高岡さん これからも

高岡立明さんが お亡くなりになりました
陸貝調査2014_5_24am IMG_5513 (3) (640x445)
相生山で 生まれ 育ち 
相生山を 愛し続けた 高岡さん

環境カウンセラー・森林インストラクターとしての学識と経験
フィールドでも セミナーでも
相生山の森のいきものを「開発」から守ろうとする活動でも
いろんな大事なことを 教えていただきました

シンポジウム相生山2014_7_20 IMG_5882 (3) (640x357)
とりわけ 道路建設が中止決定する直前の1年は
 相生山での ESD活動シンポジウム
 地域への宣伝活動など 共同して精力的に取り組みました

このブログも その一環として いっしょに立ち上げたのでした
「てんてこマイマイ」という変てこなペンネームの記事は 高岡さん発信です

「オアシスの森づくりアカマツ林再生PJ批判」 こちら や
「森の手入れより自然の再生を」 こちら は 
私たちに残してくださった 大切なメッセージです
また「相生山の四季を歩く会」の最初から 貴重なアドバイザーでした

    高岡さん2014_7_20 IMG_5905 (3) 2014.7.20「シンポジウム相生山」にて 

「藤前干潟、海上の森万博、相生山、3つもの公共事業に意見を唱え
完全とは言えないまでも、それ相応の結果を残せたのは、たいへんな喜び」
 ――2015年夏 病床につき 思うような活動が出来なくなっての言葉でした

「名古屋市へ提案したいことがあるのですが、一緒に出せませんか?」
この5月 ご連絡いただき 骨子も推敲も一緒にまとめた
最後になった 相生山での仕事です こちら 

陸貝調査2014_5_24am IMG_5513 (2) (640x445)
高岡さんの遺言から 一部紹介します

「実は、若いころから、私が死んでも、意識が残ることを感じており、その意識が無限の時間に耐えなければいけない恐怖を感じていました。しかし今では、その意識は、新たな次元の世界(多次元の世界)に行くのだと思うようになり、その世界がどんな世界か見てみたいという楽しみを持つようになりました」
「そして、その多次元の世界の私の意識は、時間や場所に制限されることもなく、皆様が私のことを思い出してくださる時には、必ずその隣にいるものと信じています」
「ですから、もし私のことを思い出してくださるようなことがあれば、そこには私がいることを感じ取ってくださるようにお願いします」

高岡立明さん 享年69歳
残念で 悔しくてなりません
けれど きっと 私たちの隣りにいてくださるということなので

高岡さん これからもよろしく お願いいたします

   by  森の妖精一同 代表してアイ


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相生山緑地の読売記事 After~3

前2回の記事 こちら と こちら の続きです
これまでも書いてきたことと重なりますが 課題提起としてまとめてみます


1. 世論を二分し、長年注目されてきた相生山の道路。判断を(議会からも)託された河村市長が「計画廃止」を決めた。「都市計画審議会」での法的手続きも速やかにすすむだろうと思うのは誰しも同じ。しかし、市長判断についても、その後の進捗状況についても、市民への説明責任は一向に果たされない。一般市民には情報公開請求も縁遠い。

 こうしたなかで、今回の読売新聞の記事は期待をもって読まれたようです。けれど、マスコミの限界があります。新聞紙面の限度もあります。
 名古屋市(市長・担当部局)が、この報道によって覚醒されることを期待しています。
森の陽P8173264 (640x480) (2) 森の8月の夕陽

2.(意図された)人工と(人為的改変を受けた)自然、その区別と対応に課題があると考えています。

 相生山の道路遺構シェルター上部は「似せてつくられた」人工物です。ヒノキ林や竹藪は、人が収益を求めて植えたものです。緑地南部のサクラ並木もモミジ谷も、元は開発地の景観のために植えられたものです。
 これらは人工のものです。人が責任を持つべきものです。時に手入れを要するものです。

 相生山の樹林地の多くは、人が生きるため長年にわたって山地を利用させてもらった結果、現在の姿(二次林)になっています。人が手を入れても、自然の遷移は進みます。長い目で見れば、それを人は押しとどめることが出来ません。

 ヒメボタルは相生山の象徴種として注目されていますが、その他にも絶滅危惧種・希少種は多く生育、生息しています。また普通種のコナラ・アベマキ・マツ・シイ・カシなどで構成されている相生山の樹林であっても、大都会の真ん中では貴重なものです。自然と人との関わり合いの歴史の結果、いま在る相生山緑地そのものが貴重です。 
森の朝日P8203269 (640x480) 8月の森の朝

