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何が一番必要か!

今朝の毎日新聞 19面愛知版
名古屋市の来年度予算と絡めて、相生山の記事が掲載されました。(スマホからの画像なので読みづらいかもしれません。スクロール拡大してご覧ください)
毎日2_1110501 (3) (1280x1260)
 経緯と当面の焦点、事実がそのまま書かれているようにも読めます。河村市長が2010年「公共工事の見直しと自然保護を訴え・・・」の文章は、大切な2点をおさえています。

 けれども、もっと大事な2014年の「道路事業廃止」発表のなかみが抜けています。工事中止から最終判断まで、名古屋市当局も市長も、私たち市民も、見・聞き・調べ・考えて導き出された結論です。相反する意見を比較検討し尽くされた結果の結論だったはずです。
 それは「道路があったほうが便利なことは分かっている」それでも「これからは自然を大事にする名古屋市でいこうと」という表現に現われていました。

 地元の住民はもちろん、名古屋市民にとって、『相生山の道路は要るのかどうか』が問われてきました。問われています。
 記事によれば(議会の土木交通委員会での当局発言でも)、「道路の必要性の調査検討を行う」としています。けれども、調査・検討は時間も労力も税金もかけて十分になされてきました。
 今、調査・検討が必要と言うなら、「人びとにとって、その安全・安心な暮らしを保障するためには何がいちばん必要か?それは果たして道路なのか?」、そういった意味で「相生山の道路は要るのか?」という課題です。

 それは、ずいぶん前から、地球的に明らかになりました。自然生態系をこれ以上壊さないこと。
 相生山のつくりかけの道路を、完成すればそれなりに便利になるかもしれない道路を、用地買収・手続き・工事に数十億使った道路を、断念することの意味はここにあります。
 
 願わくは、河村市長自らが、これまで市政に最も協力的だった地元の人びとに「説明」していただきたい。こちら
 メディアはジャーナリストは客観的な事実を報じるにとどまらず、人びとの将来にとって何が一番大事かを、真摯に研究し、大胆に提起すべきです。
 市長と市議会の対立に関心を示すよりも、その被害をもろにかぶっている市民のことに思いを馳せるがいい。そのはざまに立って苦労してきている市職員の気持ちを思いやるがいい。

 私たちは相生山の自然に接し、学びました。相生山を愛する、地元の方がた、遠近から足繁く通う人びとからも学びました。学びつづけています。もっとも新しい名古屋市への提案は こちら です。
 問われているのは、人間の総合的な英知です。人は自然の中でしか、生きられない。

    by  アイ

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夕刻の相生山外周で

日中 小さな前線が通ったのでしょうか 少しだけ雨が降りました
相生口IMG_0342 (640x427) (2)
しっとり感の相生口 街路樹のナンキンハゼ(南京櫨)
木ごとの紅葉色模様

もう日が傾くころ 外周を回ってみることにしました 
山根公園①IMG_0343 (640x427) 山根公園②IMG_0344 (640x427)
山根公園 人影はありません 空がベージュ帯びて
紅葉を期待して植えられた木々 晩秋というより初冬の景

山根口 葉の落ちたサクラの向こうに 西日が降りていく
山根口IMG_0345 (640x427) 双子池口IMG_0355 (640x427)
日陰になった双子池口 常緑や未だ緑の樹木に囲まれて
タカノツメ(鷹の爪)の黄葉が いつの間にか始まっていました

濡れた落ち葉道
落ち葉道IMG_0364 (2) (640x427)
匂いと心地よい湿度を楽しんでいたら
もう日が沈みそう 急いで上がったシンボルコナラ前
梅畑夕景IMG_0413 (2) (640x427)
梅畑の向こうに 最後の光彩 あんなに日没点が南寄り
冬至に近くなっていることに気づかされます 

久方交差点近くでは 相生小学校の子どもたちの下校時と出会いました
久方下校時40x360)
ここに道路をつないで のんびり歩く子どもたちに
安全と健康の不安を押しつけるなんて
この近所の住民が「請願」を出して 市会で採択する事態
 
