花から果実へ 草の秋
昆虫~なかでもバッタのなかま~に親しんだ 今月の「相生山の四季を歩く会」
それでもコースの途中で少しだけ “旬の草花”を紹介しました

相生口のアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩) 外来種の草の萩
もうそろそろ マジックテープ式くっつき虫が実り始め
牧野富太郎は「果実の形が忍び足の盗人の足跡」と言ったらしい
アレチヌスビトハギ、ヌスビトハギの参考記事:こちら
センニンソウ(仙人草) 小さいながらもブーケの華やかさ
高級ケーキ風の 甘い香りを順に嗅ぎました

白く光って残る花柱が集まる様が「仙人の髭」 花の後にも注目です
センニンソウの参考記事:こちら
鏡芋のガガイモ 離れても分かる 濃厚な匂いは薄らいで

名前の謂れらしい 「芋」っぽい果実を誰かが見つけてくれました
ことしこそ 久しぶりに ふわふわ種子が舞う時を目撃したいです
ガガイモ 参考記事:こちら
例年なら 急激に秋が進むのを果実の実りで知る時期です
ことしは どんな変化を見せてくれるでしょうね
by アイ


それでもコースの途中で少しだけ “旬の草花”を紹介しました


相生口のアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩) 外来種の草の萩
もうそろそろ マジックテープ式くっつき虫が実り始め
牧野富太郎は「果実の形が忍び足の盗人の足跡」と言ったらしい
アレチヌスビトハギ、ヌスビトハギの参考記事:こちら
センニンソウ(仙人草) 小さいながらもブーケの華やかさ
高級ケーキ風の 甘い香りを順に嗅ぎました


白く光って残る花柱が集まる様が「仙人の髭」 花の後にも注目です
センニンソウの参考記事:こちら
鏡芋のガガイモ 離れても分かる 濃厚な匂いは薄らいで


名前の謂れらしい 「芋」っぽい果実を誰かが見つけてくれました
ことしこそ 久しぶりに ふわふわ種子が舞う時を目撃したいです
ガガイモ 参考記事:こちら
例年なら 急激に秋が進むのを果実の実りで知る時期です
ことしは どんな変化を見せてくれるでしょうね
by アイ



虫体験秘話
「わたし、田舎育ちのくせに、虫が苦手で。
今回は『えっ、虫を捕まえなければならないのか』
・・・・手袋を二重にして参加しました。
黒いバッタ一匹、やっと、自分で捕まえて。
『これ、何とかして・・・・』💦 スタッフさんに助けてもらって袋へ。
この歳になって、滅多にない経験をしました(笑)」

「虫はちょっとね。でも来たよ。
これまで敬遠していたけど、面白かったです。
バッタとコオロギの翅(はね)のつくりの違いとか」

「若い先生へは質問もしやすく、
活気が出て、会が若がえる感じがいい」

「先月たまたま飛び入り初参加。また来ました。
いろんなこと工夫してやっているんだなと、楽しそうで。
今度の『十五夜と虫の会』も、お願いします」

日曜日の「相生山の四季を歩く会」
参加者アンケートとは別のところから 聞こえてきた声です
by R.60+Oak


今回は『えっ、虫を捕まえなければならないのか』
・・・・手袋を二重にして参加しました。
黒いバッタ一匹、やっと、自分で捕まえて。
『これ、何とかして・・・・』💦 スタッフさんに助けてもらって袋へ。
この歳になって、滅多にない経験をしました(笑)」


「虫はちょっとね。でも来たよ。
これまで敬遠していたけど、面白かったです。
バッタとコオロギの翅(はね)のつくりの違いとか」


「若い先生へは質問もしやすく、
活気が出て、会が若がえる感じがいい」

「先月たまたま飛び入り初参加。また来ました。
いろんなこと工夫してやっているんだなと、楽しそうで。
今度の『十五夜と虫の会』も、お願いします」


日曜日の「相生山の四季を歩く会」
参加者アンケートとは別のところから 聞こえてきた声です
by R.60+Oak



ぴょんぴょん跳ねて
「相生山の四季を歩く会」事務局からの きょうの提案は “バッタと遊ぼう”

昆虫のセンセイが集合前に採集した バッタの仲間を示して事前レクチュア
樹林から尾根道へ 生産緑地横の日の当たる農道で虫探し・虫捕り

最初は高かった目線も 次第に下がって本気モード
林縁の木陰で 昆虫の食性など生態の話

シンボルコナラまで戻って休憩と中間集約

キリギリス(螽斯) コオロギ(蟋蟀) バッタ(飛蝗)
それぞれ担当の袋には 3~4種ずつ集まっていました
明るいところでも活動するバッタが多め
移動して 日陰もある菅田口の草地へ

ここでは キリギリスの仲間が増えました
もう一度 シンボルコナラ下で「まとめの会」
みんなで採った昆虫 全部で16種ありました
比べたかった♀♂も確保 同種は即リリースしたので50匹は捕まえれたのかナ

実物を前に まとめのレクチュア
「ていねいな説明がよく分かった」「でもまた忘れちゃうんだよね」
先生・・ガクッ・・・ということで
ホームページに「バッタの仲間の解説」を書いてもらえるよう お願いしました

「実は虫は苦手」な人も含めて 参加者23人
楽しく遊べましたか?
バッタたちに遊んでもらえたでしょうか?
次は 秋の相生山の花のようすなども 続報します
by Oak.