「公園整備については生態系を壊す可能性がある。相生山のありのままの姿を後世に残す工夫こそ必要」記事中のこのコメントは、私たちの共通認識です。

3. 「自然保護」や「環境保全」を語りながら、野放図な開発、利便性や営利の追求に異を唱えず抑えようとせず、「許される活動」だけをしていて良いのでしょうか。「自然観察」で終わっていては、もったいないと考えています。

 戦争、原発、リニアなど、環境を破壊する人間の欲はとどまることがありません。地球上の生態系の一部であり、その頂点に位置しているヒトにとって、放置は生死にかかわること。そろそろ、コンパクトシティ現実化に向けて動き出さなければ、手遅れになると感じます。

 相生山の課題は、人が現在突きつけられているこうした課題そのものです。倫理的科学的真理をもとめて、衆知を集め、検討を重ねる、その慎重さ=ていねいさを求めたいと思います。

4.「世界のAIOIYAMA」について
①「これからは自然を大事にするという精神で行く」ために、着工済みの道路事業の計画を廃止する、ということだけでも世界の模範となりましょう。さらに、②この地特有の「生物多様性の保全のための森づくり」理論から脱却し、「相生山のありのままを残す工夫」を ③市民の総意として実現できたなら、それこそが「世界のAIOIYAMA」として誇れるものになるでしょう。

 「執行済みの29億」への批判を意識した「道路遺構」のリサイクル活用や、「人集めのための仕掛けづくり」などを念頭にした「公園整備」はさらなるムダづかいであるばかりか、あらたな環境破壊を呼び込む「負の遺産」になるだろうと危惧します。

 未来に対応できるように、市民の声をとりいれ、道理に合わない「理論」を超えることが求められていると思います。
20-展望地にてIMG_5566 (800x533) (2)
「相生山の四季を歩く会」2017.5

5. 相生山の森のいのちたちと出会うことは、こうしたことを考えていくきっかけになるはずです。これからも、森の案内・情報の提供・疑問や不安の提起・行政への提案などを通じて、相生山緑地に集うものとしての役割を果たしていきたいと思っています。


かんたんに書こうと思っていたのに 長くなってしまいました
皆さんの感想が頂ければ ありがたいです
名古屋市民にとどまらず 全国から 世界から
よろしくお願いいたします

    by  アイ

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チョッキリの小枝

コナラ(小楢)の下に
今年も ハイイロチョッキリ(灰色短截虫)見つけました
チョッキリIMG_6172 (640x427)
ドングリが付いた小枝 風雨によって落ちたのではない証拠は
枝の切り口 チョッキリときれいに切られています
チョッキリzoomIMG_6172 (2) (640x426)
チョッキリのお母さんが ドングリに穴をあけ 産卵し
孵化した自分の子どもの食餌を 競争相手に負けずキープするため
樹上から 樹下へ 落としました

 詳しくは こちら

ハイイロチョッキリが産卵した ということは 
ドングリが順調に育った ということ
天候不順 異常気象 と言われながら
相生山の森のいのち 頑張っているようで一安心 

    by  R.62

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夏 往く

前線が通り過ぎ
大陸の高気圧が 少し涼しい風をもたらした この夏最後の土曜日
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花火が有名な 岐阜県七宗町の夏まつり 
 初めて 花火撮影に挑戦してみました
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山あいの 狭い空 いっぱいに広がる 光と色
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弾け 鳴り 響き 轟わたる 音
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山と 水と 風と 火と 
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集まって 見上げ 拍手する人びとと

いっしょに 名残りの夏を 楽しんできました
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  花火の後は 踊りの夜

秋は 奥山から 静かに静かに 降りてきます

    by  Oak.

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ガガイモの花

今年も ガガイモ(羅摩・鏡芋)咲きました
相生山では 夏の終わりを告げる花
ガガイモ③IMG_6190 (640x427)
ふわふわの毛 この子は何のため こんなにも毛深いの?
夏の花なのに・・・! と思ってしまいます
ガガイモ①IMG_6187 (640x427)
 古事記に 大国主命の神話と共に登場していたり
 幸せを呼ぶ ケサランパサランの正体 と言われたり
 印肉の材料に使われていたとか 滋養強壮の漢方薬とか