とんでもない大人たちがいるものです 
実際を見たことがないのでしょうか
冬の夕陽が 気づきを呼んでくれますように

   by  アイ

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採択された「請願」の問題点

今朝の朝刊 中日市民版から
中日市民版11_20IMG_20191120_0001
採択された「請願」と 不採択の「請願」を取り上げた記事では
市民世論の7割が「道路建設反対」の主張と 「地元住民の意向」を併記
市役所③IMG_0272 (640x427)
にもかかわらず 委員会の市議多数派は「起立多数」で片方を選びました 
今回の請願書コピー 請願書IMG_20191119_0001 (453x640)
この要旨には疑問点が満載なのですが 事実誤認あるいは曲解の顕著な部分
請願部分IMG_20191119_0001 (3)
(1)人工林の定義、植生遷移について、森林学、生態学の初歩的な知識の欠如。相生山緑地の植栽の歴史についての認識不足。相生山緑地には①菅田口周辺に土地改良事業時のマツとサクラなどの植栽の名残り②稲田集落から久方への旧街道沿いの農耕地にヒノキ人工林=「道路予定地」として市有地に編入③南部の住宅地に植栽されたサクラ並木や庭園木などは存在しますが、「相生山は一度伐採された後に造られた人工林」というの正しくありません。相生山緑地の全域を総じてみれば、農耕などにともなう人為的改変、その後の自然遷移によって、現在は二次林のコナラ・アベマキ林からシイ・カシ林への移行中です。
(2)「ヒメボタルも人為的に持ち込まれた」と公式文書に書くのであれば、「いつ」「誰が」持ち込んだのかを明らかにすべきです。この文書の提出者は、この春以降、相生山近くの町内でチラシ配布をしていますが、そこでは「名城公園の外堀から持ってこられたものでDNAを調べればわかる」と記述しています。全国的なヒメボタル研究者はそのようにとらえてはおりません。
(3)それぞれの緑地に特有の生態系の特徴があり、おしなべて述べられるものではありません。たとえば小幡緑地と比較すれば、相生山緑地は周辺開発によって、その水脈が断たれ乾燥化に対してきわめて脆弱であるという実情をおさえておく必要があります。したがって「道路貫通」によって引き起こされる「エッジ効果」によるダメージは計り知れません。一つの種(例えばコナラとかヒメボタルとか)がある広域の範囲で(例えば名古屋市)の中で生育・生息できていて、(当面は)その地域での絶滅のおそれが無い、ということと、個々の生態系を保全することを混同して論じているようです。
秋すすむ樹林地IMG_0263 (640x427)
秋がすすむ相生山の樹林 ここに しばらく身を置いてから始めてください
どうして このいのちの源を ないがしろにできるのでしょう
自然について 不充分なとらえ方しかできていない請願を 採択したのでしょう

たまたま昨日 菅原文太氏がレポータのNHKのドキュメンタリー番組で
「ひとは自然の一部であり、自然に活かされていることを自覚しないと・・・」
ご先祖様からひきついできた土と水と森といのちと向き合う 生き方の紹介

いったん 市長が「自然を大事に」と廃止を決めた 相生山の道路
名古屋市の市政は 自然を支配しようとし 自然に逆らって
市民の未来を壊そうとしかねない岐路に ふたたび迷い込むのでしょうか

   by  Oak.

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あきれた「請願」 でも採択

名古屋市役所へ久しぶりに出向きました
市役所②IMG_0269 (640x427)
行く先は名古屋市議会「土木交通委員会」
こんな請願が出され 審議されると知ったからです
請願表題IMG_20191119_0001 (2) (640x145)
先日の「道路計画を廃止し緑地公園として整備するための意見交換会」のとき こちら
説明会路上IMG_0164 (640x427)
現地案内コース到着地の相生口に こんな幕を垂らしていた人たち
幕IMG_0069 (640x427)
意見の違いは それぞれあるものですが
請願要旨を読んでビックリ
請願部分IMG_20191119_0001 (2) (640x164)
請願 というからには「紹介議員」が必要要件
どなたかは存じませんが 上の文章を“了”とした先生がいるのです

そして 今日の委員会では
当局のこれまでの経緯と見解
「市は道路を廃止し、公園とする方向で市民に意見を聞いている」
にもかかわらず 賛成多数で採択してしまいました
市役所①IMG_0271 (480x640)
くり返しになりますが 人の願いや意見はさまざまであると思っています
けれども 嘘や勉強不足の論理を基に
市政の方針が影響されては たまったものではありません
「孫子(まごこ)の代まで憂いを残す」もの 
市民の代表として責任を果たすべき市議の姿勢に あきれるばかりです

少しまとめてから この請願の問題点を提起します
相生山について 良くご存じで このblog読者の方は
お気づきの点が多々ありますでしょう ご指摘ください

    by  Oak.

