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「森の手入れ」を考える(3)

「森の手入れ」の主張について、検証を始めましょう。

 最初は
 【主張1:人が森を利用・管理しなくなり、コナラ―アベマキの二次林で
  常緑広葉樹が拡大している。燃料革命の前のように、木を伐って手入れ
  をしてコナラ-アベマキ林を維持しなくてはいけない】 

 についてです。

  昔はどうだったのか?・・・歴史的事実に照らして

 昔を振り返ってみて、昭和30年代の燃料革命の前は、ミズナラやカシワ、コナラやアベマキ・クヌギの二次林が広がっていたのでしょうか?
 それを維持するために、人は森の管理を行ってきたのでしょうか? 

 大方はそうではなかったと思います。

 縄文時代から日本の森は山焼きなどですでに草原化したところもある、ということを聞いたこともありますが、よくわかりません。
 戦国時代からは、用材確保、農業用肥料、燃料などに相当に収奪され、荒らされ、草原や松の疎林になっていったようです。

 江戸時代のころの版画や絵画を見る機会があれば、その植生は何だろうかと考えてみてください。多くの場合、マツの疎林や禿山が描かれています。
 たとえば尾張名所図解に描かれている絵には、マツが疎らに生えていて、大きく育った樹木はその疎らなマツ以外はそんなに見られません。地肌には萩や草本と思えるようなものが生えている絵が目立ちます。つまり有機物の多い土壌ではなく、やせた土壌にマツの疎林です。
 これが、人が活動する地域・里山周辺の一般的な風景ではなかったでしょうか。
      ススキ

 木曽の御留山(おとどめやま)についてはよく知られています。木曽五木についても同様です。
 これは、戦国時代から江戸期の木材のオーバーユースによる資源枯渇から、資源回復(用材確保)やタカ(鷹)を守るために採られた対策です。
 おかげで今日、木曽ヒノキは有名になっていますが、樹齢300-350年以上のものがないのは、当時既にほとんどのヒノキなどが伐られてしまっていたからなのです。

 木曽一帯は、クリ帯に当たる場所も多く、愛知県のような照葉樹林帯と単純比較はできないかもしれません。
 しかし、木曽での森の管理の歴史は「伐って育てた」のではなく「伐ることを規制して保護する」だったのでした。言われていることとは真逆の、伐ってはいけないとしていた事実があるのです。

 次回では、愛知県辺りではどうだったのかを、考えていきます。

      by  てんてこマイマイ
      画像は文とは直接関係ありません  今回は「相生山のススキ」緑地南部の崖地上で

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「森の手入れ」を考える(2)

「森の手入れ」への危惧

 よく言われることは

【森をそのままにしておくと常緑樹が茂り、森が暗くなる。だから動植物の多様性が貧しくなる。
 昔から里山では森の手入れ・管理をしてきたので、春には落葉樹が葉をつける前に、林床にきれいな花も咲き、生物の多様性が保たれてきた。
 生物の多様性を保つために、森の手入れをして明るくしましょう】

【産業構造が変わり森を利用しなくなった。
 里山では人口減少なども加わって、森の手入れ・管理だけでなく田畑も放置され生物の多様性がなくなった。
 里山が(森が)あれた】

 などです。

 これらは、二次林に依存するスプリング-エフェメラル(例えばカタクリ・ニリンソウ・ギフチョウなど)や、水田・ため池・草地などに依存する昆虫・カエル・ヘビ・サシバなどの絶滅危機の対策として主張されます。

    盛りの萩

 ところが、そのこととは別の目的が主張され、別の意図がある場合があります。例えば

 “自然に配慮した公園づくり”
 “市民参加の行政システムづくり”
 “行政や企業の環境政策や貢献の実績づくり”

などです。


 しかしこれでは、多くの生物が絶滅危機になっている根本的な問題が隠されてしまいます。

 市民が、ミズナラやカシワ、コナラやアベマキ・クヌギを中心とした二次林の手入れをボランティアですることによって、《自然を守った》と勘違いしかねません。
 その結果、自然=生物の多様性について学びの機会や方法を失い、本当のことを知る芽を摘んでいるのではないか、と危惧を感じます。



     by   てんてこマイマイ
          画像は文とは直接関係ありません 今回は「相生山のハギ」ただ今満開

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お月見会 そして スーパームーン


 仲秋の名月 名古屋は快晴にめぐまれました
名月
 先日お知らせのお月見会 そのようすを画像で報告します
月の出は 17時過ぎ 月の出
日没直後 まだ明るい東の空 相生山団地の上にポッカリ 17:35 
「月と松って花札に無かった?」などと ススキやハギも咲く 南部崖地から
     オギと月
「やっぱり森の中から見たいよね」 相生口に戻って 17:56 オギと月 

