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「ふれあいの丘」本当に必要なの?

相生山緑地の生産緑地 樹林に囲まれた広大な畑地
芋堀体験IMG_0278 (2) (640x360)
ふだんは「私有地につき立ち入り禁止」ですが 
この日は「芋掘り体験の日」こちら 畑の真ん中まで行けました
畑の中①IMG_0279 (2) (640x427) 畑の中②IMG_0280 (640x427)
出かけるのが遅く 人出のピークは過ぎていましたが
それでも 小学生づれのファミリーなどで にぎわっていました
サツマイモ畑の奥は竹薮とヒノキ人工林 ちょうど稲田口から上がったあたりか
芋畑IMG_0281 (2) (640x427)
ここは 名古屋市の相生山緑地基本計画「素案」では
「ふれあいの丘として整備する」とされています 参考資料 こちら
生産緑地IMG_0282 (640x427)
菅田集落の農家が開墾し 大都市近郊の農地が広がっています
この南西部の谷をはさんで 斜面や尾根は住宅地になっています
ここを「誰もが自然や人とふれあえるように」再開発する要があるのでしょうか
市長考想「建設済みの道路部分をつないで園路に」の結合点のためなのでは?
このブログでの関連記事 タグはこちら

相生山の「道路と公園」についての市民意見交換会は こちら
「相生山の四季を歩く会」は 11月10日(日)定例会あとから参加 こちら
すこしでも関心のある方は ぜひ一緒に出かけていただきたいと思います

     by  アイ

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相生山緑地「現地見学会」によせて

 名古屋市から提案のあった「第3回意見交換会=現地案内」 こちら について、日曜日の「相生山の四季を歩く会」でみなさんの声を集めました。発言とアンケート記述意見の中から一部を紹介します。
シンボルコナラ下IMG_0195 (640x427)
・見学会の主旨が意味不明。(天白区/A)
・以前と同じような道路見学会なら、わざわざ参加する必要なし。(昭和区/B)
・今回の現地見学会のコースは、意義あるとあまり思えない。(市外/C)
・地元だからと言って、チラシを配ってるような「道路賛成」の人ばかりではない。道路にも新しく出てきた案の公園にも反対の人は多いのに、どうやったら名古屋市に伝わるの?(天白区/D)
シェルター上よりIMG_0054 (427x640) シェルター上から「見学会」集合地望む
・市議会委員会の動画を拝見しましたが、言いたいこと言うてるわ、と思う反面、市議らの言うこともわかる、と思いました。こんなことになってしまったのは、やっぱり市側がちゃんと道路廃止の理由を説明してこなかったからでは。(瑞穂区/E)
・市長さんが説明しに来てくれるなら、いろいろ大変なこともあるけど、参加するよ。(天白区/F)
着工済み「道路」部分 シェルター東出口IMG_0043 (640x427) 
・道路も何も作る必要ない。今のままの相生山で良い。(瑞穂区/I)
・今は積極的に関われないが見守りたい。(緑区/H)
・参加する意味、何の為の現地見学会になるのでしょうか?道路を作ることに戻る説明会では、自然を取り戻すことには近づけないけど。参加して、里山へ戻りつつある所を見つけたいと思います。(昭和区/G)
畑地IMG_0013 (640x427)「ふれあいの丘予定地」
・名古屋市が「道路廃止」と決めた方向にそって、現地の見学や意見交換の機会を設けてくれることを望みます。(緑区/J)
・これからも相生山の将来に関して、会合などあれば積極的に参加し、意見提案していきたい。(天白区/K)

 市の方針が「道路建設」であった時期に開かれた見学会 こちら と「道路計画廃止」が打ち出された今とでは、情況は違っています。説明会でも、意見交換会でも、「ほとんど出来ている道路」という声とは違った、事実を裏付ける数字が示されてきました。
 さらに現地で実際を見れば、“自然をどれだけ壊してしまったか” “道路を完成させ維持するには未だ未だ税金がかかりそう” “この状態で引き返せてよかった”と思うはず。
 案内してくださる市の担当の方が、市の方針に沿って、事実をありのまま、ていねいに説明してくださることを願っています。

    by  Oak

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相生山の「道路」案内会

 名古屋市から「第3 回意見交換会について(案)」という案内が届きました。11月9日(土)を予定したいとのことです。
 これまでの「現地・現場で意見交換を」という提案・意見に沿ったものかと思っていましたが、今回の「案」は市民の思いとはかけ離れています。
 まず【目的】として、[今後の意見交換会をより充実したものとするため、建設済み構造物や現地の高低差などの現状を見学するもの]となっていますが、どうでしょう。
 現地で実施の目的は、≪名古屋市が示した「相生山緑地の基本構想素案」の是非や課題を現地で確認しあうこと≫であるハズです。そうして[相生山の道路計画を廃止するに至った根本要因=自然(生態系)を大事にすることを、どう実現・配慮していくのかを検討]するための意見交換を保障していかなくてはなりません。

