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自然のヒノキと植えたヒノキ 

「この木とこっちの木との違い分かる?」
山仕事の現場に立ち寄った 近所の木こりの親方が
伐ったばかりの株の横に 向こうの元玉を並べて言いました
比較IMG_0001 (640x427)
「芯のところ見て!」
「こっちは年輪がギシット込んどる。生えてスグの頃は、周りに他の木があって、光が少なくて育たんかったしるし」

実生IMG_0002 (2) (640x480)
「そっちは間隔が広い。以前に生えてた木を伐って、日の当たるところに植えた証拠」
↑上の方が実生の天然木 
↓下は植栽木(=人工林)ということですね
どちらも樹齢60年を優に超えています 80年いってそう
植栽IMG_0003 (640x427)
「6~7年のところで枝打ちしとる。そのまま手入れしてたら『枝打ち材』として良い値が付いたんやが」
「まあ、まともに木の家建てることが無くなった今となっては、どちみちどうにもならん」


二言目には 『もったいないなあ・・・』が口癖の親方
お金にならないということもですが 実生で生えたにしろ 人が植えたにしろ
長い年月を 自然の光と水と風の中で育ってきた いのちの重みへの感想

「コロナで、ますます需要が止まってしまってなあ。仕事せんわけにいかんが、するだけ赤字増える」
山のこと 木材のこと 自然のこと 世の中のこと
熟知した仕事人に仕事がないことも勿体ない と思います

    by  Oak.

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ひと月遅れの八十八夜

ビーちゃん と勝手に名付けた 裏山の奥に住んでるトビ(鳶)晴空に登場 
ビーちゃんIMG_0001 (2) (640x480)
名古屋から 小さなファミリーがやって来ました 今日は「お茶摘み」
八十八夜はとっくに過ぎたのですが パパママのお仕事やコロナのせいで
すっかり遅れてしまったのです でも山のお茶なので柔らかいから まっいいか
出発IMG_0004 (640x427)
おそろしく急な斜面を登ります 「お茶畑」ではありません
人工林を皆伐した「元山林」跡地 真っ暗な林内にチャ(茶)は生きてました
急登IMG_0010 (640x427) 
2年前に ヒノキを伐るときに安全のため周辺低木を刈り払ったのですが
他の広葉樹ともども チャノキの根っ子は残って 日照浴びて今が天下! 
お茶摘み①IMG_0007 (640x427)
こどもってスゴイ!ですね お父さんたちが「これかな?」って 
ソヨゴ(冬青)やヒサカキ(姫榊)に首傾げてる横で
「これおちゃ?」「コレ、オチャ?」って持ってくるのは100%正解!!!
年長者のあやちゃんは「ここがこうギザギザあるのだよね」鋸歯が分かってる!
お茶摘み②IMG_0013 (640x427)
倒しっぱなしの木の幹や 切り株や 枯れ枝 ときに バラ科のトゲ
ガラガラ ズリズリ 登ったり つかまったり 踏ん張ったり
小さいレジ袋1/3くらいは 入ったかな 
朴葉寿司IMG_0015 (640x427)
お昼ご飯は 朴葉寿司と焼き魚
「せっかくのお天気だから外で」日光直撃 七輪の煙 ウグイス(鶯)の声
フキ,サンショウ,サヤエンドウ,ミツバ・・・山や畑の「有り物産直品」
「こどもたち、普段食べ慣れてないだろうけど・・・」
「雰囲気で食べるので大丈夫と思います」 そのとおりでしたモリモリ

お茶つくりの「講習会」 「持って帰って明日中に」「やってみま~す」
自然生えの「ワタシが採った」お茶 「美味しい」って飲んでくれるかな?

   by  R.62

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続・続・訪問者

山奥の住まいへの「訪問者」 その1は獣 その2は虫 次は鳥の話です
シジュウカラ①IMG_0044 (640x427)
コッコツ コッコツ 早朝の目覚ましは ガラス窓を突く音
シジュウカラ外④IMG_0047 (2) (640x480)
シジュウカラ(四十雀)のようです しきりに窓にアタック
電線に止まっている瞬間を屋内から  うかがう様子を屋外から(左下は影)
シジュウカラ②トリミングIMG_0045 (2) シジュウカラ外②IMG_0048 (640x480)
最近までストーブを焚いていました 危険だから接近しなかったのでしょう
向こうの世界が気になるのか 写った自分をけん制しているのか
それとも 餌になる小さな虫がいるのだろうか
 