山根口ちかくの梅畑の横から 18:10
月見る人 月見る人びと
出ました! 月より団子? 月より団子
いきなり飛び入り みゃー君 飛び入りみゃー君
君は「相生山の四季を歩く会」の常連になったのかね
  ・・・いいえ ヒトよりダンゴです 

森の樹冠の上まで昇った お月さま 思わず上がる歓声 18:36
森の上の月

本日の愉快なお仲間 お月見仲間 8人+1

森のなかに入って 月光の差し込む ひろばへ
コナラの樹間越しに 仲秋の月 この一枚  18:46
コナラの樹間から
 「満月にお祈りすると願い事叶うんじゃなかったっけ?」
 それでは・・・と 神妙に ウサギさんに向かって 掌を合わせる面々

   ありがとうございました 企画提案 
   ごちそうさまでした 手作り お月見団子
   次回は来年 それとも 来月??

 28日今夜は スーパームーン 大きな大きなお月さまを 仰ぎましょう

          by R.65

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「自然は許しているのか」~内山節さんのエッセイから


 中日新聞の言論のページに「視座」というコラムがあり、群馬県上野村在住の哲学者、内山節さんのエッセイが掲載される。
 9月27日の「自然は許しているのか」という文章は、私たちが思っていることを、ものの見事に表現してくださった。後半の核心部分を、すごく長いのですがそのまま紹介します。
 内山さん、中日新聞さん、無断転用でごめんなさい。  森の妖精 アイたち

       ガマズミ迷い花
 
            自然は許しているのか (抜粋)

 現代の人間たちは、人間中心主義の発想に陥りやすい。そして人間の利益だけでものごとを考えるようになると、最後は自分の考える人間の利益に固執してしまう。それは多くの場合対立を生む。それよりは上野村の年寄りたちのように、自然が許すかどうかを考えながら生きている人たちの方が高尚だ。

 沖縄・辺野古の海を埋め立て米軍基地をつくることを、沖縄の自然は許しているのだろうか。実質的な改憲である安保法制を自然は許しているのか。軍事力を増強して威嚇し合う現代世界のあり方を、自然は喜んでいるのか。原発再稼働を、自然は許可しているのだろうか。

 こんな発想でものごとを考えてみるのもいいだろう。すくなくとも「最後には私が決める」などといっている首相よりはずっとましだ。

 近年亡くなった世界的な文化人類学者であるレヴィ・ストロースは、自然に包まれた思考を失ったとき、人間は自分自身を破壊するようになったと述べていた。とすると上野村の年寄りたちの発想は、大事な視点をもっていることになる。

 そして、もしも自然が許さないのなら、現在の政治の動きも最終的にはどこかで壊されるということだ。自然が求める平和へと着地しないかぎり、持続する政策は形成できないだろう。

 とすると安保法制が国会で可決されたからといって、終わりではないはずなのである。自然は許さないと私は本気で思っている。


 

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「森の手入れ」を考える(1)

 
 私たちは 自然の森と どう付き合っていけば良いのか 
 人々のさまざまな取り組みを見ながら このブログでは これまで
 「森の手入れ」「森を?自然と人間」「夏の終わりに相生山 森の未来」 
 「考察オアシスの森の再生プロジェクト」など 
 思うところを書いてきました。
 今回 みなさんからのご意見も参考に 
 少しまとまった見解を 連載していくことにしました。
 より良い認識を共有していくため 率直なご意見 ご指摘をお願いします。

コナラ林

 「森の手入れ」の背景・・・里山開発計画

 愛知県では1990年代からでしょうか、「生物の多様性を守るため、森の
手入れをしなくてはいけない。森の管理をしなくてはいけない」という言葉
を聞くようになりました。

 名古屋市では「オアシスの森方式」と名づけた公園づくりを始めました。
未買収の公園予定地を地主から固定資産税免除とひきかえに借り上げ、市民に
開放するというものです。
 そして市民ボランティアを募集し、森の手入れを始めました。

