ヒメカンアオイの減少化傾向について


相生山緑地の植生の変化について
みなさんに考えていただきたいと思います
今回は 「雨水・姫寒葵」の記事の ヒメカンアオイについて
カンアオイ生息地2IMG_0962 (640x480)
最新の生育地のようすです
数年前から この区域を見続けてきましたが
昨年あたりから ぐっと株が小さくなりました
数も減ってしまいました
カンアオイ生息地IMG_0958 (640x480)
ここでは 近くの竹薮のタケ(孟宗竹)が侵出し 
日当りが悪くなったのが原因ではないかと思われます
さらに カシノナガキクイムシによって枯れたコナラのギャップには
常緑樹では カクレミノ(隠れ蓑)や 畑から逃げ出しのビワ(枇杷)
落葉樹では ウルシ科の植物 アカメガシワ(赤芽柏)など
成長の早い植生が 目立つようになってきました
別の区域のようす カンアオイ生息地3PB242402 (480x640)
ここでは 「森の手入れ」のために 常緑低木が皆伐され
日当りが良くなり過ぎ 乾燥化が進むのが心配です

人の都合で植えられ 放置され続けている竹
一部の人々の好みで 作り変えられる森
その結果が 相生山のヒメカンアオイの消長に影響しています
以前「人はどこまで」という記事でも 提起しましたが

早春おなじみの ヒメカンアオイの花が 
見れなくなっていくのは 寂しいこと
人の行為が招いたことなら 改められるはずですが
人の手を入れることによって ヒメカンアオイを「応援する」ことについて 
みなさんは どう考えられるのでしょう

いろんな意見の人が 集まって意見交換したり
専門家の見解を聞いたり 調査したりしながら
人と森のかかわり方の 基本姿勢を確定させたうえで
ときどきの森の情況に 敏感に対応できるといいですね 

     by  Oak.

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theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

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Re: No title

ウリカエデさま

 ありがとうございます
 そうですね 試行錯誤!
 にもかかわらず そう認識できずに
 これが絶対 と考えてしまうのが危ういと思います
 マダマダ 不完全なのにね
 また いろいろ教えてください

No title

森のOaK様、
お返事ありがとうございます。
イヌツゲなどについて
そうですね、湿原は年月が経過するにつれて、イヌツゲやなどが侵出することがあり、その面積が狭められていくことがあって、湿原でしか生きられない植生維持のために除伐したりしますね。
昔ならシラタマホシクサなどの植物は、かなり身近な場所にあったそうですが、様々な要因で限られたところにしか生息できていないので、狭まっていくのであればそれも致し方ないとは思います。
ただ、どこまでで、どこから止めるのか、その判断がどうなるのかな?と思います。
葦毛湿原が今植生回復を行っています。
直接は関わっていないので、言えることがあまりなくて済みません。
昔なら管理はあっても限られた人数で行える範囲だったことが、丁度破壊にまでは行かないほどほどの干渉だったのでしょうが、現在は多くの人手で行うのでダメージにもなりやすいという報告は伺ったこともあります。
葦毛で行っている方々も、その当たりは考慮しながらなのではないかな、と思います。
試行錯誤であることは否めないですね。

Re: No title

ウリカエデさま
 コメントありがとうございます

 私も竹の除伐から始めるべきだと思います
 ところで他の種はどうなのでしょう
 「湿地の植生を守る」ため イヌツゲなどを
 「駆除」したりしますよね 植生遷移にさからってでも
 
 相生山の場合 管理者の名古屋市も
 道路に絡んだ環境保全は 考慮しても
 また「自然を守る」人々も ヒメボタル以外には
 対応が鈍いのです 話し合う場も設定されていません
 個別に要望したりして 土木事務所が了解できた分だけ
 時には ? の施策でも 進んでしまう現状があります

 

No title

孟宗竹なら伐っても良いのではないかと思います。元々は日本にはなかった竹だったと思います。
アカメガシワは道ばたや崩壊地に真っ先に生えるのである意味自然な現象かな、と思います。
管理についてなかなかこの頃忙しいので意見まとめられずにいますが、
ほど良さの線引きが難しいとも思います。
常緑樹すべて伐ることはしなくて良いと思いますし。
この場合、生息が危ぶまれている対象の生き物(ヒメカンアオイ)を保全するための手だてとして孟宗竹などを伐るのはあって良いと思っています。
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