり 茂みを照らしたり 追いかけたり

「ヒメボタル成虫の発生は、年によって増減を繰り返していますが
長期で見れば確実に減ってきています。
科学的な調査と見物人(撮影者含む)への啓蒙・マナー周知など、
相生山で活動してきた市民と行政とが、対応を急がないと
取り返しのつかなくなる状況が、近づいている気がしています」
緑地内に住む環境カウンセラーの高岡さんの意見ですが
私たちも 同じ思いを強くしています
市民ボランティアの知恵や力には限界があります
未来につなぐために ここでも『協働』が求められていると思います
by アイ

月の光とヒメボタル
相生山のヒメボタル きれいだったよ
速報「相生山の四季を歩く会」
ヒメボタルと夜の森 5月20日 21:00~22:40
「初めまして」「よろしくお願いしま~す」

いつもの常連さん ずいぶんお久しぶりの仲間
小学生・中学生・若者・シニア
ファミリー・友だち仲間・カップル
ホームページや中日新聞の「鳥・虫・花」の案内で集まった人々

近所の 天白・緑 少し離れた 中村・中川・港・名東
市外からも 豊明・尾張旭・北名古屋
みんなで38人 それに たまたま一緒になって歩いた人たち数名

気温が上がらず さわやかすぎる風
十三夜の明るいお月さま
それでも
茂みの奥に 草本低木の斜面に
コナラ林の葉陰に 竹やぶに
谷間の底から 畑の端から
「わあ!キレイ」「宝石みたい!」
「こんなにたくさんいるって 思ってなかった・・・」
歓声と はしゃぎ声が 夜の森に吸い込まれていきました
おつかれさまでした
ヒメボタルに貰えた ご縁 自然への導き
大事に大事に 育って欲しいですね
みなさんにお配りした資料は こちらから
このブログと相互linkの写真家
加藤文雄さん の画像で 感動をもう一度
by Oak.

ヒメボタル 明日の夜
相生山緑地のヒメボタル
今週末から 各団体の「観察会」「観賞会」が始まります

私たちのは
昨年のようすは こちら そしてタグ: ヒメボタル
当然みなさん ヒメボタルの舞が お目当てでしょうが
せっかくの夜の森
新聞記事の「夏の小三角」や
テイカカズラの花の甘い匂いや

竹の伸びる音を聞いたり

森の生き物たちの息吹きを感じたり

自然と人間の営みの交点 道路計画撤回の現場も
限られた時間で 夜の暗さもありますが
相生山の森のいろいろを みんなで感じられるように歩きます
最初の定員人数はすでにオーバー
なので案内人の数を増やして対応 あと数人は大丈夫です
そして 時間制限ない方は 飛翔の多くなる23時過ぎまで
おつき合いします ご連絡 お急ぎください
by Oak.
今週末から 各団体の「観察会」「観賞会」が始まります

私たちのは

昨年のようすは こちら そしてタグ: ヒメボタル
当然みなさん ヒメボタルの舞が お目当てでしょうが
せっかくの夜の森
新聞記事の「夏の小三角」や
テイカカズラの花の甘い匂いや

竹の伸びる音を聞いたり

森の生き物たちの息吹きを感じたり

自然と人間の営みの交点 道路計画撤回の現場も
限られた時間で 夜の暗さもありますが
相生山の森のいろいろを みんなで感じられるように歩きます
最初の定員人数はすでにオーバー
なので案内人の数を増やして対応 あと数人は大丈夫です
そして 時間制限ない方は 飛翔の多くなる23時過ぎまで
おつき合いします ご連絡 お急ぎください
by Oak.

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