   手入れ後1

 県では愛知万博が予定されていました。
同時に、岡崎から春日井・犬山あたりまで、数々の研究・研修機関が集積した
「あいち学術研究開発ゾーン」計画がありました。これは単に研究開発ゾーン
形成ということだけではなく、総合的な開発整備計画であり、里山が多い地区
がターゲットとなっている里山開発計画でした。
 また、将来の遷都地候補としての開発が念頭にあったのではないかと疑われ
ていました。
 万博はこうした総合開発計画の起爆剤として捉えられていたのです。

 そんな時期に「里山の手入れの必要性」が言われ出したことが気になります。
 こうしたことを踏まえて、「森の手入れ」について考えてみたいと思います。


         by  てんてこマイマイ

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仲秋の名月

お月見

 相生山の四季を歩く会
 ケイコさんたちの呼びかけで
 お月見をすることになりました

 27日は仲秋の名月
 28日はスーパームーン
 どちらにするか迷ったけれど
 日曜日の夜に決めました

 お酒も お芋も お団子も 
 出ないので 参加費無料

 月の出に合わせ 17:00に 
 いつもの相生口に お集まりください
 その時来れた人だけで
 お月見会をやりま~す

 問い合わせは こちら
 相生山の四季を歩く会・連絡先でもいいですよ 

       by  R.65

 

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アベマキ(棈)

樹形 夏
「この木は なんという木ですか?」
相生山の四季を歩く会で聞かれました
「よくぞ聞いてくれました これがアベマキ 今話題の政治家とは無関係ね」
照葉樹林帯の二次林 コナラ・アベマキ林 その主役の高木(こうぼく)です
「この木に馴染みのない貴女は もしかして関東あるいは九州出身の方ですか」
本州の真ん中に自生する種 よく似たクヌギ(櫟)と棲み分けているかのよう
四季を歩く会 右手前は幼木の葉
春 緑地真ん中の梅畑横にソメイヨシノ(染井吉野)が咲いてたとき
その隣に 芽吹きを待つ 20m近い大きな樹木があったでしょ
  樹形 春
ブナ科コナラ属 コナラ(小楢)によく似た花
葉は クリ(栗)にもそっくり クヌギ(櫟)にもそっくり
花
そして 今 相生山の森に ドングリが 実り始めています
昨年の初夏に受粉し 今秋熟する 「じっくり2年型」戦略を持ってます 
どんぐり
星状毛という細かい毛が 葉裏にびっしり 
緑の時も 落ち葉になっても 白く見えます
この特徴で よく似たクヌギやクリと区別できます 
そして この樹皮 樹皮
名前の アベは岡山方言で あばた(痘痕)のこと 
コルクの代用として利用されたこともあるそうです
マキは真木 真木は薪 人間生活の燃料を担った 真に役立つ木
相生山にも 中世の窯跡があります
この山裾に住んだ人々は アベマキを大事に育て 更に植えたかもしれません
菅田口
相生山緑地に 現在も私有地を持つ 菅田(すげた)集落
名古屋市街を望んで アベマキの樹林帯 いきものも濃い区域です
ここを通るといつも 人と森の長い付き合いに 思いをめぐらすのです

        by Oak.  

   

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みゃー君 登場

あれっ 猫が来たよ 猫登場IMG_9164 (800x600)
猫zoom IMG_9164 (2) (600x800) ホント❣ neko ねこ❣
しっぽ ピンと立てて ご機嫌さんだねえ
平気で こっち来るがね 
IMG_9165 (2)
雄やネ 
慣れとる 逃げえせん
飼い猫やねえ 交ざる猫 IMG_9166 (800x600)
僕 この前 この辺りで写真撮ってて 追いかけられましたよ
ヤマネちゃん とは柄が違うみたいやよ
「名前は?」って聞いたら 「ミヤー」って言ったから みゃー君
あずちゃん ネコはみんな そう鳴くやろう

 相生山の四季を歩く会9月13日 大きなコナラの下へ 
 山根口から 登ってきました まとめの会に特別参加
 この辺り これから冬にかけて 野鳥のフィールド
 共存してくださいね 追い立てないからね

        by   R.65

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もう一つの流れを

私たちはこの日を忘れない 2015年9月19日
今日の新聞から スキャン_20150919 (6) (446x800)
スキャン_20150919 (9) (800x274)

