シイの木

 いつ行っても参拝者の多い 熱田神宮
熱田神宮 熱田神宮本殿前
   名古屋人からは 「熱田さん」と 親しまれています
   東門からの参道には シイの大木が並んでいます
 参道シイ並木
     左側の巨木も 右側から斜めに枝を張っている数本も 
  この辺りでは一番の木 シイの木
  スダジイという海岸近くに多い種 比較的大粒の実をつけます
  「熱田さん」の秋 シイの実拾いをする人を 時に見かけました

さて 相生山緑地
6年前「相生山の四季を歩く会」を始めたとき
シイの木を見つけることは 出来ませんでした
名古屋を含む西日本では 植生遷移の最終段階 
極相林(=クライマックス フォレスト)は シイ・カシ林
とされています

日本列島に人が住みつき 森林を利用し
シイ・カシ林から コナラ・アベマキ林~アカマツ林へ 
逆行遷移が進んだと思われます
古代から中世/平安・室町から江戸時代・・・・そして現代では
建材や燃料などに森林を頼らなくなった結果
開発から残された森林では ゆっくりと本来の植生遷移が進んでいます
相生山 アラカシは何本もあるけど・・・・
 見つけました! 3年前 シイ全体 IMG_7413 (2) (480x640)
 シイの幼木 推定6~7歳 「シイが居ない」「未だシイは出てきてない」と
 話していたのですが 既に育っていたのに 見つけられなかったのです
 今では 緑地全体で 幼木を数本確認しています
 いずれも コナラ林のやや肥沃な半日蔭で 順調に育っています
  シイ冬芽 IMG_7414 (2) (640x480)
  大きな母樹は ここにはありません
  ですから 口の中に貯めて運ぶ カケスたちによって
  近所の森・・・・もしかしたら「熱田さん」から
  ・・・・運ばれてきたものと思われます
  あと200~300年も 時間が経って

  その間 相生山緑地に 人が余計な手を加えなければ
  「熱田さん」のような シイの巨木のある森になるでしょう
  ・・・・残念ながら 私たちがそれを見とどけることは できないのですが

         by  Oak.


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theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

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Re: No title

「シイが無いから相生山はシイカシ林にはならないのでは・・・」
「大丈夫 そのうちシイは出てきます」
「近くにきっとシイの生育している神社があるはず」
自然観察の先生とそんな会話をしていました。

「シイが見つかったけど 誰が運んだんだろう?」
「リスやネズミと考えるのは 無理があるし・・・」
「人が撒いた??」「わざわざ・・・!!」
「他に貯食できるのは カラス類」「カケスは?!」
そんな会話をしてきました。
シイが1本でなく あちこちで見つかり
当初確認できなかったカケスも見かけて
「カケスお仲介説」で確定しています。

生態系の不思議 おもしろさ
新しい事物と推測 そして証明
相生山にも小さな学校があるのでした。

No title

鳥が運んだ出会いですね!
相生山からほかの森に伝わった木もきっと沢山ありますね。

分散しているようで、きちんと繋がりがあるというのを実感できます。
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