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樹木を虐めて整備する「公園」を望まない

「森の整備のため」に また切り払われた 相生山の樹林地
奥の方まで陽が射し込んで 様子がすっかり変わっていました 
伐採地19_2 P2263575 (640x480)
以前 関係者に聞いたことがあります その返事
「相生山緑地全体は広いんだから、少々のことは良いじゃないですか」
――そうやって この3年くらいのうちに伐採地が拡大してきました
相生山の全体の印象が 変わるほどに
「伐っても数年すれば、また繁ってくるから心配しなくても」
――ならば わざわざ伐る必要ないのでは?
自分たちの一時的快感のため?「自然のため」と言いながら 
伐採地19_2②P2263576 (640x480)
ヒサカキ(姫榊)やアラカシ(粗樫)などの常緑幼木が 以前は対象でした
最近は コナラ(小楢)・アベマキ(棈)など相生山の代表種や
ハギ(萩)・ガマズミ(莢蒾)・シャシャンボ(小小坊)など 手あたり次第
幼木だけでなく 10年以上も生育してきた樹木も伐採してます
園路脇に盛大に積み上げられた 最近まで生きていた幹・枝・葉
枝葉③P2263582 (640x480) 枝葉①P2263578 (640x480) 枝葉②P2263579 (640x480)
「森には持ち込まない、森から持ち出さないを守ってます」
――植栽木も目立ってきましたけど・・・ こちら
運び出す手間を省くための言い訳にも聞こえます

この活動に関わっている人が 個別にやるのか 別の人が真似るのか 
大規模伐採の後には 触発されるかの如く 緑地の園路のあちこちで
モチノキ(黐の木)やソヨゴ(冬青)の小枝が散らばっていることも多いです

「アカマツ林再生」を掲げるこの区域 こちら 先週には
マツやウスノキ(臼の木)まで 伐ってスッキリできれば何でもいい?!
伐採地19_2③P2263580 (640x480)
「自然と共生」 
世界に「AIOIYAMA」と誇れる「自然を大事にする」公園
その理念 コンセプトに語られている「自然」とは何?

相生山緑地整備の「基本構想」に 自然の側からの問い返しや
相生山近辺の 相生山に親しんできた 多数の市民の意思が尊重されなければ
「学者さん」と「お役人」の 言葉だけの やっつけ仕事になってしまいそうで
すすめられている「意見交換会」の 深い中味を問うていきたいと思います

   by  Oak.

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genre : 地域情報

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ウメとコナラ

白梅とシンボルコナラP2263598 (640x480) 
梅香る 花の向こうは シンボルコナラ
ウメとシンボルコナラP2263597 (640x427)
コナラ(小楢)の枝には鱗芽びっしり ことしも元気そう 
シンボルコナラ枝P2263599 (640x480) シンボルコナラzoomP2263599 (4) (640x480)
今朝の中日新聞/県内版 中日2_27編集スキャン_20190227 (717x789)
少し早いですが 3月の「相生山の四季を歩く会」の案内が紹介されました
~芽吹きの音が聞こえます 花のにおいが流れます ことしの春を迎えよう~ 
並木P2263573 (640x480)
満開の梅畑 背景に 今は冬芽のアベマキ(棈)とエドヒガン(江戸彼岸)
10日経ったら 新芽とサクラの季節が始まっていることでしょう

     by  アイ

      

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農業による犠牲林が「里山」

相生山緑地を 名古屋都心部を背に 西方面から望みました
西から②PC302816 (2) (640x385) 西から①PC302814 (2) (640x387)
樹林地の際まで 住宅地になってしまいましたが
下山畑(しもやまはた)付近には 果樹や野菜の畑が残っています
下山畑P2263586 (640x360)
山麓から 菅田(すげた)集落 遠くに都心の北東部が広がります
菅田集落P2263593 (640x480)
小さく残っている「貴重な」田んぼ 半反(≒50㎡)にも満たない
田んぼ—双子池P2263589 (640x480)
表題は「里山」という概念を現代的に提起した 
森林生態学の四手井(しでい)綱英先生(1911~2009)の著書から
「わが国で広く行われてきた農業では、里山からカリ肥料を採るとともに、近くの町から人糞尿を集めて窒素肥料とすることによって、農地の肥沃度を維持しながら、固定した土地で連作稲作や蔬菜栽培を続けてきた。その結果できた農業による犠牲林が『里山』だったのだ。」 (「グリーン・パワー」2004.8)
農地が広がっていたころの相生山 航空写真はこちら
化学肥料と化石燃料の普及で 山林からの収奪が激減し
利用価値の無くなった山地は 住宅地などに「開発」されました 
その頃の画像 こちら

遺った山林ともいえる 相生山緑地の樹林地の現在
樹林地IMG_2656 (640x427)
人によって抑制されてきた 植生遷移が進んだ段階です
ところが いままた「里山の景観」を復活させるため
名古屋市は市民団体をつかって 「森づくり」に熱心です
森づくり19_2 P2263581 (640x480)
菅田地区の上に位置する尾根 「手入れされた公園」化が急速に進みます

人間からは「利用」「活用」 そして「当たり前」のことが
自然の側から見れば 「収奪」「犠牲」
本来の自然が復活してきた 相生山などの都市近郊の山林と 
どう付き合うのがいいのか もっと真剣に考えないと 
「世界のAIOIYAMA」にはならないと思います

    by  Oak.