今日を 起点に 始まる
 司法の場で 違憲立法の無効を宣言させる

 踏みにじった政党・「政治家」を弾劾
 次の選挙では 投票しない

 引き続き 街頭行動を続ける

それに 加えて もう一つ
出現した 国民の意識 行動 新しい絆 に基づいて
 真夜中の参議院での野党議員たちの
 「国会外での国民の声と共に・・・」が真実なら 彼らとも結びついて
もはや「安保」にとどまらず 国民主権を 平和の希求を 
真に世界中の人びとと結びつくことを

 
実現するために有効な政治的な力 生み出すための具体的努力
その流れを 求めよう すすめよう

       by  アイ

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秋雨前線の後ろから


冷たい雨が上がって 
IMG_9198 9月の緑地 (2) (800x452)
大陸からの風が流れ込むと
IMG_9193 櫨紅葉 (800x600)
櫨も桜も
IMG_9203 桜紅葉 (800x600)
紅・黄葉 少しずつ速くなる
IMG_9219 夕景シンボルコナラ (800x600)
シンボルコナラの周りも 光彩に変化あり
IMG_9237 でかキノコ 比較コナラドングリ (800x600)
超でか!!! キノコ
IMG_9255 ハギの夕景 (800x600)
萩に 夕陽がまぶしい
IMG_9225 ススキ (600x800)
旅立つ準備 完了?  私も・・・・。

       by  アイ

 

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秋の相生山の Red cards


秋が進む 相生山緑地
 IMG_9204 ヒガンバナ (800x600)
  花は ヒガンバナ(彼岸花)

 紅葉は IMG_9256 ナツハゼ紅葉 (600x800)
 ナツハゼ(夏櫨)

IMG_9223 コバノガマズミ (800x600)
  果実は コバノガマズミ(小葉莢迷)
 
 時節がら 赤が 気になってしまいます
 自然の季節は 戻ることなく進みます
 人間社会では 引き返すことが出来るハズ

        by   Oak.

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天地(あめつち)の憤りと政(まつりごと)

 天変地異 
 その結果は ひとびとへの「被害」となって現れる
 
 天変地異 
 その原因は 人々の生活がもたらしたものであったりする
 例えば 異常気象

 また 明らかな人災による 被害
 戦争や原発事故  森林破壊と「開発」がもたらす大水害 

 この国では かつて
 八百万(やおよろず)の神が ひとびとのいのちとくらしと共にあった
 また 山川草木悉皆(しっかい)成仏 というとらえかたもある

 相生山の四季を歩く会9月では
 生態系のフードチェイン(食物連鎖) 植生遷移(サクセッション)のことが
 資料によって語られ 学ばれていた

 自然と共に生きてきた 私たちの祖先は
 自然「災害」に 自らのくらし方を省み 充分な手当てをし
 自然のいのちと ヒトのいのちを つないできた
 まつりごとは そうして始まり 検証された 

 自然に対しても 自然の産物である人間に対しても
 「コントロールされている」「抑止力」 などと
 何が何でも 力づくで 我の思うとおりに ねじ伏ようとする   
 神をも恐れぬ所業とは このことであろう 
 世迷言に他ならない
 必ず破産する

  ~かつてなく激しい自然現象と「災害」 そして暴政の2015年日本~
   
         by  アイ+Oak.+ ai


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始まりの秋 44人 + 1

萩
 萩の花が 再び咲きはじめていました
秋の始めIMG_9137 (800x600)
 少し 秋の色が始まった 相生山緑地
 今回も たくさんの方に ご参加いただけました 
 4人のこどもと 40人の大人と・・・・・・
みんなが大好きな ガマズミIMG_9110 (640x480)
ガマズミも 紅く光っていました  お味見まで・・・もう少し
ハイイロチョッキリIMG_9158 (800x600)
 ハイイロチョッキリの落した コナラの枝
 中を割って 卵を見つけた人 チョッキリの知恵に感嘆❣
+1IMG_9165 (800x600)
いつもの シンボルツリーの下 到着12:00
「感想会」に 飛び入り参加の みゃー君

  今日の詳細 みなさんの意見・感想は 
  ホームページ更新 週末まで 少々お待ちください     
      
              by  Oak.

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怒・・・どうしてこんなこと出来る?