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日曜日の随想

世界の「AIOIYAMA」プロジェクトにそった 名古屋市の現地説明会 
日曜日の午後を歩いた 森の妖精の一人からの随想を紹介します
 シェルタ歩道20191110_135040 (640x360)
 現地での意見交換会が提案されてきたのは、頭の中で「自然」とか「環境」とかを考えるのではなく、実際に体感することから始めたいという意図が強く働いていたと思う。
 また、「素案」の現実性を確認することも必要だったのかもしれない。


 名古屋市の「説明」は、これまでの「道路見学会」のノウハウを使った「過去」のふり返りが大部分を占めていたと感じた。それでも、現物の前で「これを活用したい」と強調せず、「過去」と言い切ったのは前進面と思った。
 森の中IMG_0173 (640x427)
 稲田口付近から「ふれあいの丘」への高低差、コースの急角度は改めて非現実的「園路」を実感した。

 市長の言葉に忠実に
「建設済み部分を活用」「下山畑から久方をつなぐ」「園路が道路ととられないように」を実現しようとすれば、「ふれあいの丘」を設定して既定の「道路予定地」を外す、苦肉の「素案」を登場させるしかなかったのだろう。
 高度差IMG_0179 (640x427)
 けれども、そんなことをすれば、最も基本の「自然を大事に」が欠けてしまう。自然環境調査を実施して「影響の少ない」所を探してみてもムダな努力だ。なぜならこの未着工部分のエリアは相生山緑地のコア部分。どこをどうしても「環境に配慮した道路」以上な「自然を大事にした公園」など出来っこない。調査データを改ざんする以外には。

 そんなことを改めて考えさせられた1日だった。
 それでも、当初の提案の趣旨に沿った「相生山の自然を体感する」ことは多少なりとも実現できたのではないか。
 第2橋台IMG_0187 (640x427)
 天候にも恵まれた秋の樹林のひととき。
 緊張して主催する名古屋市の職員も含めて、参加者の誰もがやわらかで楽しそうな雰囲気に次第になっていったのは、それこそ自然の力、と言ったら言い過ぎだろうか。

 横断幕IMG_0193 (640x427)
 さて、こんな中で唯一「道路完成」の幕を張り、顔をこわばらせていた人びとは、何を思って家路についたのだろう。

なにやらニコリと嬉しげな 書き手の表情が浮かんで来そうです
相生山の未来を みんながワイワイ楽しく語り合えるといいですね

    by  アイ

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地元からのFax

明日から 相生山緑地では名古屋市の意見交換会 こちら が開かれます
相生山のすぐ近くにお住まいの知り合いの方から faxが届きました
一部割愛して 原文ママで紹介します
シェルター上よりIMG_0055 (640x360)
 少し前にわが家にチラシがポスティングされていました。見てたいへん驚きました。「世界のAIOIYAMAプロジェクトの推進が、相生山緑地事業の推進に変わりました。」「少なくとも道路廃止をすることは無くなりました。」と書いてあったからです。相生山道路早期完成協議会という、これまで聞いたことのない団体の文書です。ご覧になったことはありますか?
 そして、「10月1日相生山道路早期完成させるための請願書を議会事務局に提出。」とありました。

道路遺構IMG_0042 (640x427)
 私の一家は、相生山の自然が好きで、いつもふれあえれることが魅力で、引っ越してきました。そんな方は、たくさんおられます。自然を破壊する道路、失った自然は元に戻らないと思い、心配しながら成り行きに注目し、道路廃止と決まったとばかり思っていました。それなのに今ごろまだ「道路完成」を言う人が居るなんて。
 こんなことになるなら、もう少し頑張っておかなければいけなかった、と後悔しました。


 チラシは2枚あって、もう1枚のには「名古屋市緑政土木局が道路建設反対派以外の一般市民の方々の為に現地見学会がおこなわれることとなりました。」と書いてあります。
人工林IMG_0329 (640x427)
 あまりインターネットはやらないのですが、家族に教えてもらいながら、名古屋市のホームページをいろいろ検索して、世界のAIOIYAMAプロジェクトの記事を読んでみたのです。そうしたら、チラシに書いてあることとは全然違いました。
 どうして、あんなウソを書いて、近所に配るのだろう。名古屋市は、こんなことをどうして許しているのだろう。注意しないのだろうか、と思いました。
 請願書を出したと書いてあるけれど、議員さんたちはまともに取り合わないだろうな、でも「道路賛成」の議員さんたちもたくさんいたな、などと気になっています。

