相生山 森の真ん中 工事中です
お知らせが遅くなりました 12日(水)から工事が始まっています
そんなこととは知らず いつものように相生口から上って行ったら
生産緑地のミカン畑沿いに工事車両3台

トラックの荷台には伐採された大小の枝
向こうにエドヒガン桜の太い力枝が切りかけ状態で ぶら下がっていました
柵の向こうを覗いてみると 樹林入り口への園路にキャタビラの跡
簡易トイレが設置されていることから かなり長期の工事だと推察されます

桜の根っこが大きく傷ついていました 大丈夫かな?
工事の責任者と思われる人が出てきて
「危ないから入って来ないで、う回路を通ってください」って言うので
「相生口から来たけど、そんな表示どこにもなかったよ」
「役所に届けを出して、指示通りにやってます」
「あそこの枝なんで切ったの?この工事に関係ない位置だと思うけど」
「あれは風かなんかで自然に」
「嘘、あれ刃物の切り口じゃん」
「境界があって、こっちは市有地で・・・役所の了解を得て・・・」
もめる気もないし ここで話しても決着はつかないので もう切り上げて
シンボル-コナラ(小楢)までもどって 山根口方向に過ぎたら表示ありました
工事の人たち 自分たちは山根から出入りしているから
そこだけが入口と思ってるのか 予算削減か 表示をさぼってます
相生山に来る人の圧倒的多数は イベントは勿論ふだん近所の散歩の人も
地下鉄やバス停や団地に近い相生口から入ります

シンボルコナラ奥の う回路を通って 裏からコナラの広場へ
この道は歩く人が少ないから 野生生物の隠れ処なんだけどな・・・・

反対側に回ってきました 枕木製の森へのアプローチ撤去されて
「壊れて危ないので、今度は壊れないよう強化プラスチック素材に換えます」
「オアシスの森」として名古屋市が整備始めた時の計画書では
「できる限り自然と調和するよう、構築物なども木製で彩色などしない」でした
壊れることの大事さ・・・・壊れるから気をつける・・・使い方も点検も
一見便利なことは 実は大事なことを置き忘れる ここでも
無くなってしまった木道の最後の姿 日曜日の「相生山の四季を歩く会」記録
トリミングして貼り付けておきます しゃがんでるオジサンの後ろ黒く光ってる
稲田口~菅田口~園路を一周して山根口へ出たら やっと看板が立ってました
「ご迷惑をおかけします」って書いてるけど 形だけだよね

連絡先の天白土木事務所の いつもの方に電話しました
担当係は違ってるのは承知 「市民からの提案、情報共有をお願いします」
①山根口以外からのルート 何の掲示もなく現場まで行けちゃいます
②植生(「大事だ」って言ってる桜さえも痛めてる)への気配り
③工事が必要だとして 相生山にいろんな動機でやって来る人びとの
その思いも受け止める 違った角度からの配慮も必要ではないですか
※木道の素材のことは言いませんでした 言ってももう変わらないですから
今週の水曜日のお話です
4日経ちました
相生山へ出かけられたら どうなってるか確かめて来て下さい
疑問を感じたら天白土木へ 素直に聞いてみるのも良いかと思います
by Oak.


そんなこととは知らず いつものように相生口から上って行ったら
生産緑地のミカン畑沿いに工事車両3台


トラックの荷台には伐採された大小の枝
向こうにエドヒガン桜の太い力枝が切りかけ状態で ぶら下がっていました
柵の向こうを覗いてみると 樹林入り口への園路にキャタビラの跡
簡易トイレが設置されていることから かなり長期の工事だと推察されます


桜の根っこが大きく傷ついていました 大丈夫かな?
工事の責任者と思われる人が出てきて
「危ないから入って来ないで、う回路を通ってください」って言うので
「相生口から来たけど、そんな表示どこにもなかったよ」
「役所に届けを出して、指示通りにやってます」
「あそこの枝なんで切ったの?この工事に関係ない位置だと思うけど」
「あれは風かなんかで自然に」
「嘘、あれ刃物の切り口じゃん」
「境界があって、こっちは市有地で・・・役所の了解を得て・・・」
もめる気もないし ここで話しても決着はつかないので もう切り上げて
シンボル-コナラ(小楢)までもどって 山根口方向に過ぎたら表示ありました
工事の人たち 自分たちは山根から出入りしているから
そこだけが入口と思ってるのか 予算削減か 表示をさぼってます
相生山に来る人の圧倒的多数は イベントは勿論ふだん近所の散歩の人も
地下鉄やバス停や団地に近い相生口から入ります