昆虫のセンセイが集合前に採集した バッタの仲間を示して事前レクチュア
樹林から尾根道へ 生産緑地横の日の当たる農道で虫探し・虫捕り


最初は高かった目線も 次第に下がって本気モード
林縁の木陰で 昆虫の食性など生態の話

シンボルコナラまで戻って休憩と中間集約


キリギリス(螽斯) コオロギ(蟋蟀) バッタ(飛蝗)
それぞれ担当の袋には 3~4種ずつ集まっていました
明るいところでも活動するバッタが多め
移動して 日陰もある菅田口の草地へ

ここでは キリギリスの仲間が増えました
もう一度 シンボルコナラ下で「まとめの会」
みんなで採った昆虫 全部で16種ありました
比べたかった♀♂も確保 同種は即リリースしたので50匹は捕まえれたのかナ


実物を前に まとめのレクチュア
「ていねいな説明がよく分かった」「でもまた忘れちゃうんだよね」
先生・・ガクッ・・・ということで
ホームページに「バッタの仲間の解説」を書いてもらえるよう お願いしました

「実は虫は苦手」な人も含めて 参加者23人
楽しく遊べましたか?
バッタたちに遊んでもらえたでしょうか?
次は 秋の相生山の花のようすなども 続報します
by Oak.



虫もナカナカ面白い
菅田の草むらでイナゴに会いました
子どもの頃 田んぼで捕まえて 飼っていた鶏の餌にしていました
正確には コバネイナゴ(小翅蝗)という名だと知りました
「相生山の四季を歩く会*9月」下見に参加 本番よりも勉強できる機会です
相生口で 「ここだけでも結構の種類が見れますねえ」と講師の内藤さん

クビキリギス(頚螽斯)の幼虫 ツユムシ(露虫) ササキリ(笹切)似てるなあ??
ミツカドコオロギ(三つ角蟋蟀)は頭が三つ角 ♂だけの特徴だそうです

相生山毎朝散歩の常連さんがやって来ました
「バッタとコオロギ、それ以上のことは知らんぞ」
「バッタとキリギリスとは違う仲間らしいよ・・・」
「へ~ぇ、そんなことやってたんか」
触角の長さが違う
上はホシササキリ(星笹切)=キリギリスの仲間
下はショウリョウバッタ(精霊飛蝗)=バッタの仲間
色違いでも 同じショウリョウバッタの♂ 生育環境で擬態

緑は幼虫 茶は成虫 色によって区別できる ツチイナゴ(土蝗)
♀♂で大きさが違う種類 コオロギのように形が違う種類
トンボ池付近で ヌマガエル(沼蛙)数匹
「相生山でカエルって珍しい」「最近ヘビにも会うもんね」

色鮮やかなアカトンボの仲間 同定は保留
オオカマキリ(大蟷螂)登場 貫禄です

コカマキリ(小蟷螂)は軽やか 頭部が回るからバッタ目ではないですね
次々出てくる虫たちを追いかけるのが面白く 途中で記録一部不備・・・・
コナラ(小楢)の洞にオオスズメバチ(大雀蜂)働きバチ この時期は要注意

真打ちに ヒガシキリギリス(東螽斯)♀登場
「そろそろ最後になりますね。日曜日会えるかなぁ?」
ことしの9月は2回の昆虫観察会 こちら
十五夜の主役になるか アオマツムシ(青松虫)
大好物のアカメガシワ(赤芽柏)に見つけました

講師原案で 出会った昆虫たちの画像満載の資料が出来ました

秋の一日 さて みなさん虫たちに交ざって
ピョンピョン 楽しんでくださるでしょうか
by R.60+Oak.