橋台IMG_0328 (640x427)
 気づくのが遅れて、こんどの意見交換会というのには間に合いませんでした。
 私の分も、「道路が要らないこと」「自然を大切にする名古屋市であってほしい」「地元に住んでいる者は道路を望んでいる、と勝手に思わないでほしい」ことを伝えてきていただきたいです。よろしくお願いします。  K.I 


現地での意見交換会は いくつかのグループごとに分かれて実施されるようです
これまでにも 多くの方からのコメント・意見が届きました こちら
私たちは 9日午前と10日午後  今回記事の画像は案内されるだろう地点です
しっかりと見て ちゃんと発言したいと思っています

  by  アイ

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名古屋市は何処に向かおうとしているのか

世界の「AIOIYAMA」プロジェクト意見交換会(第2回)開催報告によれば、名古屋市の見解が以下のように記録されています。
7月18日に地元の相生学区で、市民からの意見・質問への当局回答として示されたものです。(報告書より抜粋)

・都市計画道路の廃止は簡単にできるものではない。都市計画道路廃止は都市計画審議会にて審議する必要があり、都市計画審議会に諮るには市民の理解を得る必要があると考えている。

・名古屋市の方針として、平成26 年12 月に市長から「道路は作らない」と発表している。但し、様々なご意見があることから、現時点において都市計画道路の廃止には至っていない。
下山畑②IMG_0043 (640x427) 下山畑交差点
何と「超」客観的な捉え方!
報告書は当日の記録を元に事後にまとめられたものでしょうから、上記は発言そのままではなく、正式な名古屋市の見解と考えて差し支えないでしょう。

河村名古屋市長は2014年12月の表明に至るまで、数々の現地調査に加えて「学術検証委員会」「住民意向調査」などの結果を踏まえたうえで、判断をされたと思います。いくらかの不十分性はあったとしても、法的にも手続き的にも問題はなかったと思われます。

ですから、「意見交換会資料」にも公表されている通り「道路計画は廃止」は名古屋市の方針とされているのでしょう。
問われるのは、「市民の理解を得る」ためにどのような手を打って来たのか、ではないでしょうか。
道路遺構①IMG_0102 (640x427) 道路遺構②IMG_0103 (640x427) 緑地内道路遺構
名古屋市が為すべきこと、やり切っていないことは、「道路廃止の理由説明」を市民に示し理解を求めることです。その前提をクリアした上で、都市計画審議会に向けて進めることです。「様々なご意見があることから、現時点において都市計画道路の廃止には至っていない」などと、「分析」している場合ではありません。
あれから何年、どれほどの労苦が積み重ねられたと受け止めているのでしょう。それは市民も市長はじめ行政担当者も同様、ではなかったでしょうか。

私たちは8月5日に、市長を長とする「検討会議」に提案書を出しました。 こちら 事態を誠実にとらえ、真摯に取り組まれるよう求めます。

 この稿についての参考、名古屋市の公式ホームページは こちら
 blog関連記事は こちら
 ご一読ください。

    by Oak.


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相生山の説明会の資料

受け受けで配布された 説明用の資料
一部分ですが 貼り付けます
スキャン_20181216 (465x640) スキャン_20181216 (2) (465x640)
基本になっている 市長声明2014年末記者会見配布文と経過
スキャン_20181216 (6) (640x465)
核心部分 「園路」について
「未着手部分は、従前の弥冨相生山線の計画位置には着手しないものとする」
スキャン_20181216 (3) (640x465)
・・・では どこでつなぐのか?
もう 工事はしないのか
スキャン_20181216 (4) (640x465)
「今後、この素案をもとに、市民の皆様と意見交換しながら基本計画を作り上げていきます」
説明会 → 意見交換 → 素案 ではなかったの?
説明会提出されたのが すでに「素案」なの?

さらに きちんと名古屋市の説明を聴いてきます

   by Oak.

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プロフィール

森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
人と自然の関わりについて ときに思いを述べます ご意見コメントいただければ嬉しいです
 
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