暖かな雨水
節分話
きょうは節分。ことしの恵方(=北東)に位置するわけではないけれど、相生山に近い笠寺台地上に祀られた「笠寺さん」は善男善女で大にぎわい。
いつもの真夜中「年越し詣り」ではなく、昼間の参拝は何となく華やいで。“明日は立春”の明るさに充ちています。
観音さまのお隣、笠寺伝説の「玉照さん」へ。ここでも「厄除け」を授かろうとする人の列。
節分と言えばヒイラギ(柊)。少し前に見つけて保存しておいた、花つき枝の画像。鬼の眼を衝く鋭い鋸歯は、若木の証明。
ヒイラギは暖地性で、名古屋市辺りでは普通に見られるものの、少し北へ向かって標高が上がった美濃地方では生育していないことを最近知りました。代わりに「ヤドメ」の木が節分には使われています。災いを為す矢を止める聖なる木。
イヌツゲ(犬柘植)です。細かい互生の枝に、小さいながらも固く厚い葉がびっしりと付いて、壁になって矢を防ぎそうです。3mくらいに育ちますが、膝くらいの小低木の時期は、強い小枝が足に引っ掛かり山仕事のジャマになるほど。
人びとは自らのくらしを平安なものにするために、身近な自然を受け容れ、役立て習慣にし、暮らしてきました。
節分、立春。暦の節目も自然の流れを受け止めた感性のたまもの。私たちの内なる流れに共鳴させて、健康で過ごせるように願います。
by Oak.
いつもの真夜中「年越し詣り」ではなく、昼間の参拝は何となく華やいで。“明日は立春”の明るさに充ちています。
観音さまのお隣、笠寺伝説の「玉照さん」へ。ここでも「厄除け」を授かろうとする人の列。
節分と言えばヒイラギ(柊)。少し前に見つけて保存しておいた、花つき枝の画像。鬼の眼を衝く鋭い鋸歯は、若木の証明。
ヒイラギは暖地性で、名古屋市辺りでは普通に見られるものの、少し北へ向かって標高が上がった美濃地方では生育していないことを最近知りました。代わりに「ヤドメ」の木が節分には使われています。災いを為す矢を止める聖なる木。
イヌツゲ(犬柘植)です。細かい互生の枝に、小さいながらも固く厚い葉がびっしりと付いて、壁になって矢を防ぎそうです。3mくらいに育ちますが、膝くらいの小低木の時期は、強い小枝が足に引っ掛かり山仕事のジャマになるほど。
人びとは自らのくらしを平安なものにするために、身近な自然を受け容れ、役立て習慣にし、暮らしてきました。
節分、立春。暦の節目も自然の流れを受け止めた感性のたまもの。私たちの内なる流れに共鳴させて、健康で過ごせるように願います。
by Oak.
豊かな香り
相生山の梅畑。
その日の天候、風の有無によって違いはあるものの、
散策する人が一様に 「梅が咲いてる!」 香りが流れるようになりました。
何人かは近づいて、くんくん。振り向いて、微笑みます。
以前にも取り上げた こちら アオジク(青軸)は 白い花と萼の緑が一段と清々しい。
同じ白梅でも、萼が赤いこの子はシロカガ(白加賀)と聞いたことがあります。
花がピンクに染まる紅梅系のは、ブンゴ(豊後)かな?
「いろんなのが咲き始めた3分咲きの今もいいけど、あと1週間か10日もすれば一面に咲き揃う。そりゃあ見事に!!」
梅畑の辺りでいつも出会うオジサンは、『管理人』のように誇らしげ。
どんな人の心をも満たすように届きます。
ウメの花の香りは、豊かです。
by アイ
その日の天候、風の有無によって違いはあるものの、
散策する人が一様に 「梅が咲いてる!」 香りが流れるようになりました。
何人かは近づいて、くんくん。振り向いて、微笑みます。
以前にも取り上げた こちら アオジク(青軸)は 白い花と萼の緑が一段と清々しい。
同じ白梅でも、萼が赤いこの子はシロカガ(白加賀)と聞いたことがあります。
花がピンクに染まる紅梅系のは、ブンゴ(豊後)かな?
「いろんなのが咲き始めた3分咲きの今もいいけど、あと1週間か10日もすれば一面に咲き揃う。そりゃあ見事に!!」
梅畑の辺りでいつも出会うオジサンは、『管理人』のように誇らしげ。
どんな人の心をも満たすように届きます。
ウメの花の香りは、豊かです。
by アイ
雪、寒いです
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