 にもかかわらず、今回の現地【(見学)ルート】は、廃止するとされた「市道弥富相生山線」計画路線上を、
下山畑交差点IMG_0055 (2) (427x640) シェルター東IMG_0044 (426x640)
西の下山畑交差点付近から、「環境に配慮した」象徴のシェルター内を通り、
道路遺構IMG_0040 (640x360)
建設着手済み部を歩いて、未完成の「第一橋梁」付近から樹林地に降り、
第一橋梁IMG_0034 (640x360)
同じく未完の「橋脚」横、前々から「道路に替わる園路の候補地」とされてきた微妙な区域を抜けて、
橋脚部IMG_0266 (640x427) 園路部IMG_0260 (640x427)
緑地東側の相生口に至る、というものであるようです。
相生口隣りIMG_0257 (640x427) 相生口IMG_0258 (2) (640x426)
 これでは、2014年末までの「相生山の道路をつくる」としていた時期に実施していた「道路見学会」のルートと全く同じではないですか。

 今まで一度も相生山の中を歩いたことがない、「道路」がどこまで着手されていたのか見たことがない人には、こうした「見学会」があってもいいのかもしれません。そして、実態を見せて「数字で表されているように、ご覧のように、実際は6割程度しか出来ておりません。『8割完成』ではなく、土地購入費も含めての予算執行が8割なのです」と説明することも、大いに意味があるでしょう。
 けれども、10年前の工事中止からのさまざまな調査に加え、住民意向調査、市長判断、検討会議、説明会、意見交換会などを経てきた「第3回意見交換会」としては、お粗末過ぎると思います。

 真剣に市民と対話をしようとするなら、名古屋市自らが「相生山緑地の拠点となる場所」とした「ふれあいの丘」構想地の案内が欠けているのは納得できません。やはり「ふれあいの丘」は、それほど重要ではないのでしょうか。
ふれあいの丘予定地IMG_0012 (640x427)
 「ふれあいの丘」へ通じる「園路」を検討するとし、自然環境調査をすすめているという区域の紹介はどうなのでしょう。
人工林IMG_0029 (640x360)
 さらに「すでに人的改変が為されている地域なので、構築物をつくったとしても新たな自然破壊にはならない」とする、ゴルフ場や農地などを現地で示そうとしないのも、おかしな話です。

 名古屋市は現段階を読み違えているのか、もしくは「現地での意見交換会(=見学会)実施」のステップを踏むポーズだけを求めているかに見えます。または「ここまでつくってしまったものはもったいでしょう。なんとか公園施設として活かすことに同意してください」と結論を押しつけようとする意図ではないのかとも疑います。そんな姿勢だとすれば「建設途中で止めるのは税金のムダ、なんとしても道路開通を」という、硬直した料簡の狭い一部の意見に屈することにもなりかねません。

 当局からは「これは案なので意見をください」とのことでした。ただし、期限は来週早々です。参加申し込みは10月末とされています。「案」は名目――このままで「実施要項」、に見えぬでもありません。
 けれど、11月9日までには1ヵ月あるので、当局と話しあって再検討を促すこと、改善の余地はあるとも考えています。
 ご意見をお待ちしています。この記事が、有志の方がたの思考に素材を提供し、全体の前進の一助となりますように。

    by Oak.
   みなさまからのご意見を受け、一部修正しました。(10/6追記)