ちょっと見てみ コレ!
えっ 何?
ゴミ1IMG_9127 (640x480)
 双子池口から登った 北尾根のコナラの下で
 ときどき会って 挨拶交わすオバサンから
 険しい表情で 呼び止められました
ココ ココ ゴミ2IMG_9125 (640x480)
 指さされて ベンチ横  アレチヌスビトハギの茂みの中
草の中に隠すように 捨てて・・・
何これ いっぱいあるやないですか
ゴミ3IMG_9126 (640x480)
向こうにも ポカリのペットボトル 缶コーヒーのも・・・
こんなの初めてですよ たまあに タバコの吸殻が落ちてることあるけど
この前な 下の大きい木の根元に 新聞のボロボロになったのあったわ
最近 なんや 程度悪いの増えてるんや 腹立つ
こんな気持ちいい所来て なんでこんなこと出来るんか 分からんわ


ちょっと待って 今 ココの管理してる天白土木に連絡するから
土日に回ってくれてる シルバーさんが 片づけてくれるかもしれんけど
こんなことする人を変えんと 何にもならん 変わらんなら
そんな人は 立ち入り禁止や!!!


  この辺りは 例の「枝切り事件」現場の近く
  オバサンの言うように 最近「事件」の多い相生山緑地
こんなこと 初めてやで 最近オカシイナア
山根口IMG_9130 (640x480)
  山根口のサクラ 黄葉が始まっていました
  誰もが 森の姿を そのまま愛し
  森の小さないきものにも 想いを至す
  そんなフツーのことが 無理なことなのでしょうか

       by  R.65

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相生山に 川 出現❢

 
森のなかに 川の流れ
川3IMG_9084 (640x480) (1)
 大きなコナラの林 カブトムシや蝶も多く 野鳥観察の適地
 少し広い谷の道が すっかり 川になってました
 陸貝調査 予行 同場所昨5月陸貝調査時の写真

ヒメボタルの絶好ポイント 相生口の竹林の真ん中を かなりの水量
川2IMG_9084 (640x480) (2) 川1IMG_9081 (2) (640x480)

台風18号が 相生山をかすめるコースで 名古屋を縦断通過
激しい雨が上がったので 森のようすを 見に出かけました
空1IMG_9099 (640x480) (1)
樹間からは まだ曇り空 少しヒヨドリの啼き声

いつも通る散策路         いつもは水のない溝
川4IMG_9090 (480x640) (2) 川5IMG_9090 (480x640) (1)
川6IMG_9106 (640x480) (2)
稲田口へ流れる ギャップから溢れ出た水 ちょうど昨日の記事の最初の写真の場所です

「相生山に水場があれば 植物相も変わるし 野鳥の種類も増えるのになあ」
自然観察のベテランから ときどき聞こえる声ですが
でも たまにしかない大雨・流れの出現 という条件でも 土壌は潤い
いま住んでいる 生きものたちのいのちが 育っているのです

光がさして 空2IMG_9099 (640x480) (2) 
ガマズミの実が 輝き始めていました

 空3IMG_9106 (640x480) (1)
台風一過の 青空から  秋が すべるように 降りてきます
水の循環といっしょになって ぐるり 季節が換ります  

          by   Oak.


           

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台風が過ぎたら・・・

 
 台風接近の夜半 この記事を書いてます
 次の日曜日は 「相生山の四季を歩く会」
 8月は夏休み そして「涼しくなったら お出かけ」の
 みなさんとは お久し振りの再会(!)

 毎年9月は やっと秋の気配 感じながら
’14.9.14稲田口
 春から夏に観た花の 果実を見つけるのが楽しみ
 それから コナラの木の下 ハイイロチョッキリ
  
 秋の七草 相生山では
 ハギ(萩) オバナ(尾花) クズ(葛) しか見られませんが
 この時期 花を見つけるのは 嬉しいこと
 ハギ

 あれこれ 思い巡らしながら 
 これまでの 秋のdataも 引っ張り出して
 さっきまで 配布資料を作っていました
周回道路
 朝になって 雨風止んだら 森へ出かけます
 相生山でも 影響小さく ありますように

            by   Oak. 