子どもの頃 田んぼで捕まえて 飼っていた鶏の餌にしていました
正確には コバネイナゴ(小翅蝗)という名だと知りました

「相生山の四季を歩く会*9月」下見に参加 本番よりも勉強できる機会です
相生口で 「ここだけでも結構の種類が見れますねえ」と講師の内藤さん


クビキリギス(頚螽斯)の幼虫 ツユムシ(露虫) ササキリ(笹切)似てるなあ??
ミツカドコオロギ(三つ角蟋蟀)は頭が三つ角 ♂だけの特徴だそうです


相生山毎朝散歩の常連さんがやって来ました
「バッタとコオロギ、それ以上のことは知らんぞ」
「バッタとキリギリスとは違う仲間らしいよ・・・」
「へ~ぇ、そんなことやってたんか」

上はホシササキリ(星笹切)=キリギリスの仲間
下はショウリョウバッタ(精霊飛蝗)=バッタの仲間
色違いでも 同じショウリョウバッタの♂ 生育環境で擬態


緑は幼虫 茶は成虫 色によって区別できる ツチイナゴ(土蝗)
♀♂で大きさが違う種類 コオロギのように形が違う種類
トンボ池付近で ヌマガエル(沼蛙)数匹
「相生山でカエルって珍しい」「最近ヘビにも会うもんね」


色鮮やかなアカトンボの仲間 同定は保留
オオカマキリ(大蟷螂)登場 貫禄です


コカマキリ(小蟷螂)は軽やか 頭部が回るからバッタ目ではないですね
次々出てくる虫たちを追いかけるのが面白く 途中で記録一部不備・・・・
コナラ(小楢)の洞にオオスズメバチ(大雀蜂)働きバチ この時期は要注意


真打ちに ヒガシキリギリス(東螽斯)♀登場
「そろそろ最後になりますね。日曜日会えるかなぁ?」
ことしの9月は2回の昆虫観察会 こちら
十五夜の主役になるか アオマツムシ(青松虫)
大好物のアカメガシワ(赤芽柏)に見つけました


講師原案で 出会った昆虫たちの画像満載の資料が出来ました

秋の一日 さて みなさん虫たちに交ざって
ピョンピョン 楽しんでくださるでしょうか
by R.60+Oak.




大型イグチ登場
秋を迎えた相生山緑地
暑さの中に少し冷えて 雨が降って ムシっとする 梅雨の終わりに似た今は
いよいよ大型のキノコの出番です 樹林の地面に眼をやれば

コガネキクバナイグチ(黄金菊花猪口)
ベニイグチ(紅猪口)
コビチャニガイグチ(媚茶苦猪口)

あちこちに 6~7月とは違った顔ぶれが 色とりどりに次々に
林床は 一足お先に紅葉時期の面白さ
大きいので ちょっと気を配れば遠くからでも見つけられるのが 素人向き
珍しい色あいの ブドウニガイグチ(葡萄苦猪口)

ワインぽい洒落た色合いですが 苦(にが)の名の通り毒キノコ

超大きいのも見つけました 脚の網目模様がコビチャニガイグチとは違う?
「実物のいろんな部分を観たり、傷つけたりしてみないと同定は難しい」
相生山の四季を歩く会のキノコの先生の画像判定

イグチの仲間には 彼らを宿主にして繁殖する菌類が発生しやすいです
ベニタケに付いたカビ状のもの 宿主の正体が分からなくなってしまったもの
ヒポミケス菌類と呼ばれるものだと思われます
枯れ木や死骸を分解する菌類 それを分解する菌類 多重的な生態系システム
猛暑のうちに秘かに成長していたのが 一気に現れてくる季節になりました
by アイ



暑さの中に少し冷えて 雨が降って ムシっとする 梅雨の終わりに似た今は
いよいよ大型のキノコの出番です 樹林の地面に眼をやれば



コガネキクバナイグチ(黄金菊花猪口)

ベニイグチ(紅猪口)

コビチャニガイグチ(媚茶苦猪口)

あちこちに 6~7月とは違った顔ぶれが 色とりどりに次々に
林床は 一足お先に紅葉時期の面白さ
大きいので ちょっと気を配れば遠くからでも見つけられるのが 素人向き
珍しい色あいの ブドウニガイグチ(葡萄苦猪口)


ワインぽい洒落た色合いですが 苦(にが)の名の通り毒キノコ


超大きいのも見つけました 脚の網目模様がコビチャニガイグチとは違う?
「実物のいろんな部分を観たり、傷つけたりしてみないと同定は難しい」
相生山の四季を歩く会のキノコの先生の画像判定


イグチの仲間には 彼らを宿主にして繁殖する菌類が発生しやすいです
ベニタケに付いたカビ状のもの 宿主の正体が分からなくなってしまったもの
ヒポミケス菌類と呼ばれるものだと思われます
枯れ木や死骸を分解する菌類 それを分解する菌類 多重的な生態系システム
猛暑のうちに秘かに成長していたのが 一気に現れてくる季節になりました
by アイ




