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相生山2015年しめくくりの森歩き


大晦日 もう少しで 新しい年
あわただしい年の暮れ いつもよりゆっくり歩いてきました
相生口9:00から ぐるり左回り1/3周 時間の限り お付き合いください
1相生口IMG_0514 (640x480) 21迎春IMG_0516 (2) (640x493)
振り返ると 朝の陽と相生小学校   森の竹細工名人作 恒例のお飾り
 3シンボルコナラIMG_0521 (640x480)
いつものシンボルコナラ 向こうに剪定済みの梅畑 新しい市有地は左手前
4アズキナシIMG_0526 (2) (640x480) 5アズキナシIMG_0523 (2) (640x480)
秤の目=白い斑点も目立つ アズキナシ(小豆梨) 桜に似た逞しい鱗芽
6コナラ褐葉IMG_0528 (640x480) 7マンリョウ+クロガネモチIMG_0530 (2) (640x480)
輝くコナラ(小楢) その根元 クロガネモチ(黒金黐)とマンリョウ(万両)
黄金色の光あふれる樹下 『金持ち』の名にあやかって人気の庭木と縁起木
 ・・・・お正月前に ナントおめでたいこと!

8ザイフリボクIMG_0531 (640x480) 9ザイフリボクIMG_0531 (2) (640x479)
常緑低木の多い北尾根に ザイフリボク(采振木)冬芽 赤い襟元に白い襟巻き
10コシダIMG_0533 (640x480) 11菅田口IMG_0534 (640x480)
コシダ(小羊歯)notウラジロ(裏白) 菅田口のクスノキ(樟)とアラカシ(粗樫)
13マツ+ユズリハIMG_0540 (640x480) 12アオハダIMG_0535 (2) (640x480)
縁起木ユズリハ(楪)とマツ(松)  赤い果実だけ残してアオハダ(青肌)

  14多度養老IMG_0541 (2) (640x362)
 名古屋市街地の西に 多度・養老の山なみ 雪の伊吹・藤原は雲の中
16ウスノキIMG_0538 (5) 17ウスノキIMG_0538 (4)
 「相生山の四季を歩く会」で いつも人気のウスノキ(臼の木)
18ウメモドキIMG_0544 (2) (480x640) 19ウメモドキIMG_0545 (2)
ちょっと寄り道して 花木ウメモドキ(梅擬)の実 貴重な♀はこの木だけ??
15コバノガマズミIMG_0542 (640x480) 20巡回IMG_0550 (640x480) (1)
コバノガマズミ(小葉莢迷)はドライフルーツ 「最後の巡回です」「ご苦労さまです」

なんとなく 迎春気分の森歩きにも なりました
良いお年を お迎えください 2正月飾りIMG_0517 (2) (427x640)
元気で 力を合わせ 良い年に しましょう
くる年も よろしくお願いいたします          

           by  アイ+Oak.

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名古屋市財務局管財課に聞きました(その2)


立ち入り・耕作禁止の看板について 回答いただきました

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「これらの土地は名古屋市の土地です
にもかかわらず 不法に耕作されていますので


「看板設置により 広く市民の方に このことをお知らせするとともに
今後 実態調査や当事者の方への勧告など すすめていく予定です」


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  相生山緑地の都市計画にもとづく整備事業
  第一期区域は平成29年度までに着手となっています
  (平成30年3月31日までに 用地買収の開始など)

  相生山の住民や関係者のなかで
  このことと今回の看板とを関連づけて とらえられているようなので
  さらに お聞きしたところ
 
立ち入り禁止2

「そのこととは関係なく 
名古屋市は 把握出来ている『不法耕作地』について
全市の該当各地点に 看板を設置しています
相生山緑地でも 事業着手の時期に関係なく設置しました」

とのことでした
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  昨日記事の末尾に書いたように 相生山緑地をめぐっては 
  名古屋市の未来をも方向づける 緑地の計画を
  より具体化していく段階になっていると 思っています
  
  自然のなかに 人がどんなふうに暮らしていこうとするのか
  私たち市民には それぞれ さまざまな思いがあります
  行政のサポートのもとに 多くの機会の 意見交換や工夫を重ねて 
  相生山の森や その周りの土地が 生かされていくようにと願います

  すべてのいのちが 大切にされますように

         by  アイ
         画像は2015.11中旬に撮影したものです

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名古屋市財務局管財課に聞きました(その1)