シンボルコナラ奥の う回路を通って 裏からコナラの広場へ
この道は歩く人が少ないから 野生生物の隠れ処なんだけどな・・・・


反対側に回ってきました 枕木製の森へのアプローチ撤去されて
「壊れて危ないので、今度は壊れないよう強化プラスチック素材に換えます」
「オアシスの森」として名古屋市が整備始めた時の計画書では
「できる限り自然と調和するよう、構築物なども木製で彩色などしない」でした
壊れることの大事さ・・・・壊れるから気をつける・・・使い方も点検も
一見便利なことは 実は大事なことを置き忘れる ここでも
無くなってしまった木道の最後の姿 日曜日の「相生山の四季を歩く会」記録
トリミングして貼り付けておきます しゃがんでるオジサンの後ろ黒く光ってる
稲田口~菅田口~園路を一周して山根口へ出たら やっと看板が立ってました
「ご迷惑をおかけします」って書いてるけど 形だけだよね


連絡先の天白土木事務所の いつもの方に電話しました
担当係は違ってるのは承知 「市民からの提案、情報共有をお願いします」
①山根口以外からのルート 何の掲示もなく現場まで行けちゃいます
②植生(「大事だ」って言ってる桜さえも痛めてる)への気配り
③工事が必要だとして 相生山にいろんな動機でやって来る人びとの
その思いも受け止める 違った角度からの配慮も必要ではないですか
※木道の素材のことは言いませんでした 言ってももう変わらないですから
今週の水曜日のお話です
4日経ちました
相生山へ出かけられたら どうなってるか確かめて来て下さい
疑問を感じたら天白土木へ 素直に聞いてみるのも良いかと思います
by Oak.



相生山緑地 現地現場から
相生山の生産緑地 ビワ畑は実りの季節
「今年はなんでか知らんが出来が悪い」

梅畑では収獲最中
「儂の代で終わりやろうなあ、食っていけんで」

クリの雌花が結実していました

ここは栗泥棒が横行し 農家の方はたまらず名古屋市に要望して
「立ち入り禁止」の看板が立ちました
そんなことが必要になるなんて 恥ずかしいことです
「筍の頃、ミカンの頃、散策やのうて、盗る目的で来る連中がおる」
農家のオジサンたちは知っています 事荒立てはしませんが
自分の欲のために 人のものを平気で盗る人がいるのですから
自然は自分(=人間)が楽しむためにある としか考えられない人が
たくさん存在します 残念ながらその認識が「多数派」なのかもしれません

ヒメボタルの時期 見物や撮影に入った人(ほんの一部でしょうが)のゴミ

「梅林の木が伐られていい写真が撮れない」と苦情
↑ 農家の梅畑です 継続した果樹生産には木の植え替えは必須です
園路外への踏み込み ← ことしも何人かに説明して立ち退いてもらいました
灯の点灯注意 ← 「ホタルの繁殖活動への妨害、暗闇に慣れた散策者に危険」
「分かってます」と消す→少し行って再点灯←再度注意←「危ないから」と反論
足もとが不安で恐かったら 杖を用意するか いっそ来ないで欲しい
たくさんの人が 自然の営みを静かに見守り 感動している時に
無粋な声はあげたくないですが 気づいてくれない人をそのままにすると
どんどん自然を壊してしまう 「自己中」の世の中が増々拡大していく

そして その極端な現れが
人間の欲のために 広い視点や長い時間を忘れた「開発」
森の中に遺る人工のコンクリート塊 未だ残る「道路計画」
相生山の自然と 自然に従う生業の畑作と 都市の市民の意識と
流れる季節の現地現場で 立ち止まって気づいていたい課題です
by Oak



「今年はなんでか知らんが出来が悪い」


梅畑では収獲最中
「儂の代で終わりやろうなあ、食っていけんで」


クリの雌花が結実していました


ここは栗泥棒が横行し 農家の方はたまらず名古屋市に要望して
「立ち入り禁止」の看板が立ちました
そんなことが必要になるなんて 恥ずかしいことです
「筍の頃、ミカンの頃、散策やのうて、盗る目的で来る連中がおる」
農家のオジサンたちは知っています 事荒立てはしませんが
自分の欲のために 人のものを平気で盗る人がいるのですから
自然は自分(=人間)が楽しむためにある としか考えられない人が
たくさん存在します 残念ながらその認識が「多数派」なのかもしれません


