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小雪前日

シンボルコナラに挟まった きょうの夕陽 16:28
夕陽IMG_0312 (640x427)
明日は小雪 
山地では そろそろ雪が降り始めるころ 
相生山では まだまだですが 冷えが上ってくるのが分かります
シンボルコナラ夕陽IMG_0316 (640x427)
西日を いっぱいに浴びて 師走の紅葉さきどり
相生山緑地の いのちの代表 おおきなコナラ(小楢)
夕景IMG_0319 (640x427)
「相生山の道路工事を再開せよ」 との請願が委員会採択されたという
なぜに 相生山の道路が必要なのか 名古屋市の未来にとって
その説明を市会議員たちに求めたい 相生山を政争に使うな

冬を控えるけれど 太陽は 今日も真っ赤

   by  Oak.

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立 冬

小春日和の立冬
あわただしさを感じる季暦ですが
相生山を歩いている時は のんびりと
立冬①IMG_0036 (640x427)
染まり始めたコナラ(小楢)の葉  赤を帯びてきたカナメモチ(要黐)の果実
青い空と青い都会 立冬②IMG_0044 (427x640)
逆光のヤマザクラ(山桜)は くすんだ赤茶に広がっていました

立冬道路②IMG_0049 (640x427)
コナラの谷に向かって突き進んで 止まった「道路」
このまま工事完遂されていたら 『環境』なんて語れない名古屋市になっていた
COP10やESDの国際会議の会場都市だったのに
立冬道路①IMG_0048 (640x427)
明日も明後日も この「道路」跡地を歩いて
意見交換会=現地見学が行われます

前を向いて
名古屋市民は 私たちは
どう自然とつき合えばいいのか
本質の 根本からの 理にかなった
話し合いのきっかけが 実現することを願います

   by  アイ

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見せかけの「里山」

相生山緑地の通称シンボルコナラ前 
最近また少し 様子が変わりました
これまでの経緯と私たちの意見は こちらこちら  
シンボルコナラ畑地IMG_0331 (640x427)
新しい柵で囲まれ その中が手入れされ 立派な掲示板が出来て  
「相生山緑地オアシスの森の里山景観」という文書が張り出されました
新看板IMG_0330 (640x427)
SATOYAMA=「里山」という言葉が COP10で世界に発信され 
以降 あちらこちらで もてはやされて久しいのですが
この場所では一体 何を達成したいというのでしょう

「里山」とは 農を営む人々が その生活・生産のために
住居や耕作地の近くの山林から 燃料や肥料を収奪した結果
植生遷移が人為的に止められ 雑木林として固定化されたものでした こちら
農を営む人びとが住む「里」と 密接不可分の山林であった「里山」
そして 川や用水池や田んぼや草原などを総じてたものが「里山景観」 
畑IMG_0010 (640x427)
たびたび紹介する 相生山と地続きの菅田(すげた)集落の先達たちが
樹林を開き 土を運び 畑地に換えた 相生山緑地内の農耕地
その経過の中で 雑木林も生まれました

そして 戦後の燃料革命 産業構造の変遷 社会の変化によって 
現在の 相生山緑地の樹林地が成立してきたのです
双子池畑IMG_0171 (2) (640x427)
農業は 自然の遷移を止めてまでの 生きるための営みでした 
かつては言うに及ばず現在でも 2~3ヵ月に一度程度の手入れで
自然相手の農耕が 成立するはずはありません

「里山」を生み出した先人たちの営みへの 見識も敬意も持たず
自然への畏敬の念も無く 
世界中が問いかけた 「SATOYAMA」の課題とも無縁に
見た目だけ 少数者の好み を追い求める活動には 反対です
シンボルコナラ前IMG_0190 (2) (640x427)
こうしたことも含めて 私たちは 世界の「AIOIYAMA」プロジェクトに
自然を大事にするにはどうすればいいのかを 問いかけ続けているのです

相生山緑地全体をどうしていけばいいのか 
その意見交換が ようやく始まったばかりというのに 
ある区画では 既定方針のごとくに進められる事態に 納得できません


   by  Oak

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だから言ったじゃないですか!