シンボルコナラ前の私有地
畑作がされなくなり 新しい杭がうたれ
みんなが新しく開発されるのでは・・・・と心配していましたが
市有地2
「名古屋市が買った」という話もあり

市の管財課に お聞きしました
回答は以下のとおり
市有地1
 11月下旬に地主さんと契約し 登記手続きも完了しました
 名古屋市の都市計画緑地として 整備されていく土地です


とりあえず 良かったです

相生山緑地の整備については 
「自然を大切にしていこう」(2014.12.26河村市長記者会見)を基本に
「世界のAIOIYAMAプロジェクト検討会議」でも進められていますが

市民の注視と 積極的な提案が
これからも ますます必要と感じています

   相生山で気になっている もう1件についての回答は
   稿を改め 明日記事にします

     by   Oak.

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青空仰いで 相生山


今年の年末は 空が青い
相生山の朝を歩いてきました
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ヒサカキ(姫榊)の紅い幼葉に 光が透けていました
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亜高木に達する ネズ(杜松)の木 
手前 ハゼ(櫨)の実が 渋く輝いてアクセント
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鈴なりの紅い実が目立って
近づいてみたら ソヨゴ(冬青)でした
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逆光のコナラ(小楢)の大木 
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青空キャンパスに 樹木の幹と枝のアート
森の中は 冬の展覧会 只今開催中です

     by   アイ

 

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赤と緑 年の暮れ


クリスマスからお正月
相生山にも 常緑樹の赤い果実
マンリョウ
  マンリョウ(万両)サクラソウ科 今年は豊年
センリョウ
  センリョウ(千両)センリョウ科 
  どこかのお庭から 鳥によって運ばれた「逸出種」
ヤブコウジ(藪柑子) ヤブコウジ
サクランボみたいに可愛いけれど マンリョウと同じくサクラソウ科
名前から「縁起木」となった 万両・千両と抱き合わせで
《拾両》とされました 何となくビジネスの匂いがします

美濃や三河では 「フクラギ(福来木)」と呼ばれたりする
ソヨゴ
ソヨゴ(冬青) モチノキ科なので雌雄異株
庭木として 実の着く♀の木がモテるそうです

 落ち葉の道を歩きながら 緑と赤の色合いを見つけると
 ご先祖さんの願いと バッタリ出会った気がします

     by  Oak.

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冬至日の冬芽


暖かな 冬至の日
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赤い実と共に 温かそうな冬芽たち
コバノガマズミ(小葉莢迷) IMG_0507 (3) (640x480)

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冬越しする葉と一緒に 春まで育つ混芽
ヤマコウバシ(山香ばし) IMG_0505 (3)

  今日から 太陽が復活し
  みんなの運気も上昇・・・・だといいナ

        by  R.65

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冬晴れ コナラ輝く


師走 いつの間にか あと10日
西高東低 IMG_0491 (480x640)
やっと 朝の風が 冷たくなった
空が 冬の空が 青い
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今日で見納め?
輝く コナラの褐葉
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 ヒヨドリが飛び交う 枝の間
 ハシブトガラスが舞う 梢の上
 頭上から コゲラのハスキーボイス
 根元の低木茂みで シロハラの嬌声
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シンボルコナラの上の
相生山の空が キラキラ 青い

     by   アイ

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木を伐り続ける あなたへ

なぜ 森の樹木を 痛めるの?
何の目的で 木を伐っているのですか?
ヒサカキIMG_0427 (640x480)
 相生口の 最近になって通行可能になった入口スグ
 相生山で一番被害に会っている樹種 ヒサカキ
 この木は2m以上あったのだと思います
 切株と残っている幹から推察すれば1mくらい持ち去ってるようです

モッコク(木斛) モッコクIMG_0422 (480x640)
相生山では この種は この木しか 見たことはなかったのです
植栽木の実を 鳥が運んだ実生苗(?)
まさか 誰かが植えて 最近になって過ちに気づいて伐採?
モッコクIMG_0423 (640x480)
後方にフェンス 中止になった「道路/2号橋台」近くの斜面
野生動物 野鳥 希少種の陸貝なども多い区域です

