山根のおばあちゃんからの お手紙
相生山大好き
私の健康を取りもどしてくれた
大切な山に思います
どうか こわさないで下さいませ
のこして下さいませ
15才で名古屋に出て コンクリートの中
ただひたすらに 働いて来て・・・・・体調くずし
ボロボロに・・・・・
ここ天白に移って 20年 只今77才
お医者様から もうなおらんとまで
言われ 落ち込んでいる時
毎日のように ハウような形で 山に入り
歩きました 休み休み
ベンチがあって 助かりました
自然の山は 私にとって
神様のように 思ってます
相生山を歩く会に 仲間に入れて頂き
植物の名前など教えて頂き 楽しみ乍ら
学べる喜びに 感謝の毎日です
自然は のこして下さいませ
さちこ
この夏の初めにもらった
たからもの だよ
by ai

秋風
アラカシの若い実
しなでる 片足羽川(かたあしはがわ)の
さ丹(に)塗りの 大橋の上(へ)ゆ
紅(くれない)の 赤裳裾(あかもすそ)引き
山藍(やまあい)もち 摺(す)れる衣(きぬ)着て
ただ独り い渡らす子は
若草の 夫(つま)かあるらむ
橿(かし)の実の 独りか寝(ぬ)らむ
問(と)はまくの 欲しき我妹(わぎも)が 家の知らなく
高橋虫麻呂 【万葉集9-1742】
歌意:(大阪府柏原市を流れる)片足羽川の赤く塗った大橋の上を、
紅の裳裾を長く引いて、山藍で摺り染めた衣を着て、
たった一人、渡って行く若い女性は、
若々しい夫があるのだろうか。
樫の実のように独り寝なのだろうか。
問いかけてみたい愛しい子だけれど、住む家を知らないことよ。

ブナ科/コナラ属/アラカシ 果実は堅果(ドングリ)
植生遷移の最終段階、照葉樹林帯に成立する《シイ・カシ林》の主役
相生山でも比較的土壌の豊かな区域に生育していて、
シイ(椎)は未だ幼木だが、
アラカシ(粗樫)は亜高木(5m以上)に育っている。
引用の万葉集歌は畿内で歌われており、
この樫は西日本に多いアラカシと思われる。
愛おしく思う若い女性の独り寝を、
コロリとしたアラカシの実に例えて秀逸!
by Oak.

ひさぶり
相生山の萩
相生山の四季を歩く会 9月
相生山の四季を歩く会8月は台風のため 中止でした

2009年12月から始まって 初めての中止だそうです。
日本全国 大雨洪水の被害が聞かれます。
被害にあわれた方に お見舞い申し上げます。
でも このところの天変地異
やはり 地球規模の異常気象
人間の 地球にやさしくない 勝手な競争のせいです
きっと

来月は 秋本番! っていってもまだ暑い

テーマは 「万葉びとも愛した萩を 愛でよう」
万葉集で一番多く登場する花って 萩って知ってた?
萩の花をじっくり観ながら 1500年前にタイムスリップ・・・・・。
そのころの 相生山緑地 どんなだったと思う

9月14日は 晴れますように。
by アイ

台風の朝
8月の花
相生山の四季を歩く会 8月10日
相生山緑地公園!
シンポジウム相生山報告 その4
こどもたちと一緒に 未来に向かって
シンポジウムのもう一つのメイン「ヒメボタルの里構想」
画像は写真家・小原玲さん提供

「生物多様性、人が自然を使いすぎた時代・やせた尾根、古よう、あゆちがた、縄文・旧石器、開発、のなみ過去森がある、緑地住民への配りょ」~小6・男子・メモより~
「子どもが自然を大切に思う、考える機会のイベントを多く開催すると良いのか?親としては、子どもに自然の大切さを教えることをしていきたい。」(緑区・小学生、幼児の父)

「家族と参加しましたが、実際に森の中を歩いていろいろな発見をし、話を聞いて、より相生山という自然の存在が身近になりました。」(天白・小学生の母)
「高岡さんの相生山緑地のゾーニングの話も、とても興味深いもので、相生山を残していきたい想いを強く感じました。」(港区・50代男性)
体育館、竹の名人・森さん(オアシスの森くらぶ)と竹とんぼや竹細工で遊ぶこどもたち