ヒメボタルの時期 見物や撮影に入った人(ほんの一部でしょうが)のゴミ


「梅林の木が伐られていい写真が撮れない」と苦情
↑ 農家の梅畑です 継続した果樹生産には木の植え替えは必須です
園路外への踏み込み ← ことしも何人かに説明して立ち退いてもらいました
灯の点灯注意 ← 「ホタルの繁殖活動への妨害、暗闇に慣れた散策者に危険」
「分かってます」と消す→少し行って再点灯←再度注意←「危ないから」と反論
足もとが不安で恐かったら 杖を用意するか いっそ来ないで欲しい
たくさんの人が 自然の営みを静かに見守り 感動している時に
無粋な声はあげたくないですが 気づいてくれない人をそのままにすると
どんどん自然を壊してしまう 「自己中」の世の中が増々拡大していく


そして その極端な現れが
人間の欲のために 広い視点や長い時間を忘れた「開発」
森の中に遺る人工のコンクリート塊 未だ残る「道路計画」
相生山の自然と 自然に従う生業の畑作と 都市の市民の意識と
流れる季節の現地現場で 立ち止まって気づいていたい課題です
by Oak




ズミ観察日記(4)
伐られたヤマザクラに花
相生山緑地の梅畑西に、何十年も前に先人が植えたと思われる、小さな「桜並木」があります。枝垂桜を含む4本のエドヒガン(江戸彼岸)に交ざって、その後の自然生えしたと思われるヤマザクラ(山桜)が1本育っていました。
昨春、桜の幹が何本も伐られました。 こちら 当局に問い合わたところ、「樹勢が弱っていたので」との理由でした。

後方のエドヒガンが葉桜に変わった時期になってから、伐られたヤマザクラの残っていた幹と枝に、ダメージを乗り越えて花が咲きました。何事もなかったかのように咲きました。

相生山緑地の掲示板には従来から、「ヤマザクラ重視」の文書が載せられていました。「ヤマザクラの園をつくる」「伐採によってヤマザクラの花が咲くようになる・・・」とかです。にもかかわらず、伐られたヤマザクラ。もしかしたら、関係者はサクラの品種の同定も、樹勢の強弱も分からない「素人」なのかしら?いずれにせよ、相生山緑地の基本構想とは無縁の行為が場当たり的に続いているようにしか思えません。

昨年の伐採は、たいへん目立ちましたし、相生山への来訪者に大きな反響を呼び起こしました。「相生山の四季を歩く会」の仲間たちからの声 こちら は当局に届いているはずですが、その後の連絡はありません。わたしたちが担当者なら、この時期にこそ、サクラの状態など伐採の影響を調べますが、どうなのでしょう。

人の仕業は所詮、自然の営みを超えることは出来ません。だからこそ、人は自分たちの行為が自然の仕組み、自然のルールに沿ったものか慎重に検討する必要があると思います。無駄になったり虚しくなるものではなく、長期未來にわたって自然と人の共生につながるものであるかどうか。公共事業ならより重く。
ことはヤマザクラの幹、数本にとどまりません。
新年度が始まります。名古屋市市議会の選挙もあります。行政に携わる方々が、姿勢の根本を見つめ直していただけますように。
by Oak.



昨春、桜の幹が何本も伐られました。 こちら 当局に問い合わたところ、「樹勢が弱っていたので」との理由でした。

後方のエドヒガンが葉桜に変わった時期になってから、伐られたヤマザクラの残っていた幹と枝に、ダメージを乗り越えて花が咲きました。何事もなかったかのように咲きました。

相生山緑地の掲示板には従来から、「ヤマザクラ重視」の文書が載せられていました。「ヤマザクラの園をつくる」「伐採によってヤマザクラの花が咲くようになる・・・」とかです。にもかかわらず、伐られたヤマザクラ。もしかしたら、関係者はサクラの品種の同定も、樹勢の強弱も分からない「素人」なのかしら?いずれにせよ、相生山緑地の基本構想とは無縁の行為が場当たり的に続いているようにしか思えません。

昨年の伐採は、たいへん目立ちましたし、相生山への来訪者に大きな反響を呼び起こしました。「相生山の四季を歩く会」の仲間たちからの声 こちら は当局に届いているはずですが、その後の連絡はありません。わたしたちが担当者なら、この時期にこそ、サクラの状態など伐採の影響を調べますが、どうなのでしょう。

人の仕業は所詮、自然の営みを超えることは出来ません。だからこそ、人は自分たちの行為が自然の仕組み、自然のルールに沿ったものか慎重に検討する必要があると思います。無駄になったり虚しくなるものではなく、長期未來にわたって自然と人の共生につながるものであるかどうか。公共事業ならより重く。
ことはヤマザクラの幹、数本にとどまりません。
新年度が始まります。名古屋市市議会の選挙もあります。行政に携わる方々が、姿勢の根本を見つめ直していただけますように。
by Oak.




名古屋市の保存樹
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