 さらに ウバメガシIMG_0430 (480x640)
 緑地南東部 枯れた松なども残る崖の斜面上
 向こうの明るく見える方向は 相生山交差点
 ここで伐られたのは 太いウバメガシ(姥眼樫)
 胸高直径10cmはあったと思われます(株から推察)
 相生山では最も成長していた ウバメガシと思います
ウバメガシIMG_0429 (640x480)
 この犯人は粗い伐り方 そしてやはり1mくらい持ち帰ってます
 ここは私有地 地主さんはこんなこと為されない方だと聞いています 

 どこかで「森を手入れする」こと聞きかじって 
 良かれと思ってやってるん人がいるんじゃないのか・・・

  これは相生山にほど近い湿地で保全活動やってみえる方の感想
  写真撮りに来られていて 良く言葉交わします
 最近チョットひどいねえ・・・・とも

 こんなことが続くのなら
 いっそ相生山緑地 人間立ち入り禁止! にしてしまった方がいい
 ときどき そんなふうにも思ってしまいます

樹木を平気で痛めつけ 更には その命を絶っている あなた 
ご自身の体や たいせつなものに置き換えて 
なさっていることを 考え直していただけませんか? 

         by   アイ

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竹やぶを雑木林に~緑地創作隊


今度の日曜日(20日)は 相生山の「緑地創作隊」の活動日
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「相生山の四季を歩く会」とほぼ同時に発足して もう6年が経ちました

名古屋市の都市計画で「公園緑地」と位置づけられた 相生山緑地
緑地内住民の「相生山緑地の会」が 森と人の共生をテーマに
人が住み 市との協働で自然を見守る 新しい形の「緑地」を提案しています
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まず始めたことは 人が植えたタケが その後放置され 
とうとう真っ暗になってしまった 竹やぶの整備(=竹の除伐と片づけ)
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一度ご覧になってください ひん死だったコナラやサクラの大木がよみがえり
シードバンク(埋土種子)の先駆植生(パイオニアプランツ)の
アカメガシワやヌルデたちが ぐんぐん成長を始めています
さてこれから 何十年何百年かけて どんな森が育つのでしょう
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未来を展望する 竹やぶ整備作業は 軽作業からノコギリ作業まで
初めての人でも 力仕事は苦手でも 誰でも気軽に参加できます

「とりあえず見学から」 という方も大歓迎してくれます
詳細問い合わせ・連絡先は こちらまで

          by  Oak.
          画像は先月11月15日の様子です

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自信たっぷり❓情報


日曜日 相生山の四季を歩く会で
シンボルコナラのところ 通りかかった時
 ベンチで 賑やかなIMG_0420 (480x640)
 オジサン・オバサンたちに聞いてみた
 なかなか情報集まらない 心配な土地のこと
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 「この畑どうなるか ご存知ですか?」 
 「ここは名古屋市が買ったんやが」 と自信ありげ
 「エッ ホント?! それなら嬉しいんだけど・・・・
 この森はずーっこのまま残っていくのがいいと思ってるので」
 「そういう計画の所やで 他に買うモンはオランわ」
 「前にもそんなこと言っとる人おったけど・・・・
 「そうやろ 間違いない 大丈夫 大丈夫」
 「大丈夫??信用していいの?」
 「市以外が買っても どうすることも出来んのやから」  

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昨年暮れ26日には 河村市長がやっと 
「道路計画廃止」決断を公表してくれた
今年も やれやれ一安心の年末になるんだろうか
 
 「森は残るから大丈夫」って 嬉しそうに笑ってた
 オジサンの根拠を 名古屋市に聞きに行って 確かめてみなくっちゃね

       by   ai

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今年最後の「相生山の四季を歩く会」


戸惑い続き ここ数日の天候 やっと晴れてくれそうな朝
2015年の締めくくりは 久しぶりのリピーターさんだけでも11人
用意した資料がギリギリの 40人を超える大盛況
大人数

今日のメインテーマは 紅葉狩り
黄葉の森から
黄葉の森 ~コナラのオレンジ あざやか黄色のタカノツメ~ から

紅葉の谷 ~イロハモミジ~ を歩きました
黄葉の谷へ

時々は 地史や歴史に加えて
崖の上
最近の緑地情勢
伐採・ゴミ 市の看板
ゴミや立ち木伐採          市有地への立ち入り禁止看板 
などなど ・・・・ 話題も色とりどり総集編でした

「今年もありがとう 来年もよろしく」解散後
有志で シンボルコナラ下 ランチおしゃべりタイム
コナラのランチ
そのあとは 午後から合流の方も含め 10人で
春みたいな陽光浴びて お散歩しました