感想文や『わたしが見つけた宝もの』シールを書いてくれてる、お母さん・お父さん

「道路を作って便利になるのも大切かもしれませんが、相生山のような自然を保護することも、人間の生活において必要なことではないか、と感じました。」(緑区・小、中学生の父)
「親子共に良い時間となりました。今の子どもにも身近に自然を感じられる生活環境である事を願います。」(緑区・小学生の母)





「第2部もとても楽しくて勉強になりました。次の機会も参加したいと思います!!!」(天白区・小学生の母)
来てくれた みんなが アイのたからもの だよ

by アイ

シンポジウム相生山報告 その3


会場は相生小学校 トワイライト教室 満席


第1部の体験発表は『ヒメボタルかるたであ・そ・ぼ!』参加の中学生からスタート。

次は、『自然観察会』から帰ってきたお母さん。
「相生山という自宅からとても近い場所に貴重な自然が残っていることに感動しました。」「子どもはバッタさわるのも嫌いなんですが、ふつうにさわっていたのがびっくりしました。」(緑区・小学生の母)





川瀬先生のとっても楽しい講演が始まりました。 森の仲間=カタツムリのお話。

きれいな画像に引き込まれていきます

「さいしょは分からなかったけど、だんだんわかった。」(小1・女子)

「相生山のスゴサや陸貝についてよくわかった。」(中2・女子)
「カタツムリも奥が深い。」(緑区・父)

「5月の調査で、外来と自然との貝が調査箇所によって差が出ることは発見であった。」(東区・父)
「カタツムリの年齢や、相生山に15種類もいるとか、今まで知らずにいた事が分かり、嬉しかったです。孫にも教えてやれます。ありがとう、川瀬先生」(天白区・60代女性)
続きは あした

by アイ

シンポジウム相生山報告 その2
「竹やぶが大きかった。5本ぐらい切った。たのしかった。」(小5・男子)
「竹やぶのばっさい整備体験で、ぼくは改めて相生山という残された自然の大切さを感じました。光がいきとどくようにすることが大事と知りました。」(中2・男子)

「里山を守る活動は、大変な作業であると同時に、大切な活動であると感じた。」(天白区・母)
「竹やぶ整備の一部を手伝いましたが、自然を護るため献身的奉仕をされている方々には頭が下がります。」(緑区・70代・男性)

「自然環境を開発して恩恵を受けた分は、還元していきたい。これは机上だけではむずかしいことですよね。」(南区・母)
「竹やぶに光が入り、景色の変化に驚きました。 また参加させて下さい。」(緑区・母)


「たいへん頑張っていただいて、助かりました」(緑地の会/伊藤さん)って感謝されたよ


by アイ

シンポジウム相生山報告 その1
7月20日の「シンポジウム相生山」の報告していきます。
まずは、大人気のオリさんこと折戸先生(少し前まで学校の先生?!)の
「こどものための 大人とこどもの自然観察会」
・・・・こどもが自然のなかで思いっきり❢
の思いが込められたタイトルだとか。

出発前のお話。相生口にて。
たくさん写ってますが、全員の半分です。 50人は超える大観察会の始まりです。

竹林の中。 5月下旬から6月初め、ここでヒメボタルに会えて感激してたこどもたち。
今日も来てます。

5月24日の陸貝調査の第1ポイント。
ヒメカサキビやオカチョウジガイが見つかって歓声の上がったところ。
ミズヒキのかわいい花やキノコや昆虫たち。
貝の調査からは、「この辺りから自然度の高い森の中心」と分析されました。

道路工事で木が切られて空が見えます。
「森の3階建て」の話。 相生山の現在の問題。
こどもたちに何を残すのか、大人たちの考えどころ!!

ほとんどのこどもたちが大興奮の「シンボルコナラ」の下の原っぱ。
オンブバッタたちが ピョンピョン ・・・・人間のこどもたちも ぴょんぴょん
「花や生き物がいっぱいいて、とてもたのしかった。」(小5・男子)
「・・・しょくぶつのにおいをかぎながらいくのも楽しかったです。
だんだん、わたしはしぜんはおもしろいなぁと思ってきました。」(小3・女子)
「近くに住んでいるのに知らない事がいっぱいありました!」(天白区・父)
「バッタを追いかけたり、葉っぱや実を口にしたり、
こどもたちの姿を見るのが楽しかった」(緑区・女性)《同感想多数》
これだけでも シンポジウム 大成功


by アイ

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