これらはみんな 果実と種子の話らしいので
今年は 秋の結実を ぜひとも見届けたいです
ガアギモ②IMG_6188 (640x427)
相生山緑地の 数年前までは 栗や梅が育っていた畑地
果樹が伐られ 名古屋市の土地になり 自然の遷移に任されている区域に
いつの間にか ガガイモ登場❢ 
これから 不思議な物語が始まるのかもしれません

     by  R.62

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ヒメボタル飛翔数の調査データ

時節はずれの話題ですが
先日の読売新聞記事中の「ヒメボタル生息状況」長谷川コメント こちら
問題点を書きましたが こちら

相生山緑地の「ヒメボタルは減少傾向」なのか
名古屋市から 調査資料の提供を受けました
ホタル調査data①スキャン_20170824 (745x1024)
 ホタル調査data②スキャン_20170824 (2) (745x1024)
道路工事が始まる前の 2002年(H14)から 工事開始2004年(H16)
中止2009(H21) 計画廃止宣言2014(H26)を経て 今年まで
名古屋市の緑政土木局道路建設課が中心になって実施したもの

毎年5~6月 その年の成虫発生のピークと推測される時期に
道路予定地周辺(緑地内でもヒメボタルが多いとされる区域) 
定点から 目視で 飛翔数をカウント 
確認できた地点の日数と 個体数をまとめたもの

長年たずさわってきた担当の方は
「専門家ではないので データがどれだけ科学的価値を持つか」
「緑地全体の ヒメボタルの生息状況を反映しているか」
「年ごとに発生時期・区域が変わるので 必ずしもMAXをとらえきれてない」
けれど「この区域での8年間の傾向は見れるかもしれない」 とのこと

相生山緑地全図 調査地点は赤線枠エリア内1/3くらいでしょうか
相生山緑地全図 (563x800) (2)
上のコメントの通り 例えば
昨2016年は発生が早く ピークに間に合わなかったみたいですし
今年は 大雨で調査予定日が順延になった結果 遅れたピークをとらえたよう
そして 飛翔数確認は 生息状況の確認というわけではありません
飛べない♀は見えにくかったりするので
飛翔ポイント=繁殖ポイント というわけではないと思います

さて このデータを見ながら 担当の方との会話 
「これで見る限りは ズーット横ばい・・・かな」
「読売に書かれてたような ここ2~3年で激減 ではないですね」
「昔に比べれば 減っているのでしょうけれど」
「行政が手入れやめたから ホタルの数が減ったとは言えない」

相生山緑地の生態系の『象徴種=ヒメボタル』
飛翔確認状況は 「横ばい」 とはいえ
人が森を荒らせば その影響は 生息に及ぶはず

ホタルの生息区域は 人が手を入れて来なかった所に多いです
逆に「森を手入れする」ことは ホタルにとってどうなのでしょうか


     by  Oak.

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8月の果実

残暑厳しい というか
猛暑日になりそうな 相生山緑地
マツの尾根に クリの実を見つけました
クリIMG_6169 (640x426)
今日は 森の果実を探して歩きます
ムクノキIMG_6171 (640x427)
ムクノキ(椋の木) もう大きくなってきています
鳥たちの大好物 競っても負けるでしょうね 試食挑戦
ソヨゴIMG_6175 (640x427)
ソヨゴ(冬青) 真っ赤になるのは 未だ未だ先
でも ぶぅらりぶうらり 揺れて 目立ってました
シャシャンボIMG_6180 (640x427)
シャシャンボ(小小坊) 今年の実りは少ないです
寒くなったら 黒紫色 そのときまでは お預け
余り少なければ 今年は ガマンしよう・・・ねっ
ノブドウIMG_6185 (640x427)
ノブドウ(野葡萄) ブローチみたい 色トリドリ
葡萄の仲間でも この子は食べられない
みんなが 色ほめて 名残惜し気に通り過ぎます

森の木の果実たちは 秋の風を押しとどめて 
もう少しの間 暑い日々を 求めているのかもしれません

     by  アイ

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処 暑

暑さとどまり 初秋始まる
処暑IMG_6194 (640x427)
ススキ(薄)出穂  ナツハゼ(夏櫨)紅葉
相生山緑地南の住宅地 道路沿いに「秋の寄せ植え」

きのう 名古屋市の南部でとらえた 大積乱雲の崩れた夕焼け
スパーセルIMG_6198 (2) (640x385)
尾張西部・三河東部 荒れ模様 落雷被害も・・・
今日になって「スーパーセル=巨大積乱雲発生か?!」と報道されました

「異常気象」が いつの間にか通常になって
この国の季節も 少しずつ変わっていくのだろうか
私たちの欲を抑えることで とどめることは出来るのだろうか

    by  R.62

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