 いつものように 今日は速報
 みなさんの感想まとめた ホームページ更新をお待ちください

    by  アイ

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タカノツメ(鷹の爪)


相生山の この時期のスター タカノツメ 
過去画像を交えながら 紹介します
タカノツメ黄葉
森で仰ぐと 高木(こうぼく)層に コナラの黄褐色
低木層から亜高木層には あざやか黄色の タカノツメ

タカノツメ? 唐辛子?って 思ってしまいますよね
タカノツメ葉展開前
3月下旬 葉が展開し始めます 
名前のいわれは この少し前の冬芽の様子から
葉芽は大きく がっしりと タカ(鷹)の爪のよう

5月始め開花 雌雄異株です これは雄花の方 
タカノツメ幹+葉+果実 2015.5.2
6月結実 3枚複葉の大きな葉
タカノツメ葉2014.6.4
ウコギ科特有の 打ち上げ花火型の 果実のつき方はこちら

そして 秋  森を明るくする黄葉
ギャップのタカノツメ
稲田口近くのギャップにて 向こうに「道路」橋梁
タカノツメの魅力は もう一つ 
落ち葉タカノツメ
この時期の森に漂う キャラメルの甘い匂い 
タカノツメの落ち葉の発酵した匂い
カツラ(桂)の香醋(こうず)には 敵わないまでも

初冬の森の 目線から林床 散策路では 
色と匂いと靴底の感触 タカノツメの独壇場

    by  Oak.

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相生山緑地 もみじ谷


明日の「相生山の四季を歩く会」は 毎年恒例 “師走の紅葉狩り”
緑地南部の住宅地を通って 「もみじ谷」まで歩きます
もみじ谷坂
 徳林寺境内東の谷に モミジの木を植えたのは
 現住職のお祖父さん 今から110年ほど前
 当時の相生山 大部分は禿山でマツがぱらぱら 
 春は ツツジが見事だったそうです

谷を望む
 野並集落に近い相生山南部を 桜と紅葉の山にして
 名古屋の名所に と考えられたと聞きました
 
 最高地点でも 標高わずか65mに満たない 相生山には
 自然のカエデ類は 自生出来ないようです
 植栽木のイロハモミジなどが根付き その実生苗が成長し
 いま 谷全体を彩っています イロハモミジ
 誰もが 見上げて感嘆する古木は 樹齢100年以上なのでしょう  
 もみじ谷底
  もみじ谷の奥に 着くのは 11時40分すぎ
  紅葉の赤のグラデーションには 真青な空が お似合い❢
  晴れますように
  
       by  アイ

  

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師走の嵐で・・・・

 
 昨日からの雨、風で
 森の景色が一変しました。
 落ち葉のじゅうたんです。
 もみじはかろうじて残っていますが・・・


  つい先ほど 森の仲間からメールが来ました
  昨日の午前は こんなに綺麗だったのに

コナラ
     コナラの樹林
タカノツメ
     タカノツメとコナラ
南部2 南部1
     緑地南部 相生小学校近くの谷  12.10撮影 

 明日の朝 早速出かけてきます

      by   Oak.

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黄葉の森 紅葉の谷


相生山の四季を歩く会のHさんからメール
「黄葉がこの1週で一段と色つき、今が見ごろ・・・
・・・もみじ谷でも下の方は紅葉してきました・・・」
コナラ黄葉1
 朝日のなかのコナラ
タカノツメ
 樹高のあるタカノツメの黄葉
イロハモミジ
 もみじ谷入口のイロハモミジ
イロハ zoom
   お馴染の場所は 現在はまだ こんな感じ
   もみじ谷
「今年は大分遅れています。 来週は多分期待できるのでは・・・
 日曜日、楽しみにしています」 (前出のHさん)

シンボルコナラも黄葉 コナラ黄葉2
シンボルコナラ

 相生山の四季を歩く会
 今月のテーマは ~黄葉の森と紅葉の谷を歩こう~
 昨12月は中旬に 思いがけなく雪が降りました
 今年は?  師走の紅葉を楽しみましょう

        by  Oak

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相生山コレクション19 紅葉


タカノツメ(鷹の爪)   アズキナシ(小豆梨) ヤマザクラ(山桜)
     イロハモミジ(いろは紅葉) コバノガマズミ(小葉莢迷) 
 スケッチ 紅葉    
                   カマツカ(鎌柄)イソノキ(磯の木)
 コナラ(小楢) ヤマハゼ(山櫨) アオハダ(青肌)

