相生山(オアシスの森)の植生の流れを 今一度まとめてみると
戦後しばらくの間・・・・・
森を利用していた時期 1 はげ山に近い状態の【マツ―ツツジ】【ヒサカキ】などの群落
林とも言えないぐらいの まばらな【コナラ・アベマキ】【クロマツ】など
そして 【桑畑 → 野菜畑】 としてあらわされるような土地利用
石油の普及以後・・・・・・
森の利用が激減 2 松の利用(ゴウカキなど)がなくなり マツが成長 →
マツ林ができる
3 マツクイ虫と土壌の変化による
マツの後退と
コナラ林の拡大
4 カシノナガキクイムシによる
コナラの減少と
多種な樹木の生長
5
シイの出現が見られるようになった
(スダジイか ツブラジイとその中間的なものか は未だわからない)
なお 看板にある「ゴオかき」という言葉ですが 「ゴウ」・・・・・・松の落ち葉
「ごうかき」・・・・①熊手 ②ゴウを集めること
「ごうかき」をする・・・松の落ち葉を集める というような意味で
「ごうかきをする」目的は 燃料を集めることです。 マツに適した土壌を作ること ではありません。 自然や人の行為の事実や 言葉の意味を間違えたのか
それとも「アカマツ林再生」という目的のために
故意に捏造したのかは 分かりませんが
ここでも 言葉が 事実とは異なって使われています。これまで 戦後の森の様子を書きました。
ところで それ以前は どうだったのでしょう。森が利用されていて マツ林が成立した時代は なかったのでしょうか。
by てんてこマイマイ
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