コシダ(小羊歯)


樹木ではありませんが 相生山を代表する植物の一つ
新芽の立ち上がり コシダ1IMG_0808 (640x480) (2)
春を思わせる陽気の日 やわらかに のびやかに  

 有名な万葉の歌を 思い出しました

 石 (いわ) ばしる 垂水(たるみ)の上の さ蕨の
  萌え出づる春に なりにけるかも    志貴皇子(巻八-1418)

コシダ2IMG_0808 (640x480) (1)
相生山には ワラビは生育していませんが
ウラジロ(裏白)に似た本種は 緑地のあちこちに小群落
繰り返して二叉分枝する常緑の葉が 雪のあとの陽光に輝いています

湿度を好むシダの仲間にも関わらず 尾根筋にも多く見かけます
太古の水底であったことを証明する 礫と砂の地質 その下に 
水を通さぬ不透層の存在を コシダが教えてくれる と聞きました

そのことは ヒメボタルの生育環境とも共通しています
茂みの中に コシダ3IMG_0809 (2) (480x640)
弦楽器のスクロール  ト音記号
弾む 音楽を想わせる この時期の景観 

未だ 寒の内ですが 自然界は春を含んで 流れています

     
           by  Oak.


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theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

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Re: コシダとワラビ

ノートさま

 そうなんですね マツやツツジの陽だまりもあるのですが
 全体的には コナラ・アベマキ・ヤマザクラの二次林
 その林床には ヤブツバキ・ヒサカキ・シャシャンボなどの
 常緑樹が控えていますので ワラビの時代は過ぎたのかもしれません
 それとも 地質的に むいていなかったのかもしれません

 また お気づきのこと 教えていただければありがたいです
 よろしくお願いします

コシダとワラビ

一瞬、ワラビがないことを意外と感じましたが、よく考えると森の遷移が進んでいるということでしょうね。
きっとアカマツに覆われていた頃には、周辺にたくさん生えていたことでしょう。

このまま遷移が進んでいくと、コシダも減っていくかもしれませんね。
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名古屋の相生山(あいおいやま)緑地 大都会に残された貴重な森のことをたくさんの方に知っていただくため情報発信していきます
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