   ゆく秋 盛りの紅葉
   散る葉 初冬の散歩みち 

         by  R.65  

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御嶽・乗鞍 2ショット

今日は大雪 快晴
相生山から ようやく雪を抱いた 御嶽山が望めました
乗鞍・御嶽
zoomして 左に遠く 乗鞍岳
乗鞍・御嶽zoom

引くとパノラマはこんな風
乗鞍~中ア
左から 乗鞍 大きく御嶽 手前の山根小学校屋上の向こうに
中央アルプスの連峰 雪が着くとわかる景色
中ア
中央 木曽駒辺りのzoom 空木岳は塔の右端に?

そして まだ雪が少ない恵那山
恵那山
中央最遠の ずんぐりまあるい頭 青と白のまんだら模様

 風もなく 陽射しが暖かい 冬の午前
 何人か 携帯やカメラを向ける人もいて
 天白川にかかる橋の上からも 遠望する人びとを見かけました

 御嶽山は 名古屋市の水源の山 
 だからでしょうか 見れたときは嬉しくなります

       by  アイ

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P.S. 続「オアシスの森の再生プロジェクト」への考察

自然をいい状態にしたいと思って活動するときに、
指導者が的外れなこと言って、
無駄や間違った活動をさせられる場合があるように思います。

それでも結果は良し、になるかもかもしれません。
それが自然。 自然は人知を超えていますから。

けれども、結果はどうあれ、間違えたことを教えられて、
その間違いを目指して活動をすることは、受け入れたくありません。

今回記事の写真だけ見ても、マスコミや行政が頼りにしている学者が
間違ったことを時々言うことが分かります。
教えられて、それを鵜呑みにすることは止めたいですね。

間違いの例として、
1 海上の森は豊かな薪炭林が暗くなってきたので、
  手を加えて生物の多様性を保つために薪炭林に戻さなくてはならない。

  ・・・《万博当時の新聞・学者・一部ボランティア活動家の論調》
2 相生山は薪炭林であった。
  (シンボルコナラを指さして)萌芽更新していたんですよ。
  ・・・《相生山のフィールドワークにて指導者=学者の言葉》

 シンボルコナラ 2015.1125

ちなみに、相生山のシンボルコナラがなぜあるのか、という疑問は残ります。
たまたま伐採をされずに残ったのかもしれません。

田畑の中に木陰のある休憩場所として木を残していた、そんな例もあるので
それだったのではないかと、私は推察しています。

  頂いたコメントへの返信に代えて   by てんてこマイマイ

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ホントに お宝だね❣

名城大学農学部の実験室
相生山緑地での実習に続いて 大学の講義を見学に出かけました
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昨年の名城大の調査結果と合わせて
シンポジウム相生山での調査も紹介されていました
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陸貝の数と種類の豊かさが 自然の豊かさを現しているんですね
あらためて「道路が止まって良かった!」と思ったことでした  

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相生山の仲間も お話させていただきました 後ろの方では「授業参観」
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1週間仕掛けて 今朝回収のトラップの中・・・ いた!ヒメボタルの幼虫!
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持ち帰った土から 刷毛を使って慎重に 直径4~2mmの陸貝を探します
「見つけたら ホントに お宝やね」って 一生けんめいな女の子

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     探し出した陸貝を 顕微鏡を使って種名の同定
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いつの間にか私たちも・・・・ 気持良く交ぜてくれてありがとう❣
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相生山の生き物たちも 大事なタカラモノだけど
あなたたちも 大事な宝もの なんだよ

   by アイ
  
     

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続「オアシスの森の再生プロジェクト」への考察・後編

 
               (4)
 戦後、まだ森の樹木を燃料などとして利用していたころの相生山の様子はどうだったのでしょうか。

 今年7月「オアシスの森の再生プロジェクトについて(2)」において、{ 戦後、例えば徳林寺の北(現在学童保育所がある付近)には、およそ0.2ヘクタールほどのマツ林。野並集落の高台の部分にも、高木のマツがまばらに生えていました。} と書きましたが、以下の写真がそれにあたります。