雄と雌が交互にきます 
ペアでやって来て 窓をたたく雌の横で 雄が囀っていたこともありました
人の動く気配で敏感に飛び去りますが しばらくすると戻ってきます
シジュウカラ外①IMG_0044 (2) シジュウカラ外③IMG_0045 (2) (640x480)
・・・・早朝から昼も夕方も 彼らの日課になっているかのよう 

「訪問者」のタイトルで3部の記事を書きました
でも 本当の訪問者は私たち=ヒトの方

私たちの先祖が 採取をしたリ 農耕したり 木を伐ったりするために
この山野にやって来たのは 彼らのご先祖さまに比べれば つい最近のこと
彼らは ずっとはるか昔から ここに住んできたのですもの

     by Oak.

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続・訪問者

岐阜のフィールド敷地内に植えた リンゴの木に付いてました
オトシブミ①IMG_0060 (640x427)
オトシブミ(落とし文)の揺籃です 相生山の子 こちら のとは少し違う
相生山のは葉身の主脈まで両側から切っていますが
ここのは 片方だけで止まっています 
エゴツルクビオトシブミ こちら とも違うみたい
オトシブミ③IMG_0062 (640x480)
オトシブミは種によって選ぶ樹種が異なるため 調べてみました
アカクビナガオトシブミ(赤首長落とし文) 
別名:リンゴヒメ(林檎姫)オトシブミ  なるほどリンゴの葉を食べるらしい
オトシブミ②IMG_0066 (640x427)
フジと紅玉 並んだ2本とも“オトシブミの木”になってます
葉っぱが全部食べられちゃうと大変!ですが しばらく様子見ます

今年初めて見た「訪問者」 去年までは何処に居たんだろ?

    by  Oak.

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訪問者

岐阜のフィールド 裏山の山林はヒノキ人工林の手前の雑木林
裏山DSC_0029 (2) (640x433)
その境界をひょこんひょこんと歩く動物の姿・・・・・?
猿DSC_0030 (640x480) 猿トリミングDSC_0030 (2) (480x640)
猿!2頭見えました
出材中の丸太の上を「歩道」に使って 奥へ去りました
あとで お隣さんから「ジャガイモ30株とレタス一畝やられた」
ちょっと目には魅力的な野生の訪問者ですが 
畑の耕作者には 招かざる訪問者

    by  Oak.

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芽吹くモンゴリナラ

モンゴリナラ芽吹き②IMG_0179 (427x640) モンゴリナラ芽吹き①IMG_0178 (640x427)
五月青空に モンゴリナラ(蒙古楢) 待望の芽吹き
いちばん高い枝をズームで撮ってみました
コナラ(小楢)とアベマキ(棈)の中間みたいな色合いですね
モンゴリナラ芽吹き③IMG_0180 (2) (640x480)
ここで山仕事間伐を始めたのは2年前から でも 彼らを発見したのは昨秋
ですから ≪初めての芽吹き≫です
しかも 「モンゴリナラは遷移の先駆的植生、日照とやせた土壌が必要条件」
「モンゴリナラだけのことを考えるなら、周りは皆伐して、とにかく日照」
とのアドバイス こちら 受けたものの さすがに自然植生全部とは思いきれず
ともかく 植栽木のヒノキ 日照の妨げになりそうなのは皆伐した秋から冬
モンゴリナラ周辺伐採①IMG_0184 (427x640) モンゴリナラ芽吹きIMG_0183 (427x640)
そして 迎えた春 
「幹にいっぱい陽があたるように!」は なりました
あとは 花をつけて ドングリ結実してくれるかしら 子孫が残るかしら
モンゴリナラ周辺伐採②IMG_0182 (640x427)
人が一生のうちにやれることはサマザマ 勉強や遊びや思い出づくり・・・
そのほとんどは その人が居なくなってしまったら 一緒に消えてしまう
自然に還す行為は 「永遠不滅の循環」だと思うから キツイけど爽快

    by  R.62

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山のサクラの話

カスミザクラ(霞桜)満開になりました 
カスミザクラIMG_0006 (640x427)
岐阜の山里 気温も低い上に 本種の開花は他より1ヵ月遅れ
カスミザクラ満開IMG_0003し (427x640)
樹下には寄れない 人工林と雑木林の境界斜面に立っています
実は近くに もう一本 見事なカスミザクラがありました こちら
寿命で倒れて 去年が最後になってしまったのです こちら
カスミ切り株IMG_0187 (427x640) カスミ丸太IMG_0188 (640x427)
その切り株 萌芽更新を期待しているのですが・・・・・  
丸太 菌打ちホダギには時期が合わず やむなく薪用に使わせていただきます