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志と利の間に

 相生山緑地の道路と公園構想について、私たちは「道路も大規模公園も要らない」と考えています。けれども「道路建設は進めるべき」という意見もあります。行政は市長の判断に沿って「道路計画は廃止、地元の防災や市民に活用される緑地公園を」としていますが、その正当性を積極的に説明して理解を得るように努めているようには見えません。参照:こちら
相生口IMG_0258 (640x427)
 先日、私たちとは違う意見の方と話す機会がありました。「道路建設を求める」理由は大きく2つのようでした。 
【その1】8割、ここまでつくってきたものをやめるのはもったいない。税金の無駄ムダづかい。【その2】住宅地への通過車両の入り込みによる危険回避。
 私たちからの反論があります。①予算の8割支出のなかには土地買収費も含まれていて、道路完成度は6割程度。これから道路をつくり維持するなら、いっそうの出費がかかる。計画があるからではなく、本当に要るのかを検証してムダはできる限り避けたい。②別の手段はないのか。仮に道路をつくっても「園路」を通しても、人の心が変わらなければ「入り込み」は無くならない。身勝手な行動を道路をつくることで回避するのではなく、地道な取り締まりも重ねながら、啓蒙や教育で人の心に働きかけるのが筋ではないか。
橋脚IMG_0263 (640x427)
 人のくらしと自然とどっちが大事か、という話もありました。どうも誤解があるように思います。私たちは「自然が好きだから」「楽しみたいから」だけで、「自然を大事に」と訴えているわけではありません。
 名古屋市は前の松原市政のとき、「ゴミ処理場をつくることで環境破壊するのではなく、分別でゴミの量を減らす」市民生活の質と形の転換によって貴重な自然(=藤前干潟)を守った実績があります。市民のなかには「メンドウだ」「厄介な事になった」とぼやきながらも、自然のために自制する道を、全体でやり切りました。
   人工林エリアIMG_0118 (427x640)
 地球規模で、自然破壊への対策が課題とされて久しくなります。たった今、国連では「気候サミット」で温暖化を防ぐための具体的行為の論議が進められています。しかしながら残念なことに、わが国の政権の無責任・無策が世界の先進から批判されています。
 相生山の道路なんて関係ない、と思う向きもあるでしょう。現にそういう声も聞いてきました。
クサギの谷IMG_0066 (640x427)
 「自然を大事に」は、自然の中で、自然の恩恵によって生きている「人を大事に」することに他ならない、と私たちは考えます。人を大事にすることは、人以外のいのちも大事にする生き方を、人がすることからしか生まれてこない、と私たちは考えます。人(=自分たち)の利便性だけを追求することは、人(=自分たち自身)の生を失いかねないと思います。
 自然を、たとえば台風や地震や火山噴火などの自然現象を、人が制御できるはずはありません。人は自然に身をゆだね、禍いから逃れるしか術を持ちません。意のままにできるなどと驕った結果は、昨今の「災害」が実証しています。
橋梁IMG_0264 (640x427)
 意見が違うようにみえても、市民の願いはつまるところ一致します。それは、自分や家族や人びとが誰も安全で安心に暮らしていきたい、ということだと思います。そのためには、自然環境をこれ以上壊さない、というのは世界の常識です。いくらかの例外はあるにしても、自己の利益だけを優先する傾向には歯止めがかかりつつあります。もし、そうではないとするなら、人は共に滅びるしかありません。

 私たちは相生山でも、全世界の道理に添った名古屋市の行動を希求します。 参照:こちら
 市民の要求に従うだけが行政の役割ではありません。行政主導で市民に働きかけ、名古屋市の道理をうちたてることを待望しています。その一歩が相生山で実現していくとしたら、こんなにうれしいことはありません。

   by  アイ

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「道路を緑地に」するために (下)

「百年の計」という言葉があります。名古屋市の未来を、市は市民にどう提示するのでしょう。
「相生山緑地の道路建設に係る学術検証委員会」は、まとめの報告書(2010年12月)で「政治、行政、地域住民などの当事者が高度で責任ある判断をされること」と結びました。全文はこちら
橋梁IMG_0080 (640x427)
「理由は、根本的には、ESDもありましたし、どっちかというと産業優先で道路をバカバカ造ってきた名古屋のまちに、自然を大事にしようという精神でいこうと。それが根本です」(名古屋市ホームページ「平成26 年12 月26 日 市長年末記者会見」より)全文はこちら
くり返しになりますが、市長は、名古屋市は、なぜこの「道路廃止の理由」を「名古屋の未来の方向性」を市民に語りかけ理解を得ようとしないのでしょう。

