先週
「相生山の四季を歩く会」下見の時 不思議なモノ見つけました

アオハダ(青肌)幼木に 結びつけられたピンクのテープ
この区域は
「アカマツ林再生プロジェクト」が進行中
巣箱(○)も多く採りつけられて人が自然を「管理」しようとしている
周回道路の内側です

大量につけられたピンクテープ(
○)は
多くは落葉樹の低木(幼木) 右端ユズリハは例外?
最初は「松以外の木にマーキング?」と思いましたが 違ってるようで??
市の管理部署に聞いてみたら 「分らないので調べておきます」(3/14)
回答無いまま 最近分かりました

マーキング以外の木はバッサリ! スカスカの林床 まるで開墾地のよう
「テープの付いた樹は残して それ以外は皆伐」の 目じるしだったのですね
そして


散策路の横に積まれた 伐採後の幹と枝葉
上の画像の
□部分にも積まれていました
この景色は見なれています 以前の記事の
こちらや
こちら自分たちの思いのままに「森をつくる」とする人たちけれども
森の遷移を学んだら こんなことは不自然で徒労と分かるはず
森を過利用して 土壌が貧栄養の時代ならともかく 肥沃になった今
伐っても伐っても 潜在植生の照葉樹林は復活します

以前の伐り株から 萌芽更新している 逞しいアラカシ(粗樫)
「昔懐かしい松の林」を出現させたいなら 現存植生を根こそぎ排除し
腐葉土などの表土をも 除去しなければ・・・・
そこまでの施業方針もなく 進めている伐採は
自然の生態系や環境保存への学習・研修不足なのか
庭師・園芸屋さん気取り 自分の庭いじりの気分なのか
時間が有り余っている中高年の 運動不足解消のためか
とにかく「常緑低木を伐ってキレイに」見えるようになれば 満足なのか
弊害も出ています 触発されて派生したと思われる
森の木を自分勝手に伐る事件 後を絶ちません森を歩いている 多くの人からも
不信と非難が 語られています
こちら も
こちら でも
昔からの森を知ってる お百姓さんも誰でもが 感じる真実 知っている常識に 反していますもの
私たちは
このブログに書くだけでなく名古屋市にも
意見を伝えたり 文書を提出したりけれども みんなの思いは なかなか伝わっていかないのです
自分と違う意見も聞いてみて 未来に生きる人々も含む
みんなの森を みんなで大切にしよう という姿勢が欠けてるのでしょうね
相生山緑地に集う者として 歯がゆく残念さが つづいています
森のいきものたちも きっと同じ気持ちでいる と思うのですが
by アイ+Oak.
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