【徳林寺北側のクロマツ林(昭和35年頃)】
徳林寺マツ林

【野並のクロマツ疎林】
野並
  かやぶき屋根が見当たらないので、昭和30年以降と思われる。
  前編(3)昭和12年の地形図青色で囲った部分が写っている。
  地形図中の青色→はカメラのある方向で、天白川近く(西)から
  野並方面(東)を写す。写真のさらに東奥側(写真外)が相生山南部。

 これらの写真から、野並近辺に残されたマツ(=クロマツ)のようすを想像していただけると思います。なお、クロマツと断定しているのは、私が実際にそれらのマツを見ているからです。

 前編(2)の明治24年の地形図では全体に広がっていたマツの疎林が、戦後は一部だけが残された状態になっています。それがクロマツであったことから、おそらく明治のマツもクロマツであったと想像されます。
 また、野並近辺のマツの疎らな写真からは、「尾張名所図会」当時の自然の様子(特にマツの疎林と植生)をリアルに感じさせてくれます。


               (5)
 私たちの記憶に残る、戦後のマツ林の分布を地形図で見てみましょう。
【昭和28年の地形図】
5菅田昭和28年(640x466)
 この菅田地区中心の地形図では、マツ(緑の△)はほとんど見られません。菅田・島田方面から相生山緑地方面の視界は、赤色の線=尾根筋の範囲内に限られます。
 菅田や島田の人たちの「記憶」は戦後のものと思われますが、庭や人家近くのマツ以外にオアシスの森方面にマツ林を見ることは出来なかったはずなのです。

 住民の見た風景は次の写真のような、人の背丈に届かないような低木と草本が生えた禿山(オレンジ部分)畑(黄色で囲んだ部分)が混ざったものであったと思われます。

【昭和35年頃の相生山南部の風景】
相生山’尾根筋から島田方面60PB060015 (640x480)

 もしマツ林を見ているとすれば、燃料革命後にマツの稚樹(主にアイグロマツ?)が成長をしたもので、前の写真【徳林寺北側のマツ林】にあるクロマツ林よりもずっと貧弱なものでしょう。
 
【昭和36年の一つ山周辺】 手前の池は新池、右端は海老山、中央右奥が久方
6一つ山 (640x428)

 その貧弱なマツ林は、昭和31年になってもまだ禿山状況を呈していた場所に昭和40年以降から短期間に成長出現し、その後まもなくマツクイムシや火事のためにほとんどが枯死してしまったものと思われます。


               (6)
 こうして考察を重ねてきますと、名古屋市が新しく設置した看板に書かれているようなアカマツ林は、江戸末期から現在に至るまで、おそらくひと時も存在しなかったと思われます。

 今ある自然は、微妙なバランスの上に成立しています。
 気温、降水量、地質・地形、遺伝子的環境を含む周辺の状況(例えば田園、市街地、森林、そこに生息する生物)、人の関与などの物理的状況、それらに影響された土壌の変化、菌類の変化、土壌生物の変化などなど、あげればきりがないほど多様な因子の相互作用によって成り立っています。
 ですから、少しでもバランスに変化があれば、自然も形を変えます。
 よって、自然を私たちの手で意のままに作り変えることは出来ないと思います。

 過去の植生の状況をすら把握する努力もせずに、「アカマツ林再生プロジェクト」を実施 しても、計画された目標が達成される可能性は限りなく低いと言わざるを得ません。
 たとえ、過去の状況把握や手入れ後の予測をそれなりに行ったとしても、目標が達成されることはほとんどないのですから。

双子池口看板

 「アカマツ林再生プロジェクト」は、今あるオアシスの森の自然を壊し、あたかもマツとツツジの庭園づくりをしているかのように映ります。しかし、自然豊かなオアシスの森で、『庭園づくり』とは言いにくいのでしょう。 
 存在しなかったゆえ、記憶に残るはずがないアカマツ林。
 それを再生するかのような表現は捏造されたもので不適切です。 

 行政は市民に事実と異なったことを説明すべきではありません。
 善良な市民は、間違った「植生遷移の歴史」を真実と思い込み、負の連鎖は広がるばかりです。
 折角看板を書き換えるのでしたら、事実に基づいた表記をお願いしたいものです。
    
 里山イニシアティブ、生物の多様性の劣化防止は愛知県・名古屋市の課題であり、また名古屋市は樹林地を残す施策を行っていると聞いています。
 そうであるならば、その課題や方針に矛盾しない施策を、自然が豊かな相生山でこそ、実施すべきだと思うのです。  

         by  てんてこマイマイ

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

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プロフィール

森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
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