当局は言います。「みなさんの認識・意見はいろいろですので、じっくりと時間をかけて・・・」果たしてそれで進みますか?
市民の合意形成を考えるなら、ここは人心の集中に向けての説得しかないと考えます。「玉虫色に見せかけた」人寄せ「公園開発」でお茶を濁そうとしてはいけません。腹をくくるときです。為政者も役人も。
14-解説②IMG_0112 (640x427) (2) 4-解散地IMG_0242 (640x427) (2) 2-工事現場IMG_0125 (640x427) (2)
道路建設が始まってからでも20年が経ちました。河村市長が「Stop&Think」を呼びかけてから10年。市の検討会議「素案」をめぐっての意見交換会は未だ2巡したばかりですが、市民の意見は既に出そろったかに見えます。
求められているのは、名古屋市の一歩=「道路計画廃止の理由説明」ではないですか。
名古屋市が実施した市民アンケートの結果でも、圧倒的な市民世論は「自然を大事に」「新たな開発を望まない」が圧倒的多数派です。市はどうして自信が持てないのでしょう。本来の手順から逃げて「何かをつくろうとする」のはなぜでしょう。
樹林IMG_0160 (640x427) 散策路IMG_0157 (427x640)
冒頭に紹介した通り、学術検証委員会は「当事者が高度で責任ある判断」を求めました。政治家には、人気取りや利権ではなく、行政には、その場限りや経験主義でなく、市民には「自分さえ良ければ」でない視野の広さが求められていると思います。
そして「責任」とは、この数年とか自分の目の黒いうちとかではなく、子々孫々も関わる「百年」を見通す見識が問われているのではないでしょうか。

世界の「AIOIYAMA」プロジェクト検討会議の真摯な議論を期待します。

   by アイ

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「道路を緑地に」するために (中)

前回からの続きです。8月5日に名古屋市市長に提出した「提案書」こちら も併せて読み進めていただきますように。

相生山をめぐって、市民の間に意見の相違があるとしたら、それは今でも「道路をつくらない」か「道路をつくるか」が一番大きいのです。このブログでも紹介しましたが(こちら)地元をはじめ相生山に関心を払っている多くの人びとの意見の根本は「建設」か「廃止」かです。
ですから、名古屋市の責任は「つくるとしていた道路をつくらないと変えた理由を、市民にはっきりと示して理解を得ること」に他ならないと思います。市民合意の出発点はここからのハズです。
橋梁IMG_0148 (640x427)
ところが2014年の市長表明では「自然を大事にするため道路計画は廃止する」としたにもかかわらず、「つくりかけの道路は・・・・として活用する」とか、「緊急車両が通れる園路」によって緑地を横断するなどを付け加えました。方針変更の理由を説明することを避けて、別の「納得してもらえそうな提案」で収めようとしたのです。それが「世界からAIOIYAMAと言われるような公園」であり「(道路用地を通す)園路」でした。
この表明に忠実に、相生山緑地の整備案(=素案)が提示され、担当職員はその案に沿って「市民の合意形成」を図ろうとしているように見えます。「道路予定地を通す園路とは名を変えた道路ではないの?」という声には、あらたに「緑地の中心=ふれあいの丘」を設定して、東西の「園路」をそこで結ぼうという構想が生まれました。

自信を持って市民を説得するのではなく、その場を取り繕うだけであったり、必要以上に低姿勢に出たり、逆に高圧的であったり。行政への不信が深まります。
根本からボタンの掛け違いをしている、と言うよりは<ボタン穴のない所にボタンを通そうとしている>のですから、市民が納得できるわけがありません。納得できないのは「道路を通せ」派も「道路は要らない」派も一緒です。奇妙なことに、「名古屋市がきちんと説明できていない」という点では市民の合意が成立してしまっています。
遺構IMG_0073 (640x427)
相生山に限ったことではありません。行政が一度決まったことの間違いに気づいているはずなのに直そうとしないのは。「ごめんなさい」「改めます」と言えないのは。
愛知県東三河の設楽ダムでもそうです。長崎県の石木ダムでもそうだと思います。沖縄の辺野古もそうではありませんか。
一体いつからそうなったのか、この世の中は昔からそうだったのか。今や、この国では、誤ったことを正そうとせず、嘘を嘘で塗り固めるかの如くの例に事欠きません。

私たちは、せめて私たちの身近な相生山では、行政の姿勢を一緒になって正したいと願います。そんな町で暮らしていきたいと思います。

    by Oak.

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森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
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