シンボルコナラの10日間
紅葉コナラ散歩道
百年の赤
朝9時、徳林寺もみじ谷に陽が入って。

谷底から360度。
燃える赤。黄緑から黄、橙、朱、光群れる。

谷から寺院境内への登り道。
斜面上から樹木越しに谷を見通す。

起源は徳林寺開祖による植栽イロハカエデ、100年を経て相生山に根付く。
ことしは久しぶり、赤が豊かに映える。

「相生山の四季を歩く会*12月」 こちら
1年の締めくくりに愛でよう、人と自然と時間の綾を。
by アイ



谷底から360度。
燃える赤。黄緑から黄、橙、朱、光群れる。


谷から寺院境内への登り道。
斜面上から樹木越しに谷を見通す。


起源は徳林寺開祖による植栽イロハカエデ、100年を経て相生山に根付く。
ことしは久しぶり、赤が豊かに映える。

「相生山の四季を歩く会*12月」 こちら
1年の締めくくりに愛でよう、人と自然と時間の綾を。
by アイ



森を壊さないで!
輝くコナラに包まれて
次の日曜日10日は、今年最後の「相生山の四季を歩く会」
いつもコースの終点・解散地にしている「小楢の広場」も色づいてきました。

2009年12月に最初の観察会を始めてから14年経ちました。通算170回目。8月は夏休みにしたり、5月に夜の部「ヒメボタル調査観察」を開催したりしたので、単純に12x14=168とはなりません。とにかく無事15年目に入ります。

今回のテーマは「コナラの輝き」、先月の約束は「相生山の紅葉の一番きれいなところを、年の瀬だからのんびりと」でした。
詳細はホームページ/ご案内 こちら

このブログの最近記事でも載せてきたように、今年の紅黄葉、特別綺麗です。
ですから、コナラがメインですが、それだけでは勿体ない。いろんな樹種のいろんな色彩、さまざまな姿を堪能したいと思います。
そして最後は、地下鉄駅にも近い「相生山徳林寺」の「もみじ谷」で今年を締めようと思っています。

木・金・土、あと3日あります。
森はどんな変化を見せるでしょう。
私たちは笑顔を輝かせることができるでしょうか。
by Oak.+アイ



いつもコースの終点・解散地にしている「小楢の広場」も色づいてきました。

2009年12月に最初の観察会を始めてから14年経ちました。通算170回目。8月は夏休みにしたり、5月に夜の部「ヒメボタル調査観察」を開催したりしたので、単純に12x14=168とはなりません。とにかく無事15年目に入ります。


今回のテーマは「コナラの輝き」、先月の約束は「相生山の紅葉の一番きれいなところを、年の瀬だからのんびりと」でした。
詳細はホームページ/ご案内 こちら


このブログの最近記事でも載せてきたように、今年の紅黄葉、特別綺麗です。
ですから、コナラがメインですが、それだけでは勿体ない。いろんな樹種のいろんな色彩、さまざまな姿を堪能したいと思います。
そして最後は、地下鉄駅にも近い「相生山徳林寺」の「もみじ谷」で今年を締めようと思っています。


木・金・土、あと3日あります。
森はどんな変化を見せるでしょう。
私たちは笑顔を輝かせることができるでしょうか。
by Oak.+アイ




大雪の冬芽
晴れて紅葉日和。二十四節気の大雪前日ながら、相生山には雪の影無し。

越冬準備完了、毛皮に守られたヌルデ(白膠木)の冬芽。
一足早く初春の色、小葉を落として赤い葉軸が残るヤマウルシ(山漆)に頂芽踊る。かざした掌に透ける葉脈は裸芽の証し。

花芽がふっくらコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)の姿、季節を違えそう。
落葉樹たちだけでなく、常緑シイノキ(椎の木)も。芽鱗のツートーンが意外な優しさ。

先日 こちらとは別コースで違う樹種を訪ねました。
紅や黄色の鮮やかさに見とれがちですが、冬耐えて春待つ芽たちにも注目です。
by アイ





越冬準備完了、毛皮に守られたヌルデ(白膠木)の冬芽。
一足早く初春の色、小葉を落として赤い葉軸が残るヤマウルシ(山漆)に頂芽踊る。かざした掌に透ける葉脈は裸芽の証し。


花芽がふっくらコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)の姿、季節を違えそう。


落葉樹たちだけでなく、常緑シイノキ(椎の木)も。芽鱗のツートーンが意外な優しさ。


先日 こちらとは別コースで違う樹種を訪ねました。
紅や黄色の鮮やかさに見とれがちですが、冬耐えて春待つ芽たちにも注目です。
by アイ




二段階紅葉
コナラ(小楢)の黄葉樹林の中、優しい赤の樹を見つけました。
ヤマザクラ(山桜)は既に終わったし、マユミ(檀)は無いはずだし・・・。

近づいてじっくり観たらコバノガマズミ(小葉の莢蒾)でした。
葉のつき方が対生で、きれいな果実の序もありました。間違いなし。

相生山の落葉樹林を歩いていて、気づいたことがあります。
“ことしの紅葉は2段階”
先月の「落ち葉ひろい」の「相生山の四季を歩く会」で、多くの樹種が「枯葉状態」に見えました。でも、違っていたのです。立冬を過ぎても暖かかった気候のせいで、離層の形成が遅れ、葉緑体は光合成を続けていたのですね。
暑さに焼けた日なたの葉は黄葉途中で落ちてしまい、第一段が終了。
その後、たとえばアオハダ(青肌)こちら、アズキナシ(小豆梨)こちらに綺麗な色変化が見られました。コバノガマズミも同じです。
この時期にこんなに綺麗な紅葉!

タカノツメ(鷹の爪)やコナラのように、黄葉が始まる時期がもともと遅い樹種は、株によって早い遅いさまざまな進み方ですが、今年の気温変化が影響して、『思いがけず幸運な紅葉』に嬉しい相生山です。
by アイ


ヤマザクラ(山桜)は既に終わったし、マユミ(檀)は無いはずだし・・・。


近づいてじっくり観たらコバノガマズミ(小葉の莢蒾)でした。
葉のつき方が対生で、きれいな果実の序もありました。間違いなし。


相生山の落葉樹林を歩いていて、気づいたことがあります。
“ことしの紅葉は2段階”
先月の「落ち葉ひろい」の「相生山の四季を歩く会」で、多くの樹種が「枯葉状態」に見えました。でも、違っていたのです。立冬を過ぎても暖かかった気候のせいで、離層の形成が遅れ、葉緑体は光合成を続けていたのですね。
暑さに焼けた日なたの葉は黄葉途中で落ちてしまい、第一段が終了。
その後、たとえばアオハダ(青肌)こちら、アズキナシ(小豆梨)こちらに綺麗な色変化が見られました。コバノガマズミも同じです。
この時期にこんなに綺麗な紅葉!

タカノツメ(鷹の爪)やコナラのように、黄葉が始まる時期がもともと遅い樹種は、株によって早い遅いさまざまな進み方ですが、今年の気温変化が影響して、『思いがけず幸運な紅葉』に嬉しい相生山です。
by アイ



line