山のサクラは もう一種
ウワミズザクラ(上溝桜)ウワミズザクラIMG_0176 (427x640)
葉の展開が先行します 高い枝には蕾も付いているはず
優雅な花穂が 薫り高く 5月の空にゆれるのもスグ
ヤマザクラIMG_0174 (640x427)
ヤマザクラ(山桜)も 未だ残っています 陽樹のサクラ
カスミザクラは日照が少なくても育つそうです
全国的に ヤマザクラ<カスミザクラ の傾向にあると聞きました
カスミザクラIMG_0004 (640x427)
名の通り やさしい感じの霞桜 
相生山で植生調査したときに 幼木を多数確認しました
ヤマ→カスミ 相生山でも遷移が進むのかもしれません
うまく住み分けて どちらも残ってと願うのは 人の勝手な欲なのでしょう

カスミザクラが咲く山に 
やって来たばかりのオオルリ(大瑠璃)の声 今日も響きます

    by  Oak.

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山奥への誘(いざな)い

山仕事の根拠地にモモ(桃)の花咲きました。一昨年の秋に植えたもの。昨夏の猛暑日照りに弱りはて、もう枯れてしまったかと半分あきらめていましたが、植物は強いです。元気な花に元気をもらいます。
桃の花IMG_0057 (640x427) タンポポIMG_0058 (640x427)
タンポポ(蒲公英)の一面に輝く。小屋と薪棚から畑へ裏山へと広がる「幸せの黄色い」通路。
タラ芽吹き②IMG_0054 (640x480)
タラ(棫)の芽が出ました。人工林のヒノキを伐採した次の春、一番に目を引いたのがこの子たち。背丈が伸びるにまかせて、花と種子散布の繰り返しを放置したら、ちょっとした群生地になりました。
タラ群生IMG_0062 (640x427) タラの芽IMG_0064 (427x640)
今日の収穫。採りたて天ぷら、栽培物でないタラの芽は山菜の王様!ですね。やっぱり。
天ぷらIMG_0066 (640x427) ワラビIMG_0068 (640x480)
山林に陽が入ると、林縁にはワラビ(蕨)。まだ少しですが、おひたしにはこれで充分。

タンポポと桃とスミレたちが溢れ彩る作業場。「杭材にしたいんやけど、少しもらってもエエかな?」馴染みの大工さん。先週は「薪棚の柱に」と隣部落の友人。ご近所さんの役に立てれば嬉しいこと。
「自粛でストレスたまって。行ってもいい?」知り合いの若者が『何か』求めてやって来るらしい。
仕事場IMG_0060 (640x427)
伐って運び出しても値のつかない「東濃ヒノキ」間伐材。さらに追い打ち、コロナの影響が深刻に出始めたそうです。
「長期化しそうだで。こうなったら田んぼや畑が頼りかも知れん」

資本主義は百姓を農山村から引き離し、労働者に仕立て上げ、消費過剰の世界を創出しました。人びとは「便利で裕福で幸せになって繁栄」としています。でも、新型コロナウイルスの問題ではどうでしょう。いっさいの価値観が問い直されているように思います。闇が暴かれようとしています。
おびえているのは死ぬのが怖いから? いいえ、これまで良いと思ってきたことが覆されるから。
 菫IMG_0139 (640x427)
生きる糧を自然から得たり、水と土と大気に包まれて生産したりできる、山奥の生活へ切り換えすればいいのにさ。なぜしない?
相生山は都会のなかでは自然に恵まれているけれど、本当の山奥には、さらなる真実がありそうで。

     by  Oak.

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プロフィール

森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
人と自然の関わりについて ときに思いを述べます ご意見コメントいただければ嬉しいです
 
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