秋になったから秋の虫
相生山に秋の姿が ぐっと濃くなってきました

春先に冬芽を観たハゼノキ(櫨の木)幼木に 紅葉の葉
秋の七種 ススキ(芒)は穂の展開 ヤマハギ(山萩)も開花

今度の日曜日「相生山の四季を歩く会*9月」 詳細は こちら

7月の昆虫(採集)観察から2ヵ月 おとな(=成虫)になった子たち

草むらにコバネイナゴ(小翅蝗) 農道にクルマバッタモドキ(車飛蝗擬き)
樹林の枝には 遅いセミ(蝉)以外に どんな子が潜んでいるでしょう
「ムシ苦手」な人も 青年講師の案内に楽しくなってくるはず
相生山の自然を まるごと知るためにも 虫の秋は外せません
by アイ





春先に冬芽を観たハゼノキ(櫨の木)幼木に 紅葉の葉
秋の七種 ススキ(芒)は穂の展開 ヤマハギ(山萩)も開花


今度の日曜日「相生山の四季を歩く会*9月」 詳細は こちら


7月の昆虫(採集)観察から2ヵ月 おとな(=成虫)になった子たち


草むらにコバネイナゴ(小翅蝗) 農道にクルマバッタモドキ(車飛蝗擬き)
樹林の枝には 遅いセミ(蝉)以外に どんな子が潜んでいるでしょう
「ムシ苦手」な人も 青年講師の案内に楽しくなってくるはず
相生山の自然を まるごと知るためにも 虫の秋は外せません
by アイ




タケノコカワニナからの警告

発見された絶滅危惧種、その生息地は「埋め立て予定地」だった、計画変更はせず移植した。記事にはそう書かれています。
何か変。もし計画検討中に発見されていたら、どうなったのだろう。
《そこに生きているからこその》いのちなのに、別の場所に移したら意味がなくなるんじゃない? 生きものって、自然って、環境って、そういうものじゃないの? そんなことを考えながら・・・

名古屋市のホームページで〔大江川 埋め立て〕検索して https://www.city.nagoya.jp/kankyo/page/0000122921.html
・・・とにかく現地へ行ってみました。


名鉄常滑線の大同町駅から北へ、大江川の左岸です。流れは見えなくて、川というより入り江の感じ。対岸の不燃ごみ・粗大ごみ破砕工場が目立ちます。10羽ほどの水鳥を眺めながら堤防道路を上流方面へ。50年前に暗渠にして造った大江川緑地、その下流部10.3haを更に埋め立てる計画らしい。


記事で特に気になったのは、この部分。大地震で「汚染土が出てくる」から「埋め立て」。つまり根本的な処理はしないで、隠しちゃうってことですよね。無害なものにはならないんですよね。大地震による津波や液状化が想定以上だったら、どうなるのかな?「当時の科学では最善を尽くしました」って後の世の人に言い訳するのかな。
以前に有害物質を埋め流失防止策は施しましたが、東日本震災の教訓から更に範囲を広げて埋めることにします。。。安心できますか?この地域は危ないから逃げよう、と先導するのが筋じゃないのかな。

大江川右岸、どのあたりが干潟になるんだろう。潮の時間は気にせずに出てきたことが悔やまれました。記事と市の計画書地図で見る限り、この川岸や水面下にタケノコカワニナが住んでるんですね。一部は移植されても、埋められて絶滅する個体も生じる。


さらに河口部まで行ってみました。名古屋高速の下の開橋。工業地帯と名古屋港、この辺りに防潮壁を新設し、それより上流部を埋めてしまう。いつ出るか分からない「リニア工事残土」で。3年前の記事を見つけました。こちら
この途方もない大工事、完了まで何年かかるのでしょう。地震は(自然は)ヒトの都合に合わせて待ってくれませんよね。関東大震災100年特集が放映されました。今の名古屋市、学んでないのじゃないですか。


地球上の《絶滅危惧種》を生み出した要因の多くは《ヒト》によるものでしょう。発見を評価する反面で、その種がどうして絶滅に至ろうとしているのかを省みる必要があると思います。簡単に「保護」「移植」を選択する前に、自らの行為を謙虚に見直す。
どうすればいいのかをみんなで考え直す。そのための情報を行政やメディアや専門家や政治家は発信し、人びとに問いかける責任があるのではないかと思います。そうしたことを疎かにして、二者択一の結論を急いだり既定路線にこだわったり、あげくは狭い利益を守ろうとしたり。そうしたことが私たちの未来を危ういものにすると考えます。
相生山の道路のことを考えるとき、未だに「人のいのちとホタルとどっちが大事か」と問うてくる人が少数ながら存在します。私たちは答えます。人のいのちが大事だからこそ、ホタルのいのちを大事にしようとするのです。
タケノコカワニナの警告を、私たちはきちんと受け止めようとしているでしょうか。
by Oak.




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