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待ちわびて春・・・その後の冬芽たち(2)

昨日の続きです
こちら も読んでいただけると より楽しめるかも・・・・です
コバガマIMG_2940 (640x480)
春めいた空に 芽鱗の赤が滲みます 
コバノガマズミ(小葉莢蒾) この子も季節の変わり目に敏感です
ヤマコウバシIMG_2931 (640x480)
ヤマコウバシ(山香ばし)葉+花の混芽でしょうか
堂々のふくらみ 先端から緑
こちらも 緑濃くなってきました 維管束痕も大きな タカノツメ(鷹の爪)
タカノツメIMG_2968 (640x480)
青空に向かって 叫んでいそうな
アオギリ(青桐) アオギリIMG_2829 (2)
モコモコのコートの下に芽を隠してるのですが 見つけたことは無いのです
ザイフリボクIMG_2966 (640x480)
ザイフリボク(采振木) 
「気品ある」と表現したのは 「相生山の四季を歩く会」の女性たち
葉を覆うかの絹毛 こんなふうに見えるのは そろそろ最後
サカキ(榊)暖地性の常緑樹 
サカキIMG_2759 (640x480)
いのちの勢いを 冬芽に溜めて 曲がって 弾けそう

Spring has come!
春が 来ました
相生山の樹木たち

    by  Oak.

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待ちわびて春・・・その後の冬芽たち(1)

「相生山の四季を歩く会*2月」から10日 冬芽たちを再訪
今回の記事はホームページ こちらと併せて お読みください
クスノキIMG_2907 (640x427)
常緑樹を代表して 赤が美しいクスノキ(樟)
シックな色合いの裸芽 イソノキ(磯の木)は葉痕も可愛い 
イソノキIMG_2948 (640x480)
裸芽と言えば 代表はムラサキシキブ(紫式部)
裸芽IMG_2904 (427x640) ムラサキシキブIMG_2905 (640x427)
葉脈が しっかり分かります
「乾燥と寒さによく頑張ったね」小さな冬芽たちに声かけたくなる
リョウブIMG_2824 (640x427)
芽鱗の「陣笠」 今期は早々と外す子が多かった リョウブ(令法)
どこにも のんびり屋さんは健在で 

隠して守る ニセアカシヤ=別名:ハリエンジュ(針槐)の隠芽(いんが)
陰芽IMG_2979 (640x427) ニセアカシヤIMG_2981 (640x480)
どんなふうな芽吹きだろう 今年は見つけるぞ!その時

やっと捉えられました複芽のエゴノキ 毛皮の芽鱗
エゴノキIMG_2909 (640x480)
予備芽の小さな副芽(ふくが) したたかな戦略

膨らんだ子 伸びた子
春は張る 根も芽も 思いっきり

   明日に続きます
   by  Oak

  

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花曇り

相生山緑地の梅 ほぼ満開になりました
畑付近くにとどまらず 山全域に香りが漂っています 
満開IMG_3027 (640x427)
品種によって木によって 開花時期は異なるのですが
この子も 後ろの白い花の子も 満開華やかです
晴天ではないけれど温かく 散歩の人が愉しんでいました
シンボルコナラ付近IMG_3034 (640x360)
白加賀 去年 農家のオジサンから実をわけてもらった品種です
隣りは 枝も萼片も緑で白い花との対比が より清らな印象の子
畑に人がいるときに 今度はこの品種の名を教えてもらおう
白加賀IMG_3029 (640x480) 緑枝IMG_3023 (640x427)
梅の花 それぞれに色だけでなく 匂いも違います
紅いほど甘い匂い 白い花のは香りが立ち
前の白と緑の子は 薫りと表したい気高さを感じます
そんなことを発見! しました
花曇りIMG_3022 (640x427)
「花曇り」は サクラの季節のことばだったでしょうか
きょうは ウメの花曇り
枝垂れIMG_3032_1 (640x427) エドヒガンIMG_3026 (640x427)
サクラの相生山一番の子
枝垂れのエドヒガン(江戸彼岸) 花芽が蕾を帯びていました

   by  アイ

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森の妖精  アイ

Author:森の妖精 アイ
名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
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