相生山緑地のシンボル・コナラ前「畑」
畑②IMG_0233 (640x427)
「相生山で一番目立つ場所が、草ボーボーでみっともない」
「昔の里山の景観を取り戻すため畑にします」 と
名古屋市の担当者から連絡があって「畑になった」のは2ヵ月前  

「市の土地を一部の人だけが、特定の考えで使用するのはおかしい」
「相生山全体をどうするのか意見交換中、まだ決まってないですよ」
「せっかくの更地だから、そのままにして観察すれば良いのに」の声押し切って
生え始めた幼木を引っこ抜き「開墾」したんですよね

少しお付き合いください このblogでの経過記事 
その①  その②  その③  その④  そして 
今は 前よりすごい草むらに埋まって なんとか 
ダイズ(大豆)の花が咲いているようにも見えましたが
畑①IMG_0196 (427x640) 畑③IMG_0241 (640x427)
「自然農」目指してるんですか? 約束した「掲示」は無いまま
でも「里山の景観」とは言い難いです

お伝えしましたよね
「かつての『里山』は人が生きていくため、農用林として使われた結果」
「現代の一部の人が『好みで』景観を求めても、うまくいかないと思います」
営みではなく 理念もない趣味は 何を為したのでしょうか? 
人は 自然に 中途半端に手を入れるべきではないのです

雑木林の相生山 中心木のコナラ(小楢)に寿命が来ています
枯損木IMG_0267 (427x640) 昨年の台風で倒れたコナラ
最近でも こちら
そして “コナラの下にコナラは育たない” 日照を必要とする陽樹です

この記事の 元生産緑地の民有地が 市に買い取られた区域は 
シンボルコナラのドングリが落ちて たっぷり供給される土地 
2~3歳の幼木も育っていました
畑遠景IMG_0202 (640x427)
一見「荒れた」「みっともない」植生は 将来の森の今現在の姿
市の職員は言いました
「私たちには数十年以上も先を考えて管理するということは考えられない」
2年か3年で異動し担当が変わる行政職員ですものね
でも 市民にとっては「先を見越した長ぁ~い自然とのつき合い」が必要なの

世界の「AIOIYAMA」プロジェクトにも 名古屋市の「森づくり」にも
この経験 教訓が生かされますように

   by  Oak.

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選択肢 その二

 相生山緑地の未来についての第一の選択肢は、道路建設か公園にするか、でした。この問題は、どこにでもいる、ほんの一部の「わからず屋」が的外れな議論を吹っ掛け続けているようですが、名古屋市が「市民のみなさんへのていねいな対応」をすると言っているので、時間をかけた説得に期待することにいたしましょう。
ツツジの園IMG_3704 (640x427)
 さて上は、先日の「相生山の四季を歩く会」で歩いた散策路=園路の景色です。芽吹きの樹林地、高木コナラ(小楢)のうす緑の新緑と躑躅(コバノミツバツツジ、ヤマツツジ、モチツツジなど)のピンクが美しい季節です。
ツツジの庭①IMG_3618 (640x427) ツツジの庭②IMG_3621 (640x427)
 でも、見わたすとツツジ以外の樹木の切り株、伐られた枝が生々しく、幹や枝葉が脇にたくさん積まれているのにも気づかされます。「相生山はツツジと松の山だった。春は赤く染まってきれいだった」ので「復活させる」という活動が続いているのです。 【参照こちら
 自然の樹林ではなく、人が「自然」を愛でるための、『自然風の庭』づくりが行われています。
 伐採地IMG_3620 (640x427) 広がる伐採地
 毎年、アマチュアカメラマンが密かにヒメボタルを撮影していた場所。名古屋市の緑政土木局が「環境調査の一環」として「ホタルの飛翔数カウント地点」としていた区域も、「更地」になりました。尾根からの南向き傾斜地ですから、乾燥によって植生の復活には時間が掛かると思われます。仮にもし復活すれば都度、「庭師」たちがまた伐採・剪定をするのでしょうか。

 みなさんはどちらを選ばれますか?
 春から初夏の一時期の人間(全員ではない)が好む景観のために、他の生きものたちの生育・生息を脅かす「公園」づくり。
樹林IMG_3628 (640x427)
 「農用林」として「焚きもの拾いの山」として利用されていたものの、使われなくなって数十年、大都会には珍しい「神社林(=鎮守の森)」が復活しつつあるのを見とどける「公園」。

 名古屋市の「世界のAIOIYAMA」プロジェクトによる公園「素案」に対する意見交換会が、そろそろ第二段階に入ろうとしています。
 庭か樹林か、人の手を入れるのか、(できるだけ)自然に任せるのか。勝手に進めるのでなく、お互いが納得できる意見交換を求めます。決着がつくまでの間は「中断・保留」が筋でしょう。道路工事がそうであったように。
 そして、時間がかかりそうなら、最低限の安全対策(現状では頭上の枯損木、崩れかけた園路など放置か所は多いのです)と生態系維持のためのシステムづくり 【参照こちら】に早急に着手してもらいたいです。
 森が美しいこの時期、相生山の現地を歩いて、確かめてみられることをお勧めします。
 これまでご縁の無かった方も、ひととき考えてみていただきますよう、お願いいたします。

   by  Oak.