    雨がつづいて 出られなかったので  昨年9月の画像を 貼りました
    日曜までに もう一度 最新情報を更新予定です

     

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白露 


明日は 白露
朝 草の葉に 露結ぶ候

相生山を代表する 樹木 最近のようす

コナラ コナラ

シャシャンボ シャシャンボ

コバノガマズミ コバノガマズミ

少しずつ 膨らんで 色づいて

相生山の四季を歩く会 9月のテーマは
~ 今年の実りは? 森に探す秋 ~

秋 色は白
いつの間にか もう 仲秋

      by  アイ

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集団的自衛権行使のための違憲立法に   反対する9.5愛知大集会&パレード

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地下鉄から降りた人たちの流れの中を 歩いていきました
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科学館や美術館しか 行ったことのない 白川公園
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広場に いっぱいの人・・・・・・・・・
いろんな プラカードや幕や旗やパッチワークも・・・・・ 
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『安全保障関連法案の即時廃案を求める集会宣言』
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これまでに わたしが経験したことのない たくさんの人 さまざまな人と
集会をして 名古屋の都心をパレードしました
近くにいた 慣れた感じの人たちが 「8000人は集まってるよな」
でも もっとたくさんの 力を感じました
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国会議員の人も 何人も先頭を歩いていて
「弁護士」って タスキをかけた人が 全体を誘導したり 
宣伝カーから 呼びかけたりしていて
一般市民としては とても 心強いものでした
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憲法9条 条文が印刷された ウチワ
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  栄で 歩道やデパートの前から 今日は眺めていただけの人たちも
  気づいて こっちに 合流してほしいです 
  きっと きっと そうなると思います
  
  net で見つけた 今後の街頭行動の予定 
  みなさん 出かけてみませんか?

                  by  ai

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sence of wonder 

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相生山の仲間が 名城大学で
日野先生の環境教育の講座を受講しました
昨年11月の「ヒメボタル・陸貝・林床環境実習」参加・協力したメンバーが
大学での環境教育の概要と 相生山での調査結果を 教えて頂きました
     IMG_9039 (2) (480x640)
 *数種の陸貝が 相生山初記録
 *ヒメボタルの生長と林床植生の被度の相関関係
 *「知ることは感じることの半分も重要ではない」
  ~レイチェル・カーソンの「センス オブ ワンダー」より
 *直接体験を通して 感性を育成し 問題解決の行動

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きれいなキャンパスで 大学生になった気分の2時間
大好きなレイチェルのこころも聞けて
良い時間を ありがとうございました

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 「相生山で 自然を大切にしたいと願って
 活動している人がたくさんいることを 知れて良かった」
 という 学生さんたちの感想は嬉しかったです

 秋の2回目の出合いも 楽しみになりました

       by  R.65

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不自然な踏み跡

相生山の森を歩いていると 散策路から樹林地へ
いくつもの踏み跡が 延びているのをよく見ます
踏み跡①IMG_8925 (640x480)

そのなかには 踏み跡③IMG_8903 (640x480) (2)
通常の散策路と 見まごうばかりの「道」も

「いつの間にか どんどん増えていってるんですよね。
 散策路として整備されたところ以外は 何かあっても
 例えば 枯れ枝が落ちてきてケガをするとかあっても
 私どもとしては 責任持てないんですよ。 ですから
 散策路以外のところは 歩かないで欲しいんですが
 利用者のみなさんを 止めるわけにもいかないので。」

相生山緑地を管轄する 天白土木事務所の方の話
いかにも お役人っぽい 語りですが
本当は そんなことよりも
踏み跡④IMG_8914 (2) (640x480)
森の中に いくつもの道ができて
風が通るようになって 乾燥化が進んだり
踏み跡が広がって 土が固められて
土壌生物や 埋土種子 林床の幼木が 損なわれて
森の生態系が 無理解な人の行為で 破壊されていくことが心配です

踏み跡③IMG_8903 (640x480) (1)
勝手に 自分たちが歩くための 道をつくって
どこからか持ち込んだ石で ケルンの道標
森の生き物たちにとっては 「ならず者」の仕業

相生山緑地に入る人は いろいろ
健康散歩 スポーツウオーキング 鳥や虫や花の自然観察
農作業 スケッチや写真撮影 (認めたくないけど)ペットの散歩
でも 森の先住者や 目には見えない森のいのちの元に
もっともっと 気を配らないと 
私たちの自然は あっという間に 壊れます

    by   Oak.


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プロフィール

森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
人と自然の関わりについて ときに思いを述べます ご意見コメントいただければ嬉しいです
 
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