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人よ!驕るな

 春。相生山緑地の森の林縁では、フジ(藤)やクズ(葛)などが盛んに蔓(ツル)を伸ばしています。最近はアケビ(木通)こちら も目立っています。画像は昨年夏、フジとクズの花です。
 フジ②IMG_9240 (427x640) クズの花IMG_6330 (800x533)
 人は彼らを衣類の原材料や薬用に用いたりしてきました。現代の人は「花がきれい」とか「森を荒らすジャマ者」とか「懐かしい味」とか、時と場合、経験などにより、さまざまに評価しています。
 森林の生態系を学ぶと、「ソデ(袖)・マント群落」として「森林の内部を乾燥や侵入者から守る役割を果たしている」位置づけに出会います。自然の一部を自然全体から見た役割で判断すると、そういうことも言えるのでしょう。
 けれども、フジやクズやアケビは、当然そんなことを意識して生きているわけではありません。彼らは長い生育史のなかで、環境に合わせて生き延びる「戦略」を獲得し、そうしたものだけが現在も生き残っているに過ぎないのだと思います。 
 さらに、人の生活圏では、珍重されたり排除されたりの圧力も加わったうえで、現在の植生が成立しているともいえるでしょう。
雑木林15_11IMG_9953 (640x480) 相生山の雑木林
 話を相生山をとりまいている情況に移しましょう。
 相生山の樹林も例外ではありません。主な産業が農業であった時代が長く、農用林として人から利用されてきました。窯跡があることから、焼き物の燃料供給していたことも推測されます。
 けれども少し前から、人はそうした役割を相生山の樹林に求めなくなりました。このような経緯で成立したのが、現在のコナラ・アベマキ中心の雑木林です。人が圧力を加えることを止め、自然のままに放置した区域は、暖帯性の常緑樹林(=照葉樹林)へと遷移しつつあります。日照が少なくても育つ、シイ(椎)やカシ(樫)が中心の森が成立し始めています。
 相生山に生育するシイ(椎)の幼木 シイIMG_0390 (427x640)
常緑の森IMG_3970 (640x480) 常緑樹林への遷移
 こうしたことは、当たり前の成り行きです。正しいとか良くないとか、大変なことになったとか、人の分際で判断出来ることではありません。成るようにしか成らない、と素直に認めるしかないのです。
 そのことと、人が「ああしたい、こうしたい」「その方が好き」「こうであって欲しい」と願うことを交ぜこぜにして論議することが流行っています。あげくの果てに、力まかせに自然を改変し、「真実」ぶった理屈をつけるのは、愚かさを地で行く行為としか思えません。
伐採地IMG_3148 (640x427) 拡大する伐採地 
 たとえば「生物多様性のために雑木林を維持しなければならないから常緑樹を伐採」とか「昔の姿を取り戻すため手を入れる」「里山の景観を維持することが求められている」など、一部の人の好みを正当化するための言い訳でしかないと聞こえます。
 本当はおのれの好みであることを白状し、別の好みの人びとに理解を求め、折り合いをつけようとするのが、まだ真っ当な進め方ではないかと思ってしまいます。

 「あなた方は相生山をどうしたいの?」と聞かれることがあります。「どうこうしようとする前に、何が大事か考えたい」と答えることにしています。為そうとしている人の行為そのものが、どうしても不可避なことなのか。
 それから「生物多様性を語るなら、人びとの意見の多様性にも考慮して」ですよね。  
 相生山緑地ですすめられてきた、ここ2~3年特に顕著になってきた「森の手入れ(=庭づくり)」活動に、同時に「人と自然の共生」を掲げて「世界のAIOIYAMA公園」を夢想する行政に、相生山に親しんできた多くの市民の思いを代表して警告を記しておきます。「自然を意のままに出来るなどと、驕ってはいけない」と。

 下は、私たちがもう一つのフィールドにしている岐阜県の山林です。ここでは30年以上放置されてきたヒノキの人工林を間伐(一部皆伐)して、自然植生中心の山に戻そうとしています。もちろん、数百年、数千年単位で考えれば、放置人工林も死滅し自然林に入れ替わっていくことでしょう。それでもあえて、植えられて育ったヒノキをなぜ伐るのか。
間伐山林IMG_3006 (640x427) 上大橋フィールドIMG_3316 (640x427)
 それは、人が今、何をする必要があるのか、の問題提起になりはしないかと思うからです。世間の風潮が、責任を転嫁して趣味に走り、それで事足りると、むしろ「良いことをしている」と思いこまされていることへの、小さな小さな反発なのかもしれません。
 さて、どちらの行為が、自然に受け入れられるのか。それともやっぱり、自然は人の思わくなど超えて存在していくのか。実践結果を通して後世に問題提起が伝わるならば、それはそれで楽しいことだと思っています。

    by  Oak.

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プロフィール

森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
人と自然の関わりについて ときに思いを述べます ご意見コメントいただければ嬉しいです
 
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